2006年05月31日

雑誌「オール投資」徹底検証(22)2005/3/15 号の低PBRランキングの全銘柄

 次に、2005/3/15 号の「低PBRランキング」に載っている全銘柄の株価の変動を調べました。
 方法は雑誌「オール投資」徹底検証(21)
http://otsu.seesaa.net/article/18580803.html と同じです。
 結果は、次の通りです。
 右端の二つの数値は特にPBRが低い20銘柄であり、これは 雑誌「オール投資」徹底検証(16)
http://otsu.seesaa.net/article/18338563.html のときの20銘柄と同じものです。

2005/3/15 号の低PBRランキング

  TO  全株価 全株価 20株価 20株価
週 PIX 平均値 相対値 平均値 相対値
1 0.996  1.043  1.047  1.033  1.036
2 1.002  1.097  1.094  1.064  1.061
3 0.995  1.066  1.071  1.021  1.026
4 0.986  1.035  1.050  0.994  1.008
5 0.992  1.050  1.058  1.052  1.061
6 0.925  1.004  1.086  0.989  1.069
7 0.944  1.023  1.085  1.002  1.062
8 0.943  1.044  1.106  1.012  1.073
9 0.961  1.061  1.105  1.022  1.064
10 0.936  1.041  1.112  1.014  1.083
11 0.948  1.033  1.089  1.020  1.076
12 0.952  1.004  1.056  0.985  1.035
13 0.955  1.024  1.073  0.980  1.026
14 0.958  1.021  1.065  0.995  1.038
15 0.976  1.045  1.071  1.009  1.034
16 0.968  1.041  1.075  0.989  1.022
17 0.989  1.048  1.061  1.009  1.021
18 0.988  1.076  1.090  1.020  1.033
19 0.993  1.082  1.090  1.070  1.077
20 0.992  1.092  1.101  1.076  1.085
21 1.010  1.108  1.097  1.065  1.055
22 0.993  1.086  1.094  1.039  1.046
23 1.041  1.123  1.079  1.074  1.032
24 1.058  1.139  1.076  1.101  1.040
25 1.049  1.136  1.083  1.094  1.043
26 1.076  1.142  1.062  1.097  1.020
27 1.092  1.163  1.065  1.113  1.019
28 1.127  1.189  1.054  1.130  1.002
29 1.156  1.198  1.037  1.135  0.982
30 1.176  1.193  1.014  1.112  0.945
31 1.172  1.194  1.019  1.119  0.955
32 1.161  1.218  1.049  1.173  1.010
33 1.147  1.207  1.052  1.157  1.008
34 1.204  1.249  1.038  1.198  0.995
35 1.249  1.286  1.029  1.210  0.969
36 1.234  1.306  1.059  1.276  1.034
37 1.273  1.331  1.045  1.267  0.995
38 1.286  1.317  1.024  1.246  0.968
39 1.331  1.398  1.050  1.322  0.993
40 1.348  1.452  1.077  1.379  1.023
41 1.325  1.439  1.086  1.401  1.057
42 1.374  1.445  1.052  1.396  1.015

 これまた、あまりぱっとしません。
 雑誌「オール投資」徹底検証(16)
http://otsu.seesaa.net/article/18338563.html と比べると、株価相対値が 1.0 未満になることがない点は評価できます。つまり、特にPBRが低かった20銘柄よりも、全銘柄のほうが結果的によかったということです。これはちょっと説明に苦しむ現象だと思います。

2006年05月30日

雑誌「オール投資」徹底検証(21)2004/12/15 号の低PBRランキングの全銘柄

 乙は、「オール投資」の「低PBRランキング」に載っている全銘柄の株価の変動を調べて、株価平均値と株価相対値を計算することにしました。それぞれの号でだいたい 100-150 くらいの銘柄が並んでいます。
 今までは、低PBR銘柄の中でも特にPBRが低い銘柄を(20-30銘柄くらい)取り上げて、その後の株価の推移を調べたのですが、調べる銘柄をもう少し増やしたらどうなるかという問題を考えてみたわけです。ここまで銘柄を増やすと、途中で株式分割を実施している銘柄もあったりして、その調整をせざるを得ず、計算がだいぶ面倒になってきました。
 まずは、2004/12/15 号です。以下の計算で、「オール投資」2004/12/15 号の低PBRランキングに載っている全銘柄を12月6日に購入した場合のその後の株価の推移をシミュレーションしていることになります。
 結果は、以下のようになりました。
 右端の二つの数値は特にPBRが低い30銘柄であり、これは 雑誌「オール投資」徹底検証(15)
http://otsu.seesaa.net/article/18290829.html のときの30銘柄と同じものです。

2004/12/15 号の低PBRランキング

  TO  全株価 全株価 30株価 30株価
週 PIX 平均値 相対値 平均値 相対値
1 0.984  1.014  1.031  1.021  1.038
2 1.005  1.032  1.027  1.040  1.034
3 1.028  1.050  1.021  1.056  1.027
4 1.045  1.094  1.047  1.120  1.072
5 1.049  1.109  1.058  1.130  1.077
6 1.042  1.132  1.086  1.177  1.130
7 1.032  1.133  1.098  1.184  1.147
8 1.038  1.140  1.098  1.187  1.143
9 1.046  1.164  1.113  1.224  1.171
10 1.059  1.203  1.136  1.241  1.172
11 1.057  1.200  1.135  1.255  1.187
12 1.067  1.243  1.165  1.295  1.214
13 1.087  1.302  1.197  1.399  1.287
14 1.083  1.355  1.251  1.490  1.376
15 1.090  1.408  1.293  1.531  1.405
16 1.082  1.364  1.261  1.462  1.352
17 1.072  1.335  1.245  1.450  1.353
18 1.078  1.343  1.246  1.447  1.342
19 1.005  1.280  1.274  1.388  1.381
20 1.026  1.308  1.275  1.410  1.374
21 1.025  1.345  1.311  1.458  1.422
22 1.044  1.361  1.304  1.478  1.416
23 1.018  1.336  1.313  1.423  1.398
24 1.031  1.335  1.295  1.434  1.391
25 1.034  1.293  1.249  1.380  1.334
26 1.038  1.309  1.261  1.390  1.340
27 1.042  1.321  1.268  1.418  1.362
28 1.061  1.322  1.247  1.453  1.370
29 1.052  1.326  1.260  1.439  1.367
30 1.075  1.339  1.246  1.460  1.358
31 1.074  1.376  1.281  1.506  1.403
32 1.080  1.390  1.287  1.574  1.458
33 1.078  1.399  1.297  1.584  1.469
34 1.098  1.408  1.282  1.565  1.426
35 1.080  1.379  1.277  1.546  1.432
36 1.131  1.427  1.261  1.559  1.378
37 1.151  1.436  1.248  1.569  1.363
38 1.140  1.433  1.257  1.595  1.399
39 1.169  1.464  1.252  1.610  1.377
40 1.187  1.486  1.252  1.599  1.347
41 1.225  1.509  1.232  1.625  1.326
42 1.256  1.538  1.224  1.703  1.356
43 1.279  1.543  1.206  1.642  1.284
44 1.274  1.570  1.232  1.647  1.293
45 1.262  1.577  1.249  1.655  1.311
46 1.247  1.580  1.267  1.629  1.306
47 1.309  1.606  1.227  1.690  1.291
48 1.358  1.638  1.206  1.697  1.250
49 1.341  1.691  1.260  1.773  1.322
50 1.384  1.705  1.232  1.826  1.319
51 1.398  1.693  1.211  1.815  1.298
52 1.447  1.764  1.219  1.937  1.338
53 1.466  1.828  1.247  2.006  1.369
54 1.440  1.814  1.260  1.987  1.380
55 1.494  1.835  1.228  2.053  1.374

 雑誌「オール投資」徹底検証(15)
http://otsu.seesaa.net/article/18290829.html のときの30銘柄と比べると、全株価では明らかに成績が落ちています。単純に考えて、銘柄を増やすと、PBR があまり低くないものも含まれてくるので、成績が下がるのだろうと思います。

2006年05月29日

雑誌「オール投資」徹底検証(20)とりあえずのまとめ

 ここまで調べてきた結果について、まとめておきましょう。
 乙は、「オール投資」の 2004/12/15 号、2005/3/15 号、2005/6/15 号、2005/9/15 号、2005/12/15 号に載っている「低PBRランキング」の銘柄(雑誌に掲載されている全部でなく、特にPBRが低い20-30銘柄)の株価のその後の変動を TOPIX との相対的な上昇・下落で見てきました。
 その結果、次のようなことがわかりました。
 2004/12/15 号:とてもいい成績です。TOPIX とは無関係に株価が上昇しました。21-22 週くらいで売るとよかったです。TOPIX と比べて4割程度の上昇が見込めます。
 2005/3/15 号:あまりいい成績ではありません。10-11 週、あるいは 19-20 週のころ売るとよかったです。TOPIX と比べて7-8% 程度の上昇が見込めます。
 2005/6/15 号:TOPIX の上昇で一見いい結果になっていますが、株価相対値で見ると、大したことはありません。7-8 週のころに、7% ほど上昇するにすぎません。
 2005/9/15 号:TOPIX の上昇で一見いい結果になっていますが、株価相対値で見ると、大したことはありません。18-19 週のころに、1割ほど上昇するにすぎません。
 2005/12/15 号:ある程度いい成績です。TOPIX とは連動せずに、株価が緩やかに上昇しました。6-10 週、および 19-21 週のころに2割くらいの上昇になります。

 以上の5冊分を検討すると、2005/6/15 号、および 2005/9/15 号は、一見いい結果に見えますが、実は大した成績ではないことがわかります。2005/3/15 号は、当初、乙がよくない成績だと判断しましたが、データで検証してみると、そんなに悪いわけではなく、むしろ、これが普通のことだといえそうです。
 2004/12/15 号は、なぜかはわかりませんが、とてもいい結果になっています。この号では、0.43 倍未満の銘柄が掲載されており、全体に低PBRの銘柄が多かったようです。2005/3/15 号では 0.52 倍以下、2005/6/15 号では 0.62 倍以下、2005/9/15 号では 0.70 倍以下、2005/12/15 号では 0.81 倍以下の銘柄が記載されており、号を追うごとにだんだん PBR が大きくなっています。PBRが低ければ低いほど株価の上昇が期待されますから、2004/12/15 号は、絶好のチャンスだったのかもしれません。
 2005/12/15 号も、かなりの好成績を見せるので、もしかすると、毎年 12/15 号がねらい目なのかもしれません。各企業の決算時期などの影響でしょうか。それを明らかにするためには、2003/12/15 号や 2002/12/15 号を検証してみる必要があります。しかし、「オール投資」の 2003/12/15 号を見てみると、低PBRランキングは掲載されていませんでした。残念です。2002/12/15 号は未見ですが、これにもたぶんないでしょう。

2006年05月28日

雑誌「オール投資」徹底検証(19)2005/12/15 号の低PBRランキングの推移

 乙は、次に「オール投資」の 2005/12/15 号に載っている「低PBR」の銘柄のその後の値動きについて調べてみました。雑誌「オール投資」徹底検証(13)
http://otsu.seesaa.net/article/18192822.html に載っている17銘柄の株価について調べてみました。
 方法は雑誌「オール投資」徹底検証(15)
http://otsu.seesaa.net/article/18290829.html と同じです。基準値は2005年12月5日を使いました。ここでもまた、2006年5月22日までの株価データを使いました。
 結果は以下の通りです。

     株価  株価
週 TOPIX 平均値 相対値
1 1.01 1.015 1.003
2 0.99 1.054 1.059
3 1.03 1.090 1.057
4 1.05 1.153 1.101
5 1.04 1.243 1.197
6 1.05 1.267 1.212
7 0.99 1.182 1.189
8 1.07 1.236 1.158
9 1.07 1.275 1.189
10 1.01 1.225 1.210
11 0.98 1.067 1.084
12 1.04 1.146 1.105
13 1.02 1.096 1.076
14 1.05 1.144 1.091
15 1.06 1.168 1.105
16 1.06 1.171 1.104
17 1.10 1.208 1.100
18 1.11 1.218 1.095
19 1.08 1.227 1.140
20 1.07 1.203 1.123
21 1.07 1.237 1.151
22 1.10 1.195 1.088
23 1.05 1.194 1.134
24 1.01 1.181 1.168

 TOPIX は、この間、あまり上昇していませんが、株価平均値はある程度上昇しており、したがって、株価相対値もまたある程度の好成績を出しています。ピークは、6週と10週に見られます。TOPIX よりも2割増です。21週のところもまあまあいい結果ですが、ちょっとしたピークといえるでしょう。

2006年05月27日

雑誌「オール投資」徹底検証(18)2005/9/15 号の低PBRランキングの推移

 乙は、次に「オール投資」の 2005/9/15 号に載っている「低PBR」の銘柄のその後の値動きについて調べてみました。雑誌「オール投資」徹底検証(12)
http://otsu.seesaa.net/article/18152739.html に載っている19銘柄の株価について調べてみました。
 方法は雑誌「オール投資」徹底検証(15)
http://otsu.seesaa.net/article/18290829.html と同じです。基準値は2005年9月6日を使いました。また、2006年5月22日までの株価データを使いました。2005年12月までのデータでは期間が短すぎると思ったからです。
 さっそく結果を示します。

     株価  株価
週 TOPIX 平均値 相対値
1 1.01 1.000 0.985
2 1.05 1.027 0.980
3 1.07 1.030 0.959
4 1.09 1.014 0.927
5 1.09 1.011 0.928
6 1.08 1.038 0.962
7 1.07 1.053 0.987
8 1.12 1.089 0.973
9 1.16 1.103 0.950
10 1.15 1.116 0.973
11 1.18 1.141 0.964
12 1.20 1.169 0.978
13 1.24 1.202 0.971
14 1.25 1.252 0.999
15 1.23 1.254 1.018
16 1.28 1.294 1.013
17 1.30 1.363 1.051
18 1.29 1.433 1.115
19 1.29 1.455 1.124
20 1.23 1.329 1.080
21 1.32 1.398 1.059
22 1.33 1.416 1.067
23 1.25 1.373 1.095
24 1.22 1.214 0.997
25 1.28 1.320 1.028
26 1.26 1.310 1.040
27 1.30 1.306 1.007
28 1.31 1.320 1.009
29 1.31 1.357 1.034
30 1.36 1.388 1.021
31 1.38 1.380 1.002
32 1.33 1.372 1.030
33 1.33 1.311 0.989
34 1.33 1.303 0.980
35 1.36 1.336 0.983
36 1.30 1.294 0.993
37 1.25 1.245 0.994

 株価平均値は、いい成績を残していますが、これが TOPIX の影響であることは明らかです。
 株価相対値を見ると、あまりいい成績ではありません。
 株価相対値でいうと(株価平均値でも同じですが)、18-19 週がピークになりますが、TOPIX を基準にすれば1割増程度の成績です。

2006年05月26日

雑誌「オール投資」徹底検証(17)2005/6/15 号の低PBRランキングの推移

 乙は、次に「オール投資」の 2005/6/15 号に載っている「低PBR」の銘柄のその後の値動きについて調べてみました。雑誌「オール投資」徹底検証(11)
http://otsu.seesaa.net/article/18152739.html に載っている22銘柄の株価について調べてみました。
 方法は雑誌「オール投資」徹底検証(15)
http://otsu.seesaa.net/article/18290829.html と同じです。基準値は2005年6月6日を使いました。
 さっそく結果を示します。

     株価  株価
週 TOPIX 平均値 相対値
1 1.00 1.011 1.008
2 1.02 1.026 1.004
3 1.01 1.037 1.023
4 1.04 1.050 1.014
5 1.03 1.072 1.037
6 1.04 1.107 1.064
7 1.04 1.113 1.071
8 1.06 1.134 1.072
9 1.04 1.098 1.055
10 1.09 1.141 1.046
11 1.11 1.189 1.072
12 1.10 1.162 1.058
13 1.13 1.188 1.055
14 1.14 1.183 1.035
15 1.18 1.215 1.029
16 1.21 1.216 1.005
17 1.23 1.218 0.989
18 1.23 1.226 0.999
19 1.22 1.234 1.014
20 1.20 1.239 1.031
21 1.26 1.275 1.011
22 1.31 1.315 1.005
23 1.29 1.302 1.007
24 1.33 1.319 0.989
25 1.35 1.341 0.995
26 1.39 1.371 0.983
27 1.41 1.417 1.003
28 1.39 1.407 1.014
29 1.44 1.469 1.021

 株価平均値は、かなり上昇し、いい結果になっていますが、それは 10 週目くらいからの TOPIX の上昇によるものであることは明らかです。
 TOPIX の影響を除いた株価相対値で見ると、大した結果になっていません。
 株価相対値では、7-8 週ころがピークになりますが、7% ほどの上昇にすぎません。
 乙は、雑誌「オール投資」徹底検証(11)
http://otsu.seesaa.net/article/18071867.html で、「オール投資」の 2005/6/15 号に載っている「低PBR」の銘柄もいい成績だと述べましたが、それは、低PBRの影響ではなく、平均株価が上がったことで説明されてしまいます。

2006年05月25日

雑誌「オール投資」徹底検証(16)2005/3/15 号の低PBRランキングの推移

 乙は、次に「オール投資」の 2005/3/15 号に載っている「低PBR」の銘柄のその後の値動きについて調べてみました。雑誌「オール投資」徹底検証(7)
http://otsu.seesaa.net/article/17871443.html に載っている20銘柄の株価について調べてみました。
 方法は雑誌「オール投資」徹底検証(15)
http://otsu.seesaa.net/article/18290829.html と同じです。基準値は2005年3月7日を使いました。
 さっそく結果を示します。

     株価  株価
週 TOPIX 平均値 相対値
1 1.00 1.033 1.036
2 1.00 1.064 1.061
3 1.00 1.021 1.026
4 0.99 0.994 1.008
5 0.99 1.052 1.061
6 0.92 0.989 1.069
7 0.94 1.002 1.062
8 0.94 1.012 1.073
9 0.96 1.022 1.064
10 0.94 1.014 1.083
11 0.95 1.020 1.076
12 0.95 0.985 1.035
13 0.95 0.980 1.026
14 0.96 0.995 1.038
15 0.98 1.009 1.034
16 0.97 0.989 1.022
17 0.99 1.009 1.021
18 0.99 1.020 1.033
19 0.99 1.070 1.077
20 0.99 1.076 1.085
21 1.01 1.065 1.055
22 0.99 1.039 1.046
23 1.04 1.074 1.032
24 1.06 1.101 1.040
25 1.05 1.094 1.043
26 1.08 1.097 1.020
27 1.09 1.113 1.019
28 1.13 1.130 1.002
29 1.16 1.135 0.982
30 1.18 1.112 0.945
31 1.17 1.119 0.955
32 1.16 1.173 1.010
33 1.15 1.157 1.008
34 1.20 1.198 0.995
35 1.25 1.210 0.969
36 1.23 1.276 1.034
37 1.27 1.267 0.995
38 1.29 1.246 0.968
39 1.33 1.322 0.993
40 1.35 1.379 1.023
41 1.32 1.401 1.057
42 1.37 1.396 1.015

 28 週くらいから TOPIX が上昇を始めます。2005年後半の株価の上昇時期です。これに合わせて株価平均値も上昇していきますが、株価相対値を見てみると、全体としてぱっとしません。
 「オール投資」の 2005/3/15 号に載っている「低PBR」の銘柄を購入したとしても、株価はせいぜい 7-8% 程度しか上昇しませんでした。それは、10-11 週、あるいは 19-20 週のころです。
 「オール投資」の 2004/12/15 号の場合と同じく、5ヶ月程度で売るのがよさそうです。

2006年05月24日

雑誌「オール投資」徹底検証(15)2004/12/15 号の低PBRランキングの推移

 乙は、「オール投資」の 2004/12/15 号に載っている「低PBR」の銘柄のその後の値動きについて調べてみました。
 雑誌「オール投資」徹底検証(10)
http://otsu.seesaa.net/article/18012873.html に載っている30銘柄の株価が、その後どう推移したかを12月6日の終値を基準として、平均値で求めてみました。各銘柄の重みを同じにした場合の平均値を計算していることになります。また、TOPIX の値も同様に12月6日の終値を基準にしてその後の推移を求めました。毎週月曜日の株価の終値のデータを取得し、2005年12月26日まで追いかけました。
 結果は、次の通りです。
 最初が2004年12月6日を基準に何週目か(何週間経ったか)という数値です。1年ちょっと計算しましたので、55週が最後になります。
 次が、TOPIX の数値です。12月6日と比べて何倍になったかを示します。
 三つ目が30銘柄の株価の平均値です。個別の株価を12月6日の終値で割り算して、毎週何倍になったかを求め、それを30銘柄分足して30で割りました。(株価が求められなかったケースもありましたので、実際に計算しているのは30未満です。)仮に、株価平均値とでも呼んでおきましょう。損切りなどはしなかったものとして計算しました。
 最後の四つ目が、株価平均値を TOPIX の数値で割ったもので、TOPIX と比べてどれくらい株価平均値が上昇・下落したかを示します。これを株価相対値と呼びましょう。

     株価  株価
週 TOPIX 平均値 相対値
1 0.98 1.021 1.038
2 1.01 1.040 1.034
3 1.03 1.056 1.027
4 1.05 1.120 1.072
5 1.05 1.130 1.077
6 1.04 1.177 1.130
7 1.03 1.184 1.147
8 1.04 1.187 1.143
9 1.05 1.224 1.171
10 1.06 1.241 1.172
11 1.06 1.255 1.187
12 1.07 1.295 1.214
13 1.09 1.399 1.287
14 1.08 1.490 1.376
15 1.09 1.531 1.405
16 1.08 1.462 1.352
17 1.07 1.450 1.353
18 1.08 1.447 1.342
19 1.01 1.388 1.381
20 1.03 1.410 1.374
21 1.03 1.458 1.422
22 1.04 1.478 1.416
23 1.02 1.423 1.398
24 1.03 1.434 1.391
25 1.03 1.380 1.334
26 1.04 1.390 1.340
27 1.04 1.418 1.362
28 1.06 1.453 1.370
29 1.05 1.439 1.367
30 1.07 1.460 1.358
31 1.07 1.506 1.403
32 1.08 1.574 1.458
33 1.08 1.584 1.469
34 1.10 1.565 1.426
35 1.08 1.546 1.432
36 1.13 1.559 1.378
37 1.15 1.569 1.363
38 1.14 1.595 1.399
39 1.17 1.610 1.377
40 1.19 1.599 1.347
41 1.23 1.625 1.326
42 1.26 1.703 1.356
43 1.28 1.642 1.284
44 1.27 1.647 1.293
45 1.26 1.655 1.311
46 1.25 1.629 1.306
47 1.31 1.690 1.291
48 1.36 1.697 1.250
49 1.34 1.773 1.322
50 1.38 1.826 1.319
51 1.40 1.815 1.298
52 1.45 1.937 1.338
53 1.47 2.006 1.369
54 1.44 1.987 1.380
55 1.49 2.053 1.374

 30週以上経ってから TOPIX が上昇し始めます。これが、2005年秋以降の株価の大幅上昇です。2005年末には TOPIX が 1.5 倍にもなってしまうんですね。
 株価平均値は、21-22 週までどんどん上がります。このころまでは TOPIX の変動がほとんどないので、低PBR銘柄の株価平均値はほぼ株価相対値と同じです。21-22 週で約 1.5 倍まで上昇し、ピークを付けます。約5ヶ月後ということです。
 34-35 週くらいから TOPIX が上昇するのに合わせて、さらに株価平均値が上昇していきます。平均株価の変動が30銘柄にもいい影響を与えているのです。34-35 週あたりからの株価相対値を見ると、むしろ下がっています。ですから、平均株価の上昇によって、いい成績を出していますが、TOPIX の上昇ほどには上昇していないと見るべきです。低PBRという特徴(効果)は、ずっと残るわけではないということです。
 株価相対値では、32-33 週が真のピークになります。しかし、21-22 週のころのピークに比べると、3ヶ月も経ち、しかも上昇分は大したものではないので、売るなら、21-22 週あたりでしょう。
 以上の検討から、「オール投資」の 2004/12/15 号に載っている「低PBR」の銘柄を購入した場合の、事後の戦略がわかります。じっと保持しておき、5ヶ月程度経ったら、売るということです。

2006年05月23日

雑誌「オール投資」徹底検証(14)とりあえずのまとめ

 乙は、「オール投資」の 2004/12/15 号、2005/3/15 号、2005/6/15 号、2005/9/15 号、2005/12/15 号に載っている「低PBR」の銘柄のチャートをたくさん見ました。(他の銘柄のチャートも見ましたけれど。)
 それらの全体の印象を考えてみると、2005/3/15 号とそれ以外の差は、投資時期の違いとして納得できるように思えてきました。
 なぜ 2005/3/15 号の低PBR銘柄はうまく行かなかったのでしょうか。
 思い起こすと、2005年4月下旬から5月上旬にかけて平均株価がかなり下がった時期がありました。2005年3月7日に発売された「オール投資」を見て、低PBRの銘柄の株を購入したとしましょう。すると、4月〜5月のきつい下げ(1割以上株価が下がったこと)により、ここで損切りしてしまったと考えられます。だから、○が多く付かず、×が増えてしまったのです。実際は、その後、上昇する株も多かったのですが、とりあえず、検討材料にする際、乙は、機械的に、買値よりも1割下がったら損切りすると決めてチャートを見ていった(そして○×を決めた)のでした。
 逆に、2005/3/15 号以外の低PBR銘柄はうまく行きました。平均株価が上昇したからです。
 2005年4月〜5月の下げをのぞけば、基本的には、この間、株価は上昇傾向にありました。ということは、平均株価が上昇する時期に、低PBRの銘柄の株を買えばいいということになります。
 一般論として、低PBR(かつ低PER)の株は「割安株」あるいは「バリュー株」と呼ばれ、これを買えばいい成績を上げることが期待されます。内藤忍(2005.1)『内藤忍の資産設計塾』自由国民社
http://otsu.seesaa.net/article/16754281.html
においても、データに基づき、平均株価に投資するよりも割安株に投資する方が成績がよいことが指摘されていました。
 ただし、問題がいくつか残ります。
 第1に、今まで乙はたくさんの銘柄のチャートを単純に眺めて、上がった、下がったと判断してきたのですが、平均株価が重要だ(個別株の上昇・下落を見るときに平均株価の影響がある)ということになると、単純な上昇・下落ではなくて、平均株価と比べた場合の上昇・下落を考えなければならないということです。今まで述べてきたことを全面的に再検討しなければなりません。
 第2に、これからの時期が平均株価の上昇時期に当たるのかどうなのかということです。未来のことは誰にもわかりません。乙は、2006年内くらいは株価は基本的に上昇傾向にあると思いますので、今は株を買うチャンスということになります。
 第3に、買った株をいつ売ればいいのかということです。株を売る時期は、買うときよりもいっそうむずかしいものです。これについても、2005年の「オール投資」を参考に、いつごろ何を基準にして売ればいいのかを考えたいと思います。この結論が出れば、あとはそれにしたがって株の売買をすればいいことになります。

 乙の当面の結論をまとめましょう。株価が上昇することが期待されるときに「オール投資」を3ヶ月ごとに買って、その「低PBRランキング」に載っている銘柄を買えばいいということです。
 次の「オール投資」の低PBRランキングは、6月5日(月)発売の 2006/6/15 号に載ります。
 乙は、このときを狙って、上の方針に基づいた株の購入をするのも有力ではないかと考えています。

2006年05月22日

雑誌「オール投資」徹底検証(13)2005/12/15 号の低PBR

 さらに、3ヶ月後の「オール投資」を見ましょう。2005/12/15 号(12/5発売)の「低PBRランキング」です。
 12月5日の終値で当該の株を買ったとして、その後どうなったかを調べます。

☆2005/12/15 号(12/5発売)
低PBR ランキング
0.50倍以下
○7551
×9656
○7430
=7997
○9971
○9053
?9827
○7851
○9537
○7869
○8045
○7219
?3890
○5921
?1904
○7968
○9976

 これまた、割にうまく行っています。
 ただし、この号は、まだ充分時間が経っておらず、成功・失敗を判断するには早すぎるように思います。
 やはり、1年くらいようすを見なければなりません。
 さて、ここまでの結論ですが、株を買うなら低PBRのものを買うのがいいということになります。
 そして、2004/12/15 号、2005/3/15 号、2005/6/15 号、2005/9/15 号、2005/12/15 号を見たところ、2005/3/15 号以外は、大変うまく行っています。
 なぜ 2005/3/15 号はうまく行かないのでしょうか。
 大きな謎です。

2006年05月21日

雑誌「オール投資」徹底検証(12)2005/9/15 号の低PBR

 「低PBRランキング」は、どうにも気になります。
 そこで、さらに3ヶ月うしろに移動して、2005/9/15 号(9/5発売)を見てみることにしましょう。こういう過去の雑誌の検証はまったくタイムマシンみたいなもので、過去の好きな日にさっと移動できるのですね。
 9月5日の終値で当該の株を買ったとして、その後どうなったかを調べます。

☆2005/9/15 号(9/5発売)
低PBR ランキング
0.35倍以下
○8104 ゆっくり上がる
○7219 上がる

0.40倍以下
○1841 上がる
○1743 上がる
○9053 ゆっくり上がる
○5277 上がる

0.50倍以下
○3598 上がる
?9656 上がったり下がったり
○7430 上がる
○9829 上がる
○7869 上がる
○8247 上がる
○1884 上がる
○9895 上がる
×9971 11月ころ下がる
○8139 上がり続ける
=9085 鳴かず飛ばず
○9060 上がる
?9941 上がったり下がったり

 これまたお見事です。まあ、その後の株高があるから、何でもうまくいったという見方もできますが。
 この号からは、まだ1年経っていないので、検証には期間が短すぎますが、一応の傾向は把握できるように思います。低PBR路線はかなり有効です。

2006年05月20日

雑誌「オール投資」徹底検証(11)2005/6/15 号の低PBR

 2004/12/15 号 で「低PBRランキング」にしたがって株を買えば、大成功だったわけですが、2005/3/15 号 はそうではありませんでした。これは大いに気になります。
 そこで、3ヶ月後の 2005/6/15 号(6/6発売)の「低PBRランキング」を見てみることにしましょう。
 6月6日の終値で当該の株を買ったとして、その後どうなったかを調べます。

☆2005/6/15 号(6/6発売)
0.35倍以下
○3598 ゆっくり上がる
○8104 ゆっくり上がる
○9053 ゆっくり上がる
○5277 上がる
=8514 11月まで鳴かず飛ばずだが、その後上がる

0.40倍以下
○8247 上がる
○9904 上がる
○1904 上がる
○8139 上がる
○9895 上がる
=4366 鳴かず飛ばず
○8045 上がる

0.45 倍以下
=9656 鳴かず飛ばず
○1884 上がる
○5237 上がる
○9060 上がる
○7968 上がる
=9537 9月ころまで鳴かず飛ばず、その後上がる
○6304 上がる
=9829 10月まで鳴かず飛ばず
○3599 上がる
○4625 上がる

 これまたすばらしい成績です。やはり低PBR路線は正しいのではないでしょうか。

2006年05月19日

雑誌「オール投資」徹底検証(10)2004/12/15 号[3]

 2004/12/15 号(12/6発売) は、各種ランキングが載っているので、3回に分けて検証します。
 これが3回目で最終回です。

☆2004/12/15 号(12/6発売)

低PBRランキング(0.35倍未満)
○7551 上がり続ける
○6821 上がり続ける
○9408 上がり続ける
○9817 ゆるやかに上がり続ける
○7219 上がり続ける
○3598 上がり続ける
○7997 上がり続ける
○9053 上がり続ける
○5922 上がり続ける
○1905 上がり続ける
○1872 上がり続ける
○7973 上がり続ける
○7887 上がり続ける
○9679 上がり続ける
○9078 上がり続ける
○7923 上がり続ける
○9895 上がり続ける
○9879 2月まで鳴かず飛ばずだが、その後上がり続ける
○1902 上がり続けるが、5月に元に戻る
=9626 6月まで鳴かず飛ばず
○9960 上がり続ける
○4366 3月のピークの後はだらさがり
○9624 上がり続ける
○9866 上がり続ける
○7490 上がり続ける
○8191 上がり続ける
=8514 11月まで鳴かず飛ばず
○9768 2月まで鳴かず飛ばずだが、その後上がり続ける
○7932 上がり続ける
○4683 上がり続ける

 お見事!! ピンポーン!! 大正解です。やっと鉱脈を探し当てました。これで株の買い方は決まりです。低PBRの銘柄を買えば、相当な確率で株価の上昇がねらえます。
 しかし、雑誌「オール投資」徹底検証(7)
http://otsu.seesaa.net/article/17871443.html で述べたように、2005/3/15 号(3/7発売) の「低PBRランキング」は大したことなかったのです。
 2004/12/15 号 と 2005/3/15 号 は何が違うのでしょうか。
 これを解明しなければ、安心して低PBR株に投資できません。

 それにしても、いろいろ探した結果、編集部が一生懸命(?)調べて書いた特集記事よりも、単純なデータに基づく低PBR銘柄のほうがその後の成績がいいというのは、皮肉なものですね。「オール投資」編集部の皆様、ご苦労様でした。脱力感を感じる向きもあるかもしれませんが、今後とも雑誌の発行を継続してください。

2006年05月18日

雑誌「オール投資」徹底検証(9)2004/12/15 号[2]

 2004/12/15 号(12/6発売) は、各種ランキングが載っているので、3回に分けて検証します。
 今回は、その2回目です。

☆2004/12/15 号(12/6発売)

最高益更新ランキング
=7203 6月まで鳴かず飛ばず
×9437 下がる
=5401 7月まで鳴かず飛ばず
○6326 上がり続ける
=9433 7月まで鳴かず飛ばず
○7751 上がり続ける
○8058 上がり続ける
○5001 上がり続ける
○8031 上がり続ける
=9104 6月まで鳴かず飛ばず
=5411 7月まで鳴かず飛ばず
○8309 上がり続ける
○8411 上がり続ける
9434(どこかと合併したか?)
○5405 上がり続ける
○9101 上がり続ける
×6724 下がり続ける
=9107 上がったり下がったり
=9432 6月まで鳴かず飛ばず
?6857 2月まであがるが、その後下がる
=9022 8月まで鳴かず飛ばず
=6902 7月まで鳴かず飛ばず
=5201 9月まで鳴かず飛ばず
○8591 上がり続ける
○1604 上がり続ける
=7741 4月まで鳴かず飛ばず
=9531 8月まで鳴かず飛ばず
○6301 上がり続ける
=6954 6月まで鳴かず飛ばず
=4063 6月まで鳴かず飛ばず

四季報新春号からピックアップ 編集部が注目する15銘柄はコレだ
?2918 2月まであがるが、その後下がる
=4185 6月まで鳴かず飛ばず
○4229 上がり続ける
×4704 下がり続ける
○6101 上がり続ける
○6383 上がり続ける
○6504 上がり続ける
=8015 2月まで鳴かず飛ばず
=8568 5月まで鳴かず飛ばず
=8879 3月まで鳴かず飛ばず
=9037 10月まで鳴かず飛ばず
○9989 上がり続ける
○4548 3月にピークを付ける
=6735 7月まで鳴かず飛ばず
○6948 上がり続ける

低PERランキング(5.5倍未満)
○5397 上がり続ける
○4727 12/21 にピークで、その後下がる
○9053 上がり続ける
=1865 8月まで鳴かず飛ばず
?5448 上がったり下がったり
○7233 上がり続ける
=6344 8月まで鳴かず飛ばず
○5605 上がり続ける
○9647 上がり続ける
○6211 上がり続ける
=5450 9月まで鳴かず飛ばず
○5446 2月にピークを付けるが、その後下がる
○7449 上がり続ける
○7399 上がり続ける
○9358 ゆるやかに上昇
=9923 上がったり下がったり
○7945 上がり続ける
×7202 下がる。7月以降に回復
=6298 7月まで鳴かず飛ばず

 最高益更新ランキングは、あまり大したことありません。
 「四季報新春号からピックアップ 編集部が注目する15銘柄はコレだ」という特集も、あまり大したことありません。
 これらに比べると、低PERランキングは、かなりいけそうです。株を買うなら、低PERでしょうかね。

2006年05月17日

雑誌「オール投資」徹底検証(8)2004/12/15 号[1]

 乙は、すでに、「オール投資」の 2005/1/1-15 号から 2005/3/15 号までを1年後に見て、どの記事もあまりあてにならないという結論に達しました。
 念のため、1号だけ古い雑誌についても調べることにしました。2004/12/15 号(12/6発売) です。
 この号も、各種ランキングが出ているため、3回に分けて検証します。

☆2004/12/15 号(12/6発売)
 注目株
 ×8830 2月はじめにピークを付け、その後下げ、8月からの上昇相場で2400まであがる
 ×4042 3月に上がるが、その後、上下を繰り返す
 ○4768 上がり続ける
 ?6206

上方修正率ランキング 46%以上
東証1部
 ○8595 3月ころあがるが、6月ころ下がり、その後上がり続ける
 ○6103 上がり続ける
 ○7305 一応あがる
 ○6141 上がり続ける
○8395 一応あがる
○8563 一応あがる
?8362 あがったりさがったり
○5457 上がり続ける
?1819 あがったりさがったり
=5352 8月まで鳴かず飛ばず
○6355 上がり続ける
○8324 上がり続ける
○9409 上がり続ける
=5632 5月まで鳴かず飛ばず
○4544 上がり続ける
○4229 上がり続ける
○5002 上がり続ける
○1968 上がり続ける
○6941 上がり続ける
×5801 ややあがるが、7月まで下げ続ける
○4989 上がり続ける
=5445 7月まで鳴かず飛ばず
×7581 下がり続ける
○5017 上がり続ける
×9792 下がる
=6205 8月まで鳴かず飛ばず
○6381 上がり続ける
○5007 上がり続ける
?7231 あがったりさがったり
=1662 5月まで鳴かず飛ばず
東証2部
○2892 上がり続ける
?5446 あがったりさがったり
○6382 上がり続ける
○8087 上がり続ける
=5010 7月まで鳴かず飛ばず
=9873 ほとんど上下なし
○5566 3月まであがる。その後下がって、元に戻る
?5641 あがったりさがったり

上方修正額ランキング
=5401 7月まで鳴かず飛ばず
○5001 上がり続ける
○7267 わずかながら上がり続ける
○8058 上がり続ける
×7974 下がる
○9503 上がり続ける
○5405 上がり続ける
=5411 7月まで鳴かず飛ばず
○2914 上がり続ける
○8031 上がり続ける
=8403 7月まで鳴かず飛ばず
○5002 上がり続ける
=9432 6月まで鳴かず飛ばず
=6501 9月まで鳴かず飛ばず
=6502 9月まで鳴かず飛ばず
○5016 上がり続ける
4010(どこかと合併したか?)
=9205 ほとんど上下なし
○5012 上がり続ける
○5007 上がり続ける
=9104 6月まで鳴かず飛ばず
○6326 上がり続ける
○9101 上がり続ける
○6503 上がり続ける
×7202 下がる。7月以降に回復
=6902 7月まで鳴かず飛ばず
=6954 6月まで鳴かず飛ばず
○8591 上がり続ける
○8015 上がり続ける
=5201 9月まで鳴かず飛ばず
=5802 5月まで鳴かず飛ばず

 注目株は、ダメです。上方修正率ランキングはかなりいけそうですが、上方修正額ランキングはあまり大したことありません。まあまあといったところでしょうか。

2006年05月16日

雑誌「オール投資」徹底検証(7)2005/3/15 号[3]

 乙の流儀の検証7回目は 2005/3/15 号(3/7発売) の3回目です。
 ここまでで「オール投資」の3ヶ月分を見たことになりますので、一区切りです。

☆2005/3/15 号(3/7発売)
低PBR銘柄ランキング
0.35 以下
=3598 10月まで鳴かず飛ばず
?7219 9月ころまでごくわずか上がるだけ
=1905 7月まで鳴かず飛ばず
=9866 11月まで鳴かず飛ばず
○7490 上がる
=8514 11月まで鳴かず飛ばず
0.40 以下
=6821 10月まで鳴かず飛ばず
=7551 7月まで鳴かず飛ばず
?9078 ごくゆっくり上がる
=4622 ずっと鳴かず飛ばず
=7923 11月まで鳴かず飛ばず
=5922 ずっと鳴かず飛ばず
=9895 ずっと鳴かず飛ばず
=9053 ずっと鳴かず飛ばず
=9971 ずっと鳴かず飛ばず
×1902 下がる
=5956 11月まで鳴かず飛ばず
=8844 8月まで鳴かず飛ばず
=7887 7月まで鳴かず飛ばず
=4683 8月まで鳴かず飛ばず

最高益更新会社ランキング
×9437 4月まで下がる
○7203 上がる
×5401 5月の下げで売ったはず
○6326 上がり続ける
×9433 4月の下げで売ったはず
○8058 上がり続ける
○8031 上がり続ける
×5001 5月の下げで売ったはず
○5108 上がり続ける
×9104 5月の下げで売ったはず
×5411 5月の下げで売ったはず
=8309 8月まで鳴かず飛ばず
○5016 上がる
○1604 上がる
?9434(合併?)
=5405 8月まで鳴かず飛ばず
×9101 5月の下げで売ったはず
×6724 下がる
×9107 下がる
×9432 4月の下げで売ったはず

 「最高益更新会社ランキング」では、基本的にはその後上がった銘柄が多いので、目星をつけておいて、下がったタイミングで買うとよかったかもしれません。

 さて、3ヶ月分の雑誌を全体的に見て、どうだったでしょうか。乙の感じでは、「オール投資」は意外に苦戦しているように思います。
 あくまで、単純に、雑誌の発売日に推薦銘柄を購入して、株価が1割下がったら損切りし、上昇したら、そのままにする(あるいは2割上がったら利益確定する)というようなやり方を採用した場合ですが、乙が予想したほどにはいい成績にはなりませんでした。○や×の数を見てみてください。
 結論として、マネー雑誌は、銘柄選択の参考になる面もありますが、それを信じて株の売買をしても、あまり報われないということです。
 それに加えて、今回、乙が多数の銘柄の株価のチャートを眺めていて感じたことですが、チャートがお互いに似ていることが多いということです。つまり、株価全体=平均株価の動きに並行しているんですね。2005年でいうと、4月から5月の下げのときは、いろいろな銘柄が下げています。「連れ安」ということでしょう。
 株を買うときは、タイミングが大事なようです。株価が上昇しそうな割安株などに(マネー雑誌を読みながら)目をつけておいて、押し目買いをする、つまり安くなったときに買う(それまでじっと待つ)というのがどうもよさそうです。特に長期投資を考えたら、このやり方が基本に忠実であり、望ましい方法だということになります。株価が下がることなく、その銘柄を買い逃してしまっても気にする必要はありません。対象銘柄はたくさんありますから、その中で、下がったものを買えばいいのです。

2006年05月15日

雑誌「オール投資」徹底検証(6)2005/3/15 号[2]

 乙の流儀の検証6回目は 2005/3/15 号(3/7発売) の2回目です。

☆2005/3/15 号(3/7発売)
低PER銘柄ランキング(PER 7.0倍以下で予算50万円未満)
?1857(不明)
○6386 上がる
×9374 4月まで下がる
○9785 上がる
=5397 鳴かず飛ばず
=7613 9月まで鳴かず飛ばず、その後上がる
×2873 6月まで下がる
=1873 8月まで鳴かず飛ばず、その後上がる
×6211 5月の下げで売ってしまったはず(その後上がるが)
○9647 ゆっくり上がる
○4953 ゆっくり上がる
○7641 6月まで上がる
=8860 12月まで鳴かず飛ばず
○7939 上がる
×9053 4月の下げで売ってしまったはず(その後上がるが)
=5450 11月まで鳴かず飛ばず
×7202 5月の下げで売ってしまったはず(その後上がるが)
=8298 9月まで鳴かず飛ばず
×5410 5月の下げで売ってしまったはず(その後上がるが)
×5408 4月の下げで売ってしまったはず(その後上がるが)
=8201 12月まで鳴かず飛ばず
=9544 9月まで鳴かず飛ばず
○9311 ゆっくり上がる
○2756 上がる
○7907 上がる

四季報春号のイチ押し株 特選お宝15銘柄
○8058 上がる
×6868 11月まで鳴かず飛ばず、その後の急落で損失
×1754 8月までゆっくり下がり、そこで売ったはず
×9627 5月まで下がり、そこで売ったはず
○4321 上がる
○6664 4月まで急騰
=6121 9月まで鳴かず飛ばず
○2395 ゆっくり上がる
=9066 10月まで鳴かず飛ばず
○4523 ゆっくり上がる
×6924 下がる
○4708 ゆっくり上がる
×2202 5月まで下がり、そこで売ったはず
○4021 上がる
=5461 11月まで鳴かず飛ばず

高利回り銘柄ランキング(3%以上)
×1914 下がる
=3571 鳴かず飛ばず
○1726 上がる
×1935 下がる
×7523 下がる
=9909 鳴かず飛ばず
=7923 12月まで鳴かず飛ばず
×7502 下がる
○9782 ゆっくり上がる
○8872 上がる
=1763 11月まで鳴かず飛ばず
×7863 6月に下がり、そこで売ったはず
×8256 4月に下がり、そこで売ったはず
×1779 6月に下がり、そこで売ったはず
×5281 5月に下がり、そこで売ったはず
○7578 上がる
×9133 5月に下がり、そこで売ったはず
×4918 6月に下がり、そこで売ったはず
○8893 ゆっくり上がる
×7877 4月に下がり、そこで売ったはず
=8749 11月まで鳴かず飛ばず
×1781 4月に下がり、そこで売ったはず

 当然のことながら、「高利回り銘柄」は3月末ころ(決算期)に値を下げるケースが多くなります。4月〜6月に買うといいかもしれません。もしかして、これは平均株価の反映かもしれませんが。
 ここでも、どうということのない成績です。

2006年05月14日

雑誌「オール投資」徹底検証(5)2005/3/15 号[1]

 乙の流儀の検証5回目です。
 2005/3/15 号(3/7発売) ですが、この号は、会社四季報の発売直前ということで、各種ランキング表が掲載されています。そのため、一気に全部載せるのではなくて、分割します。

☆2005/3/15 号(3/7発売)
 注目株
=6379 8月まで鳴かず飛ばず
?1873 ごくゆっくり上がっているようだが
○6103 上がり続ける
=8001 7月まで鳴かず飛ばず

経常利益 増益率ランキング(東証一部)
×8268 5月まで下がる
?4505(合併)
=9115 10月まで鳴かず飛ばず
=9865 10月まで鳴かず飛ばず
=6423 ずっと鳴かず飛ばず
×6708 5月に下げたので、ここで損切り
=2056 10月まで鳴かず飛ばず
×7516 5月に下げたので、ここで損切り
?6717 上がった後下がった
○2730 ずっと上がる
=4503 8月まで鳴かず飛ばず
=6767 11月まで鳴かず飛ばず
×4346 ずっと下がる
=8327 9月まで鳴かず飛ばず
○2202 ゆっくりあがる
×4007 下がる
×4555 4月の下げで損切り(その後上がるが)
×8007 下がる
○8058 上がる
=6728 11月まで鳴かず飛ばず

経常利益 増益額ランキング(東証一部)
○8058 上がる
=8031 8月まで鳴かず飛ばず
=4503 8月まで鳴かず飛ばず
?4505(合併)
?4501(合併)
=7267 7月まで鳴かず飛ばず
=8001 7月まで鳴かず飛ばず
=8002 6月まで鳴かず飛ばず
=8053 8月まで鳴かず飛ばず
○7751 一時下がるが、基本的に上がる
○4502 上がる
=1604 6月まで鳴かず飛ばず
=8515 9月まで鳴かず飛ばず
○8585 上がる
×4689 5月で損切り
?8183(合併)
○8591 上がる
=8802 8月まで鳴かず飛ばず
×8303 5月で損切り
○2730 ずっと上がる

経常利益 V字回復ランキング(東証一部)
 ×6764 下がり続ける
○8840 6月から上がり続ける
=8396 10月まで鳴かず飛ばず
=8338 9月まで鳴かず飛ばず
○6459 ゆっくり上がり続ける
×9694 1割以上下がる
×6773 下がる
=9861 10月まで鳴かず飛ばず
×9937 下がる
=6674 11月まで鳴かず飛ばず
=1988 9月まで鳴かず飛ばず
×3882 5,6月まで下がる(その後上がるが)
×6955 下がる
○4651 5月まで上がるが、その後下がる
?5923 上がったり下がったり
×4337 下がる
=6363 11月まで鳴かず飛ばず
×5915 下がる
×8029 下がる
=6203 9月まで鳴かず飛ばず

 全体に、どうということのない結果です。

2006年05月13日

雑誌「オール投資」徹底検証(4)2005/3/1 号

 乙の流儀の検証4回目です。

☆2005/3/1 号(2/21発売)
 注目株
○4362 ずっと上がる
○7287 ずっと上がる
?9370 3月に目標に達するが、その後下がってしまう
○6366 ずっと上がる

キャッシュリッチな低位株23
○9621 ずっと上がる
○1875 ずっと上がる
○1793 ずっと上がる
=6321 9月まで鳴かず飛ばず
○9624 ずっと上がる
○1960 ずっと上がる
○8092 ゆっくり上がり続ける
×2416 下がり続ける PBR=2.92 だものなあ
=1810 9月まで鳴かず飛ばず
=7958 ずっと鳴かず飛ばず
×6416 6月には大幅下げ、その後も鳴かず飛ばず
?1934 ごくゆっくり上がっているようだが
=4726 ずっと鳴かず飛ばず
○7893 ずっと上がる
=7472 5月まで鳴かず飛ばず
○9944 ずっと上がる
○2590 ずっと上がる
○6820 上がったり下がったりだが、全体としては続伸
=4333 6月まで鳴かず飛ばず
○1965 ゆっくりと上がり続ける
=7481 6月まで鳴かず飛ばず
?9667 ごくゆっくり上がっている。
?9760 一応上がっているが、その後下がっている

出遅れ地銀株でひと儲け
×8350 下がる
?8341 3月にピークを付けるが、その後下がる
=8333 7月まで鳴かず飛ばず
=8332 8月まで鳴かず飛ばず
=8358 8月まで鳴かず飛ばず
○8361 ゆっくり上がり続ける
=8326 8月まで鳴かず飛ばず
=8399 8月まで鳴かず飛ばず

イメチェンで話題の大手行
×8303 5月まで下がる
=8308 8月まで鳴かず飛ばず

 「キャッシュリッチな低位株23」の特集では、PBR が小さいものは上がっているようです。
 こうしてみると、あまりぱっとしません。

2006年05月12日

雑誌「オール投資」徹底検証(3)2005/2/15 号

 乙の流儀の検証3回目です。

☆2005/2/15 号(2/7発売)
 注目株
○5727 上がる。11月で6倍にもなった
×4824 下がる
=8924 10月まで鳴かず飛ばず
=6474 7月まで鳴かず飛ばず

超優良子会社を狙え
?4551 やや上がったか
?6386 ゆっくりあがる。目標値まで届いたのは10月
×3724 下がる
×4561 下がる
=4312 6月まで鳴かず飛ばず
=6860 10月まで鳴かず飛ばず
=9436 10月まで鳴かず飛ばず
○6883 3月まで上がる
○6345 ゆっくり上がる
?9841 上がったり下がったり
?7866 上がったり下がったり
?8611 3月まで上がるが、その後下がる
×4283 下がる
×7728 下がる
=9623 10月まで鳴かず飛ばず
=6910 ずっと鳴かず飛ばず
×1813 下がる
○2696 上がる
=7862 9月まで鳴かず飛ばず
=6588 10月まで鳴かず飛ばず
=6991 7月まで鳴かず飛ばず
×6719 下がる
=9943 5月まで鳴かず飛ばず

オイルマネーがやってくる
○6366 上がる
○1963 上がる
○5405 上がる
?6273 5月に下がるが、持ちこたえればその後上がる
×1878 下がる
○9831 上がる
○5001 上がる
4010(データなし)
=4005 7月まで鳴かず飛ばず

 「オイルマネーがやってくる」の特集は、まあまあよかったようです。実際、2005年後半の株価の上昇時には、オイルマネーの流入がしきりにいわれていました。それを2月の段階で見抜いていた点は立派です。
 しかし、それ以外の点では、大したことはありません。

2006年05月11日

雑誌「オール投資」徹底検証(2)2005/2/1 号

 前回に引き続き、乙の判断で「オール投資」推薦銘柄を見てみましょう。「オール投資」の発売日の終値で株を買ったと仮定して、その後を見ています。

☆2005/2/1 号(1/17発売)
 注目株
×6927(データなし)
○5108 5月まで鳴かず飛ばず、その後ゆっくりあがる
○4186 ゆっくりあがり続ける
○4714 3月まであがるが、その後は下がる

2005年の続伸&逆襲株30銘柄
順張り23銘柄
×6705 6月まで下がり続ける
=6383 5月まで鳴かず飛ばずで、その後上昇
×4813 下がったまま
=6376 一応上がったが、11月まで鳴かず飛ばず状態
=8309 8月まで鳴かず飛ばず
?6581 ごくゆっくり上がる
○4062 ゆっくり上がる
○4043 ゆっくり上がる
×9037 10月まで下がり続ける
=4228 10月まで鳴かず飛ばず
○9370 3月まで上がるが、その後下がる
○9989 上がり続ける
=8815 6月まで鳴かず飛ばずで、その後上昇
×4641 下がる
=1951 9月まで鳴かず飛ばず
?2341 6月までやや上がるが、その後下がる
?4516 ゆっくり上がる?
?7599 6月ころまでやや上がるが、その後下がる
=7296 6月まで鳴かず飛ばずで、その後上昇
=8586 8月まで鳴かず飛ばず
×7202 5月まで下がっていく
○4045 上がり続ける
?7309 3月まで上がるが、目標には届かず
逆張り7銘柄
×8056 8月まで下がる
=6868 少し上がるが目標までははるかに及ばず
×6703 下がる
×5208 下がり続ける
○4293 5月まで上がる
=6136 8月まで鳴かず飛ばず
=8604 8月まで鳴かず飛ばず

異常気象で儲かる会社15銘柄
?1332 5月まで鳴かず飛ばず、やや上がる
×2607 下がる
?2802 3月まで上がるが、その後下がる
○9113 3月まで上がる
=6330 8月まで鳴かず飛ばず
=8031 7月まで鳴かず飛ばず
=8755 8月まで鳴かず飛ばず
○2667 上がる
?4825 2月まで上がるが、その後下がる
=4527 6月まで鳴かず飛ばず
○2202 上がる
?2591 1月末まで上がるが、その後は下がる
○1972 上がる
○1895 3月まで上がる
○5979 ゆっくり上がる

 意外に成績は振るいません。あたったり外れたりという感じです。

2006年05月10日

雑誌「オール投資」徹底検証(1)2005/1/1-15 号

 日本株投資で、乙がいろいろ見た限りでは「オール投資」という雑誌が信頼できそうだと思いました。
http://otsu.seesaa.net/article/13120504.html
 さて、この雑誌はどれくらい信用できるのでしょうか。株価の上下の予想がきわめてむずかしいことはわかっていますが、いろいろな銘柄の株を並べて(特に買いを)推奨しているスタイルの雑誌ですから、その的中度について検証してみる必要があります。
 全部の銘柄があたっているということがなくても、もしも、「この号のこの特集が非常によい出来だ」ということがわかれば、次に、似たような特集をするときにその特集に従って株を買ってみればいい成績になるはずです。したがって、ある期間のすべての号を検証する必要があります。
 取り上げる号は、2005.1.1 からとします。1年以上前の雑誌の銘柄であれば、雑誌の発売日に雑誌の記事に基づいて株を買ったとして、それがどうなったかを今の時点で判断することができます。数ヶ月前の雑誌では、投資期間が短すぎてはっきりした判断を示すことができません。
 乙は、こんなふうに1年前の雑誌を今見直してみることが大好きです。いわばタイムマシンに乗って1年前に戻るような感じです。(タイムマシンがあれば、誰でも株で大儲けできるのは当然ですよね。)
 ちなみに、単行本などでも同様です。株式評論家は世の中にたくさんいますが、その人が本当に信頼できるかどうかは、簡単にわかります。その人の発言を記録しておいて、1年後(あるいは数年後)に、本当にそうなったかどうかを検証してみればいいのです。乙は、そういう作業が大好きです。
 オール投資の当該号で取り上げられていた全銘柄を載せますが、結果を一度にここに示すのは長すぎるので、何回か分割して掲載します。また、全銘柄では多すぎる場合は、一部に絞って調べます。あくまで傾向が把握できれば充分ですから。
 銘柄は、コード番号だけ載せます。また、その直前に○×=?の判断を載せますが、これは、ある一定の判断でこの株を売却することになった場合、利益が出るか、損失が出るかで記号を付けています。たとえば、1割下がったら損切りする、2割上がったら利益確定するというような運用方法を念頭においています。また、何ヶ月も株価の上下がなかったら、「=」の判断をしています。毎月2回出る雑誌で、株を購入して何ヶ月も値動きがないというのは、乙の感覚では失敗銘柄です。それなら、数ヶ月後に記事を掲載すればいいのですから。

☆2005/1/1-15 号(2004/12/20発売)
注目株
○6897 上がり続ける
○9738 上がり続ける
○4970 上がり続ける
○4666 上がり続ける

2005年の大バケ候補株 Best 80
順張りのコース
×7581 下がり続ける
×2902 下がり続ける
=4007 鳴かず飛ばず
×3116 下がり続ける
=5401 7月まで鳴かず飛ばず
○4849 上がり続ける
=9684 鳴かず飛ばず
=9984 8月まで下がり気味で鳴かず飛ばず、その後上昇
×7210 5月まで下げ続ける
=1729 7月まで鳴かず飛ばず
○9689 ゆっくりあがり続ける
=4527 6月まで鳴かず飛ばず、その後上昇
=8258 7月まで鳴かず飛ばず、その後上昇
○2819 上がり続ける
○5727 上がり続ける
逆張りのコース
○9880 ゆっくりあがり続ける
○6405 ゆっくりあがり続ける
=7498 9月まで鳴かず飛ばず
○3003 ゆっくりあがり続ける
○8803 ゆっくりあがり続ける
○4741 あがるが、その後下がる局面もあった
○6507 ゆっくりあがり続ける
○7260 3月のピーク後、下がっていく
=7616 7月まで鳴かず飛ばず、その後上昇
欲張りのコース
×4759 全然ダメ。
3102
×8268 6月まで下がり続ける
?3010 上がったり下がったり
○3403 上がり続ける
○8701 上がり続ける

 というわけで、この号では、注目株4銘柄があたりでした。また、「順張り」があまりうまく行かず、むしろ「逆張り」がうまく行くことがわかりました。ただし、成績はOKですが、上昇率が大したことないのが多いように思います。

2006年05月09日

オプション・マスターを解約します。

 2006年2月10日のブログ
http://otsu.seesaa.net/article/13068411.html に書いたように、乙は、日本ユニコムの商品ファンド「オプション・マスター」を継続するべきかどうか、迷っていたのですが、このたび、解約の決断をしました。
 何といっても、成績が振るわなかったことが一番の理由です。
 2006年4月までの月次運用レポート
http://www.unicom.co.jp/fund/PDF/0604OM.pdf が公表されていますが、月間の騰落率で見ると、上がるときは1%未満がほとんどですが、下がるときは3%近くも下がるんですね。これではたまったものではありません。4月の -2.87% の数字を見て、乙は、このファンドに将来性がないと見切りを付けました。
 申し込みから約1年任せておいた形になりますが、マイナスの成績です。正確な数字は、後日連絡があるでしょうが、先月末の報告書から見ても、数%程度のマイナスということになります。
 乙に送られてきた2005年12月31日現在の決算書を見ると、このファンドは17億円程度を運用して、1年で1億8千万円の運用収益を上げています。しかし、その中から委託売買手数料9400万円、営業者報酬2300万円、投資顧問報酬2000万円、成功報酬1700万円、管理報酬2400万円などを払いますから、これらを引くと、営業利益は239万円しかありません。
 乙の投資した金額は、結果的に、各関連業者を儲けさせただけで終わってしまい、乙にとってはマイナスの結果になりました。しかし、これは契約ですからしかたがありません。文句はいいませんが、この際とれる手段は「解約」しかないというのが乙の判断です。いい勉強になりました。なるほど、手数料が高いファンドはこうなるんですね。
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2006年05月08日

ソウルコスモホールディングスには投資しないことにしました。

 乙は、2004年10月ころ、WWW で見ていてソウルコスモホールディングスという韓国の会社が日本で投資を募集しているのを知りました。
 http://www.seoulholdings.com/ がホームページです。
 さっそくパンフレットなどを送ってもらって検討しました。その結果、乙は投資しない判断を固めました。
 なぜ、そういう判断に至ったか、記しておきましょう。
 この会社は、日本人投資家から円建てで資金を集めて、韓国で消費者金融をしています。30年の歴史のある会社です。
 募集内容の一つで「満足投資」を見てみましょう。50万円以上の投資金額で、1年目 8.5%、2年目 9%、3年目 9.5%、4年目 10%、5年目以上 10.5% という配当を円建てで付けてくれます。ずいぶんと高利回りです。1年1ヶ月以降はいつでも中途解約でき、契約期間満了時には、継続投資か満期解約が選べます。
 乙は、こういう条件を見て、食指が動きました。円建てで 10% の確定利回りが期待できれば、乗らない手はありません。
 しかし、ちょっと考えました。なぜこの会社は日本人から円建ての資金を集めているんでしょうか。韓国ではウォンで消費者金融をしていますから、為替の問題が発生します。もしかしてウォンとの関係で円高に振れた場合、この会社はやっていけるのでしょうか。消費者金融ですから、現地では3割とか5割とかの利率で利子を取っているのでしょうが、それにしても、極端な為替変動が起きたら、日本人にとって投資資金が回収できなくなるかもしれません。
 そもそも、今の日本は低金利ですから、30年の歴史のあるまともな会社が適当な日本の金融機関に申し込めば、10% などといわずに、それ以下の利率で資金が借りられるのではないでしょうか。仮に 10% の利率だとしても、個人投資家多数に呼びかける手間を考えると、一つの金融機関からまとまった資金を借りる方がずっと楽でしょう。日本の金融機関がどこも貸さないならば、それはそれなりの危険性があると金融機関に判断されているわけで、そういう状況の中で個人投資家が代わって「出資」できるものでしょうか。
 あるいは、韓国の金融機関から資金を借りることだってできるはずで、その場合は、わざわざ円建てにする必要はなく、ウォン建てで借りられます。そのほうが、金利が多少高くても、為替リスクがないから、企業としては安定的なやりくりが可能で、トータルではずっと有利な条件になるはずです。なぜそうしないで日本人に出資を募っているのでしょうか。
 配当を確定利率で示していますが、これはある意味で投資家を軽視しているのではないでしょうか。投資信託に典型的に見られるように、固定的な手数料を運用会社に払って、リターンは(為替リスクも含めて)全部投資家が受け取るのが普通ではないかと思います。あるいは、成功報酬制で、得たリターンを会社と投資家が適当な比率で分け合うようなことでもいいと思います。しかし、この会社はそうはなっていません。また、なぜ確定的な利率が示せるのでしょうか。どんな計算をしているのでしょうか。このような運用で、この会社はいくら儲けが出るのでしょうか。
 こういう投資の場合、投資家としては出資金の保全をよく考えておかなければなりません。パンフレットによると、韓国では、公証人法に基づいて公正証書を作成して、それで出資金が確保されると書いてありますが、なぜ、書類1枚で出資金が保全されるのか、乙には理解できませんでした。どういう内容の契約書類なのでしょうか。そういう契約内容は募集パンフレットに明記するべきではないでしょうか。
 ここに述べたようなことを考えて、乙は出資を見送りました。
 最近、乙は WWW を検索してみました。単なる宣伝のようなサイトがたくさん見つかります。

http://blog.mag2.com/m/log/0000118915/106714512?page=1
http://blog.mag2.com/m/log/0000154425/106724187?page=1
http://marukin.ti-da.net/e411115.html
http://hidesanta.fc2web.com/okane1.htm
http://blog.livedoor.jp/easylee/archives/2005-01.html#20050118
http://www.melonpan.net/letter/backnumber_all.php?back_rid=396104
http://www.melonpan.net/letter/backnumber_all.php?back_rid=406788
http://www.pitanavi.com/blog/i101
http://plaza.rakuten.co.jp/kibonoasue/diary/20051113/
http://tuki100.blog10.fc2.com/blog-entry-5.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kunikoppy/archive/2005/04/04
http://blogs.dion.ne.jp/honmono/archives/1109038.html
http://www.melma.com/backnumber_1771_2356631/
http://investment.blog7.fc2.com/blog-date-200505.html

 現に予定された利回りを得ているということを書いているサイトもありますが、それはそうでしょう。オレンジ共済だって、天下一家の会だって、問題になる前は全部利息(配当)分をつけて出資者に返金していたのです。実は、あとからの出資者の出資金を以前からの出資者に回していただけで、自転車操業だったのですが。そして、問題が起こったときは、全体が一気に破綻・倒産します。
 一部には、そうなる前に逃げ出せばいいのだという意見もあるようですが、いつそうなるかはわからないわけですから、長期投資に向かないようなところには一切手を出さないのが賢明な判断ということでしょう。
 ちょっと骨のあるまともな意見は、次に載っています。

http://okweb.em-net.ne.jp/kotaeru.php3?q=1038847
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/money/1070134216/

 こちらでは、詐欺だ、あるいは自分は手を出さないという声が強いようです。乙の判断と一致しています。
 この投資に魅力を感じている人は、どうぞ継続してください。
 乙は手を出さないと判断しているだけです。
posted by 乙 at 04:11| Comment(3) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月07日

朝倉智也(2006.3)『投資信託選びでいちばん知りたいこと』ランダムハウス講談社

 乙が読んだ本です。
 朝倉氏はモーニングスター社の代表取締役ですから、そのウェブサイトを使って投資信託を選ぶ方法が詳しく書いてあります。
 ほぼ投資家の観点から書かれた本です。ここが一番いいところです。何と言っても、普通に投資信託の情報を得るときには、証券会社や銀行など、「販売側」の人からになるわけで、それでは、本当に投資家の役に立つ投資信託は買えません。マネー雑誌などでも、やはり広告の出稿側の声を無視することはできないでしょう。こういう本こそ、投資家の役に立つ本だと信じます。
 第1章は、「投資信託はそんなに甘くない」ということで、投資信託の特徴を再検討します。投資信託の最大の盲点はコストだと書いてあります。そうなんですよね。乙が購入した各種の投資信託については、このブログでいろいろ述べてきましたが、それぞれのところでコスト(各種手数料)を明示するようにしてきました。投資信託では、なるべく低コストのものを選びたいと考えてのことです。
 第2章は、「投資信託選びの下準備」ということで、長期目標を立て、目標利回りを決め、それから資産配分を考えるという真っ当な方法が説明されます。
 第3章は、「投資信託はこう選ぶ!」という章で、さまざまな投資信託のタイプ別に選び方がきちんと書いてあります。なるほど、こういう選び方をするのだったかと思わせる記述がたくさんあります。
 中でも、コア(中核)投信に集中して購入するという方針は、なるほどそうだと思いました。日本株に投資するコア投信の場合は、インデックスファンドか、100 銘柄以上に分散投資しているものを選ぶということです。
 乙は、こういう方針を知らずに投資信託を買い始めたので、それぞれに適当に選んでしまったのでした。乙の場合は、数年経験してみて、それぞれの投信の特徴などを理解してから、ふさわしいものに追加投資するようなことで運用しようと思ったのでした。しかし、そうではなく、主たる投信(コア)を決めてそこに集中投資し、お好みで個別のテーマや地域などに投資する投信(本書ではサポート投信と呼んでいます)を買ってもいいのですが、それは配分比を少なくするべきだということです。確かに、こういう方針がいいですねえ。しかし、それがいいとわかるまでは、乙のように試行錯誤してしまうのが普通なのではないでしょうか。そもそも何をコア投信とするか、最初は判断ができないでしょう。投資信託を購入するより前にこういう本に巡り会うことができる人は少ないように思います。
 第4章は、「購入後のチェックと売却」で、ここまできちんと書いてあれば(その通りにすれば)投資信託によるトラブルはかなり避けられるように思います。リバランスの話もきちんとしています。
 ちょっと意外なのは、p.243 に出てきますが、「投信のパフォーマンスがよすぎる場合も売却の候補になる」ということです。確かに、コア投信としては、そういう考え方も成り立つでしょうね。しかし、サポート投信ならば、これは嬉しいことであり、特に売却しなくていいわけです。
 また、pp.245-246 で、運用期間が来る前に目標金額を達成したら、すべての投信を売却して、預貯金などにしておくという話も意外でした。乙なら、一部の資産だけは売却せずに、運用期間がすぎるまで保有し続けるように思いますが、それではダメなのだそうです。

 乙は、投資信託が好きです(自分の好みに合ってます)が、いろいろ購入する前にこの本を読んでいたら、購入方法が相当に違っていたことでしょう。それくらいインパクトのある本です。本屋さんや図書館に並んでいる投資信託の本など、この本よりもはるかに低レベルで、役に立たないことやすでにわかっていることが書かれているのが普通です。
 投資信託を運用方法のメインにしようとする人ならば、ぜひ本書を一読するべきでしょう。
 乙は、古本屋で買ったのですが(こんな新しい本が古本屋で何と半額で売られているんですね)、買ってよかったと心から思いました。


posted by 乙 at 03:49| Comment(1) | TrackBack(3) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月06日

SBI未公開株式組入不動産ファンド匿名組合(四半期分配型)1号

 最近、イー・トレード証券が「SBI未公開株式組入不動産ファンド匿名組合(四半期分配型)1号」≪愛称:四葉のクローバー≫というファンドの募集を始めました。
 商品概要、目論見書の閲覧は以下でできます。
http://search.etrade.ne.jp/v2/ex/derivative_clover.html
 乙は、現在、日本国内の新規投資はしない方針です。
http://otsu.seesaa.net/article/12800956.html
したがって、このファンドには申し込みませんが、このファンドの商品性について、少し考えてみました。
 このファンドは、資金の8割を不動産ファンドに振り向け、2割を未公開株に振り向けます。そして、運用方針として「毎四半期に安定的な分配を目指します」とのことですから、性格としては、不動産ファンドが中心といっていいでしょう。
 最低投資金額が50万円というのは、まあ、そんなものでしょう。申し込み手数料なし、契約終了まで原則買戻し不可などの条件も、乙が購入した「SBI未公開株組入ファンドV(元本成長型)」
http://otsu.seesaa.net/article/17401418.html
と同様です。
 こういうファンドでは、手数料が問題になります。匿名組合が発行者に支払う営業者報酬として、当初報酬 3.15% と年次報酬 0.525% 及び年間50万円があります。発行者が運用者に対して支払う営業者報酬として、年間50万円+αがあります。さらに、発行者が業務受託者に支払う業務委託報酬が 0.525% かかります。資金が5億円集まれば、50万円は 0.1%、50億円集まれば 0.01% ですから、50万円というのは、まあ無視していい金額でしょう。ということで、1.05% が手数料といっていいだろうと思います。不動産ファンドとして考えても、これは比較的安いです。
 普通の不動産ファンドとして考えても、まあまあいいのではないかと思いますし、それに加えて未公開株の楽しみもあるということですから、買ってもいいのではないかと思います。
 それにしても、乙が購入した「SBI未公開株組入ファンドV(元本成長型)」のときは、未公開株が3割を占めていたのに、こちらのファンドは2割と、未公開株の組み入れ比率が下がっているんですね。同じく「未公開株式組入」と名乗っていても、その性格が弱くなりつつあるということです。「未公開株組入」が付くと、応募者が多くなり、イー・トレード証券としてもおいしい思いをしたのでしょう。
 このファンドは、「1号」と名乗っていますから、これから2号、3号、……と続いての募集があるはずです。1号のようす(特に純資産額)を確認し、他の投資家の動きを見た上で判断するのもいいでしょう。ユニット型のファンドであっても、購入に際してあわてることはありません。
posted by 乙 at 05:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月05日

SBI未公開株組入ファンドV(元本成長型)

 乙は、イー・トレード証券を通じて、SBI未公開株組入ファンドV(元本成長型)にも投資しています。
http://search.etrade.ne.jp/v2/popwin/affiliate/sbi3.html
 乙は、2005年7月に申し込んだのですが、2008年6月までは中途解約できません。3年間の資金凍結です。
 未公開株と聞くと、食指が動きますね。ただし、このファンドは、米国債券5割、日本の上場株2割、未公開株3割という割合で投資しており、資金の全部を未公開株に投資するのではありません。
 申込手数料 3.15%、解約手数料(2008年7月以降)1%、管理報酬 2.1%、成功報酬 純益の10% ということで、手数料は高いです。
 このファンドの手数料に関していえば、バランス型ファンドの問題点がそのままあてはまります。つまり、本来、米国債券への投資は、手数料がかかるなんてことはなく、ほぼタダみたいなものです。それが半分を占めながらファンドの手数料は全体に対して 2.1% かかるわけですから、実際は、未公開株+日本株の部分に 4.2% の手数料を払っているようなものです。しかも、成功報酬まであるのですから、手数料は極めて高いといえるでしょう。
 類似のファンドの成績を見ると、2000年7月開始の第1弾、2001年6月開始の第2弾ともに2005年6月段階で2倍になっており、大いに期待してしまいます。(2006.5.22 追記:第1弾は 2006.3.3 償還で 21,742円、第2弾は 2005.10.12 償還で 19,660 円だそうですから、「2倍」が確定しました。)
 このファンドは、未公開株に投資して、その会社が上場を果たして株価が上昇することをねらっていますから、ファンドがそういう未公開株を持っている間は解約してはダメです。未公開株が全部売却できたら、もう保有している意味が少なくなりますから、解約するほうがいいでしょう。解約しなくてもいいですが、何しろ手数料が高いですから、このファンドを継続するよりは別のファンドに乗り換えたほうがいいです。たぶん、保有する未公開株を全部売却したら、償還されるのではないでしょうか。
 純資産額は172億円と、かなりたくさんあります。多くの人がここに投資しているんですね。
 https://search.etrade.ne.jp/fsearch/fmrep/fr_X0738000_02.pdf に月次運用報告書がありますが、それによれば、2006年3月段階で、未公開株は資産配分のうちの 7.1% を占めるにすぎず、現金が 19.1% を占めます。(2006年1月段階では未公開株 4.3%、現金 30.1% でした。)ということは、まだまだこれから未公開株を購入するということです。このあたり、ソフトバンクグループの「目」に期待したいところです。
 非常にハイリスクな投資であることは間違いありません。吉と出るか凶と出るか。5年くらい後が楽しみです。2倍になっているといいですねえ。
 イー・トレード証券では、その他のファンドと同じく、毎日基準価額が計算されていますが、プラスだろうがマイナスだろうが、ほとんど意味はありません。年1回くらい見れば充分です(現実的には「口座サマリー」を見ると見えてしまいますが)。5年後を見るべきです。

 乙は、自分の投資先についてブログにいろいろ書いてきましたが、ここまでで国内編は一通り述べました。
 6月くらいからは、海外編についても、書き始めるつもりでいます。
続きを読む
posted by 乙 at 01:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 国内投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月04日

原田武夫(2005.12)『騙すアメリカ 騙される日本』(ちくま新書)筑摩書房

 乙が読んだ本です。
 この本は、いかにアメリカが日本を騙し、日本の富をアメリカに移転させているかを明確に述べています。たとえば、郵政民営化にしても、それはアメリカのために行うことなのだと書いています。著者の原田氏は元外交官ですから、その主張は説得力があります。日本人として、ここまでアメリカに騙されているとなると、いい気持ちはしません。
 「おわりに」の p.277 からは、郵政民営化によって、郵貯・簡保マネーが日本株に向かい、したがって、日本株が値上がりすることが書かれています。これを事前に予想してアメリカの投資家は日本株を買っておき、数年後に個人投資家による日本株への資金の大移動が起こったときに、うまく高値で売り抜けるというわけです。確かにそういう面は否定できないでしょう。
 さらに、余剰資金が流れ込むことで日本のマーケットはインフレになり、そのとき、アメリカが(高値で)資源・商品を売ることで、アメリカはさらに儲けることができるということです。個人投資家も、今から資源・商品に投資しておくことを考える必要があるかもしれませんね。
 この本は、全体として、投資を扱っているわけではありませんが、投資にも関わる記述があり、乙はおもしろく読みました。

posted by 乙 at 03:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月03日

市民風車ファンド

 乙は、市民風車ファンドなどというものにも投資しています。
 http://www.greenfund.jp/ に説明があります。申込手数料は 1.05% でした。
 日本各地に風車を作り、発電した電気を電力会社に売って、それを投資家に分配するというファンドです。計画によれば、2021年までに 2.3% ほどの利益が出て、全部償還される予定です。それまで中途解約はできません。
 乙は、はっきり言って、15年先のことはよくわかりません。ホントに償還されるのでしょうか。かなり疑わしいように思います。
 乙がこのファンドに出資した気持を述べると、このファンドの趣旨に賛同したということです。風力発電はきれいなエネルギーですから、わずかでも地球温暖化防止に役立つと思います。こういう事業が成功するということになれば、さらに続々と風車関連事業が企画・成立するかもしれません。
 リターンを考えるという投資一般の原則から離れて、乙はこのファンドの場合、出資金を寄付したつもりになっています。だから、低利回りであっても、何も気になりません。
 もしも、本当に2007年から出資金返還が始まれば(そしてそれが継続すれば)すごいことです。うれしいことです。
 こういうお遊びファンドは、個人だからこそ投資できるものです。アイドルや映画やマンガを対象としたファンドも作られていますが、こういうさまざまなものができて、自分の応援するものに投資するということが日本でも一般化すれば、日本がもっと楽しい社会になると信じています。
 ちなみに、アイドルファンドは、アイドルごとの運用成績が相当にばらついているようです。
http://animeanime.jp/biz/archives/2006/04/412.html
 市民風車ファンドは「みんなで一緒に何か社会に役立つことをしよう」というお話です。いかにも夢があって楽しい話じゃありませんか。
続きを読む
posted by 乙 at 01:57| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月02日

増田悦佐(2006.1)『国家破綻はありえない』PHP研究所

 乙が読んだ本です。
 題名に引かれて注文した本なのですが、読んでみると、投資に関連する本とはいいにくいような気がします。
 第1章「政府は貧乏、でも国民はとてもお金持ち」は、日本経済を冷静に眺めて、結論として国家破綻にはならないということになります。ちょっと日本が理想的に描かれすぎている感じがしなくもありませんが、東京と大阪の町工場の技術水準を高く評価するところなど、納得できると思います。
 労賃が安い国で、誰でも作れるような定型的なものを作っているのが今の中国であり、単に人件費が安いことだけが取り柄なのに対し、日本は、どんどん技術をつぎ込んで、新しいものを作っていく。そういう体制になっているから、中国などが伸びてきても、日本は独自の優位性を発揮し続けるというわけです。
 で、国家破綻の際に問題になる大量の国債の問題ですが、増田氏は低金利の借り換え債や永久債などという手もあるということを紹介しています。永久債(償還期限がなく、利息だけをずっと払っていく債券)というアイディアは乙には初耳でした。しかし、書かれていることを読むと、これはこれでいいアイディアではないかと思えてきます。永久債が仮に 3.5% の利付きだとすると、約30年で元本分が返ってくる計算になり、それ以降は利息だけがずっと付いてくることになりますから、元本が償還されなくても、これはこれで投資価値があります。(ずっと日本政府が存在し続けると信じられる場合に限りますが。)
 第2章は、「少子高齢化は怖くない」ということで、通説に反するけれども、これもまたおもしろい説です。投資とは直接関係ありません。
 第3章は、2050年の日本を予想するといった内容で、乙は、こういう記述が好きになれません。未来予測は、いろいろな条件を前提にした予想にならざるを得ませんが、それらがあまりにも不確実であるし、今予想されていない事態(大事件や革命的新製品の発売)が起これば、社会のあり方が変わってしまうでしょう。そういうもろもろのことに目をつぶって未来予測をしてもあまり意味がないように思います。
 というわけで、読むべきは第1章だけかもしれません。しかし、増田氏の主張は菊池氏の著書
http://otsu.seesaa.net/article/16553677.html
にも通じる話であり、明るい気分になれる本です。
 なお、p.19 には、日刊工業新聞2005年10月3日の引用ですが、日本の200社に対してチャイナリスクを感じる点についてたずねたアンケート結果が載っています。次のような順番です。()の中は、それを選択した企業の数です。
政府の突然の政策変更(111)
技術・ノウハウの流出(95)
元の切り上げ(84)
電力などインフラ未整備(79)
反日感情(66)
 乙は、チャイナリスクというと反日感情が一番かと思っていました。
http://otsu.seesaa.net/article/16709943.html
しかし、そうではないのですね。企業の経営者に対するアンケートですから、中国株の投資家とは違った反応をするのでしょう。ここには、中国に直接進出することを前提にする場合の企業の本音が出ているように思います。

posted by 乙 at 05:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月01日

妻の50万円の運用

 今回は、具体的な金額を含めた話を書きましょう。
 このブログでは、いろいろ個別の金融商品について書いてきましたが、2005年10月に乙がいくつかまとめて購入していることに気づいた人がいるかもしれません。
 実は、このとき、乙の妻が50万円を乙に預けて、3〜4年くらい適当に運用してほしいということになりました。そして、乙は運用資金の上昇額の2割という「成功報酬」をもらうことになりました。
 元々、妻は預貯金一本槍の人間でしたので、「これからは貯蓄よりも投資だ」と乙が何回も言い含めて、何とか一歩を踏み出させたのです。妻としては「パーになってもいいつもりで」50万円を出したようです。
 50万円の運用といえば、ほぼ投資信託しかありません。
 乙は、さっそく自分の取引している証券会社と銀行の投資信託をあれこれ調べて、次の7種類の投資信託を購入しました。(金額は各種手数料・消費税込みです。)

(1)外国債券   100,000円 LM オーストラリア毎月分配型ファンド
http://otsu.seesaa.net/article/16876491.html
(2)REIT(世界) 100,000円 DIAMワールド・リート・インカム・オープン
http://otsu.seesaa.net/article/14666447.html
(3)アジア株    48,433円 JPMF-JFアジア株・アクティブオープン
http://otsu.seesaa.net/article/17180574.html
(4)中国株     47,055円 三菱UFJチャイナオープン
http://otsu.seesaa.net/article/16709943.html
(5)ヨーロッパ株  52,249円 ピクテ・ヨーロピアンオープン
http://otsu.seesaa.net/article/17090586.html
(6)インド株    96,473円 HSBCインド・オープン
http://otsu.seesaa.net/article/15832140.html
(7)日本株     55,790円 DKA・株式オープン
http://otsu.seesaa.net/article/16481240.html

 これは、2005年10月段階で乙が50万円を運用するとすればこうするという答案を書いたようなものです。
 一応、分散投資を考えながら、ハイリターンをねらうために世界の株を中心にし、外国の不動産や債券にもいくぶんかは配分し、特に大きなリターンがねらえる(と思った)インド株にやや重点的に資金を配分したものになっています。
 ポートフォリオとしては外国の株が半分を占めるので、あまり一般的ではありませんが、資産を積極的に増やすためには、ハイリスク・ハイリターンでなければなりません。
 結果はどうなったか。
 2006年4月28日段階ですが、次のような結果です。

(1)LM オーストラリア毎月分配型ファンド 99,282円
(2)DIAMワールド・リート・インカム・オープン 109,937円
(3)JPMF-JFアジア株・アクティブオープン 58,011円 + 分配金1,372円
(4)三菱UFJチャイナオープン 62,645円
(5)ピクテ・ヨーロピアン 61,730円
(6)HSBCインド・オープン 123,288円 + 分配金1,620円
(7)DKA・株式オープン 70,509円
合計=588,394円

 それぞれが投資信託ですから、申込手数料がかかっているケースが多く、その分いわばマイナス数%からスタートしたことになります。
 今の段階で、まだ7ヶ月しか経っていませんが、元本に対して合計で 18% ほど上昇しています。この調子でいけば、1年で3割のリターンとなりますが、さて、ホントにそうなるでしょうか。少なくとも、日本円の定期預金(2005年10月当時は年0.03%)よりは大きなリターンになると思われます。
 乙から妻には、毎月1回50万円の資産がどうなったかという運用レポートを書いています。乙は、報酬として上昇分の2割をもらうと、現段階で1万7千円ほどの小遣いを稼いだ計算になります。(厳密にいえば、税金が引かれますが。)まあ、それは大したことではありませんが、乙としては、こういうことで、妻を実地教育しているつもりです。投資の意味が妻にも少しはわかってもらえたかもしれません。
 なお、いうまでもありませんが、上のアセットアロケーションは50万円だからこういう答案を書いたのであって、500万円ならば、単純にこれらを10倍した金額をそれぞれに投資するわけにはいきません。5000万円ならば、もっとずっと違ったものになります。
続きを読む
タグ:投資信託
posted by 乙 at 04:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資方針 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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