2007年05月02日

Interactive Brokers 証券で投資する場合

 昨日のブログ
2007.5.1 http://otsu.seesaa.net/article/40471414.html
で述べたように、Interactive Brokers 証券(IB)を両替・送金の手段として考えると、ちょっと口座維持手数料(毎月10ドル)が高いと思います。
 しかし、さらに考えてみると、こういう手数料体系だということは、FX を利用するときのように1万ドル単位で送金しなくても、もう少し細かく分けて送金してもいいということです。
 IB 自体が証券会社ですから、ここで ETF を買うこともできます。
 たとえば、毎月30万円(2500ドル)を IB に送金し、毎月一つの ETF を(IB で)買う。これを継続するならば、メリットがあるかもしれません。Firstrade だったら、1回の購入で手数料が 6.95 ドルかかるわけですから、それを払ったつもりになれば、毎月 10 ドルはしかたがない範囲だということになりそうです。
 1年間で3万ドルを投資することを仮定して、手数料を計算してみましょう。
 IB では、$2500×12 で ETF が買えます。手数料が 120 ドルかかります。
 一般ルートで1万ドルずつ3回送金し、Firstrade で ETF を 5000 ドルずつ6回買うとすると、手数料は¥5000×3+$6.95×6≒167 ドルになります。
 ということで、何回も売買すると、IB のメリットが活きてきます。
 毎月50万円を投資する場合は、どうでしょうか。IB では、120 ドルの手数料で変わりません。しかし、一般ルートでは、1年で5万ドルですから、¥5000×5+$6.95×10≒278 ドルになります。
 つまり、IB は、ちょこちょこと回数を多く(月1回以上)売買し、投資金額が比較的大きく、しかもそれをずっと継続する人が使うには好都合の証券会社だということになります。
 ただし、送金と ETF の購入をストップして、じっとホールドしているときでも、毎月10ドルの維持費がかかるのですから、こうなったときはつらいでしょう。上記のように、毎年3万ドルを投資する場合で、1年間の差は約 47 ドルですから、IB で3年継続して投資したら、1年くらいそのままにしておいても合計の手数料は同じくらいということになります。15年継続したら、6年弱休んでいいということです。毎年5万ドルを投資する場合では1年継続したら1年休みでもいいという計算になります。
 乙は、長期分散投資を考えた場合、今はアメリカで ETF を買うことが望ましいと考えていますが、この考え方が何年もずっと続くでしょうか。う〜ん。自信がありません。数年後に、○○のほうがいいというような突然の開眼があるかもしれません。その金融商品が IB の扱うものであればいいのですが、そうとは限りません。
 また、分散投資の考え方から言って、ETF だけでなく、別のものに投資することも十分考えられます。しかし、IB を使っていると、他のものに手を出しにくいことになるでしょう。
 IB の口座維持手数料(毎月10ドル)は、なかなか微妙な料金設定をしているということですね。
posted by 乙 at 06:18| Comment(5) | TrackBack(0) | Interactive Brokers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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