2007年06月14日

日経新聞「なるほどビジネス Map」より

 6月13日の日経新聞夕刊3面に掲載されている「なるほどビジネス Map」を見たとき、乙は違和感がありました。
 記事内容は、日本は現預金の比率が高いのに、米国は現預金の保有比率が低く、それだけ株式や投信の比率が高いというものでした。記事内容には問題ありません。
 乙が違和感を感じたのは、そこに掲載されていた地図でした。
 スキャナで取り込んで以下に示します。
日経Map.jpg
 図がみにくい人は、
https://otsu.up.seesaa.net/image/C6FCB7D0Map.jpg
を直接参照してください。
 さて、この地図では、各国の家計の金融資産を円で表し、その中の現預金の割合を黒く塗りつぶして表示しているわけですが、円の大きさが金融資産の総額と比例していないように思えました。
 ものさしでそれぞれの円の半径を測ると(誤差はかなりありますが、ミリメートル単位程度でだいたい測れます)5ヵ国分は、次のようになります。
   アメリカ=15.5mm,日本=9mm,英国=6mm,ドイツ=5mm,フランス=4mm
 半径がこの大きさだとすると、円の面積はπ×半径×半径ですから、円の面積(平方mm)と金融資産の総額を各国別に示すと、以下のようになります。

アメリカ 4850兆円 240π
日本   1550兆円  81π
英国   900兆円  36π
ドイツ  700兆円  25π
フランス 525兆円  16π

 こうしてみると、ヨーロッパ各国の円は小さめに描かれていることになります。
 乙が感じた違和感は、数値で示すことができました。乙は、このビジネスMapでは、ヨーロッパが過小評価されているように思ったのでした。「ヨーロッパの金融資産はこんなに小さいわけはないだろうに」と感じたということです。
 なぜ、日経新聞は、円の面積が金融資産の総額に比例するように書かなかったのでしょうか。不思議です。

 それにしても、この地図でわかるように、アメリカの金融資産はやはり大きいですね。家計で見て、日本の3倍もあるんですね。この他に多くの法人の金融資産があるのですから、やはりアメリカが世界の金融市場をリードしているといわざるを得ません。この意味で、株式投資をする場合、アメリカ株を無視することはできないと言えるように思います。乙は、まだまだアメリカとヨーロッパの株への投資に注力します。
posted by 乙 at 05:01| Comment(2) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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