2007年08月31日

メインバンクをイーバンク銀行にしました。

 乙は、8月から給与振込先を新生銀行からイーバンク銀行に変えました。
 いわば、メインバンクを変えたことに該当します。
 新生銀行から他行への無料振込サービス回数が実質的に減ってしまい、サービスが若干低下してきたことが大きな理由ですが、もう一つ、新生銀行の自分の口座にアクセスするのに、手間が増えたこと(セキュリティ・カードの導入)
2007.5.25 http://otsu.seesaa.net/article/42822570.html
も理由の一つです。パソコンからさっと自分の口座にアクセスできることがネット銀行のメリットなのですが、新生銀行は、わざわざアクセスの手間を増やしています。乙は、セキュリティ・カードにかなり慣れましたが、操作はかなりめんどうです。
 先日、第1回目の給与振込があり、イーバンク銀行の判断で5回の無料振込が実現できました。
 今後、クレジットカードの引き落とし口座もイーバンク銀行にするかもしれません。しないかもしれません。毎月、ある程度の金額を新生銀行に移動することになりそうですから、そんなことをしなくても大丈夫です。
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2007年08月30日

HSBC の運用するアクティブ・ファンドは成績優秀か(2)

 昨日に続いて、HSBC が運用するアクティブ・ファンドの成績を見てみましょう。
 今回は、数カ国の株式に投資するアクティブ・ファンドについて調べてみましょう。
 Regional Equities というところを見てみます。
 出てきたファンドのすべての Factsheet を見てみました。

△ HSBC Asia Ex Japan Equity Fund (Class AD)
 3年で +110.2% ベンチマークと同様
? HSBC Asia ex Japan Equity Smaller Companies Funds (Class AD)
 3年で +138.1% ベンチマークなし
? HSBC Asia FreeStyle Fund
 3年で +97.8% ベンチマークなし
? HSBC Asia Pacific ex Japan Equity High Dividend Fund
 運用開始から2年7ヵ月で +54.2% ベンチマークなし
? HSBC Asia Pacific ex Japan Equity High Dividend Fund(Cash)
 運用開始から2年7ヵ月で +62.2% ベンチマークなし
× HSBC Europe Ex UK Equity Fund (Class AD)
 3年で +66.9% ベンチマークは +85.2%
× HSBC GIF Euroland Equity
 3年で +88.7% ベンチマークは +92.9%
? HSBC GIF Pan-European Equity High Dividend Fund
 運用開始から2年9ヵ月で +73.7% ベンチマークなし
× HSBC Pan-European Equity Fund (Class PD)
 3年で +66.3% ベンチマークは +81.7%
× HSBC US Equity Fund (Class PD)
 3年で +31.4% ベンチマークは +39.3%

 欧米では軒並みベンチマークに負けています。
 アジア関係は、ベンチマークがないので、よくわかりません。しかし、なかなかの好成績のように思いますが、どうなんでしょう。アジア株全体が過去3年間調子よかったですから、単にその影響でしょうか。

 さて、昨日と今日の結果、さらに乙の購入したファンド
2007.8.18 http://otsu.seesaa.net/article/51767669.html
も合わせて考えると、HSBC のアクティブ・ファンドの特徴が見えてきます。新興国関連のアクティブ・ファンドは好成績だけれども、先進国ではインデックスに負けている(それが当然かも)ということです。
 このことから、アクティブ・ファンドを活用するなら新興国の株式で(逆に、先進国の株式投資はインデックス・ファンドか ETF を活用する)ということがいえるように思います。
posted by 乙 at 08:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンドの運用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月29日

HSBC の運用するアクティブ・ファンドは成績優秀か(1)

 すでにブログで述べたように
2007.8.18 http://otsu.seesaa.net/article/51767669.html
乙が購入し保有している HSBC のアクティブ・ファンドの成績が優秀だ(インデックスを越えている)ということになると、乙が購入していないファンドの成績はどうなんだろうと、気になります。
 Single Market Equities(一つの市場の株式)に投資するファンドを調べてみると、以下の通りです。HSBC 香港のサイトで Factsheet を見るだけですぐにインデックス(ベンチマーク)と比べられました。
△ HSBC Chinese Equity Fund (Class AD)
 3年で +175.3% ベンチマークと同等
× HSBC Global Investment Funds - UK Equity
 3年で +45.9% ベンチマークの FTSE 指数は +68.2%
? HSBC Global Investment Funds - UK Freestyle
 2005.1 設定で、2007.6 現在で +41.8% ですが、ベンチマークはよくわかりません。
△ HSBC Japanese Equity Fund (Class PD)
 3年で +41.3% ベンチマークと同等

 というようなわけで、イギリスはあまり振るわない結果になりました。
 日本と中国はベンチマーク並みです。
 ただし、上の結果では、検討するファンドの数が少なくて、一般化はできません。もう少し多数のファンドについて調べてみたいところです。そのためには、いくつかの国に投資するタイプのファンドについて調べなければなりません。
 実は、これがかなりめんどうで、BRICs に投資するファンド
2007.8.20 http://otsu.seesaa.net/article/51992028.html
のところで述べたように、それぞれの国の投資割合を考慮したり、為替レートの変動を考慮したりする必要があります。
 しかし、一部のファンドについては、Factsheet のところでベンチマークが明示されていますから、それと比べるならば、比較的簡単に成績を調べることができそうです。
posted by 乙 at 07:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンドの運用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月28日

須田慎一郎(2007.7)『投信バブルは崩壊する!』(ベスト新書)KKベストセラーズ

 乙が読んだ本です。
 投資信託全面否定論を述べています。
 ただし、ではどう投資するかについては、須田氏は個別の株や債券を買うようにというだけで、具体的な手順を述べているわけではありません。
 乙が問題だと思ったところをいくつか述べます。

(1)ETF 否定論
 ETF は投資信託の一種ですが、これを「マシ」(p.172)な金融商品と称しています。ということは、須田氏は ETF もすすめないというように読めます。
 この点、乙は疑問に思いました。
 須田氏は分散投資をどう考えているのか、はっきりしませんが、一応、pp.188-189 では、次のように述べています。「何も高いコストを払ってまで、投信の手を借りることはない。自ら外国株や債券を買って、国際分散投資をやればいいだけの話である。」このような言い方から、投資先を国際的に分散することが大事なことだと考えているようです。だとしたら、海外の株について、日本人が気楽に直接買える状況にないことをどう考えているのでしょうか。
 須田氏は、自ら米国株、中国株、インド株、ベトナム株(p.188)などを購入しているのでしょうか。ヨーロッパ株はどうしているのでしょうか。
 乙は、海外の株による運用では、投信(ETF)によるほうが(個別株よりも)望ましいと考えています。

(2)グロソブに関して勘違いをしている
 pp.135-136 には、次のようにあります。「実は分配をすると、そのつど、投信の価格である基準価額が下がる傾向が見てとれる。ところが、資金が次々と新規流入することで資産増加に伴って基準価額が再び上がるために、そのような事態は見過ごされてきた側面がある。」
 同じく、p.137 に、次のようにあります。「基準価額のチャートでも明らかなように、分配金を出し続けているが故に、パフォーマンスが上がらない状況に変わりはない。いわば自転車操業的≠ノ新規流入資金を当て込んで、半ば強引に分配金を出しているのではないか、という疑念すら生じてくる。」
 2箇所に同じ趣旨の記述があるので、これはミスプリではありません。須田氏は、資金が新規に投資信託に流入すると基準価額が上がると勘違いしています。これは明らかな間違いです。資金が流入しようが、流出しようが、そのこと自体は基準価額の変化には結びつきません。資金が流入するときは、そのときの基準価額で割り算されて、各投資家が何口購入したということになるだけです。
 こういう明らかな間違いをそのままにしているような本は、信用できません。

(3)参考文献が挙がっていない
 ところどころ山崎元氏の言葉などを引用しながら書いている部分もありますが、出典は一切示されません。
 これは問題ではないでしょうか。引用するときは出典を書くのが常識です。
 巻末に参考文献一覧を掲げることによって、著者がどういう本を読んできたかがわかります。乙は、ぜひそうするべきだったと思います。

(4)多様な投資信託の全体を見ていない
 グロソブ批判が50ページほど書いてあります。全200ページの本ですから1/4を占めます。
 グロソブの話だけなら「投信バブル」と言ってはいけないでしょう。投信にもさまざまなものがあります。それら全体を含めて論じるべきです。そのような態度が本書には見られません。
 たとえば、直販型(独立系)の投信などは、須田氏の批判には当てはまらないように思います。

(5)「バブル」の意味がよくわからない
 タイトルにも使われている「バブル」ですが、何を(どんなことを)指すのでしょうか。現在が「投信バブル」なんでしょうか。
 須田氏の現状把握がそもそもずれていませんか。

 というようなわけで、この本は、どこかで読んだような話が多く、あまりおもしろくありません。
 帯には「「投資信託」は絶対買うな!」とでかでかと書いてあります。
 しかし、その結論に至るまでの論証は十分なものではないように感じます。
 乙は、テレビレポーターがあちこち取材して手軽に「一丁あがり」にしたような読後感を持ちました。
 乙は、ちょっと本屋さんに立ち寄ったときに、タイトルが目を引いたので、思わず買ってしまったのですが、740 円の価値はないように思います。


posted by 乙 at 04:36| Comment(3) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月27日

外為どっとコムの口座開設

 乙は、外為どっとコムに口座を開設しました。
 少しはFXをしようかと思ったことと、口座を開設して30万円を入金すると 5000 円のキャッシュバックがあることを考えました。
 実は、それにもう一つ、「バロンズ拾い読み」を読もうと思ったことがありました。
 これについては、
http://www.lagazuoi.com/gabbiano/archives/2007/04/post_231.html
http://komazawapark.blog99.fc2.com/blog-entry-35.html
http://ameblo.jp/happy-retire/entry-10038768445.html
http://fx.zerojack.jp/gaitame.htm
http://plaza.rakuten.co.jp/keihayakawa/diary/200705080000/
などに紹介されています。
 ただし、置いてある場所がちょっとわかりにくいです。
 ログインしてから、「レポート」→「週刊コラム」を選ぶと「バロンズ拾い読み」が見えてきます。
 なかなかおもしろいレポートだと思います。

 ちなみに、FXのほうですが、円高になったと思ったので、115 円ちょうどで1万ドルを買ってみました。さて、今後どうなりますかね。続きを読む
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2007年08月26日

ファンド研究会(編)(2007.6)『今日から始める!個人向けヘッジファンド入門』ダイヤモンド社

 乙が読んだ本です。「下げ相場でもリターンが狙える話題の金融商品」という副題が付いています。
 乙は、たまたま Amazon で見かけて、タイトルだけ見て注文してしまったのですが、買って失敗でした。
 第1に、マンガ(イラスト)が付いていて、それだけ内容が「薄い」のです。
 いかにも初心者向きに見せようということでこの本をこんな体裁にしたのでしょうが、それはヘッジファンドに本当に投資しようという人には無意味なことだし、こういう入門書を読むような人はヘッジファンドに投資すること自体が間違っているように思います。
 第2に、ヘッジファンド以外の記述部分が長すぎることです。
 PROLOGUE「貯めてるだけで大丈夫!?」とPART1「お金を増やすためのベーシック知識」はヘッジファンドの話ではありません。いわば投資入門です。ここまでで 58 ページかけています。PART2 からがヘッジファンドの話ですが、巻末の用語集をのぞいて、全115ページの本なのですから、はじめの半分は不要と言っていいものです。
 ちなみに、前半部分の記述内容は、乙がすでに知っていることばかりで、ほとんど何も新鮮味を覚えませんでした。
 第3に、ヘッジファンドの実例が1例しか出てきません。
 この本全体を通じて、掲載されているヘッジファンドはスーパーファンドだけ、販売会社はキャピタル・パートナーズ証券だけなのです。目論見書の読み方なども、スーパーファンドの例を挙げるだけです。つまり、この本は、スーパーファンドに投資させようという宣伝本に過ぎないのです。
 第4に、著者がはっきりしないことです。
 「ファンド研究会」は、表紙に名前があるものの、奥付には「企画編集」として登場します。実体はほとんどないものではないかと想像します。イラストや取材・執筆協力のところに個人名が挙がっているところを見ると、むしろそちらが実際の書き手ではないかと思われます。
 検索エンジンで「ファンド研究会」を検索しても、本書の編者として名前が出てくるだけで、それ以外は見つかりません。
 乙は、架空の団体をでっち上げることをすべて否定するものではありませんが、(いろいろな事情でそうせざるを得ないこともあるでしょう)著者は印税収入を得るとともに、内容に責任を持つわけであって、その著者がはっきりしないということは、内容に責任を持つ人がいないということにつながるように思いました。
 第5に、参考文献がわずかしか挙げられていないことです。
 奥付のページの右下に、小さな文字で、5点が書いてあります。木村剛「投資戦略の発想法」、藤沢久美「投資信託情報の選び方・使い方」、内藤忍「内藤忍の資産設計塾」、山崎元「お金をふやす本当の常識」、竹川美奈子「投資信託にだまされるな」です。こういうのを挙げることで、著者たちはヘッジファンドに関してほとんど何も勉強していないことがわかります。これらはヘッジファンドに関する本ではありません。ヘッジファンドに関する本はいろいろ出ているのですから、少しはそういうのを読むべきです。さらには、実際のヘッジファンドに自分の資金を投資してみるべきでしょう。その上で書くようでなければ、真実の姿は見えてきません。この本は、宣伝パンフレット並みのレベルの本でしかないというのは、こういうところに現れます。
 全体として、本書は安易な投資本というべきでしょう。1575 円の価値はないと思います。
 こういう本を出版するダイヤモンド社は、あまりにも見識がなさ過ぎます。


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2007年08月25日

DJ STOXX 50 ETF (FEU)

 乙が購入した ETF です。
 ヨーロッパ株に投資します。Expense ratio は、0.31% です。
http://www.etfconnect.com/select/fundpages/etf_funds.asp?MFID=101244
 乙が以前購入した DJ Euro STOXX 50 ETF (FEZ)
2007.6.20 http://otsu.seesaa.net/article/45342941.html
と似ています。違いは、FEU には「Euro」が入っていません。つまり FEZ はユーロ諸国なのに対して、FEU はそれに加えてイギリスやスイスが入っています。
 国別投資比率を見ると、イギリス 38.3%、ドイツ 14.3%、スイス 12.8%、フランス 12.8%、オランダ 7%、スペイン 6%、その他 8% となっています。こうしてみると、イギリスの経済規模が大きいことを実感します。
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2007年08月24日

藤巻健史(2007.7)『マネーはこう動く――知識ゼロでわかる実践・経済学』光文社

 乙が読んだ本です。
 藤巻流の資産運用術が書いてあります。長期固定でお金を借りて日本の不動産を買う、日本株とアメリカ株、それに外貨建て商品を買う、日本の国債を売るという戦略です。
 この本は、なぜこのような運用方針をとるのか、現在の日本(および世界)の経済情勢をどう見ているのかをやさしく語ったものです。インデックス投資のような話とは真っ向から対立します。当たれば、運用益はすごいものがあるでしょう。当たるかどうか、どう考えるか、藤巻氏を信用するかというのが問題です。
 第1章「マネーはもうジャブジャブだ」では、日本銀行が紙幣を増やしたことを解説しています。
 第2章「マネーはどこに消えたのか?」では、ベースマネー、マネーサプライ、インフレなどについて藤巻氏の見解を述べます。
 第3章「経済政策には何があるか?」では、金融政策、財政政策、為替政策について述べます。
 第4章「日本の財政はいかに悪いか」は、文字通りの章です。
 p.92 では「財政赤字問題というのは5年後、10年後の日本を考えたときの最大の問題」と述べています。乙も同感です。そして、政府が取り得るのは政策ミックスだということで、消費税上げと年金制度の変更、それに穏やかな資産インフレを組み合わせて実施するというアイディアです。なかなか現実的です。
 第5章「長期金利は今後上がるか下がるか?」では、藤巻氏の見通しは、長期金利が急に上がることもあるだろうということで、これが固定金利で借金しようという主張につながってきます。
 p.129 では、債券先物を売るとか、金利スワップで固定金利の支払いなどという手段が示されます。個人としては、なかなかこういうことはできないでしょうが、藤巻氏にはこのあたりの解説を書いてもらえたらおもしろそうです。
 第6章「為替はどうなるか?」もおもしろかったところです。
 pp.147-148 では、円キャリートレードが行われているという話をウソだと断定しています。銀行は元本保証のお金を預かっているから、リスクの高いヘッジファンドにお金を貸すはずがないというのです。貸すなら相当の高金利になるはずだというわけです。むしろ、ドルの先物買いをするのだそうです。
 藤巻氏のいう円キャリートレードは狭い意味であり、新聞などでいう円キャリートレードは広い意味なのかもしれません。
 p.154 では、これからの日本の経常収支の赤字にともない、円安、長期金利高を予想しています。
 p.155 では、期末要因のウソについて述べています。期末になったからといって、ヘッジファンドがお金を送金するためにドルを売ったとか、日本の株を売ったとかいううわさが流れることがありますが、そんなことはないというのです。なぜならば、すべて時価会計をしているからです。
 これらの話は(これらだけではないですが)いずれも「なるほど」という感想です。乙は、普通の新聞記事や書籍には見られない鋭い視点だと思いました。
 第7章「不動産マーケット」と第8章「株のマーケット」もわかりやすい解説です。
 第9章「いま世界経済はどうなっているのか?」では、30年ぶりの好景気であり、BRICs 諸国が躍進しており、アメリカ経済も順調だとしています。だからアメリカ株を買えという話になるのですね。
 p.195 と p.210 では、サブプライムローン問題について、何ら問題はないという見通しを述べています。「そんなにアメリカ経済に悲観的ならアメリカ株を売って見ろよ」というのは、すごい主張です。昨今の世界同時株安を考えると、まさに、「売っておけばよかった」といえるように思いますが、どうなんでしょう。
 第10章「今後の日本はどうなるか?」は、マクロな見方が述べてあって、ここもおもしろかったです。少子化やグローバル化によって、終身雇用制(年功序列)が崩壊しますが、それは、必ずしも悪くないという考え方です。能力のある人にとっては、活躍の場所が与えられてハッピーなんでしょう。

 通読してみて、藤巻流の話がとてもおもしろかったです。もちろん、一個人の見解であり、これが正しいなんていえません。マーケットは、しばしば「行きすぎ」の傾向を示します。しかし、こういうのが経済学だとしたら、相当におもしろいと思います。
 ずいぶん先の話ですが、乙が退職したら、老後の楽しみで経済学でも学んでみましょうか。どこかこういうことにふさわしい大学はないものでしょうかね。


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posted by 乙 at 05:04| Comment(1) | TrackBack(1) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月23日

妻の30万円の追加投資

 乙は、妻から50万円を預かって、投資信託で運用してきました。
2007.4.26 http://otsu.seesaa.net/article/40055206.html
2006.5.1 http://otsu.seesaa.net/article/17248232.html
 8月初めになって、妻が30万円を追加投資すると言ってきました。何といっても、それまでの成績がよかったからでしょう。妻の現金な性格がよくわかります(笑)。
 2005年10月に引き受けた50万円がどうなったかを見てみると、(7月段階で)次の通りでした。

 新生銀行 LM オーストラリア毎月分配型ファンド¥122,959
 みずほ銀行 DIAMワールド・リート・インカム・オープン¥133,346
 イートレード証券 JPMF-JFアジア株・アクティブオープン¥86,595
 楽天証券 三菱UFJチャイナオープン¥131,028
 楽天証券 ピクテ・ヨーロピアン¥83,650
 楽天証券 HSBCインド・オープン¥177,606
 楽天証券 DKA・株式オープン¥63,957
 現金¥3,654
合計=802,795 円

 約2年で6割増なんですから、それは預貯金よりも効率がいいと考えて当然です。
 さて、今回の30万円をどこに振り向けるといいでしょうか。今までに運用してきた投資信託を少しずつ買い増してもいいのですが、それよりは分散投資を心がけようと思いました。そこで、5万円ずつ6種類の投資信託を新規に買うことにしました。
 乙が口座を持っている証券会社や銀行などの投資信託をいろいろ調べ、以下のようなものを購入しました。

新生銀行 エマージング・ソブリン・オープン(毎月決算型)¥50,000
申込み手数料 2.1% 信託報酬 1.6485% 信託財産留保額 0.5%
新生銀行 HSBC ブラジルオープン¥50,000
申込み手数料 3.15% 信託報酬 1.995%
ジョインベスト証券 損保ジャパン−フォルティス・トルコ株式オープン¥50,740
    ノーロード 信託報酬 1.995% 信託財産留保額 0.3%
イートレード証券 ソシエテ-SGロシア東欧株ファンド¥55,212
申込み手数料1.05% 信託報酬 0.92925% 信託財産留保額 0.3%
マネックス証券 バンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド¥40,480
ノーロード 口座管理手数料 0.63% エクスペンス・レシオ 0.23%
楽天証券 ステート・ストリート外国株式インデックス・オープン¥57,032
    ノーロード 信託報酬 0.9975%

 これらの合計は 303,464 円で、現金の預かり金(今までの分配金など)もほぼゼロに近づけたことになります。
 2年前に任された50万円で、日本株、中国株、インド株、アジア株、ヨーロッパ株、オーストラリア債券、リートの投資信託を購入しているので、それ以外のカテゴリから探して、新興国債券、ブラジル株、トルコ株、ロシア東欧株、アメリカ株、それに外国株のインデックス・ファンドを選びました。
 これで、アメリカ、ヨーロッパ、日本の先進国株、BRICs を中心とした新興国株、先進国と新興国の債券、リートなどに分散することができました。
 インデックス・ファンドは二つだけにしました。どっちみち数年間の投資期間を考えているということでは、アクティブ・ファンドを買ってもいいと判断しました。15年も投資を続ける場合だと、コストが大きく響いてきますが、数年間では、アクティブ・ファンドであってもさほどコストは問題ではありません。リスクが高めなものが高いリターンも期待できるので、それをいくつか積極的に購入したわけです。
 乙としては、これらの投資信託がどうなっていくのか、勉強のつもりで見守っていきたいと思いました。
 なお、日本の銀行・証券会社経由で投資したのは、妻の意向を受け入れたためです。乙は、どうせ外国の株に投資するのだから、外国の証券会社経由で購入してもいいと思っていますが、家内は、いざというとき(乙が死んだとき)現金が取り戻せなくなるのが恐いということで、国内の金融機関経由で投資することを強く主張しました。
 乙は、まあ、ここは出資者の意向を受け入れるのがいいかなと思った次第です。
 買ったとたんに(サブプライムローン問題の影響で)それぞれの投資信託が大幅に値下がりしたので、妻には申し訳ないですが、まあ2年保有すれば何とかなると思っています。
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タグ:投資信託
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2007年08月22日

GSグローバル・マーケット・ストラテジーを売却しました。

 乙は、GSグローバル・マーケット・ストラテジーという投資信託を購入していました。
2006.11.23 http://otsu.seesaa.net/article/28065163.html
2006.2.28 http://otsu.seesaa.net/article/13903047.html
 しかし、最近の成績の低迷ぶりにあきれ果て、売却しました。
 乙は結果的に損失を被りました。
http://biz.yahoo.co.jp/funds/p/3531104A.html
から月次データを取得し、以下に貼り付けます。一番右側の「購入/売却」欄は、基準価格の前月からの変動を考慮して、当該月にどれくらいの購入/売却があったのかを示します。マイナスは売却で、プラスは購入です。純資産額と購入/売却の単位は百万円です。各月末の値ですが、2007年8月のところは、乙が売却した8月15日の値を入れてあります。
年月基準価格純資産額購入/売却
2004年10月
10011
37621
2004年11月
10254
51035
12501
2004年12月
10150
58428
7911
2005年 1月
10340
62574
3052
2005年 2月
10205
63275
1518
2005年 3月
10320
64196
208
2005年 4月
10383
62134
-2454
2005年 5月
10906
54876
-10388
2005年 6月
11173
48405
-7814
2005年 7月
11427
48780
-725
2005年 8月
10961
45809
-982
2005年 9月
11407
47399
-274
2005年10月
11403
47278
-104
2005年11月
11424
44149
-3216
2005年12月
11591
43723
-1071
2006年 1月
11456
40891
-2323
2006年 2月
11758
40223
-1746
2006年 3月
12398
41907
-505
2006年 4月
12377
54307
12471
2006年 5月
11905
59497
7261
2006年 6月
12182
63618
2737
2006年 7月
12273
63083
-1010
2006年 8月
11443
58699
-118
2006年 9月
11068
56168
-607
2006年10月
10740
54717
214
2006年11月
10209
49575
-2437
2006年12月
10267
47505
-2352
2007年 1月
10411
46536
-1635
2007年 2月
10059
43273
-1690
2007年 3月
9855
40565
-1830
2007年 4月
9728
36687
-3355
2007年 5月
9570
32615
-3476
2007年 6月
9856
30840
-2750
2007年 7月
9779
28895
-1704
2007年 8月
9101
26439
-452

 早い人は、2005年5月〜6月に売却していたんですね。このころ売却額が大きくなっています。たった半年しか保有していないのです。3.15% もの手数料を払って、たった半年ですか。そんなものなのでしょうか。
 さらに、2006年3月まで、購入よりも売却が多く、このファンドはこのころ資産を減らしています。
 2006年4月から6月までは購入額が大きく、基準価格は発売当初の2割増ですから、このファンドを狙って買いが入ったということでしょう。しかし、そのころが基準価格のピークで、その後は基準価格が下がるとともに、解約が購入を上回っています。運用をあきらめた人が多かったといえます。
 このパターンからすると、高値づかみをして損失を出した人がかなりいたように思われます。
 乙の場合、最初に 100 万円を投資して(厳密にいえば手数料込みで 1,031,500 を投資したわけですが)、解約時には 882,794 円になってしまったのですから、かなりの損失(148,706 円)です。8月20日に乙の口座に振り込まれた金額で確認しました。
 では、この間、野村證券および運用会社のゴールドマン・サックスは乙からどれくらい手数料を稼いだのでしょうか。ざっと概算してみましょう。
 申込手数料 31,500 円、信託報酬 1.89%×約3年分=56,700 円、成功報酬(超過額の21%)は、(303,544×0.79=239,800 がハイウォーターマークと考えて)303,544×0.21=63,744 円で、合計 151,944 円です。乙が被った損失額を越える金額が証券会社と運用会社(それに一部には委託会社)に流れたわけです。
 これで投資信託の仕組みが理解できました。高い手数料によって、金融機関は投資家からなにがしかを奪い取ってしまうのです。乙が損失を被っているのに、その分を金融機関がもうけているというのは、正直、頭に来ます。
 では、結果論として嘆くのではなく、どうすればよかったのでしょうか。
 GSグローバル・マーケット・ストラテジーは、ロング・ショート戦略のファンドです。株式や為替のいろいろなものに投資します。したがって、相場の上下にかかわらず、少しずつ儲けを積み重ねるはずです。絶対リターン追求型なのです。そういう目で見ると、基準価格が下がりはじめたときに、売るべきでした。たとえば、2ヵ月連続で前月を下回ったら売るということにしておけば、2006年5月の段階で売ることができました。3ヵ月連続という条件ならば、2006年10月で売るべきでした。ここで売れなかったことが乙の甘さです。(申込手数料 3.15% だから、3年は保持しようと思っていました。これが安易でした。)
 よさそうに思えるファンドでも、購入前に3年くらいは実績を見るべきだということも、身にしみて感じました。乙が 2004年10月に申し込んだときは、ファンドが新規に設定され、募集が始まったときなのです。こういうのに手を出すべきではありませんでした。

 ちなみに、このファンドは、その後、さらに基準価格を下げており、8月20日の時点で、8756円です。基準価格のピーク時から考えると3割減です。絶対リターンどころか、絶対ロスですね。
 こんなアホな運用会社を信じた乙が一番のアホでした。

 いい勉強になりました。
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2007年08月21日

新生銀行から投資信託の連絡

 乙は、毎月、新生銀行から「投資信託のお知らせ」を受け取っています。
 8月分の書類とともに、1枚の「封筒表示変更のお知らせ」と題する連絡が入っていました。
 次のような内容でした。
 「お客様からのご要望にお応えし、このたび、投資信託取引残高報告書をお届けする際の封筒に記載されている「投資信託のお知らせ」という表示を「重要なお知らせ」へと変更させていただくことになりましたので、ご案内申し上げます。【変更時期(予定):2007年9月お届け分より】」
 なるほど、確かに、封筒に印刷されている表示を見ることで、この家は投資信託を保有しているんだなとわかってしまいます。封筒は郵便局の配達員しか見ないはずですが、間違って他人の家に配達されるケースもありますし、泥棒が狙いをつけている家の郵便物などを調べるかもしれません。マンションの集合郵便受けなどでは、よその家に来た郵便物が簡単に見られるようになっている場合もあります。
 そんなことを考えると、余計な表示はしないほうがいいということになります。
 そういえば、乙のところに来る各種証券会社などからの郵便物でも、新生銀行以外ではこういう表示をしている例はありません。いや、そもそも、ネットで pdf ファイルを閲覧できるようにして、紙の書類を送らないところが大半です。
 新生銀行も、そろそろネット閲覧を考えるべきなんでしょうね。
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2007年08月20日

HSBC Global Investment Funds - BRIC Freestyle (Class M2C)

 乙が HSBC 香港で購入しているファンドのうち、HSBC Asset Management が運用するものとして、もう一つ、HSBC Global Investment Funds - BRIC Freestyle (Class M2C) というのがあります。
2006.6.29 http://otsu.seesaa.net/article/19997784.html
 これは、BRICs の4ヵ国に投資するものなので、インデックスとの比較がかなりむずかしくなります。
 しかし、自分で納得するために、一応、やってみましょう。
 さて、まずは株価指数の変遷ですが、インド株については、
2007.8.17 http://otsu.seesaa.net/article/51661221.html
で示したように、2005年7月から2007年7月まででちょうど2倍になっています。為替レートを考慮すると、110% 増です。
 ロシア株は RTS 指数ですが、
http://www.rts.ru/index.cfm?id=2753&tid=323
でドル建てで計算できます。2005年7月段階で 782 でしたが、2007年7月では 1994 です。
 中国株は H 株指数を見ましょう。
http://stock.searchina.ne.jp/
によれば、2005年7月では 5263 でしたが、2007年7月は 13363 です。香港ドルは、米ドルにペッグしていますから、為替レートは考慮する必要がありません。
 ブラジル株はボベスパ株価指数というのがあります。
http://www.capital.co.jp/VDF_brics.pdf
http://www.bloomberg.com/apps/quote?T=jpquote.wm&ticker=IBOV:IND
によれば、2005年7月で 25000 くらい、2007年7月で 53000 くらいです。
 ブラジル通貨レアルは、
http://www.ny.frb.org/markets/fxrates/historical/fx.cfm
で調べると、2005年7月で1ドルが 2.38 レアル、2007年7月で1ドルが 1.87 レアルとレアル高ドル安になりました。これを考慮すると、ドル建てではブラジル株は 2.7 倍にもなったということです。
 次に、各国への投資配分について検討しましょう。
 2005年7月に申し込むときに見た Fact Sheet では、国別投資比率は、ロシア26%、中国24%、ブラジル20%、インド17%、現金11% でした。現在は、ロシア31.3%、中国22.3%、ブラジル28.0%、インド16.8%、現金1.6% です。一応、足して2で割って、次のような配分がずっと続いたと仮定しましょう。
ロシア 29%、中国23%、ブラジル24%、インド17%、現金7%
 各国別の株価指数の上昇と各国への投資比率から計算すると、2005年7月から2007年7月まででは、4ヵ国を合わせた株価指数は 2.4 倍になった(1年あたり 55% 増)という計算ができます。さすがに BRICs は好成績ですね。
 実際のファンドの基準価格の上昇率は、2.25 倍ですから、株価指数に負けていることになります。
 このファンドは成功報酬制で、1年あたり5%を上回れば、その 20% が成功報酬ですから、手数料が高いのです。ちょっと計算してみましょう。
 2年で基準価格が 2.25 倍ということは1年あたり 50% 増(1.5×1.5=2.25)ですから、実際は、1年あたり 62% 増の成績をあげたことになります。そのうち、57×0.2=11.4% が成功報酬になり、ファンドの保有者に約 50% がまわったわけです。つまり、ファンドの成績は、実際はインデックスを上回っているのだけれど、高手数料のために、基準価格はインデックスを下回る結果になっているというわけです。
 こういう成績なら、成功報酬2割というのも高くないように思えてきます。(でも、きつい下げに見舞われることもあるのでしょう。そのときは成功報酬はゼロです。)
 成功報酬については、すでに乙の考え方をブログで述べたことがあります。
2007.6.19 http://otsu.seesaa.net/article/45253002.html
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posted by 乙 at 04:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外ファンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月19日

TOPIX連動型上場投資信託の運用報告書と配当金

 乙は、TOPIX連動型上場投資信託(TOPIX の ETF)を保有しています
2006.7.13 http://otsu.seesaa.net/article/20705536.html
ので、年1回、運用報告書と配当金を受け取ります。
 配当金は、株式と同様に支払い通知書を持って郵便局まで換金に行くことになります。この手続きは、まあしかたがないと思いますが、できれば、あべ礼治氏のように
http://reijiabe.blog106.fc2.com/blog-entry-37.html
口座振り込みを希望したいところです。
 運用報告書も一読しました。
 この ETF は、今期、ベンチマーク(TOPIX)の +12.2% を上回る +13.4% の成績を上げたわけですが、単純に喜んではいけません。これは、ETF が保有している株式の配当を受け取ったということにすぎません。投資信託財産の中で 1% ほどコール・ローンの形で保有しているのがそれに該当すると考えればいいでしょう。これが出資者への配当金になるわけです。考えてみれば当たり前です。ですから、運用報告書は、あまりおもしろくないのが当然でしょう。
 ETF の場合は、インデックス・ファンドと同様、特におもしろそうな運用はしない主義なんですから、運用報告書は「普通にやっていますよ」と言っているだけで、おもしろくなくていいんです。1700 ほどの銘柄一覧を見せられたって、別におもしろくも何ともありません。
 Mc.N の投信都市
http://mcn.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/etf1306_1238.html
では、運用報告書の感想を書いていますが、「9割方の投資家は運用報告書なんて見ていない。」と断定しています。そんなものでしょうか。各投資家は、運用報告書を十分読まなくても、ちょっとは見たほうがいいと思います。ETF の運用が普通に行われているかどうかだけを見る分には、(「組入資産の明細」以外の)数ページも目を通せば十分なんですから。
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posted by 乙 at 04:53| Comment(1) | TrackBack(0) | ETF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月18日

HSBC が運用するアクティブ・ファンド

 ここ数回にわたって、HSBC が運用するアクティブ・ファンドについて調べてきました。

HSBC Korean Equity Fund
2007.8.11 http://otsu.seesaa.net/article/50993848.html
2007.8.10 http://otsu.seesaa.net/article/50885666.html
HSBC Singapore Equity Fund (Class PD)
2007.8.13 http://otsu.seesaa.net/article/51210040.html
HSBC Hong Kong Equity Fund (Class PD)
2007.8.14 http://otsu.seesaa.net/article/51316997.html
HSBC GIF - Thai Equity (Class AD)
2007.8.16 http://otsu.seesaa.net/article/51545580.html
HSBC Indian Equity Fund (Class AD)
2007.8.17 http://otsu.seesaa.net/article/51661221.html

 それらの結果から、乙が保有する5種類のファンドのうちインド株をのぞく4種類は、いずれも株価指数(および為替レートの変動による上昇)を上回る成績を上げていることがわかりました。インド株も、株価指数並みですから、決して悪いわけではありません。
 乙は、これはかなり重要な事実であると考えます。インデックス投資の考え方からすれば、株価指数に連動するように運用するのが「負けない」運用でありもっとも望ましいということになっています。それを証拠づけるような研究はたくさんあり、アメリカや日本の膨大な数のアクティブ・ファンドの成績を調べてみると、いずれもインデックスに負けていることが大部分だということが明らかになっています。(各種のインデックス投資の本にもそう明記されています。)
 では、これら5個のアクティブ・ファンドはどういうものなのでしょうか。
 ここで、内藤忍(2007.6)『内藤忍の資産設計塾 外貨投資編』自由国民社
2007.8.2 http://otsu.seesaa.net/article/50008345.html
の記述が思い当たります。先進国ではインデックス運用がいいのだが、新興国では必ずしもそうでなく、アクティブ運用がいいのだという考え方です。先進国では、株式市場が非常に効率的ですから、高い運用成績を上げようとして努力しても、なかなかそうはなりません。結果的に平均的運用ができればいいほうだということになります。しかし、新興国では、株式市場のあちこちに非効率的なところがたくさんあり、それをうまく利用すれば、平均(インデックス)を越える運用が可能になるということです。そうならば、やや高い手数料(信託報酬)を払っていても、アクティブ・ファンドに投資する意味があるということです。
 乙としては、これらのアクティブ・ファンドは、まだまだ解約しないで保有を継続するつもりです。
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posted by 乙 at 03:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外ファンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月17日

HSBC Indian Equity Fund (Class AD)

 乙は、2005年7月に HSBC Indian Equity Fund (Class AD) を購入しました。
2006.7.1 http://otsu.seesaa.net/article/20082261.html
 これは、1000 ドルよりも大きな金額で購入したのですが、ここでは、話を簡単にするために、1000 ドル購入したものとして話を進めましょう。2007年7月段階では、1997 ドルになっていました。申込手数料を考慮すれば、950 ドルが 1997 ドルになっているわけですから、110% 増という大変な好成績です。
 インドの株価指数の代表例は SENSEX 指数です。ムンバイ市場の上位30社から計算する指数です。
http://finance.yahoo.com/charts#chart1:symbol=^bsesn;range=2y;indicator=volume;charttype=line;crosshair=on;logscale=on;source=undefined
によると、2005年7月は 7600 くらい、2007年7月は 15200 くらいです。ちょうど2倍(100%増)です。
 インドルピーの為替レートは、2005年7月が1ルピー=2.5円、2007年7月が 2.9 円ですから、
2005.7 1000米ドル=108,000 円=43,200 ルピー
2007.7 1000米ドル=118,940 円=41,013 ルピー
ということで、5% ほどのルピー高/ドル安でした。
 HSBC Indian Equity Fund (Class AD) の場合は、株価指数(100%増)並みの成績(110%増)を示しました。
 為替レートを考慮すると、株価指数×為替レート=2.0×1.05=2.1 で 110% 増なのです。

 ちなみに、国内で販売している「HSBC インドオープン」という投資信託があります。乙も、一時投資していました。
2007.3.20 http://otsu.seesaa.net/article/36390263.html
2006.11.25 http://otsu.seesaa.net/article/28220260.html
2006.3.31 http://otsu.seesaa.net/article/15832140.html
 こちらの基準価額の推移を見てみると、
http://table.yahoo.co.jp/t?c=2005&a=4&b=30&f=2007&d=8&e=5&g=w&s=5131104b&y=0&z=5131104b
http://www.hsbc.co.jp/jp/shared/pdf/india_m.pdf
2005年7月は約 12,000 円、2007年7月は 27,526 円ですから、130%増ということで、こちらも大変いい成績です。
 もっとも、ルピー/円の為替レートを考慮すると、2005年7月の 12,000 円=4800ルピーが、2007年7月の27,526 円=9492ルピーになったということで、97% 増ですから、ほぼ指数並みということになります。
タグ:HSBC インド株
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2007年08月16日

HSBC GIF - Thai Equity (Class AD)

 乙が、HSBC Korean Equity Fund
2007.8.11 http://otsu.seesaa.net/article/50993848.html
2007.8.10 http://otsu.seesaa.net/article/50885666.html
と同時期に HSBC 香港で購入した別のファンドについても調べてみましょう。
 HSBC GIF - Thai Equity (Class AD) です。
2006.7.11 http://otsu.seesaa.net/article/20603063.html
 これも、2006年3月に 1000 米ドルだけ購入したのですが、2007年7月末現在で 1322 ドルになっています。申込手数料を考慮すれば、950 ドルが 1322 ドルになっているわけですから、39% 増という大変な好成績です。
 さて、タイの株価指数は SET 指数というようです。
http://finance.yahoo.com/charts#chart2:symbol=^seti;range=2y;indicator=volume;charttype=line;crosshair=on;logscale=on;source=undefined
で見てみると、2007年7月末の時点で 780 くらいです。2006年3月時点では 730 くらいでした。この期間で7%増という結果です。
 為替のほうも見てみると、
http://newroad21.com/baht-yen.htm
1 バーツが 2006 年3月で 3.09 円、2007年7月で 4.1 円でした。
http://www.aceconsulting.co.jp/kawasekinri.html
では、2006年3月は1米ドルが117.47円、2007年7月は 118.94円です。
 2006.3 1000米ドル=117,470 円=38016 バーツ
 2007.7 1000米ドル=118,940 円=29010 バーツ
ということで、この期間の為替レートは 24% ほどのバーツ高=米ドル安でした。
 以上の計算により、HSBC GIF - Thai Equity (Class AD) の場合でも、インデックス(7%増)と為替変動(24%増)による効果(1.07×1.24=1.33 33%増)を上回る 39% 増という結果になりました。
タグ:HSBC タイ株
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2007年08月15日

前田和彦(2007.8)『5年後にお金持ちになる海外投資』フォレスト出版

 乙が読んだ本です。
 前田和彦(2006.8)『5年後にお金持ちになる資産運用』フォレスト出版
2006.9.20 http://otsu.seesaa.net/article/24035583.html
の続編といった感じです。
 第1章「知らないから損する! 意外と知らない外貨投資&海外投資の常識」では、海外投資は常に有利なわけではないということを説きます。それはそうでしょう。要は、何をどのように活用すればいいのかということです。
 乙が気になったのは pp.35-40 あたりで、海外口座は意味がないと書いてあることです。海外口座開設ツアーがはやっているけれど、ブローカーがいろいろ手伝ってくれるようでいて、実は手数料収入を稼いでいるという話です。しかし、それはビジネスとしてやむを得ないものと思います。
 また、ブローカーが死んだら口座開設者が大変だという話が出てきますが、乙はそうは思いません。だって、ブローカーは口座開設の手伝いをしてくれるだけであって、後の運用は自力でやるしかないのですから、ブローカーが死んでも、特に影響はないと思います。乙の場合、HSBC 香港との関係でいえば、口座開設時は某ブローカーにお世話になりましたが、その後、その人とは連絡がとれません。しかし、だからといって何も不自由はありません。だって香港では英語が十分通じるのですから、自分で銀行と直接連絡を取ればそれでOKです。
 もしも、英語によるコミュニケーションができずに海外口座を開設しようと考えている人がいたら、それはそもそも無理だと誰でも思うでしょう。
 pp.52-55 では、通貨を分散しようという話が出てきます。円と米ドルとユーロくらいがいいという話です。しかし、乙は、前田氏の考え方に賛成できません。乙の考え方は、すでにブログに書きました。
2007.2.23 http://otsu.seesaa.net/article/34452967.html
 第2章「誰も教えてくれない! 国内外の金融機関の基礎知識」では、海外のプライベート・バンクがどういうものかを説明しています。それと比べて日本の国内口座(のプライベート・バンク機能)が不十分であることを述べています。
 p.60 では、海外口座で債券を中途売却した場合、非課税ではなく、総合課税されると書いてあります。ここは重大な記述です。乙は自分の保有する米国のゼロクーポン債を途中売却するに当たって(まだ数年先の話ですが)この点は税務署に確認してみますが、前田氏は何に基づいてこういう解釈をしたのか、知りたいところです。この本では根拠が一切書いてありません。
 そもそも、前田和彦(2006.8)『5年後にお金持ちになる資産運用』フォレスト出版 では、p.154 に、米国のゼロクーポン債を(満期日の前日で)中途売却することで為替益を含めて非課税になると書いてあります。たった1年で制度が変わったわけでもないのに、こういう記述があることが不可解です。
 p.71 では「コンシュルジェ」という言い方が出てきます。これはここ以降本書中で何回も繰り返し出てきます。乙は、この言い方にも引っかかりました。繰り返し出てくるということは、ミスプリではなく、本人の思いこみです。
 普通は「コンシェルジュ」といいます。検索エンジンで検索件数を確認してみると、以下の通りです。
表記YahooGoogle
コンシュルジェ
84
91
コンシュルジュ
9,310
16,600
コンシェルジュ
1,660,000
2,630,000
コンシェルジェ
210,000
411,000
コンシエルジュ
870
210
コンシエルジェ
210
391


 「コンシュルジェ」はごく少ない数しか使われていません。きわめて珍しい言い方(さらにいえば、間違った言い方)であると思います。
 フランス語の concierge の発音は[konsierз](зは後部歯茎有声摩擦音のつもり)ですから、「コンシエルジュ」が近いものと思われます。
 前田氏はスイスのプライベート・バンクに勤務していたとのことですが、スイスであればフランス語も使われていたはずですから、現地でフランス語に接していれば、こういう言い方はしないものでしょう。
 第3章「賢い人は使ってるプライベート・バンクの使い方」は、資産5億円以上の人が読むべきところですので、乙はスキップしました。
 第4章「日本の金融機関から投資するときの注意点」では、銀行口座よりも証券口座を活用しようということです。それはいいのですが、4章の初めのほうには、海外口座否定論が書いてあります。前田氏によると、プライベート・バンク口座であればいろいろメリットがあるのだけれど、海外の一般口座ではメリットがないとのことです。
 この点は、乙の認識とはずいぶんずれています。乙は銀行口座としては HSBC 香港しか海外口座を持っていませんが、いろいろとメリットがあるように思っています。(もちろんデメリットもありますが。)これについては、今までにもブログでいくつか書きましたが、さらに順次述べていきましょう。
 p.113 で書いてありますが、「一般口座の場合、自ら銀行の窓口に行って手続きをするのが基本です。香港ドルを米ドルに両替したいなら、窓口に行き、書類で申請するなどの決まった手順を踏んだうえで、手続きをしなければなりません。【中略】しかも、窓口には日本語が話せるスタッフは用意されていませんから、言葉の壁もあります。」というようなことでは、銀行口座としても使い物にならないでしょう。しかし、今どきこんな銀行があるのでしょうか。(あったら、みんなから利用されずに銀行が潰れるだけです。)今やインターネットで取引するのが当たり前になっていますから、両替なんて、数分もあればネットでできてしまいます。ネットの言葉は英語ですが、それはしかたがないでしょう。そんなにむずかしいものではありません。前田氏の知識は、いったいいつのものなんでしょうか。
 第5章「海外口座を最大限活用しよう!」はプライベート・バンク口座の活用法なので、乙には無関係でした。
 第6章「可能性は無限です! 退職後の新しい生き方を求めて!」は、海外生活のススメです。まあ、この本が対象としているような資産5億円以上の人なら、こういうことも考えておくべきでしょう。乙には不必要な記述です。(しかし、富裕層の考え方を知っておくのも悪くないと思っています。)
 本書は、あまりおすすめではありません。少なくとも、乙は、前田氏を頼って海外投資する気にはなれません。5億円以上の資産のある人は、もう少し自分で調べた上で、適当なブローカーを見つけるべきでしょう。そのほうが安心だと思います。


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2007年08月14日

HSBC Hong Kong Equity Fund (Class PD)

 乙が、HSBC Korean Equity Fund
2007.8.11 http://otsu.seesaa.net/article/50993848.html
2007.8.10 http://otsu.seesaa.net/article/50885666.html
と同時期に HSBC 香港で購入した別のファンドについても調べてみましょう。
 HSBC Hong Kong Equity Fund (Class PD) です。
2006.7.11 http://otsu.seesaa.net/article/20603063.html
 これも、2006年3月に 1000 米ドルだけ購入したのですが、2007年7月末現在で 1545 ドルになっています。申込手数料を考慮すれば、950 ドルが 1545 ドルになっているわけですから、63% 増という大変な好成績です。
 さて、香港の株価指数はハンセン指数(Hang Seng Index)がいいでしょう。
http://www.opticast.co.jp/opt/gcom/market/kaigai/stockidx.htm
http://finance.yahoo.com/charts#chart2:symbol=^hsi;range=2y;indicator=volume;charttype=line;crosshair=on;logscale=on;source=undefined
で見てみると、2007年7月末の時点で 22000 くらいです。2006年3月時点では 15800 くらいでした。この期間で39%増という結果です。
 香港ドルは米ドルにペッグしていますから、為替は考慮する必要がありません。
 HSBC Hong Kong Equity Fund (Class PD) の場合でも、インデックス(39%増)を大きく上回る 63% 増という結果になりました。
タグ:HSBC 香港株
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2007年08月13日

HSBC Singapore Equity Fund (Class PD)

 乙が、HSBC Korean Equity Fund
2007.8.11 http://otsu.seesaa.net/article/50993848.html
2007.8.10 http://otsu.seesaa.net/article/50885666.html
と同時期に HSBC 香港で購入した別のファンドについても調べてみましょう。
 HSBC Singapore Equity Fund (Class PD) です。
2006.7.11 http://otsu.seesaa.net/article/20603063.html
 これも、2006年3月に 1000 米ドルだけ購入したのですが、2007年7月末現在で 1733 ドルになっています。申込手数料を考慮すれば、950 ドルが 1733 ドルになっているわけですから、82% 増という大変な好成績です。
 さて、シンガポールの株価指数は ST 指数(Straits Times Index)というようです。
http://www.opticast.co.jp/opt/gcom/market/kaigai/stockidx.htm
http://finance.yahoo.com/charts#chart2:symbol=^sti;range=2y;indicator=volume;charttype=line;crosshair=on;logscale=on;source=undefined
で見てみると、2007年7月末の時点で 3500 くらいです。2006年3月時点では 2500 くらいでした。この期間で40%増という結果です。
 為替のほうも見てみると、
http://www.aceconsulting.co.jp/kawasekinri2.html
1 シンガポールドルが 2006 年3月で 72.57 円、2007年7月で 78.71 円でした。
http://www.aceconsulting.co.jp/kawasekinri.html
では、2006年3月は1米ドルが117.47円、2007年7月は 118.94円です。
 2006.3 1000米ドル=117,470 円=1618 シンガポールドル
 2007.7 1000米ドル=118,940 円=1511 シンガポールドル
ということで、この期間の為替レートは 7% ほどのシンガポールドル高=米ドル安でした。
 以上の計算により、HSBC Singapore Equity Fund (Class PD) の場合でも、運用実績(82%増)は、インデックス(40%増)と為替の効果(7%増)(両方合わせて 1.4×1.07=1.5 50%増)を大きく上回るという結果になりました。
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2007年08月12日

日本経済新聞社(2005.5)『なっとく! マネー塾』日本経済新聞社

 乙が読んだ本です。
 日経新聞の日曜日の「マネー入門面」の連載に手を加えてまとめなおしたものだそうです。ということは、乙は新聞掲載時に一通り読んでいるはずですが、そういうことはほとんど思い当たりませんでした。
 かろうじて、本書中のところどころに現れるイラストやツッコミの表現でそれがわかる程度です。忘れることって多いんですね。
 全体は@〜Hに分かれていて、それぞれ別のテーマについて解説されています。
 @ 概説編といった内容です。
 p.24 これまでは貯蓄は40代からでいいとされてきましたが、最近は「30代からこつこつ」が基本だそうです。しかし、乙のように、気が付けば30代ははるかに過ぎ去っていたという場合はどうしたらいいのでしょう。いろいろな年齢の人がいるわけですから、それぞれの場合に応じた書き方がされているとよかったと思います。
 A 株式編です。
 インデックス投資の話はなく、いきなり個別株の話になります。こういうマネー塾レベルの入門本を読む人には、最初に個別株投資をすすめるのはよくないと思います。そういう全体のバランスのようなものを考えると、本書の記述態度には疑問を感じます。
 B 投資信託編です。
 もっともなことが多いです。しかし、一方では、当たり前すぎて、読んでいてもおもしろくありません。
 C 外貨投資編です。
 為替の基本から始まって、外貨預金、MMF、外為証拠金取引などが説明されます。この章も当たり前の記述が多い気がします。
 p.104 には、外債のコストが片道1%だという話が出てきます。
 以前の乙のブログで書いたことですが、
2007.7.14 http://otsu.seesaa.net/article/47766706.html
乙はしんのすけさんの記事を読んで手数料が1%以上ということを知りましたが、ほぼ似たような話です。
 D 企業業績の読み方です。まあ株式編の継続といったところでしょう。Aに連続して配置したほうがよかったのではないでしょうか。
 E 金(gold)投資編です。
 乙は金には興味がないのですが、一応の金投資の解説にはなっていると思います。(一読すると、ますます金投資は魅力的でないように見えます。)
 F 保険編です。
 p.166 保険の手数料が高いという話が出てきます。保険料総額の 62% にも及ぶという計算が示されます。
 ちょっともどりますが、p.42 にも、生命保険は保険会社の手数料が高いという話が出てきます。合わせて参考にするといいでしょう。
 こういう話を聞くと、生命保険はなるべく入らないほうがいいという考え方に共鳴します。
 G ペイオフ編とH 税金編は、常識的な内容です。

 全体を一読して、投資に対する心構えや全体的な方針の話が抜けているという印象を持ちました。乙としては@をもっと充実させていいのではないかと思いました。裏返していうと、個々の金融商品に関する知識はよく書けていると思います。しかし、そのようなバラバラの知識だけでは「お金の鉄則」は学べません。洋食、中華から和食まで一通り見せられ「どれを食べてもいいですよ」といわれた気分です。回鍋肉を食べながら日本酒を飲みつつフレンチレストランの品定めをしているといったらいいのでしょうか。
 本書は「易しい入門書」といった位置づけです。当然のことが書いてあります。あまり読む価値はないと思いますが、初心者にはおすすめできるかもしれません。


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2007年08月11日

HSBC Korean Equity Fund(続)

 昨日書いた話ですが、
2007.8.10 http://otsu.seesaa.net/article/50885666.html
ふと気が付くと、為替レートが考慮されていません。
 乙は、HSBC Korean Equity Fund には米ドルで投資していますので、ウォン建てで計算されている韓国株価指数と、米ドル建てで計算されるファンドの基準価額を比べるのでは不十分です。
 さっそく、2006年3月と2007年7月のウォンとドルの為替レートについて調べてみました。
http://www.aceconsulting.co.jp/kawasekinri2.html
で見てみると、2006年3月は 100KRW が12.05 円、2007年7月は 12.92 円です。
http://www.aceconsulting.co.jp/kawasekinri.html
では、2006年3月は1米ドルが117.47円、2007年7月は 118.94円です。
 ということは、2006年3月の1000米ドルは 117,470 円に相当し、974,855 ウォンだったということです。
 同じく、2007年7月の1000米ドルは 118,940 円に相当し、920,588 ウォンだったということです。
 つまり、ドル−ウォンで見ると、この期間に 5.6% ほどウォン高=ドル安になっているということです。
 乙の記録によれば、HSBC Korean Equity Fund は 2006年3月に 950 ドルから出発して、2007年7月に 1560 ドルになったのですから、64% 増ですが、このうち 5.6% ほどは為替レートの影響だということになります。
 それを考慮すると、実質 55% 増(1.64÷1.056=1.553)ということになりますが、それでも、韓国株価指数の 40-45% 増と比べて大幅にアウトパフォームしています。
 HSBC Korean Equity Fund は、インデックスを上回る好成績のファンドだといっていいのではないでしょうか。
posted by 乙 at 04:24| Comment(3) | TrackBack(0) | 海外ファンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月10日

HSBC Korean Equity Fund

 HSBC Korean Equity Fund というのは、乙が HSBC 香港で購入している投資信託(Unit Trust)です。
2006.7.11 http://otsu.seesaa.net/article/20603063.html
 申込手数料は 5.25% ですし、信託報酬は 1.5% と高いです。
 「高い手数料の投資信託は購入しない」というのが投資の鉄則です。乙も、同感です。しかし、今のところ、このファンドを解約していません。
 さて、乙が 2006 年3月に 1000 米ドルで購入した HSBC Korean Equity Fund ですが、現在どうなっているかというと、7月末の段階で 1560 ドルになっていました。1年4ヵ月で5割増ということです。厳密にいえば、申込手数料を引かれて 950 ドルから出発して 1560 ドルになったのですから、64% 増です。
 こうなると、信託報酬などが少しくらい高くても、特に気になりません。64% の中の 2%(1年で 1.5% なので1年4ヵ月で 2%)くらいは喜んでくれてやろうといったところです。
 では、韓国の株価は、この期間に全体としてどのように動いてきたのでしょうか。
 韓国総合株価指数としては、KOSPI 指数というのが使われるようです。
http://www.tokyostarbank.co.jp/uploads/PCA_korea_weekly200606087410.pdf
によると、2006年3月ころは 1300-1350 くらいを上下していました。今は、
http://sp03.hp.infoseek.co.jp/chart-major%20world%20indices%20.html
によると、1900 くらいです。この1年4ヵ月で 40-45% 増です。
 HSBC Korean Equity Fund はアクティブ・ファンドですが、運用成績はインデックスをかなり上回っているようです。このようにインデックスを上回る成績を出しているファンドは解約しなくてもいいと思います。
 ちなみに、アメリカ市場には韓国株の ETF があります。iShares MSCI South Korea Index Fund (EWY) で、Expense Ratio は 0.74% です。HSBC Korean Equity Fund の信託報酬と比べれば、半額しかかかりません。
 乙は、HSBC Korean Equity Fund を解約してこちらの ETF に投資することも考えましたが、アクティブ・ファンドでも、それなりの成績を挙げている以上、解約する必要はないと思い直しました。
続きを読む
タグ:HSBC 韓国株
posted by 乙 at 04:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外ファンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月09日

中国は無秩序国家

 乙が
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070803/131649/
で見かけた記事です。著者4人はいずれも外国人です。彼らは中国の現状を無秩序国家と呼んでいます。
 官僚の汚職を初め、行政の失敗がたくさんあるとのことです。それはそうでしょう。きちんと批判することができない政治体制はいわば絶対権力であり、腐敗などの問題が起こるのは当然です。
 経済面だけ資本主義を導入しても、人々の考え方が社会主義の時代(国家が計画し、人民はそれを厳守するだけ)のままなら、うまく回転するはずがありません。この記事では、中国のあり方を「官僚資本主義」と呼んでいます。なるほど、そういう見方はかなり本質を突いているように思えます。しかし、これは企業の所有者は誰かという問題になります。地方官僚の汚職がひどいのにはそれなりに理由があるというのが著者たちの主張です。
 中国を根本的に変えるために、どうしたらいいかについて、著者たちは結論として次のように述べます。
 「地方官僚に規制逃れをさせない法制度、単なるGDP成長率だけでない数的指標に基づいた役人の評価システム、起業家を育成し報いるような資本市場が必要となる。つまり、ビジネスから共産党を排除しなければならないのだ。
 だが、今の段階ではそのような革命的変化は政治的に不可能だ。したがって、今日我々が目にしている中国の惨憺たる国内事情は10年後もほとんど変わらないと考えるのが妥当だろう。」
 当然です。権力とはこういうものでしょう。「中国は今のまま」と見るべきです。
 こういう記事を読むと、このまま中国株に投資していていいものかどうか、考え込んでしまいます。乙の投資額は大したものではありませんが、それでも心配です。
 中国の経済発展はあと何年持つのでしょうか。そして、中国株からの撤退の時期は「読める」ものでしょうか。
posted by 乙 at 05:16| Comment(1) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月08日

Vanguard Small Cap Value ETF (VBR)

 乙が最近購入した ETF です。アメリカの小型バリュー株に投資します。MSCI US Small Cap Value Index という指数に連動する ETF です。
 Expense Ratio は 0.12% と非常に安いです。何といっても、Vanguard ですからね。
http://www.etfconnect.com/select/fundpages/etf_funds.asp?MFID=62915
 ここ2ヵ月くらいで1割ほど価格が下がっていますが、乙はこういうことをあまり気にしません。
 じっとバイ・アンド・ホールドし続けるつもりです。
 この ETF に関しては、ブログの中で
http://www.lagazuoi.com/gabbiano/archives/2005/12/russell_2000_value_index_2.html
http://www.ystyle.biz/weblog/2007/03/15191218.php
http://401k.sblo.jp/article/3566250.html
http://blog.livedoor.jp/ginzajin/archives/2006-12.html(12月3日のところ)
http://ranobe.com/blogger/log/2007_04_01_archive.html(4月9日のところ)
http://palcomhk.blog79.fc2.com/blog-entry-243.html
などに、言及がありました。
タグ:VanGuard ETF VBR
posted by 乙 at 05:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ETF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月07日

法務局で抵当権抹消手続きをしました

 乙は、ワンルームマンション投資をしています。
2006.3.16 http://otsu.seesaa.net/article/14879201.html
 これに関して購入時にローンを組んでいたのですが、最近、全部返済が終わりましたので、ローンの会社から抵当権抹消手続きに必要な書類が送られてきました。そこで、乙は東京法務局に出向いて、自分で必要な手続きをしてきました。
 実は、以前、自宅を購入した際にローンを組み、そのローンの返済が完了してから抵当権抹消をしたことがありました(2回経験しています)ので、抵当権抹消のやり方は一応わかっていました。とはいえ、しばらく前にやったので、細かい手続きなどは忘れていました。書類がパソコン内に保存してあったので、それを見て「ああ、そういうことがあった」と思い出したような次第です。
 最近は、書類の書き方も違っているかもしれないと思って、書類一式を持参して窓口で相談してみると、係員が必要な書類を選り分けて、ホッチキスで留め、そこに何を書くかを鉛筆でメモしてくれました。
 その通りにボールペンでなぞって書類のできあがりです。いやはや、実に簡単です。
 前回は縦書きの書類で、「壱弐参拾」などの漢数字を使って書類を書いたので、なかなか苦労しましたが、今や書類は横書きですし、数字もアラビア数字(123など)でよくなったとのことです。
 手続きは実にあっけなく終わってしまいました。
 ローン会社からの手紙では、司法書士に代行を依頼することができると書いてありましたが、料金は2〜3万円とありました。これはもったいないです。是非、自分で手続きしましょう。
 もっとも、平日の昼間に法務局まで最低2回は(申請時と受取時に)出向く必要がありますから、有休が取れないサラリーマンは大変でしょう。(奥さんにやってもらうと、本人でないということで委任状などが必要になります。)乙の勤務先は、そういうところがノンビリしていますから、仕事をさぼって自分で行っても問題はありませんでした。
 ネットをちょっと調べると、この手続きに関して、いろいろな記事があります。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2993026.html
http://teitouken002.blog82.fc2.com/blog-entry-101.html
http://www.your-self.biz/teitouken/index.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~LD3T-NSKW/mmortg.html
などで、自分でできると書いてあります。
http://musiccompass.fc2web.com/teitouken_masshou.htm
には、自分でやった人の感想もあります。
 みんな、自分でやっているのですね。こういうことが大事だと思います。自分で手続きを行うことで、社会の仕組み、ローンの仕組みがわかり、自分の契約がどういうことだったのかが大変よく理解できます。
 法務局に行く際は、消しゴムとハンコを持参しましょう。ボールペンは記入用の机においてありますが、消しゴムはありません。鉛筆書きのメモは消さなくてもいいのでしょうが、せっかくなので、きちんと消して、きれいな書類を出したいものです。
posted by 乙 at 03:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 不動産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月06日

iShares S&P Small Cap 600 Index Fund (IJR)

 乙が最近購入した ETF です。
 アメリカの小型株に投資するものです。Expense Ratio は 0.20% です。
http://www.etfconnect.com/select/fundpages/etf_funds.asp?MFID=46288
 基準価額の推移を見ると、この2ヵ月ほど値下がりしていますが、5% くらいなものであり、こういう変動を気にしていてはインデックス投資はやってられないでしょう。
 過去の成績は、
2001: 6.4%
2002: -14.3%
2003: 38.5%
2004: 22.4%
2005: 7.5%
2006: 15.1%
2007: 8.3%
ということですから、けっこうリスク(変動幅)が大きいように思います。小型株はどうしてもリスクが大きいものになる傾向があります。
 ブログ「敗者と勝者のゲーム」
http://haisyatosyosyanogame.10.dtiblog.com/blog-entry-250.html
によれば、過去7年の成績を見ると、IJR は他の ETF よりも成績が良かったようです。
 小型株のほうが大型株よりも成績がいいという一般則はないと思いますが、他に大型株の ETF などを持っている場合には、バランス上、IJR を持っているといいでしょう。
posted by 乙 at 03:24| Comment(1) | TrackBack(0) | ETF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月05日

山崎伸治(2005.2)『「都市型シニア」マーケットを狙え!』日本経済新聞社

 乙が読んだ本です。「新たな消費マジョリティーの実像」という副題が付いています。
 本書は、投資の本ではなく、シニア層(団塊の世代や戦中派あたり)にどのようにマーケティングをするか(つまりものを売り込むか)を論じた本です。
 本書を一読して大変おもしろく思ったのは、ここに描かれたシニア層の考え方は、乙が普段考えていることにかなり近いということです。乙もシニア層に近づきつつあることがよくわかりました。
 なぜ、こういう結果になったかといえば、この本がシニア層多数に対する各種調査の結果に基づいて書かれているからです。
 p.17 10歳ごとの貯金・負債現在高が載っています。20代は経済規模が小さいですが、30代は負債が 700 万円程度にふくらみます。40代も同様ですが、一方では 260 万円ほどの貯蓄もあります。50代になると、負債 500 万よりも貯蓄 1000 万円がはるかに大きくなります。60代以上は負債が 200 万円以下になり、貯蓄が 2000 万円を越えます。実際、今までの乙の経験でもこんなものでした。20代は金がなくて貧乏でした。30代から40代は、子供が生まれたり、マンションを買ったりして、どうしても赤字傾向が続き、生活が大変です。しかし、50代になると、子供が巣立ったりして、生活がぐっと楽になります。まともに投資を考え、実行するのはやはり50代以上ということになるでしょう。ホントは20代から投資を考えるべきなのですが、周りを見てもなかなかそういう人はいなかったし(単に周りの人には語らないということだけかもしれません)、給料が低く、生活が苦しいという状態では、「投資なんて……」ということになりがちです。そこで、ある程度の歳になって後から人生を振り返って、「若いときに○○をしておけば良かったのに……」となるわけです。投資はその典型でしょう。投資はこつこつ数十年も継続すれば、それはそれは大きなものになるわけですから。
 p.60 でシニアがよく見るテレビ番組が挙がっています。ニュース・ドキュメンタリーで、「ためしてガッテン」や「プロジェクトX」など(今は見なくなりましたが)乙がよく見ていたものが書いてあります。
 p.62 では、外食でよく食べる好みのジャンルが書いてあります。1位が鮨なのは当然(!)として、2位は中華料理です。乙もけっこう好みです。
 p.118 夫婦別トイレが普通で、自宅にトイレが2個あるというのです。乙もまさにそうです。我が家では夫婦で厳密に区分しているわけではありませんが、何となく居場所に近いところに入るので、乙が1階、妻が2階のトイレに入ります。(それぞれのトイレにそれぞれの読みかけの本がおいてあります。)
 pp.128-129 では、子供が購入する際に全額お金を出してあげてもいいもの、孫のためにお金を出してあげたいものが整理されて並んでいます。なるほど、乙がもう少し年を取れば、こういうことを意識しなければならないんですね。
 p.131 では、家計は夫婦のどちらが管理するかが書いてあります。シニア層は妻が管理しているのですね。乙は、自分で管理しています。(投資するためには、そのほうがはるかにベターです。)
 p.136 では、将来のための資金の運用の分担が書いてあります。一応、夫側のほうが多い結果になっていますが、妻側という回答もかなりあり、家庭ごとに大きく異なっている(家庭ごとにばらばらだ)ということがわかります。

 本書を読むときは、いちいち納得・共感しながら読んでいました。まるで自分のことが書いてあるみたいです。
 特に、p.147 以降で、多くの夫婦が写真付きで登場しているところが具体的でおもしろかったです。自宅の中の写真が多数載っており、それぞれの夫婦の生活のしかたが手に取るようにわかります。まさに「目は口ほどにものをいい」ですね。
 本書で読みにくい点を一つあげれば、グラフの凡例がしばしば非常に小さな活字で表されていることです。たとえば、p.142 など、3行分の凡例が普通に読めるものでしょうか。若い人ならば大丈夫なんですかね。せめてポイントを2倍程度にしてもらえたら、シニア層が読むのも楽だったろうにと思いました。あ、この本は若い人が読んでシニア層に営業をかけるためのものだから、こういう小さな活字でもいいんですかね。

 本書は、山崎伸治(2007.4)『「団塊の世代」は月14万円使える!?』(青春新書)青春出版社
2007.7.1 http://otsu.seesaa.net/article/46332712.html
よりも前に刊行されたものでした。


posted by 乙 at 04:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月04日

ブログのアクセス数

 乙のブログは、2006年1月に開設してから1年半が経ちました。
 毎日、多くの方にアクセスしていただいています。
 Seesaa では、毎日の訪問者数とページビューを知ることができます。
 どれくらいの方がアクセスしているのか、1日あたりの平均で見てみましょう。
訪問者数ページビュー
2006
1
45.75
109.00
2006
2
44.29
91.68
2006
3
76.68
186.77
2006
4
97.27
285.57
2006
5
154.48
428.10
2006
6
166.53
417.17
2006
7
158.77
406.45
2006
8
157.90
502.16
2006
9
180.73
564.90
2006
10
224.00
666.23
2006
11
271.63
792.53
2006
12
270.23
756.97
2007
1
325.77
1077.29
2007
2
378.11
1312.71
2007
3
410.61
1370.84
2007
4
524.07
1855.53
2007
5
712.32
2553.26
2007
6
790.93
2707.00
2007
7
983.55
3285.39

 2006年1月はたった4日間の平均ですから、意味はありません。
 最近は、だいたい毎日 1000 人くらいの人が来て、3000 ページほどを見ていることになります。
 乙にとって大変励みになります。
posted by 乙 at 04:39| Comment(2) | TrackBack(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月03日

マネー・カレッジと FLAT テスト

 renny さんがマネー・カレッジについて紹介しています。
http://renny.jugem.jp/?eid=304
 その中で、投資知識に関するテスト FLAT
http://www.money-college.org/flat.php
に言及しています。乙もこれが気になって、さっそく FLAT というテストにチャレンジしてみました。
 メールで知らされた「採点結果」は次のようなものでした。
●点数
あなたのFLATの採点結果は、
100点 (100点満点)でした。


●今後のお薦め
株や投資に関してしっかりとした知識を持っていらっしゃるあなたは、すぐにで
も投資を始める準備ができているのではないでしょうか。

あとは、心理的な部分での投資に対するためらいを乗り越えれば、初めの一歩を
踏み出せるはずです。

マネー・カレッジのセミナーでは、事前に投資の基本方針を設定して、実際にス
テップ・バイ・ステップで投資の行動を疑似体験していきます。

ぜひ受講を検討してみてください。

 このテストは、あまりにもやさしすぎる問題だったので、乙は違和感を感じました。
 まあ、こういうテストはやさしくしておいて、投資知識のない人でもいくぶんかは点数が取れるようにしておき、こういう投資セミナーに誘おうという考え方で設計されているのでしょう。
 このセミナーは初心者対象とのことなので、乙は、申し込まないことにしました。
posted by 乙 at 04:17| Comment(1) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月02日

内藤忍(2007.6)『内藤忍の資産設計塾 外貨投資編』自由国民社

 乙が読んだ本です。「投資フロンティアを広げる外貨攻略法」という副題が付いています。
 「外貨投資」といえば、つまりは外国に投資することであり、乙は、自分が外貨投資をしていることもあって、大変興味を持って購入しました。
 第1章は「外貨投資の基本戦略」です。
 p.24 では、標準的なアセットアロケーションを示します。日本株式については「日本で生活していく場合、外国株式よりも日本株式に、資産がより連動した動きになったほうが良い」と考え、日本株式30%、外国株式20% という目安を示しています。
 乙は、内藤氏のようには考えません。「日本で生活していく」ことと「日本株式を保有する」ことは別のものだと考えます。基本的には、世界中のどこに住んでいても、同じようなアセットアロケーションをしてかまわないと思います。
 ま、アセットアロケーションには正解がありませんから、これはどうでもいい議論ですが。
 p.35 では、先進国の株式市場ではインデックス運用を中心に、発展途上国ではアクティブ運用を活用するのがよいとしています。この話は p.75 でも再度論じられます。これは大変おもしろい考え方でした。発展途上国ではアクティブ運用が向いているのかどうかは、さらにデータで検証してみなければなりませんが、一つの考え方として理解できます。
 第2章は「外国株式投資」です。一通りのことが全部書いてあるという感じを受けます。
 第3章は「外国債券投資」です。
 p.120 には、ゼロクーポン債を途中で売却するのは、売却できる価格がいくらになるかわからないので、売却価格によっては税金上のメリットが相殺されてしまうとのことです。それはそうかもしれません。しかし、乙は、償還日が近づけば、ゼロクーポン債の価格はほぼ額面価格に近づくはずなので、そんなに心配はいらないのではないかと思います。(しばらくして、乙の持っているゼロクーポン債がそうなったときに、実際、わかります。乙は、償還日の数ヶ月前に売却するつもりでいます。)
 第4章は「外国為替保証金取引」です。いわゆるFXです。
 乙は、FXを本格的にやっていませんので、今回初めて知ることがいろいろありました。
 p.162では、「例えば1ドル=120円で10万円の保証金を使い1万ドルの買いポジションを作った場合、使っている円貨額は10万円ですが、取っている外貨のリスクは120万円になります。」と書いてあります。乙は、リスクが○○円になるという言い方に引っかかりました。続けて、「為替レートが1ドル=125円になったら、持っている外貨のリスクは120万円から125万円に増えることになります。」と述べられます。もしかして、ここでいう「リスク」は普通の意味(価格の変動、標準偏差、ボラティリティ)とは別の意味なのでしょうか。
 p.165 も同様です。ここでは、外貨預金をせずに、為替保証金で外貨預金の代替運用をしようという趣旨のことを書いています。書いてあることは理解できるのですが、乙はそれを「リスク」と呼ぶことがわかりませんでした。
 第5章は「その他の外貨建て商品」ということで、ヘッジファンドや外国の REIT などが出てきます。日本では、あまりいい商品がないようなので、内藤氏のような書き方にならざるを得ないことは理解できるのですが、海外に直接投資すれば、もう少し違った見方ができそうに思います。(これは本書の対象外だとは思いますが。)
 p.200 内藤氏の「その他の資産の配分」が表となって出てきますが、表の中の「その他」が 50.7% もあって、なぜか内藤氏が秘密にしたいもののようです。一方では 2.8% しか投資していないものも具体的な商品名を出して比率を示しているのですから、「その他」の中にどういうものが含まれるかを示さないというのは変です。いわば半分隠していることに相当します。
 第6章は「外貨商品活用のポイント・為替の世界を知る」ということで、内藤氏のディーラーとしての経験に基づき、為替の取引の実態などをかなり具体的に述べています。おもしろい章です。
 本所の各所に、CASE STUDY《私の方法》というコラムがあり、内藤氏が実際投資している具体的な金融商品名とその割合が示されます。内藤氏の実例ですから、大いに参考になります。
 残念ながら、本書ではあちこちミスプリが目に付きました。最初のほうだけ挙げます。
p.25 図1-2 日本株式 20%→30%
p.32 表1-3 6.4%→64%
p.34 表1-4 相関計数→相関係数
p.40 真ん中あたり「。。」→「。」
 内容の記述がしっかりしているだけに、ミスプリの多さが気になります。
 本書は、全体として、外貨投資に関する一通りの知識が詰まっており、有意義な入門書であるといえましょう。図表がたくさんあって、わかりやすく書かれています。本書は、これから外貨投資をはじめようとする人にとっては、いい教科書になるものと思います。
 しかし、乙にとっては「すでに知っていることを丁寧に説明された」感覚が強く、物足りなさを感じたのも事実です。
 乙が外貨投資を始める前に本書と出会っていたら、きっと高い評価をしたことでしょう。しかし、外貨投資を始めて、自分でいろいろ経験した後では、そんなでもないということになります。
 本との出会いのタイミングはむずかしいものです。本の評価には評価者の個性や読んだ時点での考え方が出てしまうのだということに気づきました。
 この本がいい本なのに高く評価できないというのは、そのような乙の現状を前提とした評価だということです。

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2007年08月01日

生年月日を銀行のキャッシュカードの暗証番号にする

 キャッシュカードの暗証番号に本人の生年月日を使ってはいけないことは常識だと思いますが、では生年月日を用いた暗証番号とはどんなものなのでしょうか。
 みずほ銀行から送られてきた「「みずほマイレージクラブ」特典・サービス内容のご案内」に定義が書いてありました。
 次の8通りだそうです。
「月+日」 12月10日→1210 2月4日→0204
「西暦年」 1966年→1966
「西暦下2桁+月+日」 1940年1月9日→4019
「西暦下2桁+月」 1940年10月●日→4010 1940年9月●日→4009
「西暦下2桁+日」 1945年●月13日→4513 1945年●月1日→4501
「和暦+月+日」 昭和9年2月10日→9210 昭和9年12月1日→9121 昭和40年2月9日→4029
「和暦+月」 昭和40年12月●日→4012 昭和9年2月●日→0902
「和暦+日」 昭和40年●月15日→4015 昭和9年●月5日→0905

 これらの暗証番号を使っていると、万が一キャッシュカードを他人に不正利用されたとしても保険金が出ないとのことです。これらは使わないようにしましょう。
 それにしても、生年月日の暗証番号といっても、いろいろなパターンがあるんですね。
 こんなにあったら、第三者が ATM を操作する際、暗証番号の入力エラーが数回起こって、結局 ATM から引き出せないのではないかと思います。ま、事実上、「月+日」パターンが圧倒的に多いのでしょうね。
posted by 乙 at 04:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 金融機関 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする