2007年09月21日

HSBC 香港でのパスポートの認証と現金の引き出し

 乙は、香港に行って、HSBC 香港の本店窓口に出向き、新しいパスポートの認証をしてきました。
2007.7.5 http://otsu.seesaa.net/article/46785922.html
2007.9.8 http://otsu.seesaa.net/article/54402655.html
 書類にサインする程度で、用事は簡単に済みました。
 しかし、実は、香港で別のトラブルがあったのです。
 香港に到着したら、空港にある HSBC 香港の ATM で香港ドルをおろして、それで現地の食費や交通費などをまかなうつもりでいました。ネットで事前に HSBC のサイトにアクセスして、香港ドルの口座に十分な金額があることを確認しておきました。到着ロビーで HSBC の ATM を発見し、さっそく、カードを入れてみると、……。
 何と、現金がおろせません。それどころか、口座残高の確認すらできません。メッセージは簡単なもので、何が悪いのか、さっぱりわかりません。
 乙は、香港ドルの現金を少し持って行ったし、日本円も持参していたので、少額だけ両替して日常の費用は間に合ったのですが、ATM 用のカードがまったく使えなかったのはショックでした。
 そこで、パスポートの認証に銀行の窓口まで出かけた際に、このトラブルについても、係りの人に聞いてみました。
 すると、次のようなことがわかりました。
 乙が口座の種類を PowerVantage から SmartVantage に変えたときに、
2007.6.3 http://otsu.seesaa.net/article/43710726.html
HSBC 香港から新しい ATM カードが送られてきたのですが、そのカードは3ヵ月以内に使わないと無効になってしまうのです。「使う」とは、現金をおろすことです。
 乙がカードを受け取ってから、今回、香港で使うまでに3ヵ月をわずかばかり越えてしまったんですね。そこで、このカードは無効になっていたというわけです。
 しかたがないので、再度、カードの発行を依頼してきました。
 係員の説明では、こういうことです。1週間程度で、日本の住所宛に新しいカードが届きます。そうしたら、国内の PLUS のマークのある ATM で、いくらか現金を引き下ろします。HSBC 香港の ATM カードを使って日本円で引き出すと、HSBC 香港の香港ドルの口座から出金されます。このとき、20 HKD (300 円)くらいの手数料がかかりますが、これで ATM カードが使われたことになり、あとは、次回の引き出しが何年先でも、ずっと有効なのだそうです。
 乙は、こんなことがあるとは、うかつなことに、知りませんでした。口座の種類を変える際にも要注意です。
 今回は、銀行の窓口で紙の書類を書いて香港ドルを引き出しました。

 なお、新しい ATM カードは申し込んでから4日目には日本の住所に郵送されてきました。さっそく、自宅近くのセブン・イレブンにいって少額の現金をおろしてきました。ATM の使い方は、国内の銀行のカードを使う場合とまったく同じで、スムーズにおろせました。これなら(手数料が少額ならば)ATM 経由で現金をおろすことも十分実用的だと感じました。
 セブン・イレブンの ATM が香港の銀行につながっているというのは、頭では理解できても、何だか不思議な感覚でした。
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posted by 乙 at 05:40| Comment(5) | TrackBack(0) | 金融機関 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする