2008.2.15 http://otsu.seesaa.net/article/84081781.html
大前氏は最近のコラムで再度、新銀行東京を取り上げています。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/122/
いよいよ瀬戸際だということです。
石原慎太郎都知事は、自分が作った銀行なのに、前経営陣の責任を追及するなどというばかげたことを言っているわけですから、あきれてしまいます。
大前氏は、今回のコラムで、新銀行東京が大手銀行にとって「ネギをしょってきたカモ」に過ぎなかったと喝破しています。なるほど、これが大失敗の真相なのですね。乙は、こういう考え方を知りませんでしたが、このコラムを読んで、目からウロコが落ちました。
大前氏は、さらに、東京都の取引業者への違法な貸付などもあるだろうと予測していて、さもありなんと思わせます。
もう、新銀行東京は潰すしかない段階でしょう。
金融庁も、さっさと検査を実施して、変なウミを全部都民の前に見せてしまう必要があるように思います。
今回の問題を踏まえて、もしも東京都が新銀行東京に追加出資するとしたら、どういう条件がクリアーされればいいか。ブログ「ビジネスとしてのペガサス」の中で、サナカンダさんがズバリ指摘しています。
http://pegasus-n.blog.so-net.ne.jp/2008-03-12
新銀行東京に増資するなら石原さんは自分の個人資産をこの銀行に投資してこの投資が安全であることを身をもって都民に証明してほしい。都民の納得できる資産額を。賛成する議員や経営陣も当然。そうでないと、都民は納得しませんよ。
そうです。これです。都民の税金400億円を勝手に使われたら、都民として気持ちが収まりません。
サナカンダさんの記事を読んで、乙は、胸の溜飲が下がる思いがしました。