http://digitallife.jp.msn.com/article/article.aspx/genreid=113/articleid=313704/
対象者が 23,544 人ということですから、相当な人数です。
で、クルマを持っている人の回答では、クルマを手放す決め手のガソリン価格について、「200円が12%、250円が18%、300円が28%、400円が7%、500円が24%、501円以上が11%だった。」とのことです。実際にそのようなガソリン価格になったときに、クルマを手放すものでしょうか。乙はそうでもあるまいと思います。
乙の以前の計算
2008.5.31 http://otsu.seesaa.net/article/98637067.html
によれば、ガソリンが 100 円のとき、1年間に 70万円かかっていたわけで、300円になれば 90万円、400 円になれば 100万円かかることになります。しかし、70万円が 100万円になったとしても、たかだか、費用負担は5割増でしかありません。
1年で1万キロも乗らない、5千キロくらいだという人は、ガソリン代はこの半分で済んでしまいますから、ガソリンが 400 円になっても、1年間の費用は 80 万円でしかありません。
ガソリンがこの金額になり、クルマが少なくなり、結果的に渋滞が少なくなった都内の道路を走り回ることができたら、それはそれで爽快だし、通勤も楽になるし、クルマを使う活動がしやすくなり、一面ではクルマの利便性が上がるように思います。
こういう見方は、もしかすると富裕層の考え方につながるのかもしれません。乙は根っからのビンボー人のはずなのですが、……。
健康被害を防ぐために(ついでに増税するために)、たばこを1箱 1000 円にしようという運動があります。それでもたばこを買う人はいるでしょう。
ガソリンが 1000 円になっても、クルマに乗る人はいるものです。
ラベル:ガソリン価格