2008年09月08日

出井康博(2008.6)『年金夫婦の海外移住』小学館

 乙が読んだ本です。
 老後の生活の1つとして海外移住を考えていますので、そういうことに関する知識を増やそうと思って読んでみました。
 マレーシア、タイ、フィリピンでたくさんの日本人老人の長期滞在者に取材して書かれた本です。いろいろなライフスタイルがあります。現地化して安上がりの生活を楽しむのもいいなあと思いました。日本の生活をそのまま持ち込むのでは、コストもかかり、せっかくの物価が安い海外に住んでもそのメリットは生かせません。
 ところで、一方では、本書中に日本人男性が現地の女性にだまされる話もけっこう書いてあります。乙はむしろそちらの話のほうが面白く感じました。日本人の普通の男性でも、現地の人の収入水準から見るとけっこうなお金持ちに見えるようです。
 p.98 には、次のように書いてあります。「「フランス人と日本人に嫁いだ娘がいて、もう一人も日本人と結ばれるかもしれない。そりゃあ母親は、近所では鼻高々ですよ」タイの庶民にとって先進国の男性との国際結婚は、生活水準を飛躍的に向上させるために、最も現実的かつ手っ取り早い手段である。たとえ娘が選んだ相手が父親のような年齢であっても、家族が得る恩恵を考え、祝福する親は少なくないのだろう。」
 う〜ん、考えてしまいます。むしろ、年取った男性と結婚することで、男性が先に死に、遺産を妻(と子供)が受け取る方が、現地の人にとってありがたいのかもしれません。
 日本人男性とタイ人女性で話があまりできない夫婦のことも描かれています。日本人男性がタイ語ができず、タイ人女性が日本語ができない夫婦なのだそうです。これでは話が通じません。「幸せな」生活なのでしょうか。
 本書は、題名をやや変えた方がいいような気がしました。「年金男性の海外移住」はどうでしょうか。
 この本は
http://fund.jugem.jp/?eid=711
でも取り上げられていました。



posted by 乙 at 06:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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