http://haisyatosyosyanogame.10.dtiblog.com/blog-entry-798.html
DOWJONES からの情報を ITmedia が翻訳した記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0809/25/news109.html
によると、9月19日、米国ETFが異常な価格で売買され、数万件の取引が取消しになったとのことです。
これは非常に恐い話です。米国の株式の空売り規制の影響がこんな形で現れるのですねえ。
ETF は、株価そのものではありませんから、本来の価格と若干離れた値付けがされる場合もしばしばあるのですが、報道された内容では、明らかに異常値でした。でも、だからといって、「前日終値よりも20%以上高いあるいは安い価格で執行されたものを無効化すると決定した。NYSE(ニューヨーク証券取引所)Arca、NASDAQ、 BATS Trading、Direct Edgeが運営する電子プラットフォームで実行された数万件の取引が「誤り」であると判断され、取り消された。」というのは、電子証券取引所の行動としてどうだったのでしょうか。
東証のシステムダウンなどの事故では、東証に非難が集中しましたが、今回は、米国の名だたる取引所です。しかも、1箇所だけではないようです。けっこう波紋が広がるように思います。
乙は、ETF でこんなことが起こるとは思ってもみませんでした。
乙は、自分が売買していたわけでもないので、(じっと我慢して保有を続けていますから)被害には合いませんでしたが、これにぶつかった人もたくさんいたことでしょう。
個人ではどうしようもないだけに、悪夢をみているような虚脱感を感じました。