2008年10月30日

短期のデュアルカレンシー債

 乙は、メールマガジンで短期のデュアルカレンシー債があることを知りました。
http://archive.mag2.com/0000038945/20081028001000000.html
 それによると、次のようなことです。
今このメルマガの原稿を書いている時点(10月27日午前)での円と米ドル
の為替レートは1ドル93.89円です。具体的に交換レートと受取金利を見
てみましょう。

預金貨幣:日本円
受取金利:49.19%
期間:9日間
ドル交換レート:93.94銭

9日後に日本円に対してUSドルのレートが、93.94銭より円高であれば、
金利及び預けた日本円が全てドルで償還されます。円安になっていれば預
けた日本円と金利49%分が全て日本円で返されます。

同じ交換レートでも、預け入れ期間を変えると、受取金利も変わります。
ちなみに、2週間で40%、1ヶ月だと44%になります。

さらに交換レートを90円に変えて預け入れ期間1ヶ月で見てみましょう。
90円ならドルに交換しても良いという判断で手持ちの日本円を1ヶ月定期
で金利が31%でまわせることになります。
預金金利:日本円
受取金利:31%
期間:1ヶ月
交換レート:90円

でも90円ならありうるし、高金利もらいながら、日本円で元本と金利を償
還する可能性を探ってみましょう。さらに交換レートを円高、85円にして
みます。
預金金利:日本円
金利:17.63%
交換レート:85円

 長期のデュアルカレンシー債については、以前にも述べたことがありますが、
2007.12.17 http://otsu.seesaa.net/article/73067545.html
あまり存在価値がないように感じていました。
 しかし、短期で見ると、ちょっと興味を引かれます。
 金利 49% などと聞くと、すごい高金利のように思えますが、運用期間はたった9日間しかありません。計算すると、49%×9/365=1.2% というわけで、わずか 1.2% の手数料をもらって、9日間で円高にならないことを願う商品ということになります。
 同じ交換レートでも、預け入れ期間を変えると、受取金利も変わるという点もおもしろいと思います。
 しかし、これで儲けられるかといえば、決してそんなことはありません。こういうオプションを利用した金融商品は、必ず、販売側=金融機関側の手数料が多めにかかっているものです。
 乙は、興味を引かれましたが、考えてみると、こういう商品に投資するのはどうかなと思いました。
 むしろ、今後の円高・円安を考える上での参考にするといいでしょう。こんな(日本円の)高金利が提示できるということは、これからますます円高方向に変わっていく(と市場が予想している)ということです。

 いくつかの証券会社のサイトにアクセスして、こういうのが買えるかどうか、調べてみましたが、乙の調べ方が不足しているためか、どうやれば買えるのか、情報が何もありませんでした。
 もしかすると、取引は 1000 万円以上とかで、ネットで売買するようなものではないのかもしれません。


posted by 乙 at 04:48| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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