http://www.sia.go.jp/top/kaikaku/kiroku/tokubetsubin/index.html
年金記録のところを見ると、今の勤務先、その前の勤務先の記録が書いてありました。
それはいいのですが、さらにその前の18年間の国家公務員の記録が落ちています。乙はびっくりして、回答票にくわしく勤務経験を書いて出そうと思いました。乙は国家公務員としていくつかの職場を異動した経験があります。
しかし、添付されていた文書を読むと、事情がわかりました。以下、一部引用します。
◇社会保険庁では、各共済年金保険者が管理する共済組合員の方の年金加入記録について、各共済組合等から定期的に情報提供を受けて記録を更新し管理していますが、現状では、各共済年金保険者が管理する年金加入記録と社会保険庁の記録が一部相違している場合があります。
◇このため、今回お送りしました「ねんきん特別便」では、共済組合員期間以外の国民年金、厚生年金、船員保険の期間について「もれ」や「間違い」がないか、確認いただきご回答をお願い致します。
◇今回お送りしました「ねんきん特別便」の共済年金の加入記録が、別に各共済組合等から送付された「年金加入記録のお知らせ」の加入記録と相違する場合がありますが、各共済組合等からのお知らせにより確認いただき、もれや間違いがあった場合には共済組合等に申し出ていただいていることと思います。共済組合等は、その申し出等から記録を整備しておりますので「年金加入記録回答票」に「ある」と回答いただく必要はありません。(※)
【中略】
※ 一部の共済組等の説明に、このような事例の場合、「ねんきん特別便」に「もれ」や「間違い」が「ある」と回答するようにご案内している場合がありますが、現在組合員である方については、ご本人様からの回答によらず、社会保険庁と共済組合等との情報交換により確認を行い、記録を整備することといたしました。
長々とした文書で、非常にわかりにくいと思います。単純に言えば、国家公務員時代の記録がなくても心配はいらないということなのですが、それにしても、そんな簡単なことをきちんと書くと、こんなにも長くなるのでしょうか。
年金がそれぞれの制度ごとに縦割りになっていることの弊害の一部が実感できました。
もっとも、だからといって統合すればいいというような簡単な問題ではありませんが、……。
また、似たような趣旨のブログ記事を見つけました。
http://ogasawara.cocolog-nifty.com/ogasawara_blog/2008/11/post-3a85.html