2009.2.13 http://otsu.seesaa.net/article/114149078.html
その後、Google Chrome で「口座情報」を表示している画面で「名前を付けてページを保存」を実行して、ファイルに書き出しました。また、Firefox でも同様の操作をしました。両者の吐き出したものを比べてみると、……全然違った形になっていました。乙は「出力結果を比べれば何かわかるかな」と思っていたのですが、話はそんな簡単なものではありませんでした。
言い換えれば、新生銀行のサイトは相当に複雑なことをしているようです。
保存された HTML 言語 (Java Script) の最初のほうを読んでみると、
var is_nav = ((agt.indexOf('mozilla')!=-1) && (agt.indexOf('spoofer')==-1)
&& (agt.indexOf('compatible') == -1) && (agt.indexOf('opera')==-1)
&& (agt.indexOf('webtv')==-1) && (agt.indexOf('hotjava')==-1)
&& (agt.indexOf('safari')==-1));
の次のあたりですが、新生銀行のサイトはさまざまなOSのさまざまなブラウザ(バージョン番号ごと)に対応しているようで、たくさんのスイッチが見えます。
電話での対応で「Internet Explorer 5.5 以上だけがアクセスできる」と言っていたのは表向きの公式な話で、実際は裏で密かに各種ブラウザでアクセスできるようにサイトを改修しているようです。
まあ、改修しても、新生銀行としては、そんなことは一切口にせず、お知らせも何にもしないわけで(だってサポート対象外なのですから)、利用者としては知るすべがありません。しばらくして再度アクセスしてみるしかないのです。
新生銀行もネット銀行なのですから、ネット環境については、もう少し利用者に優しい銀行であってほしいものです。
もっとも、銀行としては「他のブラウザでもたぶん使えます」などというあいまいなことをうたうわけにもいかず、対応するなら、銀行としてプログラムを徹底的にチェックする必要がありますから、それなりに大変だとは思いますが。
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