2009年03月02日

木田知廣氏のマネカレ指数

 木田知廣氏の考案による「マネカレ指数」というのがあります。「仮に、2006年7月19日(水)から、毎週水曜日に日経平均株価に連動する投資信託を1万円買いつづけた場合、平均購入単価はどうなるか」
http://www.money-college.org/blog/contents/takeoff/mc_index/
ということです。
 で、2月27日号のメルマガによると、
http://archive.mag2.com/0000220959/20090227122000000.html
2009年2月25日の
        マネカレ指数:  13,663円
        日経平均株価:  7,461円

これまでの投資金額:     1,320,000円
儲け:             -599,144円
単純な利益率:          -45.4%

ということになっています。
 きわめてシンプルなドルコスト平均法による投資で、こういう買い方が望ましいはずなのですが、それにしても、-45.4% です。
http://www.money-college.org/blog/contents/takeoff/mc_index/
には、「株価が下がっているときにも、「株価の下げ局面で毎月買うことにより、平均購入単価が下がって「儲けが出やすい体質」になるので我慢できる」とありますが、この通りの買い方を続けている人で、自分の保有している株が半額に下がってしまったとなると、かなり心理的にまいっているのではないでしょうか。これから日経平均がさらに下がっていく可能性もあるわけで、「我慢」はまだまだ続きそうです。一体、どれだけ続くのだろうかという気持ちになってきます。
 マネカレ指数で見ても、日本株の大幅で長期的な下落に追いついていないのです。
 いや、そんなことはなくて、日本株はあと数ヶ月で回復するという見通しの人もいるでしょう。そうなればなったでいいのですが、そうではないかもしれません。
 今後の見通しは、何ともいえないというところでしょう。

posted by 乙 at 07:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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