http://diamond.jp/series/inside_e/09_03_07_003/
で知りました。
みずほは、約800億円の優先出資証券を米欧の機関投資家向けに発行、資本増強を図る計画を打ち出した。
だが、この優先出資証券の配当率の高さが尋常でない。なんと年利14.95%。今、国内で調達した場合、以前より上がったとはいえ3〜4%程度の水準だから、あまりの高水準に「目を疑った」と語る金融関係者は多い。
確かに、15% 近い金利というのは驚きです。米欧の機関投資家向けだそうですから、ドル建てでしょうが、個人投資家がこういうのに投資できるとしたら、けっこう出資しようとする人がいるような気がします。それでも、みずほFGとしては、個人投資家を相手にすると「手間」がかかるので、機関投資家向けにして、一気に大量の資金を調達するというのがねらいでしょう。
それにしても、こんな高金利を付けなければ資金調達ができないというのは、みずほFGが、今や危機的状態だということを自ら物語っています。
さて、みずほFGは、今後どうなるのでしょうか。
なお、みずほFGの正式なリリースは2月23日に行われています。
http://www.mizuho-fg.co.jp/release/pdf/20090223release_jp.pdf
それによると、14.95% の配当率は平成26年6月までの固定配当で、それ以降は変動配当だとのことです。
関連ニュースとして、以下のような記事があります。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090213/fnc0902132115018-n1.htm
http://business.nikkeibp.co.jp/article/reuters/20090213/186022/
みずほFGの大変さが伝わってきます。
ラベル:みずほフィナンシャルグループ 優先出資証券