以前、乙は、海外(欧米)の ETF はなかなか日本市場に上場されないだろうという見通しを述べました。
2009.2.28 http://otsu.seesaa.net/article/114926124.html
しかし、香港では、さまざまな ETF が上場されています。
日本では、ユナイテッドワールド証券経由で、香港の ETF に投資できます。
香港に上場している ETF 一覧は、ユナイテッドワールド証券の以下のページで見ることができます。
http://www.uwg.co.jp/ad/etf/etf.html
中国を中心としてアジア系の ETF が多いわけですが、中にはアメリカ株もあります。「リクソーETF FTSE RAFI US 1000」(02803)と「リクソーETF ナスダック 100」(02826)です。
これらは、香港で上場していて、日本で上場していないのです。なぜでしょうか。
リクソー社にとっては、香港のほうが日本よりも市場として好ましいと判断しているということです。香港は、歴史的な事情により英語が広く使われていること、地域の目標の一つとして投資立国を考えていて、税金も安く、多くの人にとって経済活動がしやすいことなどが理由なのではないでしょうか。
こういう現状を見ると、「日本は遅れているなあ」ということになります。
日本は、政治的に何とかしないと、地盤沈下が進み、世界から取り残されるのではないでしょうか。まあ、今の政治家を見ていると、とうてい無理なようにしか見えませんが……。
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