2009年04月30日

アースウインド2009

 乙は、市民風車ファンド2006 に投資しています。
2007.6.23 http://otsu.seesaa.net/article/45659163.html
 最近、ここがアースウインド2009 という、新たなファンドの募集を始めました。
http://www.greenfund.jp/fund/fund_tvt.html
 一口50万円からで、予想配当率は、10年で 2.0%、18.5 年で 3.6% ということになっています。
 純粋に投資効率を求める場合には、ここに投資することがいいことだとは思いませんが、みんなのお金で風力発電をしようという話は夢があっておもしろいと思います。一種の社会貢献であるともとらえられます。
 乙は、ここに(追加)投資しようかなとも思ったのですが、考えた上で、しないことにしました。
(1) 乙のポートフォリオの中で、ヘッジファンドなどの、従来型資産でないものが占める割合がやや高いので、今、アースウインド2009 に出資して、この偏りをさらに広げることはないと考えました。
(2) 2回、市民風車に出資するよりは、1回にとどめて、その分を他の出資先に回したほうがいいと考えました。社会貢献は、風力発電だけではなく、いろいろ考えられそうです。

 もう数年すると、(今は伝統的資産の割合を高めつつありますから)乙のポートフォリオが変化して、非伝統型資産の割合が低くなるので、そのころ改めて考えればいいと思います。
 急ぐことはないと思っています。

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2009年04月29日

自動車保険の契約内容の変更

 乙は、自動車保険としては「三井ダイレクト」
2006.9.9 http://otsu.seesaa.net/article/23476788.html
に入っています。
 最近、子供の年齢がある一定の年齢になったので、契約内容を変更することにしました。もちろん、保証する年齢範囲が狭くなり、事故の多い若い年齢が保証範囲から外れるので、保険料が安くなります。
 自動車保険の契約内容の変更は、書類を送ってもらって、ハンコを押して返すとかするのだろうと思っていました。
 ところが、三井ダイレクトでは、ネットであっという間に変更ができてしまうのです。
 ウェブでメールアドレスとパスワードを打ち込んでログインして、変更部分をクリックで指定して、終わりです。何と簡単なのでしょうか。乙は感動しました。直後に、変更確認のメールが送られてきて、それで終了です。
 保険料を追加支払いするケースでは、保険料の振り込みを待って変更完了ということになるのでしょうが、保険料が返還されるケースでは、これで十分なのですね。
 ソフトをきちんと作っておけば、人間が対応しなくても大丈夫なのです。
 余計な人件費をかけなくて済む分、保険料が割安になっていることでしょう。
 保険なんて、それで十分です。

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2009年04月28日

300 本の投資関連本の記事

 昨日の記事で、乙のブログの [投資関連本] のカテゴリーが 300 本になりました。
 だいたい一つの記事で1冊を取り上げていますが、場合によっては、1冊を2回に分けたり、1回で複数冊を取り上げたこともありましたから、記事の本数と読んだ本の冊数は厳密に一致しているわけではありません。
 しかし、だいたいのところでいえば、3年強で 300 本ですから、3〜4日ごとに1冊くらいのペースで各種書籍を読み続けてきたことになります。
 ブログの初期から「投資関連本」というカテゴリーを設けていたのですが、最近は、投資の範囲を越えるようなものを取り上げることが多くなってきました。乙の感覚として、だいたい投資に関連することは、わかってきたような気がするので、投資に関連する本は、あまり読まなくてもいいような気がしています。はっきりいえば、新しい本を読んでも、すでに別の本で読んだような気がすることが多くなってきたというわけです。
 トンデモ本は、取り上げる価値があるように思います。どこが問題なのかはそれぞれの本ごとに違いますから、自分で考えながら、個別に、かつ具体的に問題点を指摘しつつ読むようにしています。
 一方、まともな投資関連本は、相互に似たような内容になります。とはいえ、標準的と考えられる本でも間違いがあったりしますから、一応は読んでみないと何ともいえないわけですが。
 最近は、本を図書館で借りてきて読むことが多くなったので、本が本棚をふさいでしまう心配がなく、重宝しています。
 これからもこんな読書生活を続けていくことになりそうです。
 それにしても10年以上も続けられるものでしょうか。

タグ:投資関連本
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2009年04月27日

門倉貴史(2009.1)『貧困ビジネス』(幻冬舎新書)幻冬舎

 乙が読んだ本です。
 あまり「投資」とは関係ないような本です。
 今や、貧困層をターゲットにしたビジネスがあるというわけで、著者はいろいろなビジネスを紹介しています。日本が中心ですが、外国の例もあります。臓器売買や子供の手足を切断して物乞いをさせる話を聞くと、本当にぞっとします。それ以外にも、乙が知らなかったようなビジネスもいろいろ含まれ、たいへん興味深く読みました。
 p.16 では、貧困ビジネスの方が富裕層をターゲットにするビジネスよりもマーケットが大きいという話が出てきます。驚きです。だから貧困ビジネスが成り立つわけです。
 p.188 では、クレジットカードの規制で韓国は景気が急速に悪化したという話があり、政府の判断のちょっとしたことが経済に大きな影響を与えるものの例として、おもしろかったです。
 その他もろもろのビジネスが紹介され、ふだん見ることのない別世界をかいま見るような気分になれました。

 なお、同じ著者の書いた関連本として、以下のようなものがあります。
『「夜のオンナ」はいくら稼ぐか?』
2008.9.26 http://otsu.seesaa.net/article/107150566.html
『ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る』
2007.7.30 http://otsu.seesaa.net/article/49698493.html
 門倉氏は、この方面でずいぶんいろいろな取材をしているようです。

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2009年04月26日

SBI 証券特別セミナーに参加してきました。

 乙は、4月25日(土)の 13:30-15:10 に開催された SBI 証券特別セミナー
http://search.sbisec.co.jp/v3/ex/home_seminar_090425_01.html
に参加してきました。SBI証券営業部で行われ、70名ほどの参加がありました。
 今回は、荒川雄一氏による「これからはじめる海外分散投資」というものでした。
 乙は、荒川氏の著書『着実に年10%儲ける「海外分散投資入門」』を読んだこともありますし、
2009.1.12 http://otsu.seesaa.net/article/112487936.html
どんな方かと思って、顔を見るために参加したようなものです。
 話は、パワーポイントを使いながら進みました。プレゼン資料は印刷されて配布されましたので、それを見ながら、書くことにしましょう。
 乙がよくわからなかったことは「世界のマーケットへの分散投資」というところで、「世界株・債券・バランス型の投資信託を円建てで購入する」というところです。なぜ「円建て」なのでしょうか。セミナーの中ではさらりとスキップされてしまいましたし、あとで質問の時間もとられなかったので、質問しませんでしたが、乙は通貨は(債券以外は)何でもいいと思っています。
2007.2.23 http://otsu.seesaa.net/article/34452967.html
 セミナーの中で、荒川氏はフレンズ社の積立投資を紹介していました。Friends Provident 社のことです。乙は、以前もこの積立投資を紹介され、投資しないと判断しました。
2006.8.26 http://otsu.seesaa.net/article/22817145.html
乙と荒川氏の視点のズレを感じました。
 また、荒川氏は、ヘッジファンドの例として AURUM ISIS FUND の例を挙げ、2009 年3月現在のパンフレット(2ページ)を示しました。このファンドの実績として、1998 年以来の Compound annual return が 7.96%、Annualised volatility 3.43% という数字を指し示して、低リスクのファンドであることを強調していました。
 乙は、このパンフレットを見て、大いに疑問に思いました。
 そもそも、下の方に「Private & Confidential Copyright 2009 Aurun Funds Limited」と書いてありますから、セミナーでコピーを配布するようなものではないと思いますが、それは目をつぶりましょう。
 一番の問題は、このファンドの運用資産の総額が書いてないことです。たぶん、それなりの規模のファンドだと思いますが、ぜひ、運用資産の総額を入れておいてほしいものです。
 次に、このファンドを買うときのコスト(手数料)について、まったく書いてなかったことです。実際には、このあたりがとても重要な情報なのですが。
 第3に、最低いくらから投資できるのか、説明がなかったことです。
 あくまで参考ですが、ネット内を探してみると、
http://www.progs4wealth.com/_Aurumfunds/aurum_isis_fund.php?id=1833
というページがあり、ここで仲介する場合は、最低投資額が US$ 25,000 ということがわかります。また、Normal Charge 5.00% とあり、Charge Through Us 2.00% とありますから、一般的には、購入時に手数料が 5% かかるのだけれど、ウチの会社を通じて買えば 2% に割引になりますよと言っているようです。運用資産総額は書いてありません。
 さて、では、このファンドは買いか。
 以前の乙だったら、購入を検討したかもしれません。しかし、今は、そうは思いません。
 8% のリターンだって、そんなに珍しくもありません。
2009.4.16 http://otsu.seesaa.net/article/117541364.html
で書いたようなことを考えると、3% 程度は割り引いて考えるべきでしょう。つまり、実質 5% のリターンということです。別にどうってことのない普通の成績のように思います。

 乙にとっては、あまりおもしろいセミナーとは言えませんでした。「これからはじめる海外分散投資」というものですから、まだ海外投資をしていない人向けの話だとすれば、適当だったのかもしれません。
 それにしても、SBI 証券はこういうものを無料で開催してしまうのですね。会場でアンケートを書かされましたが、別に大した意味もなさそうな内容でしたし、このセミナーのために社員数人を動員し、会場を提供するのですから、すごいものです。どこでペイするのでしょうか。単なる宣伝のためですかね。まあ、楽天証券でも毎年新春講演会
2009.2.1 http://otsu.seesaa.net/article/113493303.html
などをやっていますから、似たようなことを考えているのかもしれません。

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2009年04月25日

新生銀行とあおぞら銀行の統合交渉

 日経新聞4月25日朝刊1面トップに記事が出ていました。
 新生銀行とあおぞら銀行が 2010 年夏の経営統合を目指して、調整に入ったとのことです。実現すれば総資産が18兆円を超え、国内6位の大手行が誕生するということです。
 またもや銀行の統合の話で、日本の銀行はまったくもって何が何だかわからなくなってしまいます。
 利用者の側から見ると、経営統合がどうのこうのよりも、今提供されているサービスがどうなるのかのほうに関心があります。記事では、やっと統合の交渉が始まったということですから、詳細がわかるまでは時間がかかるでしょう。
 とりあえず、共同持ち株会社を設立し、両行が持ち株会社の傘下に入る方式を考えているようなので、しばらくは両行が併存することになりそうです。しかし、その先には両行の合併ということになるわけで、この段階でどうなるでしょうか。
 乙の場合、新生銀行で定期預金をしましたが、
2008.12.9 http://otsu.seesaa.net/article/110934038.html
5年もので 1.7% の利息でした。こういう高金利の定期預金が今後も期待できるでしょうか。
 また、乙は、新生銀行で毎月5回の無料振込サービスを受けていますが、
2008.11.30 http://otsu.seesaa.net/article/110424867.html
こちらはどうなのでしょうか。
 経営統合や合併で、サービスが向上するなら、利用者としては大賛成だし、サービスが低下するなら、逃げ出す算段をしなければなりません。
 この話は、具体案が見えてこないと何とも言えないという感じです。

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2009年04月24日

石渡嶺司・大沢仁(2008.11)『就活のバカヤロー』(光文社新書)光文社

 乙が読んだ本です。
 就活(=就職活動)について、学生、大学、企業、インターンシップ、就職情報会社の五つの観点から総合的に眺めたものです。
 乙は、就活とはあまり縁がなく、自分の活動はずっとずっと昔のことでしたし、息子たちの就活も終わってしまったし、ということですが、最近は、学生たちが就活に一生懸命なのを見聞きするので、気になって読んでみました。
 一読して、日本の就活はゆがんでいるなあという感想を持ちました。まさに題名通りに「就活のバカヤロー」といいたくなる気分です。「はじめに」に出てくる「焼肉の生焼け理論」は、「その通り!」という感じです。焼肉は、十分焼いた方がおいしいのはわかっているけれど、さっさと食べないと他の人に食べられてしまう、したがって、みんなが急いで生焼けの焼き肉を食べるようになるという理論です。就活もまったく同じです。乙の就職活動は、卒業の半年前になってから始めたくらいですから、今とはまったく違っていました。(まあ、当時でも遅い方だったですけれど。)今や、3年生の夏休みのインターンシップ(その申込は5月〜6月)あたりから実質的に就活が始まるようですから、学生生活の半分は就活に取られてしまうようになっています。
 第1章「就活生はイタすぎる」では、就活をする学生の実態を描いています。変な学生もいるのですね。でも、就活する学生はみんな初体験なのですから、どう対処したらいいのか、わからないのが当然なのです。
 第2章「大学にとって「就活はいい迷惑」」では、大学側を記述します。就活で授業が妨害されると叫ぶ教授。しかし、一方では、入学者向けパンフレットなどで優れた就職実績を誇る矛盾。いやはや、こちらも大変な実態があります。
 第3章「企業の「彩活」真相はこうだ」では、企業側から見ます。乙は、企業の中の人事部などの考え方をまったく知らなかったので、ここが一番興味深かったです。
 第4章「インターンなんてやりたくない」では、インターンシップが、本来の就業体験というあり方からそれて就活の一部になり、しかも、それへの参加は就活の成果にはまったく結びつかないという変な実態を描きます。
 第5章「マッチポンプで儲ける就職情報会社」では、リクナビやマイナビなどのナビサイトの裏側を描いています。これまた、乙が知らないことがたくさん書いてありました。

 本書は、「取材」を通して得られたことをまとめて書いています。そういう書き方だからかもしれませんが、これからどうするのかというような視点はほとんどありません。現状の記述が大部分です。取材元の人は、すでに知っていたわけですから、つまりは、すでに知られていることをまとめ直した本ということになります。

 それにしても、こんな就活をやっている日本という国は、いったいどうしたんでしょう。「バカヤロー」と叫んでも何も解決しません。
 乙は、こういう「茶番」を演じている日本企業の、また日本そのものの将来に不安を覚えました。


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2009年04月23日

ドライビングサポートカードの終了

 突然の話でした。
 乙が使っている ETC カードはドライビングサポートカードと連動しています。
2009.1.29 http://otsu.seesaa.net/article/113328285.html
 このカードを発行している「GEコンシューマー・ファイナンス」からは、以前、4月1日付けでクレジット事業を GE Money ファイナンス(株)に移管し、GE Money ファイナンス(株)は4月1日で社名を「新生カード株式会社」に変更すると聞いていました。
 ところが、4月12日付けで送られてきた利用明細と一緒に手紙が入っており、それによると、新生カード株式会社はカードサービスを終了することになったとのことです。
 乙にとっては青天の霹靂でした。
 サービス終了期日は、2010年以降になりそうなので、それまでに対策を考えればいいのでしょうが、ETC カードも使えなくなるということで、影響は大きいです。
2009.2.7 http://otsu.seesaa.net/article/113822111.html
で述べたように、乙はクレジットカードを1枚保有していますが、2枚目の予備のカードとしてドライビングサポートカードを考えていましたので、これが使えなくなるのは痛いです。
 ビックカメラSuicaカード
2009.2.19 http://otsu.seesaa.net/article/114481451.html
もクレジットカード機能がついていますので、これを2枚目の予備カードと考えることもできます。しかし、いずれにしても ETC カードを入手しなければなりません。ビックカメラSuicaカードで ETC カードを発行してもらうと、年会費が 500 円かかります。
 乙が使っている楽天カードでも、ETC カードを発行してもらうと年会費 525 円がかかります。
 やむを得ないので、ETC カードを無料で発行してくれるところにクレジットカードを申し込むのでしょうか。そういうところがあるのかどうか、知りませんが。
 やれやれ。

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2009年04月22日

竹中正治(2008.12)『今こそ知りたい資産運用のセオリー』光文社

 乙が読んだ本です。「まず「投資の魔物」を退治しよう」という副題がついています。
 著者は、(財)国際通貨研究所 経済調査部長というエコノミストです。
 出版の時期が時期だけに、資産運用を独自の観点から語っています。全体におもしろく読めました。
 第2章「「投資のプロ」には任せるな」で、インデックス投資をすすめています。pp.46-49 で、相場の予想がなぜ当たらないかを説明しています。その中で、ある人の(「ある手法の」でも同じですが)予想が当たるとすれば、市場参加者はその人の予想に従って売買をするので、結果的に予想が外れるという例を示しています。わかりやすい説明です。
 p.68 では、アクティブ投信は、投資のプロがプロどうしの狭義の市場では持続的に勝ち越すことができないので、個人投資家層を相手に、手数料を頂戴するという形で「継続的に出し抜く」仕組みであると述べています。なるほど、投信の手数料が高いのは、こういう理由だったんですね。
 第3章は「ギャンブルの誘惑とリスク・リターン」です。p.98 と p.99 に興味深いグラフが掲載されています。日本の TOPIX と米国の S&P500 の60年以上の値動きを示したものですが、単純に金額で表示すると、最近の株価が大きく変動するようすが見てとれます。しかし、それを対数で表示すると、あら不思議。わずかに上下しつつも、大まかには安定して上昇しているではありませんか。どちらが大事かと言えば、やはり対数でしょう。我々の見方は、つい単純な「価格」で見てしまいますが、それではまずいことがわかります。
 第4章は「高金利外貨投資の罠を見破る」です。p.131 では、高金利通貨の金利差は長期的には為替の下落で相殺されると述べています。この点については、乙も最近そのような趣旨のブログ記事を書いたので、
2009.4.11 http://otsu.seesaa.net/article/117253628.html
納得しながら読みました。
 また、p.137 では1996年から2006年までの主要国の米国との経済成長率格差と対ドル為替相場の変化を示しています。そして、結論として、「低成長だから為替安」とはいえないと述べています。日本経済の今後が、少子高齢化で長期にわたって低成長が続くとしても、それがすなわち円安になるということではないのです。つまり、それを理由にした外貨投資はアヤシイということになります。これまたおもしろい指摘でした。
 p.144 では、「1980 年以降、ドル円相場は年率平均3%で下落してきた。」とあります。これについても、乙は関連する記事を書きましたので、
2009.4.16 http://otsu.seesaa.net/article/117541364.html
話が意を得たりと思いました。つまり、1980 年以降の10年ものの米国債の利回りの平均が 7.5% だったとしても、3% くらいは為替でマイナスになるので、4.5% 程度の利回りになるということで、同時期の10年ものの日本国債の利回りの平均 4.2% とあまり変わらないということです。
 pp.153-155 の米国凋落論議の落とし穴というコラムもおもしろかったです。米国はダメになるという話は過去に何回もあったけれど、それで投資しなかったならば、投資機会を逃がしてしまっていたことになるというわけです。乙の感覚では、今後数十年くらいは米国の凋落はないものと思います。根拠のない単なる予想で、外れるかもしれませんが。
 第5章はFXの話、第6章は不動産投資の話で、具体的ではありましたが、乙はあまり興味がないので、いい加減に読んでしまいました。
 第7章「「新金融仕組み商品」に手を出してはいけない」は、当然のことですが、タイトルだけを読んで意味がわかってしまいそうです。
 通読してみて、興味深い本だと思いました。初心者向きではないような気もしますが、インデックス投資の本などを読んだ後くらいに読むといいのではないでしょうか。

参考記事:
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20081226/181418/


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2009年04月21日

三菱UFJ投信、低コストETF 信託報酬0.08%、5月上場

 日経新聞4月17日朝刊で見かけた記事です。NIKKEI NET でも見ることができます。
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hotnews.aspx?id=AS2C1600W+16042009
 乙も、TOPIX 連動型の ETF を購入していますが、手数料が最安の ETF が登場したことになります。
 TOPIX に連動する ETF であれば、運用成績はそんなに違わないはずですから、あとは単にコストの問題だけになります。
 というわけで、要注目です。
 ただし、信託報酬の差はわずかなものですから、いままでの 1306 からわざわざ乗り換えるほどのことはないように思います。

 さて、今まですでに保有している ETF を買い増すことと、新しい ETF を買うことで、どんな違いがあるでしょうか。
 乙の場合は、かなりあります。
 最近、損切りを承知の上でファンドを解約したのですが、そういうマイナスが響いています。
 そこで、もしも ETF を購入して、それが3年以内に値上がりしたら(ホントにそうなるかどうかはわかりませんが、可能性は大きいでしょう)、一度売却して儲けを確定させ、ファンドの損失を穴埋めしようと思います。損失を次年度以降に繰り越しておけば、売却時にプラスになっている場合、相互に通算することができますから所得税が安くなります。利益確定したら、再度同じものを購入します。
 一方、すでに保有する ETF を買い増すと、購入単価が少し下がるだけですから、これから ETF 価格が上昇して売却となる場合も、利益はあまり大きくなく(この ETF の過去の損失が大きいからです)、過去のファンドの損失と相殺しきれないことになります。
 こんなことで、いくつかの種類の ETF があることは、単に信託報酬だけの問題ではなく、別の意味がある場合もあるのです。
 個人投資家のためだけにこういう ETF が組成されたというだけではありません。村田雅志氏は
http://www.gci-klug.jp/klugview/2009/04/17/005171.php
で「三菱UFJ投信がTOPIX連動型ETFのターゲットとしているのは、個人投資家ではなく政府のように思われます。」という解釈を示しています。おもしろい考え方です。経済危機対策として政府が買おうとしている50兆円分の ETF がターゲットだというわけですね。これが本当だとしたら、ここまで考えて新しい ETF を上場させようとする三菱UFJ投信はめざとい(純粋なほめ言葉です)ということです。

他の方の記事から:
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1050.html
http://tousiunnyounikki.blog90.fc2.com/blog-entry-221.html
http://m0nch1.blog.shinobi.jp/Entry/600/
http://ameblo.jp/happy-retire/entry-10244271968.html
http://mominilog.blog74.fc2.com/blog-entry-1043.html

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2009年04月20日

日本国は破産しない?

 日経新聞4月15日朝刊17面の大機小機欄のコラムで「日本国は破産しない」というのがありました。
 あちこちのブログに記事が転載されているので、中身はそこで読めます。
 たとえば、
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10242847514.html
http://silssee.blog119.fc2.com/blog-entry-510.html
などはいかがでしょう。
 さて、問題は、このコラムをどう読むべきかということです。「国の公債が多いということは、国民が公債を買い、その金融資産が増えるということである。だから国は破産しない。」というシンプルな論理です。
 実際、日本国民が日本国債を買っており、外国人が買っているわけではありませんので、この点は正しいのですが、その事実と「だから国は破産しない」は論理が飛躍しています。
 もっとも「国の破産」とは何か、どういう状態のことを指すのかがはっきりしないと、議論はできません。
 一般には、国債の償還期限が来たときに、(国庫に現金がないので)現金を渡すことができないことを「破産」というように思いますが、この点では、国は貨幣を発行する権限がありますから、一般論としては「破産」はないものと思います。
 しかし、破産と実質的に同じ状況は起こりうると思います。国債の発行残高がもっともっと大きくなって、1000 兆円を越え、2000 兆円になったら(なりそうになったら)、どうでしょうか。国内で保有される金融資産の全体が 1500 兆円しかない場合に、2000 兆円の国債が消化できるのでしょうか。
 それでも消化できるという考え方はありますが、乙は消化できないように思います。
 つまり、今国債をどんどん発行するということは、そのような消化できない状態に急速に近づきつつあるということです。数十兆円規模の国債新規発行(借換債を含まず)ならば、10〜20年は持ちそうですが、その先は、何とかしないと、発行できなくなると思います。
 各種ブログを見てみると、日経と同じく、破産はない(だから国債をもっと発行せよ)とする意見もあります。
http://ifajapan.jugem.jp/?eid=134
http://silssee.blog119.fc2.com/blog-entry-510.html
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10242847514.html
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-471.html
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/15119165.html
 しかし、そうではないとする意見もあります。
http://wanderer.exblog.jp/8179848/
http://hongokucho.exblog.jp/10735339/
 後者の意見の方が少ないようですが、乙は、どちらかというと、後者の意見に近いです。

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タグ:国債 破産 日本
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2009年04月19日

JFアジア株・アクティブ・オープンの第20期運用報告書

 乙は、JFアジア株・アクティブ・オープンという投資信託にも投資しています。
 以前、第19期の運用報告書についてブログに書いたことがありました。
2008.6.29 http://otsu.seesaa.net/article/101773200.html
 今日は、第20期の運用報告書について、見てみましょう。ネットでは
http://www.jpmorganasset.co.jp/fund/info/832000/pdf/report_081117.pdf
においてあります。
 p.1 にあるように、第20期は -57.4% という期中騰落率です。ちょうど一番悪いときだったとはいえ、半年で6割減というのは急落というより暴落といったほうがいいでしょう。
 純資産総額も、第19期末で 30億円あったのが、今期末では 12 億円になっています。6割減です。ということは、基準価額の下落とほぼ同じということになりますから、このファンドの解約はあまり多くなかったということです。まあ、保有者の皆さんは、全員同じく「やられてしまった」わけです。
 p.4 の1万口当たりの費用明細を見ると、信託報酬 148 円、売買委託手数料 20 円、有価証券取引税 17 円、保管費用 9 円で、合計 194 円のコストがかかっています。やはり、アクティブファンドはコスト高です。
 ずっと信託報酬なり何なりのコストを負担しながら、半年で資産が6割も減ってしまうなんて、割に合わない気がします。アクティブ・ファンドを選んでしまった乙が悪かったのかもしれません。
 もっとも、数万円から投資できるアジア株のインデックス・ファンドがあるのかどうか、知りませんが。

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2009年04月18日

SBI未公開株組入ファンドVの第4期中半期報告書

 乙は、SBI未公開株組入ファンドVにも投資しています。
 このファンドについては、今までにも3回ほどブログに書きました。
2006.5.5 http://otsu.seesaa.net/article/17401418.html
2006.10.23 http://otsu.seesaa.net/article/25983122.html
2008.1.10 http://otsu.seesaa.net/article/77511231.html
 最近、第4期中(平成20年7月1日〜平成20年12月31日)の半期報告書が郵送されてきました。
 2008.1.10 段階では「たぶん、乙は2008年7月時点で解約すると思います。こちらから解約しなくても早期に償還となるでしょう。」などと書いたのですが、乙は、何と、まだ保有していたのですね。
 2008年7月はクローズド明けでした。ここから解約できるようになったわけです。
 さて、では、この期間の運用成績はどうだったか。▲26.82% でした。運用資産別で見ると、米国債券運用部分が ▲14.41% とのことです。主な下落要因は円/ドルの為替レートが 2008.12 現在で 89円20銭と前期末から 16% 以上も下落していることです。それに比べれば、現在は若干の円安になっています(というわけで成績も少しはいいでしょう)。
 こんなひどい成績では、ファンドの解約が増えるのは当然です。では、実際、どうだったのでしょうか。
 元本成長型のほうで、1,663,466 口が 1,147,534 口に減っているのですから、3割以上解約されてしまったことがわかります。つまり、投資家がこのファンドを見限っているのです。
 2008.12.31 の段階で、資産配分は、米国債券 48.7%、未公開株 25.5%、現金 12.6% などとなっており、相変わらず、米国債券が中心です。現金が多いのは、解約に備えてのことでしょう。
 今や、資金が流出して、未公開株への新規投資はしないということですから、このファンドは、もう長くは持たないでしょう。純資産総額は、元本成長型で 83 億円、分配型で 18 億円ですから、まだ規模としてはそれなりではありますが、今後が見込めない状態では、もうどうしようもないでしょう。
 今さら、信託報酬 2.1% も払って米国債券を保有しようという人がいるでしょうか。もったいないだけです。
 最新版の月次運用報告書は、
https://search.etrade.ne.jp/fsearch/fmrep/fr_X0738000_02.pdf
で読むことができます。
 乙は、そろそろ解約しようと思います。「夢、破れたり」です。

posted by 乙 at 04:52| Comment(3) | TrackBack(0) | 国内投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月17日

さわかみファンドの「運用体制強化」

 4月15日付けのさわかみレポートを見ると、「運用体制強化のお知らせ」
http://www.sawakami.co.jp/report/latest/news090415.pdf
がありました。
 「運用体制強化」とは何でしょうか。常識的には、ファンドの運用体制を強化すると、ファンドの運用が改善され、基準価額があがっていくかのように思われますが、そんなことがあるのでしょうか。
 そんなことがあるなら、こういうことを仰々しく述べる前に、さっさと運用を改善してほしいものです。
 上記の文書を見ると、基本方針に変更がないと書いてありますし、澤上篤人氏が最高運用責任者(CIO)であることも変わらないとのこと。変わるのは、運用の担当者をひとり増やすことくらいです。これが「運用体制強化」なのでしょうか。
 似たような別の話ですが、世の中で「改革」というほどおかしなことばはなく、「改革」と称して「改悪」をすることもよくありますし、一面では「改革」であっても、別の面で副作用が生じるなどということもよくあります。
 さわかみファンドの「運用体制強化」も、同様の話でしょう。単なる「運用体制の変更」にすぎません。それが吉と出るか凶と出るか、わからないと思います。
 こんなことを「強化」と呼んでいるということ自体、さわかみファンドの信頼を失わせることかもしれません。
 乙は、さわかみファンドの将来性に、少しだけ疑問を感じました。

参考ブログ:
http://takaamahara.blog85.fc2.com/blog-entry-326.html

posted by 乙 at 06:22| Comment(3) | TrackBack(0) | 国内投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月16日

「長期分散投資で目指す15年7%の運用利回り」は可能か

 自分のブログに掲げてきた「長期分散投資で目指す15年7%の運用利回り」ですが、これが達成できるかということについて、今の考えを述べておきます。
 実は、不可能です。
 したがって、そのうち、表題を若干変えようと思っています。
 不可能なのは、以下の2点です。

(1)2008年の株価の下落
 2008 年の後半の株価の下落はきわめて大幅でした。乙も大きな損失を抱えました。これを考慮すると、15年(ブログ開始から3年経っているので、実際には今からは12年)で当初の状態からの7%の利回りは達成できないと思います。
 投資には、価格変動リスクは確実にあるもので、価格の大幅な上昇もあり得ますが、大幅な下落もあります。そして、一度、大幅な下落に遭遇してしまった(下落が現実化してしまった)場合、その後の回復はむずかしくなります。
 乙の場合は、かなりの資金を投じた後に大幅下落が起こったので、これから7%程度の利回りが達成できたとしても、投資の当初からの成績を考えれば、はるかに及ばないことになりそうです。

(2)7%という目標が高すぎる
 「7%」という目標は、きちんと計算して決めたわけではありません。まあ、ざっとこれくらいは行くだろうと予測して投資をはじめたわけです。
 実際のところ、利回りは10%くらいは行くかもしれないと思っていました。だって、世の中には、毎年数十%の成績を挙げている海外のファンドがたくさんあるからです。それらを選んで分散投資しておけば、少なくとも10%くらいはいくような感じがしていました。
 しかし、なかなかうまくいかないこともあるかと思って、10%をうたうことなく、7%に抑えました。(適当な主観的な値です。)
 なぜ、こんな目標を掲げたのか、そして何が間違っていたのかを考えると、為替変動(円高)に行き当たります。
 海外のファンドには、10%くらいの利回りのものがかなりあります。しかし、それはドルベースの利回りなのです。円で考える場合は、為替レートを考慮しなければなりません。長期的に見て、日本は低金利で、アメリカは高金利ですから(今現在はアメリカの短期金利は超低金利になっていますが、これは一時的な現象です)、長期的には、円高傾向になります。どれくらいの円高になるかはわかりませんが、日米金利の差を考えると、年3%くらいでしょうか。
 すると、ドルで10%の利回りを享受したとしても、円で考えれば、7%程度になってしまいます。
 10%の利回りだって、ホントに達成できるかと考えてみると、無理なように思えてきました。
 アメリカの株価を見ても、調子のいい時を取れば、毎年10%以上の利回りになるようなことはあると思いますが、それが継続するとは限りません。ファンドの類で10%以上の利回りをあげているものがゴロゴロあるといったって、自分が購入したものがそうなるとは限りません。むしろ、過去の成績がよかったものがその実績を強調して宣伝するので、そういうものだと思いこむのですが、実際は、なかなかそういう成績はあげられません。

 そんなこんなで、7%はかなり高いハードルのように思えてきました。
 日本の低金利が続く限り、まあ3〜4%くらいが妥当な線のようです。逆にいえば、これから日本がインフレになったりすれば、金利も上がり、7%の利回りは十分可能でしょう。しかし、こう考えると、インフレ率を考慮しないで投資の目標を決めるなんて、ナンセンスですね。まあ将来のインフレ率を想定するなんてことはこれまた無謀だと思いますが。
 海外投資をすれば、10%は軽く行くと思っていた乙は甘かったです。これは、ここ数年の経験で、痛切に感じるようになってきました。
 これから先、日本の金利が上昇することもあるかとは思いますが、政策金利を1%上げるだけでも、企業はやっていけないかもしれません。ましてや、5%なんて、ほぼ考えられない事態です。(ただし、20〜30年の長期的には、日本の金利上昇は十分あり得ます。)
 日本株も、これからは高度成長などは望めませんから、数%程度の上昇でしょう。
 先進国株も同様だろうと思います。一見良さそうでも、為替レートの変動(円高)で、期待したほどの成績にはなりません。
 新興国株は、それらに比べれば、成長が期待されますから、投資するならここがいいでしょう。それにしても、新興国株はリスクがいよいよ高くなりますから、ここに集中投資することはできません。
 債券類は、日本では1〜2%程度が長く続きそうです。海外債券はもっと高金利ですが、それも為替レートの変動がありますから、日本並みと考えたほうがよさそうです。
 というようなわけで、今は、「7%」は無理だと考えています。
 そのうち、ブログの表題を若干変えます。

posted by 乙 at 04:38| Comment(10) | TrackBack(0) | 投資方針 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

休日の高速道路の利用料 1000 円

 休日の高速道路の利用料 1000 円への割引は大きな話題になっています。高速道路の渋滞が長くなるとか、フェリーの利用者が減るとか、さまざまなところに影響が出ています。それくらいに高速道路の使い方を変えたということでしょう。
 しかし、それは実は国土交通省による ETC 普及のための陰謀だという見方があります。
 森永卓郎氏の議論
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/179/index.html
は、その中でももっともなものでしょう。1000 円への割引だけでなく、今、高速道路はばかげた料金体系になっていることを、具体例をあげて、説明しています。
 こうして、ETC をつけなければ割引を受けられないようにして、ETC を強引に普及させ、天下り財団が肥え太る構図になっているのです。
http://tokyo-ethno.jugem.jp/?eid=2168
http://news.livedoor.com/article/detail/4070605/
 本来、高速道路料金は、入口で受け取ったチケットを出口の料金所に提示すれば、それをコンピュータに読み込んで、あとは自動計算します(料金所の人が手計算するのでは相当に間違いが発生するでしょう)から、ETC の有無は、料金支払いを自動化するかどうかだけが違うにすぎません。
 それなのに、この ETC の押しつけと来たら、まったく持って不愉快です。やれやれ、お役人の考えることといったら、……。
 こういう役人たちがいる限り、日本が住みやすい国になるのは大変なことのように思います。
 ま、そうはいっても、料金が安くなりスムーズに走れるので、乙も ETC をつけていますが、使うたびに疑問に感じています。

タグ:高速道路 ETC
posted by 乙 at 04:53| Comment(4) | TrackBack(0) | 消費生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月14日

西友ネットスーパーでリクエスト

 最近、乙は、西友ネットスーパーで缶ビールを買うことにしているのですが、
2009.3.23 http://otsu.seesaa.net/article/116080140.html
ふと気が付くと、ログインした後の画面で「リクエスト」ができます。
 自分がほしい(買いたい)ものがないというとき、それを西友に知らせることができるのです。
 これはおもしろいと思って、ちょっとした加工食品をリクエストしてみました。
 近所のスーパーでたまに売っているのですが、継続的に売っているわけではないので、買うのがけっこう大変なのです。
 ウェブでリクエストしたら、数日中にメールがきて、リクエストが実現してしまいました。値段も、びっくりするくらいの買い得価格です。
 この利便性は、なかなかすごいものですね。これでは、一般の商店は太刀打ちできないでしょう。
 乙は、すっかり西友ネットスーパーのファンになってしまいました。
 妻が生協に加入していて、毎週1回配達があるのですが、そのときに合わせて西友からも届くようにしています。
 乙自身は、生協の方は注文もしないので、まったくわかりませんが、生協よりも西友ネットスーパーのほうが便利ではないかと感じています。

posted by 乙 at 05:17| Comment(1) | TrackBack(0) | 消費生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月13日

個人向け国債、販売額最低に

 日経新聞4月12日朝刊3面にあった記事です。個人向け国債が売れないという話です。
 NIKKEI NET でも一部(約6割)が読めます。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090412AT3S1100M11042009.html
 それにしても、なぜネットでは一部しか読めないのでしょうか。全部読めるようにしたら、紙媒体が売れなくなると考えてのことでしょうか。
 それはともかく、個人向け国債は今や販売に陰りが見えるようです。
 固定金利5年ものの表面利率が 0.71% という水準では、いやはや、「運用」などというレベルではないように思います。
 ちなみに、銀行の定期預金はどうなのでしょうか。
 乙は、新生銀行で定期預金をしましたが、
2008.12.9 http://otsu.seesaa.net/article/110934038.html
5年もので 1.7% の利息でした。
 もっと利率が高いものもないわけではありませんが、
2009.1.6 http://otsu.seesaa.net/article/112214633.html
まあ、十分な利率でしょう。
 新生銀行の定期預金の利息が高いのは、それなりの理由があってのことですが、
2009.2.8 http://otsu.seesaa.net/article/113867168.html
それにしても、1000 万円までのお金は、定期預金で十分なように思います。
 では、0.71% の国債を買う個人というのは、どんな人なのでしょうか。おそらく、預金が数千万円を越える人でしょう。いくつかの(高金利を提示する)銀行に 1000 万円ずつ預けても、まだお金がある人です。(そういう人の中でも、株式投資などはいやだと考えている人ですね。)
 そういう人はあまり多くないでしょうから、まあ国債が売れないのも当然でしょう。
 日本の低金利はすっかり定着してしまいました。昔のような5%とか8%とかの高金利になることはあるのでしょうか。乙は、あと30年くらい生きるだろうと思いますが、死ぬまでにはそういう高金利を経験できるでしょうか。

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posted by 乙 at 05:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 債券 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月12日

通知表ジェネレータ

 とよぴ〜さんのブログ
http://toyop129.blog48.fc2.com/blog-entry-677.html
で知ったので、乙のブログにも貼り付けてみることにしました。
 通知表ジェネレータ
http://labs.infoalive.com/product/tsuchihyo/
というものです。
 このブログの左下のほうをご覧ください。
 アンケートに答えると、通知表が作られます。
 乙の診断として、まあまあこんなものではないかという気がしています。
 ホンネとタテマエの両方のバージョンがあるのがおかしかったです。
 ただし、アンケートの選択肢の作り方などが雑で、あまり好感は持てません。あくまで遊びに過ぎません。
 ま、遊びとわかっていてやっているわけですが。

posted by 乙 at 05:37| Comment(2) | TrackBack(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月11日

高金利の外国債券に投資しても意味はない

 乙は、今は、高金利の外国債券に投資しても意味はないと思います。
 なぜならば、金利が高い外国通貨が安くなって、円が相対的に高くなるからです。
2008.8.31 http://otsu.seesaa.net/article/105762250.html
2008.8.30 http://otsu.seesaa.net/article/105715608.html
2008.8.29 http://otsu.seesaa.net/article/105661673.html
 しかし、乙が外貨投資をはじめようとしたとき、このことが十分に理解できず、そんなに大幅に為替レートが変わるとも思えず、高金利の外貨建ての債券に投資すれば、それなりにもうかるような気がしました。
 そこで、ニュージーランド・ドル建て(1年もの)と、南アフリカ・ランド建て(5年もの)の外国債券を購入してみました。
2006.1.29 http://otsu.seesaa.net/article/12436140.html
 その後、ニュージーランド・ドル建債券は、最終的に損失が確定しました。
2006.3.25 http://otsu.seesaa.net/article/15412720.html
 では、南アフリカ・ランド建て債券はどうなのでしょうか。
 現在のところ、為替レートは、1ランドが11円くらいです。乙が債券を購入した 2005 年4月には、18円でした。なるほど、為替レートは4割安になっています。これでは、7.38% の高金利を誇っていても、全然もうかりません。
 償還まではあと1年ほどありますが、こちらも損失が出そうな情勢です。
 なるほど、高金利の外国債券に投資しても意味はないということを実感しました。いい勉強になりました。

posted by 乙 at 04:46| Comment(10) | TrackBack(0) | 債券 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月10日

円高と海外生活

 DIAMOND ONLINE で、ちょっと気になる記事がありました。
http://diamond.jp/series/analysis/10071
金融危機で「夢の海外暮らし」が一変してしまったというのです。
 旅行作家の千葉千枝子氏の書いたものです。
 記事を読むと、円を全て現地通貨に替えて資産が目減りした「年金難民」がいるというのです。乙の感覚では、まず、ここがおかしいと思います。全財産を現地通貨建てに両替するものでしょうか。
 通貨の分散は、投資の基本です。(記事中の人物は「投資」していたわけではないかもしれませんが。)現地通貨建てに両替するのは、財産の一部にとどめておくべきです。円高になろうと、円安になろうと、あまり困らないようにしておかなければなりません。全財産を両替する人は、もともと資産が十分ではなかったのかもしれません。だとすれば、そもそも海外生活は初めから無理だったのではないでしょうか。

 台湾では、日本の厚生年金を米ドル建てで受け取るという話ですが、台湾元に両替すると、目減りするというのです。これまた乙は理解できませんでした。だって、年金は日本円で支払われるはずで、それを米ドルなり現地通貨なりに両替するだけですから、米ドル建てで受け取る場合でも、円高(ドル安)ならば受け取る米ドルが多くなるのではないでしょうか。
 本来、問題は、年金の支給時の日本円と、生活費として使用する台湾元との両替レートで決まるだけの話で、米ドルが高かろうと安かろうと、ほとんど影響しないと思うのですが、……。

 ともかく、老後を海外で送ろうとすると、情報が少なく、いろいろと混乱しそうです。乙は海外生活も視野に入れているので、このあたりにもアンテナを張っておこうと思います。

posted by 乙 at 05:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 老後の生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月09日

ちょっと安く指値で注文するといいか?

 乙は、あまり意味を考えるでもなく、株や ETF それに為替などで、現在価格よりも少し安い金額で指値注文をしてきました。
2008.12.23 http://otsu.seesaa.net/article/111580235.html
たいていは約定するので、ちょっとだけもうかった気がしていました。だって、買おうと決心したときの価格よりも安い価格で買えるのですから、もうかった気持ちになるのは当然でしょう。
 しかし、考えてみると、こういう注文のしかたは、あまり意味がないようです。
 確かに、たいていは約定するのですが、たまに約定しないときがあります。それは、株価(為替レート)が注文時よりも継続的に上昇してしまうときです。これによって、得られるはずの利益(逸失利益? 機会費用?)が得られなかったことがわかるのですが、これがけっこう大きいことがあります。何回も小口でもうけたとしても、1回の安い指値注文がそれらを吹き飛ばしてしまうことがあります。
 最近は、為替でこれを経験しました。86円まで円高が進行するだろうと考え、90円くらいのときにもドルを購入することを控えていました。結果的に、100円までの円安になってしまい、ドルを購入するチャンスを見逃してしまいました。
 ということで、少し安い価格の指値が必ずしも有利ではないということを実感しました。
 ということは、つまりは、やや高い価格での指値注文でも損はしないことになりますし、成行注文でもいいということになります。どれでも同じことなのです。
 しかし、理屈としては、そうなることは理解できるのですが、実際のところ、成行注文にするべきかというと、まだそこまでの決心はつきません。これは、論理上の納得というよりも、感覚的なもののようです。
 ETF やインデックスファンドを購入する場合を考えると、あまり現在価格などにこだわらずに(策を弄せずに)、「適当に買う」ほうが精神衛生上もいいことなのかもしれません。

posted by 乙 at 05:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資方針 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月08日

水島宏明(2007.12)『ネットカフェ難民と貧困ニッポン』日本テレビ放送網

 乙が読んだ本です。「ワーキングプア」とも重なってくるテーマです。
 著者の水島氏は日本テレビのチーフディレクターとしてドキュメンタリーなどを製作してきた人です。そういう人が「ネットカフェ難民」を取材してできあがったのが本書です。
 ちなみに「ネットカフェ難民」は水島氏の造語だそうです。
 本書では、取材に応じた人の話が詳しく語られます。その実態を知ると、何ともいたたまれないような気分になります。現実に悲惨な人がいるわけです。全体を読み終えて、暗い気分になってきました。
 しかし、だからといって、乙が個人として何かできることがあるかと考えれば、なかなか簡単にできることはないわけで、まじめに働いて税金を払うことで、間接的にそういう人の手助けをしているに過ぎません。
 乙が本書中の記述で驚いたこともいくつかありました。
 まずは、p.114 で、日雇い派遣に従事する人に対して、会社側はかなり細かい風貌チェックを行っているということです。「容姿優、容姿老、不潔感、言葉遣い、ヒゲ、茶髪、長髪、太め、虚弱体質、メガネ、40歳超」などを見ると、さもありなんとも思えますが、ここまで細かく記録するものかという気もしました。人材を派遣する会社としては、派遣社員がどんな人かを知らずに派遣するわけにはいかないでしょうから、こういうデータをインプットしておいて、応募してきた人の中から、派遣先に合いそうな人を選んで派遣するのは当然のように思います。それにしても、徹底して個人情報を集めているのですね。
 本書中では、こういう分類を廃止するよう要求したとありますが、会社側は応じるものでしょうか。こういう情報をためておいて、募集条件にピッタリの人を探して派遣することで会社としての存在価値が出てくるわけで、誰でもどこでも派遣するのでは、会社の意味は少なくなります。
 pp.118-119 では、あるテレビ局が、ネットカフェ難民で日雇い派遣をしている人を取材として撮影しようとしたところ、会社が驚いて、その人をクビにしてしまったという話です。こんなことで職を失うことになったその取材対象者が気の毒ですし、テレビ局の暴力性さえ感じられます。
 本書は、ネットカフェ難民をあるがままにとらえることに成功していると思いますが、次のステップとして「ではどうしたらいいか」までは述べられていません。ジャーナリズムの限界のようなものを感じました。まあ、誰が考えても易しい解決策などはあるわけないと思うのですが……。



posted by 乙 at 05:05| Comment(0) | TrackBack(1) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月07日

そろそろ株投資を再開しましょうか

 最近は、円高も一服し、日経平均株価も上がってきました。
 何だか、不思議な気分です。こういう状況になって、思うことがいくつかあります。

(1)予想された円高は未到達
 数ヶ月前は、悲観論が優勢で、年度末(3月末)をにらみながら、円高は80円台はおろか、70円台にもなるのではないかという予想がありましたし、極端な人は50円台もあり得るなどという発言をしていました。
 乙は、まあ、そうかもしれないなあと考え、86円になったら、ドルを買おうと思って注文しました。
2009.1.30 http://otsu.seesaa.net/article/113383939.html
しかし、そうはならなかったわけです。
 単なる結果論かもしれませんが、あまりにも急激な為替レートの変化はなかなかないもののように思いました。

(2)為替レートの予想は困難
 当たり前のことですが、為替レートの予想はむずかしいということです。専門家ですら予想できないのですから、為替で儲けようなどと考えること自体が間違っているように思います。

(3)円高=株安、円安=株高
 円高=株安、円安=株高という相関関係は、最近はすっかり定着しましたが、昔はそうでもなかったようです。これは、日本経済のあり方が昔と変わってきたからなのでしょうか。今や、日本経済が世界と連動するようになったというようなことで説明できる面が多いようです。

(4)景気の悪化と株価の上昇
 景気が悪くなれば株価が下がる。これはまあ正しいでしょう。しかし、足元を見てみると、各種調査などで明らかなように景気が悪化し続けているのに、株価は上がりはじめています。不思議なものです。株価は景気の動向を半年くらい先取りするという考え方もありますが、それで説明できるのでしょうか。あと半年で景気が底を打つでしょうか。とてもそんなふうには思えません。
 株価の上昇は一時的なもので、今後、さらなる大幅な下落があるのでしょうか。

 こんなふうに、わからないことだらけですが、自分なりに経済動向などを予想してみると、その流れの中で振り返ってみても、予想は当たらないことが多いように思いました。
 やはり、予想をしない投資方法(インデックス投資)がいいのかもしれません。

posted by 乙 at 05:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月06日

城繁幸(2008.3)『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか』(ちくま新書)筑摩書房

 乙が読んだ本です。「アウトサイダーの時代」という副題がついています。
 本書は、城繁幸(2006.9)『若者はなぜ3年で辞めるのか?』
2006.10.14 http://otsu.seesaa.net/article/25446099.html
に続く本です。
 内容は、大きく3章に分かれていますが、細かくは22の節(と三つのコラム)に分かれています。
 それぞれの節は、たとえば、昭和的価値観1「若者は、ただ上に従うこと」のように、昭和的価値観を表す言い方が題名としてつけられています。そして、書かれた内容は、いろいろな人にインタビューした結果です。昭和的価値観に反発する若者を描いています。
 確かに、3年で会社を辞めた若者がその後どうなったかを描くには、これで十分なのかもしれません。しかし、不十分なのかもしれません。インタビューができる人というのは、一般に自分をさらけだしてもいいと考える人で、それは、成功者の場合にはそういう人の比率が高いでしょうが、成功者でなかった場合は、なかなかインタビューに応じようとしない人もいるでしょう。
 そのようなバイアス(偏り)を考慮すると、若者のうち、比較的うまく転職した人(転職して給料が下がっても、それでいいと考え、別の面で満足感を持っている人)を描き出しているのではないでしょうか。
 乙としては、統計資料などを駆使して、もう少し全体を概観するような量的側面も描けていたらよかったのにという印象を持ちました。
 これは乙が疑り深い性格を持っているためかもしれませんので、そのような偏りを考慮して、受け止めてください。
 本書は全体として、平成的価値観とも言うべき「多様性」を前面に出し、昭和的価値観で若者を縛り付けてもダメなんだというメッセージを強く打ち出しています。
 乙は、中高年者に属しますから、描かれている若者たちを見ていると、かなりたるんだように見えるという面もあります。一方で、こういう若者が増えているのは事実ですから、それに対応した見方をしなければならなくなったんだという、ある種感慨深いものもありました。
 乙がおもしろいと思ったのは、p.170- のコラム「21世紀の大学システム」です。社会の多様化にともない、大学もまた多様化しなければならないというわけで、今後の大学教育を考える上で参考になります。自分は大学を卒業してしまったという場合でも、子供が、孫が、さらにその先の子々孫々が大学に進学することを考えれば、誰でも無関心ではいられないはずです。
 pp.178-179 では、就職しようとする若者から日本企業が見捨てられており、外資系企業が注目の的になっているというのです。いやはや、変わろうとしない日本企業を見捨てようという発想はすばらしいです。ぜひそういう心意気で、若者には自分なりの人生を歩んでいってほしいと思いました。みんなが自分の立ち位置で努力することで、結果的にお互いがお互いにいい影響を与え、社会全体としてプラスになっていくはずですから。(単純な楽観論に過ぎませんが。)



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2009年04月05日

確定申告、やや遅れて出しました。

 今年の確定申告は、3月16日の締切に間に合いませんでした。
 なかなか忙しくて、計算の時間が取れなかったためです。
 乙の場合、源泉徴収の他に、第1期、第2期として事前にかなりの金額を振り替え納税していますので、確定申告するときは、還付申告になり、少しくらい遅れてもあまり問題にならないと思います。(もちろん、遅れてはいけないのが原則なのですが、……。)
 しかし、追加して税金を払う結果になる場合、遅れて確定申告すると、延滞税とかの問題になることがありそうです。
 2008年は、投資信託の乗り換えにともなって、損失が出てしまいました。
 そこで、これを来年度に繰り延べることにしたいのですが、昨年の確定申告
2008.3.15 http://otsu.seesaa.net/article/89631188.html
と同様にめんどうなことになりました。
 まあ、金額が大したことないので、繰り延べなくてもいいのですが、税金の仕組みを知るためには、そういう手続きをしておいたほうがいいと思います。
 後日、税務署から普通に返信が返ってきましたので、特に問題はなかったようです。(いや、今後、税務調査があるかもしれませんが……。)

タグ:確定申告
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2009年04月04日

「アクシア」(アクティブバリューオープン)の第13期運用報告書

 乙は、「アクシア」(アクティブバリューオープン)にも興味があって、少しだけ買ってみました。
2008.5.16 http://otsu.seesaa.net/article/96869587.html
日本株のアクティブ・ファンドです。
 最近、その運用報告書が送られてきました。ネットでも読めます。
http://www.tdasset.co.jp/fund/Operation_report/AVO.pdf
 2009.2.27 までの第13期はどうなっているかというと、……残念ながらはずれです。TOPIX をベンチマークにしていますが、そちらが期中騰落率 -44.5% のところ、アクシアは -53.0% です。この原因については、p.4 で説明されていますが、業種配分や個別銘柄など、要するに見通しが甘かったということです。
 p.5 の運用概況を見ても、2008年10月までに、景気敏感銘柄をベンチマークよりもオーバーウェイトして、ベンチマークよりも 6% も悪い成績になり、2008年11月からセクターウェイトをベンチマークに近づけたり、個別銘柄を入れ替えたりしていますが、それでも、最終的には 9% も悪い結果になっていて、運用は失敗だったことを素直に述べています。
 なるほど、ファンドの選択というのはむずかしいものです。
 第12期まではベンチマークに対して好成績を上げていたファンドでも、それが継続するとは限らないことを実例で示してくれました。まあ、一般に、アクティブ・ファンドは、株価の上昇時期にはベンチマークよりもよくて、下落時期にはベンチマークよりも悪いことが多いのでしょうが、それがそのまま現れています。
 このようなことから、乙は、アクティブ・ファンドによる運用は、うまくいかないと悟りました。(1期だけの成績でこういう結論を出すのは早計ですが、予想通りとも言えるでしょう。)
 どうせ大した金額をつぎ込んだわけでもないので、このまま放っておこうと思います。投資した金額は、年1回運用報告書をもらうためのコストのようなものです。

 なお、p.6 にあるように、このファンドの信託報酬は1万口当たり 141 円で高めですが、売買委託手数料は 10 円しかかかっていません。監査費用は 1 円です。p.6 の下の方にあるように、売買高比率が 0.79 でかなり激しい売買を行っている割には、思ったほどコストはかからないもののようです。ま、これが高いかどうかは、他のファンドと同一基準で比べなければならないわけですが。

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posted by 乙 at 04:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月03日

タックスヘイブンの規制?

 乙が日経ビジネス ONLINE で読んで、驚いた記事がありました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090401/190741/
タックスヘイブンへの規制が考えられているとのことです。
 この記事によれば、タックスヘイブンでは 11.5 兆ドル(1100 兆円)の個人資金が運用されているということですから、世界経済に大きな影響を与えることになります。
 記事中にはこんな部分があります。
 EUは貯蓄課税指令を出し、預金者が非居住者である場合、その国の税務当局と預金者情報を共有するなど、透明化に協力しない限り、銀行預金に2005年7月から15%、2008年7月からは20%の源泉税を徴収する。さらに、2011年からは税率が35%に引き上げられる予定だ。

 「2008年7月からは」といっても、すでに 2009 年ですから、この源泉税の徴収は始まっているのでしょうね。乙は知りませんでした。
 15% や 20% というのは、銀行預金の利息に対する税率だと思いますが、しかし、そんなに預金があるとも思えません。預金は、株や債券、さらにはヘッジファンドへの投資などに姿を変えていますから、「預金者情報」を得る程度では、資産運用で儲けが出ていることなどまったくわからないでしょう。そういう多方面の金融商品に一斉に網をかけることが、はたして可能でしょうか。
 また、資金が複雑に流れ、その途中で増えていく場合、どこでそのような資産の増加が把握できるでしょうか。
 手続きとしてもきわめて困難だと思いますが、もしも実行できたとしたら、今度はタックスヘイブンからの資金の流出が問題になるでしょう。端的にいって、イギリスの近隣のタックスヘイブンから資金が逃げ出して、他の地域に移動するだけのように思われます。タックスヘイブンは世界各地にあるのです。そんなことをして、資金が逃げ出したら、これらの地域(そこに住む人、関連企業)は、経済的に大きなダメージをこうむることでしょう。それを「しかたがない」といって受け入れるのでしょうか。
 EU は、全世界のタックスヘイブンに規制の輪を広げようとしているのでしょうか。どのようにすればそれが可能なのでしょうか。

 日経ビジネス ONLINE の記事では、こんな部分もありました。
 米上院議員のカール・レビン(ミシガン州、民主党)は“Stop Tax Haven Abuse Act”(タックスヘイブン乱用防止法)と呼ばれる法案を3月初めに提出した。
 その法案は、脱税のためのタックスヘイブン使用の抑止、オフショア持ち株に関する情報開示をしなかった場合の罰金(最高100万ドル)、経済実体のないお金の移動などを無効にするなど、現在タックスヘイブンで行われている活動のほとんどの部分を対象にしている。

 いかにもアメリカ人が考えそうな話です。アメリカが罰金を取るといったって、いったい誰を対象にして罰金を取るのでしょうか。タックスヘイブンの銀行だとしたら、外国にあるわけで、外国の銀行にアメリカが「罰金」を課すなどということができるとは思えないのですが。
 アメリカは、外国にある銀行の資金移動を止めさせるなどということも考えているわけです。アメリカ財務省は、北朝鮮の資金があるとされたバンコ・デルタ・アジアに対して送金ストップをかけた前例もあるので、この案は実行できそうにも思います。しかし、それにしても、国家間の関係を考えると、他国の主権を侵害しているようにも考えられて、いかにアメリカでも、そう簡単にできないのではないかという気もします。
 ドルが基軸通貨であるといっても、いつまで続くかわかりません。こんな規制をかけるようだと、世界の運用資金が他通貨に流れるようなことも起こり、結果的にドルが基軸通貨でなくなるかもしれません。それはアメリカにとって非常に不利な事態でしょう。
 そんなことはともかく、アメリカとしては、適当に口実を作って(以前は「テロ資金のマネーロンダリングを防ぐために」と言っていましたが)、外国に圧力をかけるのでしょうね。

posted by 乙 at 05:21| Comment(0) | TrackBack(1) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月02日

アプラスカードの脱会

 乙は、アプラスカードの年会費制度の変更
2008.10.12 http://otsu.seesaa.net/article/107953170.html
にともなって、アプラスカードを使うのをやめようと思いました。
 最近、貯まったポイントをキャッシュに替えたので、もういいだろうと思って、脱会手続きをしました。
 ネットで NETstation*APLUS
http://www.aplus.co.jp/netstation/index.html
にアクセスして、ログインした後、簡単に脱会できてしまいました。
 あまりに簡単なので、「ホントにこれで手続きが全部済んだの?」という感じでした。
 何ごとも、こんなふうに簡略な手続きができるとありがたいですね。

参考記事:クレジットカードをどうするか
2009.2.7 http://otsu.seesaa.net/article/113822111.html

posted by 乙 at 05:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 消費生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月01日

イーバンク銀行に電話で確認したいと思ったら

 乙は、ちょっとした用事で、イーバンク銀行に電話で確認したいと思いました。しかし、問い合わせ先の電話番号がわかりません。
 そこで、ホームページで調べてみようと思いました。
http://www.ebank.co.jp/
を見てみると、「個人のお客さま」に入っています。しかし、ここから先がよくわかりませんでした。
 もし、時間の余裕がある方は、以下の「正解」を見ないで、自分でサイト内を探して問い合わせ先の電話番号を調べてみてください。イーバンク銀行に口座を持っていない方でも電話番号を調べることができます。(口座開設について聞きたいことがありますから、当然ですが。)





 いかがですか?
 わかりましたか?

 正解は、
  「問い合わせ」→「営業・ご利用時間」→「お問い合わせ」
です。
 これでカスタマーセンターの電話番号がわかります。上の経路を見てみると、ちょっと「あれっ」ではないでしょうか。自分でホームページからたどってみてください。「なぜこんなところに?」と感じるのではないでしょうか。
 イーバンク銀行は不親切だと思います。
 まあ、なるべく電話での問い合わせを少なくしたいという気持ちはわかりますが、ちょっとやり過ぎなのではないでしょうか。

 ついでにいうと、サイトには、問い合わせ先のメールアドレスの記載がないようです。
 以前は、サイトの中に問い合わせフォームがあり、そこ経由で電子的に質問できたはずなのですが(乙は実際に経験しました)、今は、乙が探した限りでは見つかりませんでした。もし、「ある」ことをご存じの方は、乙にお教えください。
 現在は、銀行の人間にたずねる代わりに、OKWave のイーバンク質問広場に誘導されます。ここで質問しても、担当者から返事があるとは期待できません。また、一般的な話ならば、こういうことでも問題が解決できると思いますが、ちょっと深い話になるとダメですし、話題によっては、他人が見ることもできるところで質問したくないということもあるでしょう。
 イーバンク銀行は不親切だと思います。
 各種サポートには手間がかかり、したがってコストがかかるということは理解できますが、ここを手抜きしていいとは思えません。もう少し顧客を大事にしてほしいと思います。
 銀行にとって、せいぜい7桁程度の預金しかないような個人は「ゴミ」に過ぎないのでしょうか。でも、ネット銀行はそういうゴミの個人をたくさん集めることで全体として預金量を増やそうというコンセプトだったはずです。

posted by 乙 at 04:48| Comment(8) | TrackBack(0) | 金融機関 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする