NIKKEI NET でも一部(約6割)が読めます。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090412AT3S1100M11042009.html
それにしても、なぜネットでは一部しか読めないのでしょうか。全部読めるようにしたら、紙媒体が売れなくなると考えてのことでしょうか。
それはともかく、個人向け国債は今や販売に陰りが見えるようです。
固定金利5年ものの表面利率が 0.71% という水準では、いやはや、「運用」などというレベルではないように思います。
ちなみに、銀行の定期預金はどうなのでしょうか。
乙は、新生銀行で定期預金をしましたが、
2008.12.9 http://otsu.seesaa.net/article/110934038.html
5年もので 1.7% の利息でした。
もっと利率が高いものもないわけではありませんが、
2009.1.6 http://otsu.seesaa.net/article/112214633.html
まあ、十分な利率でしょう。
新生銀行の定期預金の利息が高いのは、それなりの理由があってのことですが、
2009.2.8 http://otsu.seesaa.net/article/113867168.html
それにしても、1000 万円までのお金は、定期預金で十分なように思います。
では、0.71% の国債を買う個人というのは、どんな人なのでしょうか。おそらく、預金が数千万円を越える人でしょう。いくつかの(高金利を提示する)銀行に 1000 万円ずつ預けても、まだお金がある人です。(そういう人の中でも、株式投資などはいやだと考えている人ですね。)
そういう人はあまり多くないでしょうから、まあ国債が売れないのも当然でしょう。
日本の低金利はすっかり定着してしまいました。昔のような5%とか8%とかの高金利になることはあるのでしょうか。乙は、あと30年くらい生きるだろうと思いますが、死ぬまでにはそういう高金利を経験できるでしょうか。
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ラベル:個人向け国債