休日の高速道路の利用料 1000 円への割引は大きな話題になっています。高速道路の渋滞が長くなるとか、フェリーの利用者が減るとか、さまざまなところに影響が出ています。それくらいに高速道路の使い方を変えたということでしょう。
しかし、それは実は国土交通省による ETC 普及のための陰謀だという見方があります。
森永卓郎氏の議論
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/179/index.html
は、その中でももっともなものでしょう。1000 円への割引だけでなく、今、高速道路はばかげた料金体系になっていることを、具体例をあげて、説明しています。
こうして、ETC をつけなければ割引を受けられないようにして、ETC を強引に普及させ、天下り財団が肥え太る構図になっているのです。
http://tokyo-ethno.jugem.jp/?eid=2168
http://news.livedoor.com/article/detail/4070605/
本来、高速道路料金は、入口で受け取ったチケットを出口の料金所に提示すれば、それをコンピュータに読み込んで、あとは自動計算します(料金所の人が手計算するのでは相当に間違いが発生するでしょう)から、ETC の有無は、料金支払いを自動化するかどうかだけが違うにすぎません。
それなのに、この ETC の押しつけと来たら、まったく持って不愉快です。やれやれ、お役人の考えることといったら、……。
こういう役人たちがいる限り、日本が住みやすい国になるのは大変なことのように思います。
ま、そうはいっても、料金が安くなりスムーズに走れるので、乙も ETC をつけていますが、使うたびに疑問に感じています。