以前、第19期の運用報告書についてブログに書いたことがありました。
2008.6.29 http://otsu.seesaa.net/article/101773200.html
今日は、第20期の運用報告書について、見てみましょう。ネットでは
http://www.jpmorganasset.co.jp/fund/info/832000/pdf/report_081117.pdf
においてあります。
p.1 にあるように、第20期は -57.4% という期中騰落率です。ちょうど一番悪いときだったとはいえ、半年で6割減というのは急落というより暴落といったほうがいいでしょう。
純資産総額も、第19期末で 30億円あったのが、今期末では 12 億円になっています。6割減です。ということは、基準価額の下落とほぼ同じということになりますから、このファンドの解約はあまり多くなかったということです。まあ、保有者の皆さんは、全員同じく「やられてしまった」わけです。
p.4 の1万口当たりの費用明細を見ると、信託報酬 148 円、売買委託手数料 20 円、有価証券取引税 17 円、保管費用 9 円で、合計 194 円のコストがかかっています。やはり、アクティブファンドはコスト高です。
ずっと信託報酬なり何なりのコストを負担しながら、半年で資産が6割も減ってしまうなんて、割に合わない気がします。アクティブ・ファンドを選んでしまった乙が悪かったのかもしれません。
もっとも、数万円から投資できるアジア株のインデックス・ファンドがあるのかどうか、知りませんが。