日経新聞4月17日朝刊で見かけた記事です。NIKKEI NET でも見ることができます。
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hotnews.aspx?id=AS2C1600W+16042009
乙も、TOPIX 連動型の ETF を購入していますが、手数料が最安の ETF が登場したことになります。
TOPIX に連動する ETF であれば、運用成績はそんなに違わないはずですから、あとは単にコストの問題だけになります。
というわけで、要注目です。
ただし、信託報酬の差はわずかなものですから、いままでの 1306 からわざわざ乗り換えるほどのことはないように思います。
さて、今まですでに保有している ETF を買い増すことと、新しい ETF を買うことで、どんな違いがあるでしょうか。
乙の場合は、かなりあります。
最近、損切りを承知の上でファンドを解約したのですが、そういうマイナスが響いています。
そこで、もしも ETF を購入して、それが3年以内に値上がりしたら(ホントにそうなるかどうかはわかりませんが、可能性は大きいでしょう)、一度売却して儲けを確定させ、ファンドの損失を穴埋めしようと思います。損失を次年度以降に繰り越しておけば、売却時にプラスになっている場合、相互に通算することができますから所得税が安くなります。利益確定したら、再度同じものを購入します。
一方、すでに保有する ETF を買い増すと、購入単価が少し下がるだけですから、これから ETF 価格が上昇して売却となる場合も、利益はあまり大きくなく(この ETF の過去の損失が大きいからです)、過去のファンドの損失と相殺しきれないことになります。
こんなことで、いくつかの種類の ETF があることは、単に信託報酬だけの問題ではなく、別の意味がある場合もあるのです。
個人投資家のためだけにこういう ETF が組成されたというだけではありません。村田雅志氏は
http://www.gci-klug.jp/klugview/2009/04/17/005171.php
で「三菱UFJ投信がTOPIX連動型ETFのターゲットとしているのは、個人投資家ではなく政府のように思われます。」という解釈を示しています。おもしろい考え方です。経済危機対策として政府が買おうとしている50兆円分の ETF がターゲットだというわけですね。これが本当だとしたら、ここまで考えて新しい ETF を上場させようとする三菱UFJ投信はめざとい(純粋なほめ言葉です)ということです。
他の方の記事から:
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1050.html
http://tousiunnyounikki.blog90.fc2.com/blog-entry-221.html
http://m0nch1.blog.shinobi.jp/Entry/600/
http://ameblo.jp/happy-retire/entry-10244271968.html
http://mominilog.blog74.fc2.com/blog-entry-1043.html
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