最近は忙しくて、こういうのを封筒から出すのさえめんどうに感じています。
4通の郵便を全部開封して、中身を出してみると、4冊とも 2009 Annual Report to Shareholders iSHARES BOND FUNDS ということで、同じでした。
いろいろな BOND に関わる ETF を購入しているので、それぞれに対して1冊ずつ送ってくるわけです。
大変なことですが、しかし、4冊をまとめて1冊とすると、そのほうがもっと大変かもしれません。数百のオーダーならば手作業で同じ人を見つけてもいいでしょうが、数万〜数百万(そもそも何人いるのでしょう?)ともなると、そんなめんどうなことはしていられません。それに、それぞれの ETF ごとに必要な手数料は徴収しているわけですから、4冊送るほうが理にかなっています。
そんなわけで、乙の郵便箱にはさらに多くの郵便が届くことになるのです。
こんなことで、金融商品多数に分散投資すると、かえってめんどうになるということも実感できました。
分散投資が可能な ETF 少数に集中的に投資するのが一番いいようです。
報告書の中に綴じ込んだ紙では、iShares Lehman ○○○ Bond Fund が iShares Barclays ○○○ Bond Fund に名前が変わったと明記してありました。指数のほうも Lehman Brothers ○○○ が Barclays Capital ○○○ になりました。今回の金融危機の名残です。
報告書は、13種類の債券ファンドをまとめたもので、112 ページほどのものですが、長くて、読む気が起こりません。まあ、ETF の場合は、ざっと眺めて、指数と大きな違いがなければそれでよしということで、あまり入念にチェックしてもしかたがないと思います。読んでもおもしろくないけれど、それがインデックス投資ということでしょう。自分の時間を使わなくて済むと考えるといいと思います。