2009年06月13日

米国株のショートETF

 日経新聞6月11日の13面「個人投資家はいま」Aの中に、ちょっと気になる記載がありました。
 CFD(差金決済取引)大手のひまわり証券には昨年秋、株価指数が下落すると価格が上がる米国上場の「ショートETF」という特殊な商品に個人の買い注文が入った。同社の CFD 担当の黒田真人氏は「空売り規制と資金流出でヘッジファンドなどプロでさえ苦戦するなか、規制の死角を突いた」と巧みな手腕に舌を巻く。

 この記事に関連して、乙は、いくつか思うところがあります。
 第1に、米国で株の空売り規制が行われたということは、米国政府公認で株価が下がるということです。普段、株価が上がるか下がるかはわからないわけですが、下がる確率がほぼ 100% になるということで、これは大儲けのチャンスだということです。
 今後、こんなことがまたあるとは思えないですが、もしもそうなったら、米国株の ETF は全部売ってしまい、ショート ETF を全力で買えばいいということです。
 2008 年秋の段階で、ショート ETF については知っていたのですが、
2008.7.25 http://otsu.seesaa.net/article/103541167.html
乙は手を出しませんでした。これは結果的に最大のチャンスを逸したことになりました。
 普段はインデックス投資を基本に置きつつも、チャンス到来のときは素早く動かなければなりません。これからも何があるかわかりませんから、気をつけておきたいと思います。
 第2に、今や米国株の空売り規制は意味をなさなくなっているということです。空売り規制があっても、ショート ETF は存在し続けたので、結果的に空売りと同じことが可能になっているわけです。つまり、米国株の空売り規制は無意味なのです。
 第3に、実際にこの戦略をとった個人投資家が多かったということです。普段は、ショート ETF なんてマイナーな金融商品だと思いますが、事前にこういう ETF があるということを知っていなければ、行動には移せません。日本の個人投資家の知識はあなどれません。

 こんなことがあったので、ETF がますますメジャーな商品になっていくのでしょうね。最近は ETF の売買がいよいよ盛んになっているとのことです。
2009.1.8 http://otsu.seesaa.net/article/112307549.html
posted by 乙 at 05:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ETF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする