乙が日経新聞で見かけた記事です。
ネットでも一部が読めます。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090719AT2C1701O18072009.html
消費低迷が原因か、電子マネーの普及が原因か、むずかしいところがありますが、買物で小銭を使う機会が減っているとのことです。
ネットの記事では省略されていますが、新聞本紙ではもっと先があり、紙幣の流通枚数が減っていないことから、個人消費が低迷しているわけではないとしています。とすると、硬貨が減りつつあるのは、電子マネーの普及のせいだということになります。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090712AT2C1000I10072009.html
の記事によると、電子マネーの発行枚数は1億枚を突破し、年間の決済額が 2008 年度で 8172 億円となったことを述べています。今や電子マネーがずいぶんと浸透しているようです。
もっとも、こちらの記事では、「1件あたりの決済金額は同5.2%増の732円。スーパーでの買い物などでの利用が増え、金額を押し上げた。ただカード1枚あたりの利用回数は月0.98回(3月)で「休眠カードが多い」(日銀)とみられる。」とあるので、1件あたりの金額は大したことがなく、いかにも小銭の代わりといった使い方のようです。「休眠カードが多い」というのは実際は使われていないということです。
こんなことで、電子マネーは利用が増えてはいるものの、全体としてはまだまだといったところなのでしょう。