最近、乙が気がついたことで、おやおやと思ったことがあります。
乙は、ジョインベスト証券で損保ジャパン−フォルティス・トルコ株式オープンを購入したのですが、2007.8 の購入で、自分で記録しているパソコンの中のファイルでは、32,850 口を、1万口あたり 15,446 円で、総額 50,740 円買ったことになっています。
2007.8.23 http://otsu.seesaa.net/article/52391498.html
最近、ジョインベスト証券の口座のアクセスしたところ、購入時の基準価額が1万口当たり 14,446 円で、取得価額は 47,455 円と表示されているのです。
もしかして、乙が記録を間違えたのかと思いました。
しかし、取引の結果は書類で確認して打ち込んでいるので、50,740 円に違いありません。
ジョインベスト証券のサイトで古い取引の結果を確認しようと思いましたが、うまくいきませんでした。あまり古い記録はジョインベスト証券のサイト内に残っていないようです。
新旧の金額のズレを計算すると、3,285 円です。そこで、乙ははたと気がつきました。
2008.1.31 に、この投資信託では 3,285 円の分配金が出ています。この処理のようです。
実際のところ、投資信託の分配金が出た場合、どのように処理されるのでしょうか。
取得価額が安く表示されるようになるのでしょうか。
乙は、ここは変わらずに、入金があったのだから、その金額で MRF の買付が行われるものと思っていました。
これは分配金の性格によるのですね。投資信託を購入したときよりも、基準価額が値上がりしていれば、分配金には課税されるので、課税された残額が口座に入金され、MRF の買付となるはずですが、基準価額が値下がりしていれば、元本の取り崩しとみなされ、分配金には課税されないので、取得価額が安くなる計算をするほうが自然です。いわゆる特別分配金というヤツです。
分配金が多くなると、あとあと、解約するときに、税金の計算がややこしくなりますが、それを避けるために、こういう処理をしているのだろうと思いました。
わかってみれば、納得できるのですが、最初に見たときはとても驚きました。
でも、ということは、投資信託の取得価額がゼロ円やマイナスになるということもあるのでしょうか。いや、考えてみると、理屈の上ではありえないですね。
乙は今までこんなことに気がついていませんでした。