楽天リサーチが投資信託に関する調査をおこない、結果をネット上に示しています。
http://research.rakuten.co.jp/report/20090821/
楽天リサーチなりの結果の解釈も載っていますが、乙が驚いたのは、「今後購入したい商品種類と過去に購入したことのある商品種類」の結果で、国内や海外の株式や債券を主な投資対象とする投資信託が挙がっているとともに、ETF を選んだ人がたった 10% しかいなかったことです。
ETF は、いうまでもなく、分散投資が可能で、手数料も安く、たいていの投資信託よりも有利な場合が多いと思います。それがこんなにも低い(購入したいと思われていない)ことが驚きでした。
ETF はそれほどまでに一般の人に知られていないということなのでしょう。第一、「ETF」という名前がわかりにくく、親近感がわきません。
「投資信託を選ぶ際に重視する点」で「過去の運用実績」を挙げた人が 46.1% と最多である点や、「投資信託を購入しない理由」で「投資信託についてよくわからない」が 54.2% と最多である点を見ても、一般の人が投資信託について「わかっていない」ことは明らかです。
乙も、以前はそういう感じだったので、理解はできますが、こういう調査結果を見ると、まだまだ投資に関する知識が一般に広がっていないんだなあと感じます。