乙は、ジョインベスト証券の利用を止めることにしました。
そのために、保有する株式を移管し、
2009.9.13 http://otsu.seesaa.net/article/127914182.html
投資信託を解約し、
2009.9.18 http://otsu.seesaa.net/article/128298525.html
MRF に貯まった資金を出金した上で、口座を閉鎖しました。
オンラインでは手続きできませんでしたが、電話で申し込んで、送られてきた書類にハンコを押して投函して終わりでした。
少しだけ身軽になった気分です。
2009年09月30日
2009年09月29日
ANA マイルを活かす(3)
以前のブログ記事
2009.9.21 http://otsu.seesaa.net/article/128500031.html
の続きの話です。
さて、1日でTポイントが 6500 ポイント以上になりましたので、Tポイント 5500 ポイントを 2750 マイルに交換することになりました。こちらは T-SITE
https://tsite.jp/index.pl
で簡単にできました。
ANA のマイルが 2750 マイル増えるまでに2日ほどかかりましたが、9月末の有効期限の前に、無事、1万マイルに達することができました。
やれやれ、これで有効期限を迎えるマイルをムダにすることなく使い切ることができます。
1万マイルを楽天スーパーポイントに交換するときは、10日から2週間くらいかかるそうです。
乙の場合、9月23日に手続きをしたので、たぶん、9月末までのマイルは有効に使うことができたものと思います。
2009.9.21 http://otsu.seesaa.net/article/128500031.html
の続きの話です。
さて、1日でTポイントが 6500 ポイント以上になりましたので、Tポイント 5500 ポイントを 2750 マイルに交換することになりました。こちらは T-SITE
https://tsite.jp/index.pl
で簡単にできました。
ANA のマイルが 2750 マイル増えるまでに2日ほどかかりましたが、9月末の有効期限の前に、無事、1万マイルに達することができました。
やれやれ、これで有効期限を迎えるマイルをムダにすることなく使い切ることができます。
1万マイルを楽天スーパーポイントに交換するときは、10日から2週間くらいかかるそうです。
乙の場合、9月23日に手続きをしたので、たぶん、9月末までのマイルは有効に使うことができたものと思います。
2009年09月28日
イーバンク銀行の同行間振込手数料の改定
乙のところにメールがきて、イーバンク銀行では同行間振込手数料を改定するとのことです。
http://www.ebank.co.jp/kojin/news/important/information_307.html
要するに、今まで無料でサービスしていたものを有料化するということです。
「改定」という名前の「改悪」です。
いやはや、それにしても、こんなチマチマしたことをしなければならないくらい、イーバンク銀行は追い込まれているということでしょうか。赤字体質が改善するでしょうか。
イーバンク銀行は、楽天と提携することで、何とか儲けようとしているようですが、本当に大丈夫でしょうか。
まあ、銀行は、給料を自動的に受け取るだけの存在と割り切ってしまえばいいのでしょう。
参考記事:
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story/20090909jcast2009249288/
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1230665077
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1430553484
http://www.ebank.co.jp/kojin/news/important/information_307.html
要するに、今まで無料でサービスしていたものを有料化するということです。
「改定」という名前の「改悪」です。
いやはや、それにしても、こんなチマチマしたことをしなければならないくらい、イーバンク銀行は追い込まれているということでしょうか。赤字体質が改善するでしょうか。
イーバンク銀行は、楽天と提携することで、何とか儲けようとしているようですが、本当に大丈夫でしょうか。
まあ、銀行は、給料を自動的に受け取るだけの存在と割り切ってしまえばいいのでしょう。
参考記事:
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story/20090909jcast2009249288/
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1230665077
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1430553484
2009年09月27日
冨山和彦・松本大(2008.12)『この国を作り変えよう』講談社
乙が読んだ本です。「日本を再生させる10の提言」という副題がついています。
著者二人がそれぞれの章を書き、最後にそれらをまとめて10の提言とするというスタイルで書かれています。
提言の中のいくつかについて、乙の意見を述べます。
2 世代別選挙制度の実現
基本的認識として、今の中高年世代が若者世代(さらには今後生まれてくる人たち)からカネを奪っているという立場に立っています。そのような現状を変えていくために、20代から60代まで年齢で選挙区を変えて各世代の議員定数を人口比とするというアイディアです。
本書には書かれていませんが、当然、20代選挙区に立候補できるのは20代の人なのでしょうね。
70代の人はどうするのでしょうか。80代の人は? 90代の人は? 「何歳から上」はひとまとめというわけにはいかないと思います。(衆議院の?)全体の議員定数を人口の年齢構成比で案分して、選挙区定員が1以上になるならば、当然、その世代の選挙区がもうけられてしかるべきです。それを無視する案はまずいと思います。
年齢別に考え方が違うし、将来への展望なども異なるので、世代別選挙区をという趣旨は理解できるのですが、だったら、国内で人々の間の大きな差を生むもう一つの要因=性別についても考慮するべきでしょう。男性と女性では興味や関心も異なるので、選挙区も男女を分けることにしたいと思います。
とすると、20代男性選挙区、20代女性選挙区、……ということになりますが、これはこれでいいのかもしれません。結果的に議員の約半数が女性になり、先進国としては政治への女性の進出度が極端に低い現状をあっという間に解消できます。
今の地域別代表の仕組みを根本的に変えるやり方なので、各種抵抗も大きいと思いますが、地域別選挙区の1票の重みの不平等を考えると、いっそのこと、世代別選挙区にしてしまうというアイディアもおもしろいと思います。実現すれば日本の社会が大きく変わるでしょう。
10 戸籍制度の全廃と婚外子の権利制限撤廃
抜本的な少子化対策として戸籍制度を全廃するという案ですが、乙は賛成できません。婚外子の権利制限撤廃の方は納得できます。
具体的な議論は、p.104 から書かれていますが、戸籍を撤廃する理由が不明確です。なぜ戸籍を撤廃すると少子化対策になるのでしょうか。戸籍制度に問題があるから少子化だという議論は説得的ではありません。
戸籍制度がなくなると、マイナス面がたくさん出てきます。まず、親子関係が記録されませんから、遺産相続問題が真っ先に問題になるでしょう。また、夫婦関係も記録されませんから、結婚・離婚制度も意味がなくなります。となると、夫婦間で扶養の義務もなくなり、夫婦のうちの収入の少ない側(ほとんどは妻側)が多大な不利益を被ることになるかもしれません。これらに関連して、訴訟が頻発して裁判制度が機能麻痺になる可能性もあるでしょう。次に、諸外国との関係において、パスポート(外国に対する当該人が日本人であることの証明書)の発給の問題が生じます。戸籍がないと、「日本人であることの証明」がしにくくなりますから、パスポートの交付の手間が増えると思います。それ以外にも、破産の処理、犯罪の記録、住民基本台帳との関係など、各方面での混乱は膨大なものになり得ます。戸籍制度が日本社会を安全な(不安のない)社会にしている面は非常に大きいと思います。
戸籍がないことのマイナスを考えると、戸籍をなくすというのは、乙には暴論のように思われます。
本書の提言はおもしろいと思うようなものもあるのですが、ちょっとした思いつきのようなものも含まれ、10個の提言がバラバラな提言にとどまり、全体として日本をどの方向にリードしていこうとするのか、理解できない部分もあります。
こんなことをマニフェストに書く政党があったら、きっと全議員が落選するだろうと思います。
著者二人がそれぞれの章を書き、最後にそれらをまとめて10の提言とするというスタイルで書かれています。
提言の中のいくつかについて、乙の意見を述べます。
2 世代別選挙制度の実現
基本的認識として、今の中高年世代が若者世代(さらには今後生まれてくる人たち)からカネを奪っているという立場に立っています。そのような現状を変えていくために、20代から60代まで年齢で選挙区を変えて各世代の議員定数を人口比とするというアイディアです。
本書には書かれていませんが、当然、20代選挙区に立候補できるのは20代の人なのでしょうね。
70代の人はどうするのでしょうか。80代の人は? 90代の人は? 「何歳から上」はひとまとめというわけにはいかないと思います。(衆議院の?)全体の議員定数を人口の年齢構成比で案分して、選挙区定員が1以上になるならば、当然、その世代の選挙区がもうけられてしかるべきです。それを無視する案はまずいと思います。
年齢別に考え方が違うし、将来への展望なども異なるので、世代別選挙区をという趣旨は理解できるのですが、だったら、国内で人々の間の大きな差を生むもう一つの要因=性別についても考慮するべきでしょう。男性と女性では興味や関心も異なるので、選挙区も男女を分けることにしたいと思います。
とすると、20代男性選挙区、20代女性選挙区、……ということになりますが、これはこれでいいのかもしれません。結果的に議員の約半数が女性になり、先進国としては政治への女性の進出度が極端に低い現状をあっという間に解消できます。
今の地域別代表の仕組みを根本的に変えるやり方なので、各種抵抗も大きいと思いますが、地域別選挙区の1票の重みの不平等を考えると、いっそのこと、世代別選挙区にしてしまうというアイディアもおもしろいと思います。実現すれば日本の社会が大きく変わるでしょう。
10 戸籍制度の全廃と婚外子の権利制限撤廃
抜本的な少子化対策として戸籍制度を全廃するという案ですが、乙は賛成できません。婚外子の権利制限撤廃の方は納得できます。
具体的な議論は、p.104 から書かれていますが、戸籍を撤廃する理由が不明確です。なぜ戸籍を撤廃すると少子化対策になるのでしょうか。戸籍制度に問題があるから少子化だという議論は説得的ではありません。
戸籍制度がなくなると、マイナス面がたくさん出てきます。まず、親子関係が記録されませんから、遺産相続問題が真っ先に問題になるでしょう。また、夫婦関係も記録されませんから、結婚・離婚制度も意味がなくなります。となると、夫婦間で扶養の義務もなくなり、夫婦のうちの収入の少ない側(ほとんどは妻側)が多大な不利益を被ることになるかもしれません。これらに関連して、訴訟が頻発して裁判制度が機能麻痺になる可能性もあるでしょう。次に、諸外国との関係において、パスポート(外国に対する当該人が日本人であることの証明書)の発給の問題が生じます。戸籍がないと、「日本人であることの証明」がしにくくなりますから、パスポートの交付の手間が増えると思います。それ以外にも、破産の処理、犯罪の記録、住民基本台帳との関係など、各方面での混乱は膨大なものになり得ます。戸籍制度が日本社会を安全な(不安のない)社会にしている面は非常に大きいと思います。
戸籍がないことのマイナスを考えると、戸籍をなくすというのは、乙には暴論のように思われます。
本書の提言はおもしろいと思うようなものもあるのですが、ちょっとした思いつきのようなものも含まれ、10個の提言がバラバラな提言にとどまり、全体として日本をどの方向にリードしていこうとするのか、理解できない部分もあります。
こんなことをマニフェストに書く政党があったら、きっと全議員が落選するだろうと思います。
2009年09月26日
住信-STAM新興国株式インデックス・オープンの購入
最近、二つの投資信託を解約しました。
2009.9.19 HSBCブラジルオープンの解約
http://otsu.seesaa.net/article/128313146.html
2009.9.18 「損保ジャパン−フォルティス・トルコ株式オープン」の解約
http://otsu.seesaa.net/article/128298525.html
これらは、妻から預かった資金の運用先でしたが、
2009.8.8 http://otsu.seesaa.net/article/125247422.html
それぞれに問題があると考えて、解約しました。
それぞれの資金は、「住信-STAM新興国株式インデックス・オープン」
http://www.sumishinam.co.jp/stam_index/stam_em_stock.html
の購入に充てました。
住信-STAM 新興国株式インデックス・オープンは、信託報酬が 0.8715% ということで、それまでに購入していた上記の投資信託よりだいぶ安くなります。SBI 証券で購入しましたので、買付手数料はゼロでした。いわゆるノーロードファンドということになります。
関連記事:
2009.8.19 株式ファンドの購入
http://otsu.seesaa.net/article/126000276.html
2009.9.19 HSBCブラジルオープンの解約
http://otsu.seesaa.net/article/128313146.html
2009.9.18 「損保ジャパン−フォルティス・トルコ株式オープン」の解約
http://otsu.seesaa.net/article/128298525.html
これらは、妻から預かった資金の運用先でしたが、
2009.8.8 http://otsu.seesaa.net/article/125247422.html
それぞれに問題があると考えて、解約しました。
それぞれの資金は、「住信-STAM新興国株式インデックス・オープン」
http://www.sumishinam.co.jp/stam_index/stam_em_stock.html
の購入に充てました。
住信-STAM 新興国株式インデックス・オープンは、信託報酬が 0.8715% ということで、それまでに購入していた上記の投資信託よりだいぶ安くなります。SBI 証券で購入しましたので、買付手数料はゼロでした。いわゆるノーロードファンドということになります。
関連記事:
2009.8.19 株式ファンドの購入
http://otsu.seesaa.net/article/126000276.html
2009年09月25日
SBJ銀行の円定期預金の利率
「りょうえき」さんから乙のブログにコメントがありました。
http://otsu.seesaa.net/article/128298525.html
この情報の出所は
http://www.sbjbank.co.jp/cp/index.html
です。
「日本開業記念」とはいえ、かなりの利率を提示しています。
一般の定期預金の金利は、他の銀行と変わりません。
http://www.sbjbank.co.jp/commodity/rate/index.html
では、今、この銀行に定期預金してもいいでしょうか。
乙は、OKと考えます。
この銀行は、銀行業の免許も取得し、預金保険にも入っているのですから、まずトラブルにはならないのではないかと思います。
「開業記念」の金利は12月30日まで適用だそうなので、乙はそれまでに300万円をかき集めて、定期預金しようかと思っています。
ところで、「りょうえき」さんのおっしゃるとおり、日本の銀行の金利は安すぎるでしょうか。これはいろいろ今までのいきさつや種々の問題がありますが、乙の見方では「その通り」だと思います。
今までの都市銀行は、高賃金の行員を抱え、りっぱな店舗を都市の一等地に構えたりしているのですから、どうみてもコスト高です。従来の国内で閉じた金融しかない時代であれば、それでもよかったのかもしれませんが、経済のグローバル化が進み、個人が海外で銀行預金できるようなことになってくると、否応なしに、国内の銀行と海外の銀行を比べてしまいます。
あくまで個人からの見方にすぎませんが、日本の都市銀行(といっても、乙の場合は自分が口座を開設しているみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行しか知りません)は、収益の挙げ方に関して、海外の銀行とは比べものにならないくらい、違っています。今の日本は、都市銀行に代わって、ネット銀行がかなりがんばっているように思いますが、それでも、いわば「当たり前の水準」なのではないでしょうか。
定期預金の金利一つを見ても、その差が見えてきます。
では、韓国系の銀行は、なぜ高金利を提示できるのでしょうか。
あくまで推測でしかありませんが、韓国などでの円の運用に長けているのではないでしょうか。乙が関係しているある組織で、韓国の銀行に数億円の円定期預金をしていたことがありました。大っぴらにはいいにくいのですが、今回よりもさらに高金利でした。話を聞いてみると、韓国内で日本円の需要があるようなのです。そこに日本円で貸し付けるのだそうで、ということは、銀行が為替リスクを取ることなく円資金を動かしていることになります。
日本の銀行も、海外に出て行って、こんな円資金の運用などを考えてみるといいのになどと感じました。(もうやっているのかもしれませんが、……。)
続きを読む
http://otsu.seesaa.net/article/128298525.html
SBJ銀行(韓国系と思う)が定期預金を高金利で集めています。5年で2%、1年でも1.4%です(300万以上のとき)。これまで高金利だった日本振興銀行よりも高率。しかも途中解約もOK(普通預金の金利になる)です。金融庁のサイトで確認すると確かに銀行免許を下ろしているようです。
預金保険があるので1000万円までの預金ならユーザーにとっては、他に預けるよりも有利といえます。
これだけの金利を払っても経営できるならば、日本の銀行の金利は安すぎるように思います。
この情報の出所は
http://www.sbjbank.co.jp/cp/index.html
です。
「日本開業記念」とはいえ、かなりの利率を提示しています。
一般の定期預金の金利は、他の銀行と変わりません。
http://www.sbjbank.co.jp/commodity/rate/index.html
では、今、この銀行に定期預金してもいいでしょうか。
乙は、OKと考えます。
この銀行は、銀行業の免許も取得し、預金保険にも入っているのですから、まずトラブルにはならないのではないかと思います。
「開業記念」の金利は12月30日まで適用だそうなので、乙はそれまでに300万円をかき集めて、定期預金しようかと思っています。
ところで、「りょうえき」さんのおっしゃるとおり、日本の銀行の金利は安すぎるでしょうか。これはいろいろ今までのいきさつや種々の問題がありますが、乙の見方では「その通り」だと思います。
今までの都市銀行は、高賃金の行員を抱え、りっぱな店舗を都市の一等地に構えたりしているのですから、どうみてもコスト高です。従来の国内で閉じた金融しかない時代であれば、それでもよかったのかもしれませんが、経済のグローバル化が進み、個人が海外で銀行預金できるようなことになってくると、否応なしに、国内の銀行と海外の銀行を比べてしまいます。
あくまで個人からの見方にすぎませんが、日本の都市銀行(といっても、乙の場合は自分が口座を開設しているみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行しか知りません)は、収益の挙げ方に関して、海外の銀行とは比べものにならないくらい、違っています。今の日本は、都市銀行に代わって、ネット銀行がかなりがんばっているように思いますが、それでも、いわば「当たり前の水準」なのではないでしょうか。
定期預金の金利一つを見ても、その差が見えてきます。
では、韓国系の銀行は、なぜ高金利を提示できるのでしょうか。
あくまで推測でしかありませんが、韓国などでの円の運用に長けているのではないでしょうか。乙が関係しているある組織で、韓国の銀行に数億円の円定期預金をしていたことがありました。大っぴらにはいいにくいのですが、今回よりもさらに高金利でした。話を聞いてみると、韓国内で日本円の需要があるようなのです。そこに日本円で貸し付けるのだそうで、ということは、銀行が為替リスクを取ることなく円資金を動かしていることになります。
日本の銀行も、海外に出て行って、こんな円資金の運用などを考えてみるといいのになどと感じました。(もうやっているのかもしれませんが、……。)
続きを読む
2009年09月24日
米銀行のあくどさ
ちょっと前に DIAMOND ONLINE で見かけた記事ですが、
http://member.diamond.jp/series/siliconvalley/10022/
アメリカの銀行のあくどさを述べています。
自由金利は良し悪し両面があります。(規制金利も同じく良し悪しの両面があります。)
アメリカは自由金利なので、クレジットカードを使って 39% などというバカ高い金利もあり得るのです。
こういう社会では、消費者は、気がつかないうちに借金をすることがありますから、バカ高い金利を払うことにならないように十分気をつけなければなりません。
一方、日本のように規制金利の国では、バカ高い金利はないのですが、その反面、借金がしにくいようになります。金利の上限がある以上、返済してくれない可能性のある(高い)人には、金を貸さないということにするしかありません。
両面性があるので、どちらがいいのか、簡単に判断できるものではありませんが、乙は、自分のことは自分で判断するという意味では、自由金利の方が望ましいように思います。でも、上述のような記事を読むと、話はそう簡単ではないようにも思えます。どこにでも悪い奴らはいるもので、そういう中で暮らしていくためにはどうしたらいいか、考えさせられる記事でした。
しかしながら、アメリカの銀行のあくどさを知ると、2008 年秋以降の金融危機は、そのうちまた再燃するのだろうなあと思います。だって、銀行の考え方が変わったわけではないし、リスクを取って最終的に莫大な報酬を手にすることがアメリカ的価値観なのであり、そのような仕組み自体が変わったわけではないからです。
http://member.diamond.jp/series/siliconvalley/10022/
アメリカの銀行のあくどさを述べています。
自由金利は良し悪し両面があります。(規制金利も同じく良し悪しの両面があります。)
アメリカは自由金利なので、クレジットカードを使って 39% などというバカ高い金利もあり得るのです。
こういう社会では、消費者は、気がつかないうちに借金をすることがありますから、バカ高い金利を払うことにならないように十分気をつけなければなりません。
一方、日本のように規制金利の国では、バカ高い金利はないのですが、その反面、借金がしにくいようになります。金利の上限がある以上、返済してくれない可能性のある(高い)人には、金を貸さないということにするしかありません。
両面性があるので、どちらがいいのか、簡単に判断できるものではありませんが、乙は、自分のことは自分で判断するという意味では、自由金利の方が望ましいように思います。でも、上述のような記事を読むと、話はそう簡単ではないようにも思えます。どこにでも悪い奴らはいるもので、そういう中で暮らしていくためにはどうしたらいいか、考えさせられる記事でした。
しかしながら、アメリカの銀行のあくどさを知ると、2008 年秋以降の金融危機は、そのうちまた再燃するのだろうなあと思います。だって、銀行の考え方が変わったわけではないし、リスクを取って最終的に莫大な報酬を手にすることがアメリカ的価値観なのであり、そのような仕組み自体が変わったわけではないからです。
2009年09月23日
森木亮(2009.2)『日米同時破産』ダイヤモンド社
乙が読んだ本です。「中国覇権による恐ろしい時代がやってくる」という副題が付いています。
タイトルからして強烈です。これからの世界の大混乱を予測する本です。
p.188 では、世界が恐慌に突入する時期として平成22年(2010 年)と予測しています。そして、今、世界で行われている金(ゴールド)投資もそれを見越した動きだとしています。
世界恐慌は来年です。あと数ヶ月で世界が恐慌になるでしょうか。乙にはとてもそんなふうに見えません。
p.192 では、2010 年までには、二度目の金融危機がアメリカを襲うことは確実だと述べます。その発端は、クレジットカードの焦げ付きだそうです。
そうなるかもしれません。ならないかもしれません。
もしもそうなって、アメリカ株が暴落したら、……。乙はこのときぞとばかりアメリカ株を買うでしょう。
p.211 では、2009 年に為替が1ドル=70円台に突入することを予測しています。円高の傾向はあるかもしれませんが、70円台までの円高はどんなものでしょうか。
そうなるかもしれません。ならないかもしれません。
もしもそうなって、ドル安・円高になったら、……。乙はこのときぞとばかりドルを買うでしょう。
こういう暗い世界を予測していますので、森木氏によれば、p.238 にあるように「個人投資家は現金を持て」という結論になります。株価の暴落を予測する以上は、当然の結論です。問題は、このような大暴落があるかということです。本書を読んでも、乙は、恐慌になるという予測を信じることはできませんでした。
p.253 のあとがきによれば、森木氏は国家破産予測を25年続けてきたと述べています。主張が一貫していてぶれないのはすばらしい話ですが、森木氏の主張に反して、過去25年、日本は破産していないという事実もまた重いものです。
こういう考え方もあるというくらいに受けとめておけばいいのではないかと思います。
乙は、森木氏の本をいろいろ読んできました。
2008.8.3 森木亮(2008.4)『日本国増税倒産』光文社
http://otsu.seesaa.net/article/104024879.html
2008.2.21 森木亮(2007.12)『日本はすでに死んでいる』ダイヤモンド社
http://otsu.seesaa.net/article/85113371.html
2008.1.25 森木亮(2006.2)『日本国破産への最終警告』PHP研究所
http://otsu.seesaa.net/article/80486553.html
2007.6.5 森木亮(2007.3)『2011年 金利敗戦』光文社
http://otsu.seesaa.net/article/43904848.html
2007.2.27 森木亮(2007.2)『ある財政史家の告白「日本は破産する」』ビジネス社
http://otsu.seesaa.net/article/34777467.html
2006.4.16 森木亮(2005.2)『2008年 IMF 占領』光文社
http://otsu.seesaa.net/article/16624855.html
それぞれの記事を合わせて読むと、森木氏の著書に対する乙の考え方がわかるような気がします。(もっとも、乙自身、過去に読んだ本の内容など、覚えていない部分もたくさんあるのですが。)
タイトルからして強烈です。これからの世界の大混乱を予測する本です。
p.188 では、世界が恐慌に突入する時期として平成22年(2010 年)と予測しています。そして、今、世界で行われている金(ゴールド)投資もそれを見越した動きだとしています。
世界恐慌は来年です。あと数ヶ月で世界が恐慌になるでしょうか。乙にはとてもそんなふうに見えません。
p.192 では、2010 年までには、二度目の金融危機がアメリカを襲うことは確実だと述べます。その発端は、クレジットカードの焦げ付きだそうです。
そうなるかもしれません。ならないかもしれません。
もしもそうなって、アメリカ株が暴落したら、……。乙はこのときぞとばかりアメリカ株を買うでしょう。
p.211 では、2009 年に為替が1ドル=70円台に突入することを予測しています。円高の傾向はあるかもしれませんが、70円台までの円高はどんなものでしょうか。
そうなるかもしれません。ならないかもしれません。
もしもそうなって、ドル安・円高になったら、……。乙はこのときぞとばかりドルを買うでしょう。
こういう暗い世界を予測していますので、森木氏によれば、p.238 にあるように「個人投資家は現金を持て」という結論になります。株価の暴落を予測する以上は、当然の結論です。問題は、このような大暴落があるかということです。本書を読んでも、乙は、恐慌になるという予測を信じることはできませんでした。
p.253 のあとがきによれば、森木氏は国家破産予測を25年続けてきたと述べています。主張が一貫していてぶれないのはすばらしい話ですが、森木氏の主張に反して、過去25年、日本は破産していないという事実もまた重いものです。
こういう考え方もあるというくらいに受けとめておけばいいのではないかと思います。
乙は、森木氏の本をいろいろ読んできました。
2008.8.3 森木亮(2008.4)『日本国増税倒産』光文社
http://otsu.seesaa.net/article/104024879.html
2008.2.21 森木亮(2007.12)『日本はすでに死んでいる』ダイヤモンド社
http://otsu.seesaa.net/article/85113371.html
2008.1.25 森木亮(2006.2)『日本国破産への最終警告』PHP研究所
http://otsu.seesaa.net/article/80486553.html
2007.6.5 森木亮(2007.3)『2011年 金利敗戦』光文社
http://otsu.seesaa.net/article/43904848.html
2007.2.27 森木亮(2007.2)『ある財政史家の告白「日本は破産する」』ビジネス社
http://otsu.seesaa.net/article/34777467.html
2006.4.16 森木亮(2005.2)『2008年 IMF 占領』光文社
http://otsu.seesaa.net/article/16624855.html
それぞれの記事を合わせて読むと、森木氏の著書に対する乙の考え方がわかるような気がします。(もっとも、乙自身、過去に読んだ本の内容など、覚えていない部分もたくさんあるのですが。)
2009年09月22日
ANA マイルを活かす(2)
ANA のマイルを活かすには、どうしたらいいか、考えてみると、ANA eクーポンが一番効率がいいようです。
2ヶ月以内に乗る飛行機便があれば、それに利用するのが一番いいでしょうが、そうでもなくて、かつ、マイルの交換時期が近づいているときは、eクーポンにしておけば、1年以内に飛行機に乗ることができます。数ヶ月先に乗る予定であれば、とりあえずeクーポンにしておき、それからeクーポンを使って航空券を購入することにすればいいわけです。
で、調べてみると、eクーポンは 12,000 マイルで 18,000 円分に交換できるとのことです。乙の場合、1万マイルは何とか達成できそうですが、その先、2,000 マイルがむずかしいです。
楽天スーパーポイントとTポイントをあわせても、現在 3,500 ポイントほどしかありません。
残念ながら、今回はeクーポンまでは申し込めないことがわかりました。
次回からは、楽天ポイントを使って買物をするのでなく、Tポイントと併せて ANA マイルに交換して、eクーポンをゲットするようにしたいと思います。
陸マイラーを名乗るほどに凝るつもりはありませんが、もらったポイントやマイルはきれいに全部使い切りたいと思うものですから。
しかし、こういう考え方は、売る側の誘導に見事にはまっていますね。
続きを読む
2ヶ月以内に乗る飛行機便があれば、それに利用するのが一番いいでしょうが、そうでもなくて、かつ、マイルの交換時期が近づいているときは、eクーポンにしておけば、1年以内に飛行機に乗ることができます。数ヶ月先に乗る予定であれば、とりあえずeクーポンにしておき、それからeクーポンを使って航空券を購入することにすればいいわけです。
で、調べてみると、eクーポンは 12,000 マイルで 18,000 円分に交換できるとのことです。乙の場合、1万マイルは何とか達成できそうですが、その先、2,000 マイルがむずかしいです。
楽天スーパーポイントとTポイントをあわせても、現在 3,500 ポイントほどしかありません。
残念ながら、今回はeクーポンまでは申し込めないことがわかりました。
次回からは、楽天ポイントを使って買物をするのでなく、Tポイントと併せて ANA マイルに交換して、eクーポンをゲットするようにしたいと思います。
陸マイラーを名乗るほどに凝るつもりはありませんが、もらったポイントやマイルはきれいに全部使い切りたいと思うものですから。
しかし、こういう考え方は、売る側の誘導に見事にはまっていますね。
続きを読む
2009年09月21日
ANA マイルを活かす(1)
乙は、ブログ記事に対するコメントで ANA のマイレージを活かす方法を教わりました。
2009.8.31 http://otsu.seesaa.net/article/126869955.html
結論としては、楽天ポイントからTポイントに交換し、さらにTポイントを ANA のマイルに交換すれば、数日でできるという話でした。
9月18日になり、楽天のポイントがかなりたくさんつきました。
ANA のマイルは、7351マイル貯まっていますから、2700 マイル分を交換すればいいはずです。Tポイントから ANA のマイルへは2ポイントが1マイルですから、5400 ポイントを交換すればいいという計算になります。さっそく、楽天のサイトにアクセスして、5400ポイントをTポイントに交換しました。
1日でTポイントの方のポイントが増えていました。
で、Tポイントから ANA のマイレージに交換しようとすると、あれ? なんと 500 ポイント単位で 250 マイルに交換できると書いてあるではないですか。乙の確認不足でした。
5400 ポイントを移行するべきではなく、5500 ポイント=2750 マイルを移行するべきだったのです。
では、追加して 100 ポイントを楽天ポイントからTポイントに移行しようとすると、おや、ポイントを使うときは 1000 ポイントから 100 ポイント単位で指定するようになっています。
ああ、ややこしい。
とにかく、1100 ポイントを楽天ポイントからTポイントに移行し、あとで、残った 1000 ポイントを楽天ポイントに戻せばいいでしょう。ということで、1100 ポイントを楽天ポイントからTポイントに交換しました。また1日で交換できてしまいました。
連休の間でもこういうことがスムーズにできることはありがたいことです。
その後、調べてみると、
https://tsite.jp/pc/r/al/rakuten.pl
のところに「※一度ティーポイントに交換したポイントは楽天スーパーポイントに戻すことはできません。」とあるではないですか。
しまった! 1100 ポイントを楽天→Tに交換して、1000 ポイントを楽天に戻すことはできないことがわかりました。
では、Tポイント 1000 ポイントを活かすにはどうしたらいいのでしょうか。
https://tsite.jp/pc/r/faq/tc.pl#Q04_03
によれば、「Tカードの有効期間は、入会日またはレンタル利用登録日より1年間ですが、有効期間内に1回以上ポイントをご利用(貯める・使う・交換する)いただいていれば、Tカードの有効期間は1年ずつ自動的に延長されます。」とあるので、楽天ポイントから適当なポイントを移行していれば、今回の 1000 ポイントは活きるようです。
ということは、楽天のポイントは、適当に使うことは望ましいことではなく、貯めておき、いつでもTポイントに交換できるようにしておいて、さらに ANA マイルに交換するようにしなければなりません。
手帳(の1年後のところ)に書き込んで、忘れないようにしましょう。
2009.8.31 http://otsu.seesaa.net/article/126869955.html
結論としては、楽天ポイントからTポイントに交換し、さらにTポイントを ANA のマイルに交換すれば、数日でできるという話でした。
9月18日になり、楽天のポイントがかなりたくさんつきました。
ANA のマイルは、7351マイル貯まっていますから、2700 マイル分を交換すればいいはずです。Tポイントから ANA のマイルへは2ポイントが1マイルですから、5400 ポイントを交換すればいいという計算になります。さっそく、楽天のサイトにアクセスして、5400ポイントをTポイントに交換しました。
1日でTポイントの方のポイントが増えていました。
で、Tポイントから ANA のマイレージに交換しようとすると、あれ? なんと 500 ポイント単位で 250 マイルに交換できると書いてあるではないですか。乙の確認不足でした。
5400 ポイントを移行するべきではなく、5500 ポイント=2750 マイルを移行するべきだったのです。
では、追加して 100 ポイントを楽天ポイントからTポイントに移行しようとすると、おや、ポイントを使うときは 1000 ポイントから 100 ポイント単位で指定するようになっています。
ああ、ややこしい。
とにかく、1100 ポイントを楽天ポイントからTポイントに移行し、あとで、残った 1000 ポイントを楽天ポイントに戻せばいいでしょう。ということで、1100 ポイントを楽天ポイントからTポイントに交換しました。また1日で交換できてしまいました。
連休の間でもこういうことがスムーズにできることはありがたいことです。
その後、調べてみると、
https://tsite.jp/pc/r/al/rakuten.pl
のところに「※一度ティーポイントに交換したポイントは楽天スーパーポイントに戻すことはできません。」とあるではないですか。
しまった! 1100 ポイントを楽天→Tに交換して、1000 ポイントを楽天に戻すことはできないことがわかりました。
では、Tポイント 1000 ポイントを活かすにはどうしたらいいのでしょうか。
https://tsite.jp/pc/r/faq/tc.pl#Q04_03
によれば、「Tカードの有効期間は、入会日またはレンタル利用登録日より1年間ですが、有効期間内に1回以上ポイントをご利用(貯める・使う・交換する)いただいていれば、Tカードの有効期間は1年ずつ自動的に延長されます。」とあるので、楽天ポイントから適当なポイントを移行していれば、今回の 1000 ポイントは活きるようです。
ということは、楽天のポイントは、適当に使うことは望ましいことではなく、貯めておき、いつでもTポイントに交換できるようにしておいて、さらに ANA マイルに交換するようにしなければなりません。
手帳(の1年後のところ)に書き込んで、忘れないようにしましょう。
2009年09月20日
スーパーファンドを見直してみると
乙は、1年前の9月末時点でスーパーファンドB(USD SICAV)を解約しました。
2008.10.15 http://otsu.seesaa.net/article/108093853.html
その後、スーパーファンドは 2008 年の10月度の運用成績がすばらしく(1ヵ月で 24.49% の上昇)、悔しい思いをしました。
2008.11.27 http://otsu.seesaa.net/article/110251569.html
それから約1年経っています。スーパーファンドはその後どうなったのでしょうか。
http://www.superfund.com/HP07/download/SICAVBUSD_factsheet_rw_en.pdf
に運用成績が書いてあります。
何と、2009年3月からは連続5ヵ月ものマイナスが続いています。
2008年10月から2009年8月までの成績を通算すると、
1.2449×1.0264×1.0290×1.0070×1.0076×0.9549×0.8967×0.8239×0.9570×0.8712×1.0466
=0.8212
ということで、18% ほどのマイナスになっています。2008年10月の 24.49% 上昇を含めてこういう成績なのですから、10月の好成績を見てスーパーファンドに投資を決めた人は、大きな損失を抱えていることでしょう。
もしも、乙がスーパーファンドを9月末で解約せずに、ずっと保有していたとしたら、2008年の好成績を享受することができました。しかし、では、2009年の初めにこのファンドを解約できたでしょうか。いや、できなかったはずです。それまでの運用成績からすれば、もっと長期に保有し続ける判断をしたはずです。その結果、2009 年の大幅下落に見舞われていたことでしょう。
「人生万事塞翁が馬」をふたたび感じてしまいました。
2008 年9月末の解約は、決して悪くなかったと思います。
それにしても、スーパーファンドはこんなにもボラティリティが大きいファンドなのですね。
2008.10.15 http://otsu.seesaa.net/article/108093853.html
その後、スーパーファンドは 2008 年の10月度の運用成績がすばらしく(1ヵ月で 24.49% の上昇)、悔しい思いをしました。
2008.11.27 http://otsu.seesaa.net/article/110251569.html
それから約1年経っています。スーパーファンドはその後どうなったのでしょうか。
http://www.superfund.com/HP07/download/SICAVBUSD_factsheet_rw_en.pdf
に運用成績が書いてあります。
年月 | 運用成績 |
2008年10月 | 24.49% |
2008年11月 | 2.64% |
2008年12月 | 2.90% |
2009年 1月 | 0.70% |
2009年 2月 | 0.76% |
2009年 3月 | -4.51% |
2009年 4月 | -10.33% |
2009年 5月 | -17.61% |
2009年 6月 | -4.30% |
2009年 7月 | -12.88% |
2009年 8月 | 4.66% |
何と、2009年3月からは連続5ヵ月ものマイナスが続いています。
2008年10月から2009年8月までの成績を通算すると、
1.2449×1.0264×1.0290×1.0070×1.0076×0.9549×0.8967×0.8239×0.9570×0.8712×1.0466
=0.8212
ということで、18% ほどのマイナスになっています。2008年10月の 24.49% 上昇を含めてこういう成績なのですから、10月の好成績を見てスーパーファンドに投資を決めた人は、大きな損失を抱えていることでしょう。
もしも、乙がスーパーファンドを9月末で解約せずに、ずっと保有していたとしたら、2008年の好成績を享受することができました。しかし、では、2009年の初めにこのファンドを解約できたでしょうか。いや、できなかったはずです。それまでの運用成績からすれば、もっと長期に保有し続ける判断をしたはずです。その結果、2009 年の大幅下落に見舞われていたことでしょう。
「人生万事塞翁が馬」をふたたび感じてしまいました。
2008 年9月末の解約は、決して悪くなかったと思います。
それにしても、スーパーファンドはこんなにもボラティリティが大きいファンドなのですね。
2009年09月19日
HSBCブラジルオープンの解約
乙は、HSBCブラジルオープンも解約しました。
このファンドについては、何回かブログに記事を書いたことがありますが、
2009.5.11 HSBCブラジルオープンの第3期運用報告書
http://otsu.seesaa.net/article/119099168.html
2008.9.12 HSBCブラジルオープン
http://otsu.seesaa.net/article/106426492.html
2008.5.11 HSBC ブラジルオープン
http://otsu.seesaa.net/article/96318368.html
乙の当面の結論は、これは大したファンドはなく、信託報酬が高いだけだと思います。
損失確定はいやな気分になりますが、しかたがありません。変なファンドをいつまでも持っていてもそれこそ悔やまれるだけです。気分一新で、別の投資先を考えたいと思います。
なお、この解約によって、乙が新生銀行で保有している投資信託は大同の MMF だけになりました。これは、無料振込回数の確保のために解約することはありません。
このファンドについては、何回かブログに記事を書いたことがありますが、
2009.5.11 HSBCブラジルオープンの第3期運用報告書
http://otsu.seesaa.net/article/119099168.html
2008.9.12 HSBCブラジルオープン
http://otsu.seesaa.net/article/106426492.html
2008.5.11 HSBC ブラジルオープン
http://otsu.seesaa.net/article/96318368.html
乙の当面の結論は、これは大したファンドはなく、信託報酬が高いだけだと思います。
損失確定はいやな気分になりますが、しかたがありません。変なファンドをいつまでも持っていてもそれこそ悔やまれるだけです。気分一新で、別の投資先を考えたいと思います。
なお、この解約によって、乙が新生銀行で保有している投資信託は大同の MMF だけになりました。これは、無料振込回数の確保のために解約することはありません。
ラベル:HSBCブラジルオープン 解約
2009年09月18日
「損保ジャパン−フォルティス・トルコ株式オープン」の解約
乙がジョインベスト証券で保有してきた「損保ジャパン−フォルティス・トルコ株式オープン」ですが、解約しました。
結局、26,940 円になりました。それでも購入時5万円(取得価額は 47,455 円で、この間の事情は
2009.8.25 http://otsu.seesaa.net/article/126421814.html
を参照のこと)だったことを考えると、大幅な損失です。
気を取り直して、別の投資信託に資金を回します。
投資信託は、実際に現金化されるまでにずいぶんと日数がかかるのですね。乙はしばらく待たされる気分でした。
結局、26,940 円になりました。それでも購入時5万円(取得価額は 47,455 円で、この間の事情は
2009.8.25 http://otsu.seesaa.net/article/126421814.html
を参照のこと)だったことを考えると、大幅な損失です。
気を取り直して、別の投資信託に資金を回します。
投資信託は、実際に現金化されるまでにずいぶんと日数がかかるのですね。乙はしばらく待たされる気分でした。
2009年09月17日
blogram の表示が少し変わってきました。
乙は、少し前から blogram を利用しています。
2009.7.9 http://otsu.seesaa.net/article/123114674.html
最近、表示が新しくなったという連絡がありました。
http://blogram.jp/users/analyze/?uid=10748
を見てみると、確かに少し変わりました。
見ていて気になったのは「このカテゴリでランクイン」のところです。乙のブログが「老後の生活」で8位になっているのです。このランキングがどう作られているのか、わからないので、何ともコメントのしようがないのですが、乙は老後の生活についてブログにあまり書いているわけではないので、「8位」というのが不思議に思えました。
むしろ「ランキング」がどう作られたのかを知りたいと思いました。計算のアルゴリズムを知りたいということです。続きを読む
2009.7.9 http://otsu.seesaa.net/article/123114674.html
最近、表示が新しくなったという連絡がありました。
http://blogram.jp/users/analyze/?uid=10748
を見てみると、確かに少し変わりました。
見ていて気になったのは「このカテゴリでランクイン」のところです。乙のブログが「老後の生活」で8位になっているのです。このランキングがどう作られているのか、わからないので、何ともコメントのしようがないのですが、乙は老後の生活についてブログにあまり書いているわけではないので、「8位」というのが不思議に思えました。
むしろ「ランキング」がどう作られたのかを知りたいと思いました。計算のアルゴリズムを知りたいということです。続きを読む
2009年09月16日
山岡道男・淺野忠克(2008.10)『アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書』アスペクト
乙が読んだ本です。
「アメリカの高校生が読んでいる」ということから、どのようなことが書かれているのか、興味を持ちました。
結果的には、乙にとって読む必要はほとんどありませんでした。内容がやさしすぎたのです。
目次は以下の通りです。
第1章 「お金を稼ぐ」かしこい方法 収入の巻
第2章 「お金を貯める」かしこい方法 資産運用の巻
第3章 「お金を借りる」かしこい方法 ローン&クレジットの巻
第4章 「お金を増やす」かしこい方法 投資の巻
第5章 「お金を守る」かしこい方法 リスクマネジメントの巻
個人の立場から、それぞれ正しい考え方が書いてありますが、どうも全体に突っ込み不足な感じでした。まあ高校生むけの本をいい大人が読むことの違和感なのかもしれません。
おもしろかったのは、p.130 からのライフプランのところです。「日本のほとんどの一般家庭は、計算上では、少なくとも2回は破産の危機に見舞われる時期があります。その2回とは、住宅購入と子どもの教育費です。」と書いてあります。そういえば、確かに、乙の経験でもこの2回は大変な時期でした。
乙が知らなかった話としては、p.147 にアメリカの個人の信用の4ランクが出てきます。上から順に、プライム、ニアプライム、ノンプライム、サブプライムです。サブプライムの定義は「クレジット情報に問題がある。また、職業が安定せず、賃貸住宅に住み、住所を転々とする。」です。サブプライム・ローンというのは、ずいぶんと信用度の低い人に金を貸す仕組みだったことがよくわかります。
本書中には、一つ誤記がありました。p.193 ですが、グロソブのことを「グローバル・ソブリン・ファンド」と書いています。ただし、p.196 では「グローバル・ソブリンオープン」と書いていますので、著者が間違って覚えているわけではなさそうです。(「グローバル・ソブリン・オープン」が完全な表記ですが。)
日本の高校生でも、本書程度の常識は身につけてもらいたいものだと思いました。早めに知っておいて悪い話ではありません。若者の中でクレジットカードの使い方を間違えたりする(リボ払いなどという高金利を平気で払う判断をする)人が多いことを見ていると、高校生くらいから金融の仕組みの一部を知っていれば、大人になってからも間違った判断をすることが減るだろうと思いました。
もっとも、学校のカリキュラムの一部に組み込まれていないと、高校生はこういう知識を身につけないでしょうし、カリキュラム編成の変更はそれはそれはむずかしいでしょうが。
「アメリカの高校生が読んでいる」ということから、どのようなことが書かれているのか、興味を持ちました。
結果的には、乙にとって読む必要はほとんどありませんでした。内容がやさしすぎたのです。
目次は以下の通りです。
第1章 「お金を稼ぐ」かしこい方法 収入の巻
第2章 「お金を貯める」かしこい方法 資産運用の巻
第3章 「お金を借りる」かしこい方法 ローン&クレジットの巻
第4章 「お金を増やす」かしこい方法 投資の巻
第5章 「お金を守る」かしこい方法 リスクマネジメントの巻
個人の立場から、それぞれ正しい考え方が書いてありますが、どうも全体に突っ込み不足な感じでした。まあ高校生むけの本をいい大人が読むことの違和感なのかもしれません。
おもしろかったのは、p.130 からのライフプランのところです。「日本のほとんどの一般家庭は、計算上では、少なくとも2回は破産の危機に見舞われる時期があります。その2回とは、住宅購入と子どもの教育費です。」と書いてあります。そういえば、確かに、乙の経験でもこの2回は大変な時期でした。
乙が知らなかった話としては、p.147 にアメリカの個人の信用の4ランクが出てきます。上から順に、プライム、ニアプライム、ノンプライム、サブプライムです。サブプライムの定義は「クレジット情報に問題がある。また、職業が安定せず、賃貸住宅に住み、住所を転々とする。」です。サブプライム・ローンというのは、ずいぶんと信用度の低い人に金を貸す仕組みだったことがよくわかります。
本書中には、一つ誤記がありました。p.193 ですが、グロソブのことを「グローバル・ソブリン・ファンド」と書いています。ただし、p.196 では「グローバル・ソブリンオープン」と書いていますので、著者が間違って覚えているわけではなさそうです。(「グローバル・ソブリン・オープン」が完全な表記ですが。)
日本の高校生でも、本書程度の常識は身につけてもらいたいものだと思いました。早めに知っておいて悪い話ではありません。若者の中でクレジットカードの使い方を間違えたりする(リボ払いなどという高金利を平気で払う判断をする)人が多いことを見ていると、高校生くらいから金融の仕組みの一部を知っていれば、大人になってからも間違った判断をすることが減るだろうと思いました。
もっとも、学校のカリキュラムの一部に組み込まれていないと、高校生はこういう知識を身につけないでしょうし、カリキュラム編成の変更はそれはそれはむずかしいでしょうが。
2009年09月15日
ジョインベスト証券で保有する投資信託の移管
乙は、ジョインベスト証券の口座を閉鎖するために、株式移管
2009.9.13 http://otsu.seesaa.net/article/127914182.html
に加えて、投資信託も移管しようと思いました。
こちらも、ジョインベスト証券側で手続きをするのだそうです。しかし、
https://trading.joinvest.jp/oms/ComMulGetControl?cat1=home&cat2=comission&burl=offv&dir=home/fee&file=others.html
によると、1銘柄で 1,050 円の手数料がかかります。
保有している投信は、大した金額でもありません。
2007.8.23 http://otsu.seesaa.net/article/52391498.html
購入時で5万円でした。現在は 26,000 円ほどです。
これで 1,050 円を払うことはあり得ません。
つまり、移管するよりも、解約してしまったほうがよいということです。
2009.9.13 http://otsu.seesaa.net/article/127914182.html
に加えて、投資信託も移管しようと思いました。
こちらも、ジョインベスト証券側で手続きをするのだそうです。しかし、
https://trading.joinvest.jp/oms/ComMulGetControl?cat1=home&cat2=comission&burl=offv&dir=home/fee&file=others.html
によると、1銘柄で 1,050 円の手数料がかかります。
保有している投信は、大した金額でもありません。
2007.8.23 http://otsu.seesaa.net/article/52391498.html
購入時で5万円でした。現在は 26,000 円ほどです。
これで 1,050 円を払うことはあり得ません。
つまり、移管するよりも、解約してしまったほうがよいということです。
2009年09月14日
永野良佑(2007.10)『ダマされないための投資家術』東洋経済新報社
乙が読んだ本です。「儲ける投資家はまっとうな金融商品を買っている」という副題が付いています。
内容は、タイトル通りの本で、読んで損はないものと思います。
第1章が株、第2章が投資信託、第3章がデリバティブ、第4章が保険、第5章が債券、第6章が外貨建て商品、第7章が不動産、第8章が預金というわけで、一通りの金融商品を取り上げています。
一読すると、吉本佳生(2007.11)『金融商品にだまされるな!』ダイヤモンド社
2008.4.28 http://otsu.seesaa.net/article/94842594.html
に近い印象を持ちました。
乙が興味深く思ったのは、p.186「個人向け外債はどう作られるか」です。結論は、個人向け外債は買わないということです。個人向け外債がこんな形で作られていることを知ると、なるほど、投資するべきものではないと思います。
乙はちょっとだけ個人向け外債を買っているのですが、今は反省しています。
2009.4.11 http://otsu.seesaa.net/article/117253628.html
もう一つ、こちらは気になったことですが、p.163 で外国為替レートの決まり方を説明しているところで、ゴチックでこう書いてあります。「総合的には、実質金利の高い国の通貨は高くなりやすいと言えます。」
一方、p.165 の図では吹き出しふうの結論のところで「金利の高い通貨に対しては、円高になりやすい」と書いています。円高とは、現地通貨安のことですから、言い換えれば「金利の高い通貨は安くなりやすい」ということで、p.163 の記述と矛盾しています。たった3ページのところで矛盾があるというのはいかがなものでしょうか。
ちなみに、乙は、この問題に対して、p.165 の記述が正しいと考えています。つまり、p.163 の記述は間違いなのですが、短期的には p.163 が成り立つかもしれません。p.165 は長期的に成り立つと思います。
本書は、金融商品に関する真っ当な考え方が述べてあり、全体としては良書だと思います。
内容は、タイトル通りの本で、読んで損はないものと思います。
第1章が株、第2章が投資信託、第3章がデリバティブ、第4章が保険、第5章が債券、第6章が外貨建て商品、第7章が不動産、第8章が預金というわけで、一通りの金融商品を取り上げています。
一読すると、吉本佳生(2007.11)『金融商品にだまされるな!』ダイヤモンド社
2008.4.28 http://otsu.seesaa.net/article/94842594.html
に近い印象を持ちました。
乙が興味深く思ったのは、p.186「個人向け外債はどう作られるか」です。結論は、個人向け外債は買わないということです。個人向け外債がこんな形で作られていることを知ると、なるほど、投資するべきものではないと思います。
乙はちょっとだけ個人向け外債を買っているのですが、今は反省しています。
2009.4.11 http://otsu.seesaa.net/article/117253628.html
もう一つ、こちらは気になったことですが、p.163 で外国為替レートの決まり方を説明しているところで、ゴチックでこう書いてあります。「総合的には、実質金利の高い国の通貨は高くなりやすいと言えます。」
一方、p.165 の図では吹き出しふうの結論のところで「金利の高い通貨に対しては、円高になりやすい」と書いています。円高とは、現地通貨安のことですから、言い換えれば「金利の高い通貨は安くなりやすい」ということで、p.163 の記述と矛盾しています。たった3ページのところで矛盾があるというのはいかがなものでしょうか。
ちなみに、乙は、この問題に対して、p.165 の記述が正しいと考えています。つまり、p.163 の記述は間違いなのですが、短期的には p.163 が成り立つかもしれません。p.165 は長期的に成り立つと思います。
本書は、金融商品に関する真っ当な考え方が述べてあり、全体としては良書だと思います。
ラベル:永野良佑
2009年09月13日
ジョインベスト証券で保有する株式の移管
乙は、ジョインベスト証券の利用を止めようと思いました。
ジョインベスト証券に特に不満はないのですが、あちこちの証券会社を使っていると管理がめんどうです。それだけの理由です。
そこで、まずは、ジョインベスト証券で保有している株を SBI 証券に移管することにしました。
ネットで調べたところ、この手続きは SBI 証券側で行うと思いこみました。しかし、今、再度調べてみると、そうではなくて、ジョインベスト証券側で手続きを行うようです。
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/help/inout_05_01.html
乙は何を勘違いしたのかと思いました。
SBI 証券から郵便が届くまでに2〜3日かかってしまいました。その上で、SBI 証券側で手続きできないことがわかりました。
ま、しかし、急ぐ手続きではないので、問題ではありません。
ジョインベスト証券側では、
https://www.joinvest.jp/files/pdf/msgbox/we/tokutei_ikan.pdf
をプリントして、記入して、郵送して終わりです。簡単な手続きでした。
何といっても、無料で手続きができるのはありがたいです。郵送料金さえかからないようになっています。
株式が電子化されたことによるメリットの一つでしょう。
もっとも、株式の移管が終わるまでは、何日もかかりました。記録はしていなかったのですが、2週間くらいでしたかね。
関連記事:
2007.5.14 ジョインベスト証券に口座開設
http://otsu.seesaa.net/article/41746580.html
2007.7.19 ジャストシステムの株を買う
http://otsu.seesaa.net/article/48409396.html
ジョインベスト証券に特に不満はないのですが、あちこちの証券会社を使っていると管理がめんどうです。それだけの理由です。
そこで、まずは、ジョインベスト証券で保有している株を SBI 証券に移管することにしました。
ネットで調べたところ、この手続きは SBI 証券側で行うと思いこみました。しかし、今、再度調べてみると、そうではなくて、ジョインベスト証券側で手続きを行うようです。
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/help/inout_05_01.html
乙は何を勘違いしたのかと思いました。
SBI 証券から郵便が届くまでに2〜3日かかってしまいました。その上で、SBI 証券側で手続きできないことがわかりました。
ま、しかし、急ぐ手続きではないので、問題ではありません。
ジョインベスト証券側では、
https://www.joinvest.jp/files/pdf/msgbox/we/tokutei_ikan.pdf
をプリントして、記入して、郵送して終わりです。簡単な手続きでした。
何といっても、無料で手続きができるのはありがたいです。郵送料金さえかからないようになっています。
株式が電子化されたことによるメリットの一つでしょう。
もっとも、株式の移管が終わるまでは、何日もかかりました。記録はしていなかったのですが、2週間くらいでしたかね。
関連記事:
2007.5.14 ジョインベスト証券に口座開設
http://otsu.seesaa.net/article/41746580.html
2007.7.19 ジャストシステムの株を買う
http://otsu.seesaa.net/article/48409396.html
2009年09月12日
神奈川歯科大学の多額の運用損
神奈川歯科大学が70億円以上の運用損を出したことがニュースになりました。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090910AT1G1001L10092009.html
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090910AT1G1000Q10092009.html
http://www.asahi.com/national/update/0906/TKY200909060237.html
http://www.asahi.com/national/update/0906/TKY200909060234.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090910-00000053-jij-soci
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20090909/CK2009090902000108.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20090911/CK2009091102000090.html
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200909/2009090700200
この種のニュースを聞いていつも思うのは、大学関係者は投資のことをまったく知らないのではないかということです。
今回の話は、詐欺事件だったようで、まあねらわれたら逃げるのはむずかしそうですし、理事の一人が詐欺事件に荷担していたとなると、いよいよ理事会は手玉に取られてしまうものでしょう。
それにしても、今回の話、聞けば聞くほど不可解です。
理事会メンバーの誰も今回の投資話を変だと思わなかったのでしょうか。思わなかったのでしょうね。だから大学関係者はバカだといわれてしまうのです。
乙が関係しているある団体の話ですが、運用などについて話し合ってみると、大学関係者の中には知識のレベルが低い人もいて驚きます。利率が上がると債券の価格が下がり、利率が下がると債券の価格が上がるということさえ知らなかった人(某私立大学の教授)がいたのですから。あ、もちろん、彼の専門は経済学ではありません。こういう人が議論に参加して運用方針を決めたりするのですから、危なくてしかたがありません。まあ、その組織では、トップの人が民間の人なので、ちゃんと判断できているのですが、……。
それはともかく、大学の理事会の全員が全員というわけでもないでしょうが、この程度の人が加わっている理事会ならば、詐欺師にねらわれても当然かもしれません。
各大学の理事会はしっかりしないといけません。教学の面では実績のある人たちなんでしょうが、資金の運用は別世界ですからね。重要なことは、つまりは、理事個々人が資産運用の勉強をしておくということです。
参考記事:私大、運用で評価損
2009.5.28 http://otsu.seesaa.net/article/120331420.html
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090910AT1G1001L10092009.html
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090910AT1G1000Q10092009.html
http://www.asahi.com/national/update/0906/TKY200909060237.html
http://www.asahi.com/national/update/0906/TKY200909060234.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090910-00000053-jij-soci
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20090909/CK2009090902000108.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20090911/CK2009091102000090.html
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200909/2009090700200
この種のニュースを聞いていつも思うのは、大学関係者は投資のことをまったく知らないのではないかということです。
今回の話は、詐欺事件だったようで、まあねらわれたら逃げるのはむずかしそうですし、理事の一人が詐欺事件に荷担していたとなると、いよいよ理事会は手玉に取られてしまうものでしょう。
それにしても、今回の話、聞けば聞くほど不可解です。
理事会メンバーの誰も今回の投資話を変だと思わなかったのでしょうか。思わなかったのでしょうね。だから大学関係者はバカだといわれてしまうのです。
乙が関係しているある団体の話ですが、運用などについて話し合ってみると、大学関係者の中には知識のレベルが低い人もいて驚きます。利率が上がると債券の価格が下がり、利率が下がると債券の価格が上がるということさえ知らなかった人(某私立大学の教授)がいたのですから。あ、もちろん、彼の専門は経済学ではありません。こういう人が議論に参加して運用方針を決めたりするのですから、危なくてしかたがありません。まあ、その組織では、トップの人が民間の人なので、ちゃんと判断できているのですが、……。
それはともかく、大学の理事会の全員が全員というわけでもないでしょうが、この程度の人が加わっている理事会ならば、詐欺師にねらわれても当然かもしれません。
各大学の理事会はしっかりしないといけません。教学の面では実績のある人たちなんでしょうが、資金の運用は別世界ですからね。重要なことは、つまりは、理事個々人が資産運用の勉強をしておくということです。
参考記事:私大、運用で評価損
2009.5.28 http://otsu.seesaa.net/article/120331420.html
2009年09月11日
よく利用するショッピングサイトは
オンラインショッピングの調査がありました。
http://japan.internet.com/research/20090910/1.html
その結果、回答者中の利用率を見ると、1位は「楽天」で 67.9%、2位は「メーカー直販サイト」35.2%、3位は「Yahoo! ショッピング」34.8%、4位は「Amazon」34.1%とのことです。
なるほど。
乙の買い物もそれに近いように思います。あ、いや、最近は西友ネットスーパーもよく使っています。
乙の場合、この中では「Yahoo! ショッピング」の利用が一番少ないでしょうか。何と、ネットで確認すると、利用可能ポイントがゼロでした。これって1年間買い物をしていないということですよね。
オンラインショッピングでは、品ぞろえがよく、ポイントも付くし、クレジットカードで手軽に決済でき、宅配してくれるとなると、わざわざ買い物のために実店舗に行かなくなってしまいそうです。
これって、何となく、引きこもり的な生活のように思われます。
乙は、まあ、普通に仕事をしていますから、決して「引きこもり」的な生活をしているわけではありません。ご安心ください。
参考記事:
2009.5.19 西友ネットスーパーの注文のキャンセルと再注文
http://otsu.seesaa.net/article/119752421.html
2009.4.14 西友ネットスーパーでリクエスト
http://otsu.seesaa.net/article/117433451.html
2009.3.23 西友ネットスーパーで缶ビールを買う
http://otsu.seesaa.net/article/116080140.html
2009.1.4 西友ネットスーパー
http://otsu.seesaa.net/article/112108796.html
http://japan.internet.com/research/20090910/1.html
その結果、回答者中の利用率を見ると、1位は「楽天」で 67.9%、2位は「メーカー直販サイト」35.2%、3位は「Yahoo! ショッピング」34.8%、4位は「Amazon」34.1%とのことです。
なるほど。
乙の買い物もそれに近いように思います。あ、いや、最近は西友ネットスーパーもよく使っています。
乙の場合、この中では「Yahoo! ショッピング」の利用が一番少ないでしょうか。何と、ネットで確認すると、利用可能ポイントがゼロでした。これって1年間買い物をしていないということですよね。
オンラインショッピングでは、品ぞろえがよく、ポイントも付くし、クレジットカードで手軽に決済でき、宅配してくれるとなると、わざわざ買い物のために実店舗に行かなくなってしまいそうです。
これって、何となく、引きこもり的な生活のように思われます。
乙は、まあ、普通に仕事をしていますから、決して「引きこもり」的な生活をしているわけではありません。ご安心ください。
参考記事:
2009.5.19 西友ネットスーパーの注文のキャンセルと再注文
http://otsu.seesaa.net/article/119752421.html
2009.4.14 西友ネットスーパーでリクエスト
http://otsu.seesaa.net/article/117433451.html
2009.3.23 西友ネットスーパーで缶ビールを買う
http://otsu.seesaa.net/article/116080140.html
2009.1.4 西友ネットスーパー
http://otsu.seesaa.net/article/112108796.html
ラベル:オンラインショッピング 楽天
2009年09月10日
個人間融資の「ソーシャルレンディング」サービス、認知度は1割未満
「ソーシャルレンディング」サービスに関する調査がおこなわれました。
http://japan.internet.com/research/20090907/1.html
乙は、以前から「ソーシャルレンディング」に興味を持っていました。
2009.3.26 maneo の活動をどう考えるか
http://otsu.seesaa.net/article/116226401.html
2008.9.5 個人同士のお金の貸し借り
http://otsu.seesaa.net/article/106037036.html
2007.10.30 個人間金融取引所・ゾーパ
http://otsu.seesaa.net/article/63360523.html
日本にも、やっと「ソーシャルレンディング」波が押し寄せてきたような感じでした。
しかし、この調査によれば、現在でも認知度が 7.3% ということは、まだまだ社会的に認められていないようです。
http://japan.internet.com/busnews/20090822/5.html
によれば、日本でサービスしているのは、maneo
https://www.maneo.jp/
と AQUSH
https://www.aqush.jp/
だそうです。
乙は、この種のサービスの将来は比較的明るいと思っているのですが、……。
http://japan.internet.com/research/20090907/1.html
乙は、以前から「ソーシャルレンディング」に興味を持っていました。
2009.3.26 maneo の活動をどう考えるか
http://otsu.seesaa.net/article/116226401.html
2008.9.5 個人同士のお金の貸し借り
http://otsu.seesaa.net/article/106037036.html
2007.10.30 個人間金融取引所・ゾーパ
http://otsu.seesaa.net/article/63360523.html
日本にも、やっと「ソーシャルレンディング」波が押し寄せてきたような感じでした。
しかし、この調査によれば、現在でも認知度が 7.3% ということは、まだまだ社会的に認められていないようです。
http://japan.internet.com/busnews/20090822/5.html
によれば、日本でサービスしているのは、maneo
https://www.maneo.jp/
と AQUSH
https://www.aqush.jp/
だそうです。
乙は、この種のサービスの将来は比較的明るいと思っているのですが、……。
ラベル:個人間融資 ソーシャルレンディング
2009年09月09日
最低賃金 1000 円の意味
日経ビジネス ONLINE を読んでいたら、民主党が最低賃金の全国平均を 1000 円にすると公約した件を受けて、それでは人件費が 50% 増になるところもあって、物流業が大変なことになるという記事がありました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090905/204087/
乙は、製造業よりも物流の方面が問題になるとは思っていなかったので、新鮮な気持ちで記事を読みました。「ワーキングプアは主に物流の問題なのだ。」などという指摘には納得しました。
考えてみれば、確かに、日々雇用が変動するのは物流業なんですよね。引っ越しは、3月がピークでしょうし、それに合わせて人間を雇っていたら、それ以外の期間がヒマになってしまうでしょう。
製造業でも物流でも何でも、人件費が上がれば物価に反映されるだけです。うまく物価に反映できればいいですが、そうでなければ、企業はやっていけなくなります。人減らしなどの手を考えるしかありません。
最低賃金を引き上げても、単にそれだけでは、人々の暮らしは改善しないのですね。政治家は、社会全体を総合的にながめなければなりません。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090905/204087/
乙は、製造業よりも物流の方面が問題になるとは思っていなかったので、新鮮な気持ちで記事を読みました。「ワーキングプアは主に物流の問題なのだ。」などという指摘には納得しました。
考えてみれば、確かに、日々雇用が変動するのは物流業なんですよね。引っ越しは、3月がピークでしょうし、それに合わせて人間を雇っていたら、それ以外の期間がヒマになってしまうでしょう。
製造業でも物流でも何でも、人件費が上がれば物価に反映されるだけです。うまく物価に反映できればいいですが、そうでなければ、企業はやっていけなくなります。人減らしなどの手を考えるしかありません。
最低賃金を引き上げても、単にそれだけでは、人々の暮らしは改善しないのですね。政治家は、社会全体を総合的にながめなければなりません。
ラベル:最低賃金
2009年09月08日
中国の汚職官僚
中国では役人たちの汚職が蔓延しているという話ですが、サーチナの記事で、驚くべきニュースが出ていました。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0904&f=national_0904_013.shtml
小学校1年生の女の子が「大人になったら、汚職官僚になりたい」といったのだそうです。
中国の汚職官僚の実態は、子どもまで知っているというところがすごいです。親がそういう認識を持っていて(ま、それが中国の現実でしょうが)それが子どもにまで伝わったのでしょう。
しかし、こういうことがあるようでは、中国の役人たちの汚職は長期的になくならないように思います。だって、汚職があることをみんなが認めている状態なのですから。
乙は、中国への投資を継続していていいのか、心配になってきました。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0904&f=national_0904_013.shtml
小学校1年生の女の子が「大人になったら、汚職官僚になりたい」といったのだそうです。
中国の汚職官僚の実態は、子どもまで知っているというところがすごいです。親がそういう認識を持っていて(ま、それが中国の現実でしょうが)それが子どもにまで伝わったのでしょう。
しかし、こういうことがあるようでは、中国の役人たちの汚職は長期的になくならないように思います。だって、汚職があることをみんなが認めている状態なのですから。
乙は、中国への投資を継続していていいのか、心配になってきました。
2009年09月07日
@nifty で「無料プラン」の保険に入っていました
乙は、生命保険の類には基本的に入らないことにしています。
2006.6.11 http://otsu.seesaa.net/article/19109808.html
がん保険も途中で解約しました。
2008.2.4 http://otsu.seesaa.net/article/82316794.html
このほうが身の回りがすっきりします。
ところで、先日、乙が契約しているプロバイダのニフティから手紙が来て、「@nifty フリーケア・プログラム『無料プラン』にご加入いただいている会員様に限定して、お手頃な掛金で充実した保障が得られる『追加保障プラン』をご案内します。」ということで、月額 840 円で保険に入らないかというDMが来ました。
乙は、こんな保険に入っていることはまったく意識していなかったので、保険会社に電話して聞いてみたところ、入っている保険は交通事故傷害保険で、死亡時補償額25万円です。契約期間は 2007 年から 2011 年までだそうです。
すっかり忘れていました。
ニフティが掛け金を払うから、利用者の負担はありません。だから「無料プラン」と称しているわけです。
以前に、イーバンク銀行から同様の勧誘があったときは、無料でも保険には入らないと判断したのですが、
2008.4.16 http://otsu.seesaa.net/article/93528860.html
ニフティからの同様の趣旨の勧誘は、断らずに加入していたようです。乙の判断に一貫性がないことがばれてしまいました。(2007 年ころは、こういうことを意識していなかったということかもしれません。)
まあ、4年間だけですから、無料プランには入ったままでもいいかもしれません。契約期間が満了になればそれで終わりで、後腐れもありません。契約の延長の誘いに関しては、断ればいいだけの話です。
2006.6.11 http://otsu.seesaa.net/article/19109808.html
がん保険も途中で解約しました。
2008.2.4 http://otsu.seesaa.net/article/82316794.html
このほうが身の回りがすっきりします。
ところで、先日、乙が契約しているプロバイダのニフティから手紙が来て、「@nifty フリーケア・プログラム『無料プラン』にご加入いただいている会員様に限定して、お手頃な掛金で充実した保障が得られる『追加保障プラン』をご案内します。」ということで、月額 840 円で保険に入らないかというDMが来ました。
乙は、こんな保険に入っていることはまったく意識していなかったので、保険会社に電話して聞いてみたところ、入っている保険は交通事故傷害保険で、死亡時補償額25万円です。契約期間は 2007 年から 2011 年までだそうです。
すっかり忘れていました。
ニフティが掛け金を払うから、利用者の負担はありません。だから「無料プラン」と称しているわけです。
以前に、イーバンク銀行から同様の勧誘があったときは、無料でも保険には入らないと判断したのですが、
2008.4.16 http://otsu.seesaa.net/article/93528860.html
ニフティからの同様の趣旨の勧誘は、断らずに加入していたようです。乙の判断に一貫性がないことがばれてしまいました。(2007 年ころは、こういうことを意識していなかったということかもしれません。)
まあ、4年間だけですから、無料プランには入ったままでもいいかもしれません。契約期間が満了になればそれで終わりで、後腐れもありません。契約の延長の誘いに関しては、断ればいいだけの話です。
2009年09月06日
小宮一慶(2008.8)『お金を知る技術 殖やす技術』(朝日新書)朝日新聞出版
乙が読んだ本です。「「貯蓄から投資」にだまされるな」という副題が付いています。
小宮氏は経営コンサルタントであり、明治大学大学院会計専門職研究科特任教授ということですから、専門家です。そういう人の書いた本ということで、どんな内容だろうと思って読んでみました。
p.42 リバランスを定期的に行ってはダメで、むしろ、景気の転換点で行うべきだとしています。p.204 でも、1年ごとの定期リバランスを否定しており、小宮氏の持論なのでしょう。
乙は、「景気の転換点で」というのがむずかしいように思いました。まずは、転換点をちゃんと知ることができるかという問題があります。次に、株価は景気の動向を半年くらい先取りするといわれており、景気の転換点では遅いのではないかという問題です。投資に時間が充分割けない人(現役のサラリーマン)にとっては、こういう作業はかなりむずかしいので、妥協して年1回のリバランスなどが推奨されるのではないでしょうか。
p.64 アメリカはごく一部の金持ちが株をたくさん持っているという話です。むしろ、日本人のほうが(そんなに金持ちでなくても株を買っているという意味で)株が好きなのだそうです。グラフトン通りさんのブログ
http://fortheopensociety.blog17.fc2.com/blog-entry-161.html
でもこの議論が出てきます。これは驚きでした。本書で一番おもしろい点かもしれません。
p.196 では、アクティブファンドは株価の上昇時にベンチマーク(平均株価)に勝つことがあるけれども、株価の下落時に負けることが多いと述べています。その理由として、p.197 では、ファンドのトレーダーは短期で評価されるから、株価が行き過ぎてしまうためだとしています。
そうかもしれません。
しかし、そんなふうに考えなくても、説明はできそうです。
アクティブファンドは、株価の上下が激しくない株(電力株とか?)を対象としないと仮定します。株価が上がらないのではおもしろくないからです。すると、それ以外の株を買うことになり、結果的にβ値(平均株価との連動性)は 1.0 より大きくなります。つまり、平均株価の値動きよりも大きな変動を示すことになります。これでいいと考えられるのは、株価が長期的には上昇すると考えられるからです。つまり、投資信託が勝ったり負けたりしていても、長期的に勝つとすれば、β値を 1.0 以上にする戦略をしていれば、最終的には儲けになります。
p.201 で、投資信託の選び方として、過去からの運用成績がよいものを選ぶべきだとしています。乙は、以前はこう考えていましたので、気持ちがよくわかりますが、今は、こういう考え方をしていません。過去の運用成績は、今後を保証するものではなく(まさに目論見書に書いてあるとおりです)、むしろ、値上がりを享受してきたからこそ、今後は運用成績が悪化するという考え方だって充分成り立つと思います。
p.229 エピローグでは「「低金利」が日本をダメにする」ということで、利上げをするように説いています。低金利を止めることでいろいろなメリットがあるのはその通りですが、一方デメリットもあります。中でも一番の問題は、国債の償却をどうするかという日本の財政赤字の問題です。
http://www.kh-web.org/fin/
によれば、日本全体の債務残高は 1090 兆円を超えています。
金利が上昇すれば、1% でも 10 兆円の利払いが必要になります。今すぐに必要になるわけではないけれども、次第にそうなります。今の日本の税収は 40-50 兆円くらいですから、10 兆円も利払いに消えてしまえば、予算編成が大変なことになります。
この点は本書に書かれていませんが、書かなくていいものでしょうか。
本書は、預貯金や投資について、ざっと知るには手頃な1冊です。しかし、内容的には、初心者向けではありません。現実に投資しているような人が読むといいでしょう。
小宮氏は経営コンサルタントであり、明治大学大学院会計専門職研究科特任教授ということですから、専門家です。そういう人の書いた本ということで、どんな内容だろうと思って読んでみました。
p.42 リバランスを定期的に行ってはダメで、むしろ、景気の転換点で行うべきだとしています。p.204 でも、1年ごとの定期リバランスを否定しており、小宮氏の持論なのでしょう。
乙は、「景気の転換点で」というのがむずかしいように思いました。まずは、転換点をちゃんと知ることができるかという問題があります。次に、株価は景気の動向を半年くらい先取りするといわれており、景気の転換点では遅いのではないかという問題です。投資に時間が充分割けない人(現役のサラリーマン)にとっては、こういう作業はかなりむずかしいので、妥協して年1回のリバランスなどが推奨されるのではないでしょうか。
p.64 アメリカはごく一部の金持ちが株をたくさん持っているという話です。むしろ、日本人のほうが(そんなに金持ちでなくても株を買っているという意味で)株が好きなのだそうです。グラフトン通りさんのブログ
http://fortheopensociety.blog17.fc2.com/blog-entry-161.html
でもこの議論が出てきます。これは驚きでした。本書で一番おもしろい点かもしれません。
p.196 では、アクティブファンドは株価の上昇時にベンチマーク(平均株価)に勝つことがあるけれども、株価の下落時に負けることが多いと述べています。その理由として、p.197 では、ファンドのトレーダーは短期で評価されるから、株価が行き過ぎてしまうためだとしています。
そうかもしれません。
しかし、そんなふうに考えなくても、説明はできそうです。
アクティブファンドは、株価の上下が激しくない株(電力株とか?)を対象としないと仮定します。株価が上がらないのではおもしろくないからです。すると、それ以外の株を買うことになり、結果的にβ値(平均株価との連動性)は 1.0 より大きくなります。つまり、平均株価の値動きよりも大きな変動を示すことになります。これでいいと考えられるのは、株価が長期的には上昇すると考えられるからです。つまり、投資信託が勝ったり負けたりしていても、長期的に勝つとすれば、β値を 1.0 以上にする戦略をしていれば、最終的には儲けになります。
p.201 で、投資信託の選び方として、過去からの運用成績がよいものを選ぶべきだとしています。乙は、以前はこう考えていましたので、気持ちがよくわかりますが、今は、こういう考え方をしていません。過去の運用成績は、今後を保証するものではなく(まさに目論見書に書いてあるとおりです)、むしろ、値上がりを享受してきたからこそ、今後は運用成績が悪化するという考え方だって充分成り立つと思います。
p.229 エピローグでは「「低金利」が日本をダメにする」ということで、利上げをするように説いています。低金利を止めることでいろいろなメリットがあるのはその通りですが、一方デメリットもあります。中でも一番の問題は、国債の償却をどうするかという日本の財政赤字の問題です。
http://www.kh-web.org/fin/
によれば、日本全体の債務残高は 1090 兆円を超えています。
金利が上昇すれば、1% でも 10 兆円の利払いが必要になります。今すぐに必要になるわけではないけれども、次第にそうなります。今の日本の税収は 40-50 兆円くらいですから、10 兆円も利払いに消えてしまえば、予算編成が大変なことになります。
この点は本書に書かれていませんが、書かなくていいものでしょうか。
本書は、預貯金や投資について、ざっと知るには手頃な1冊です。しかし、内容的には、初心者向けではありません。現実に投資しているような人が読むといいでしょう。
ラベル:小宮一慶
2009年09月05日
1ドル93円で購入申し込みしていたら
最近、ドル安円高傾向が加速しています。
乙は、8月ころ、手持ちの円をドルに替えようと思いました。当時、1ドルが95円くらいでした。
しかし、95円で両替するのももったいないような気がして、1ドル93円で申し込んでおきました。
その後、仕事が忙しくて、そのままにしていたら、先日、約定の通知が来ました。売買が成立したわけです。その後、さらにドル安円高傾向が続いていますから、乙に先見の明があったわけではないのですが、何となくうれしくなる話でした。
円高になったらドルを買うのは当たり前の話です。
さて、今後は1ドル90円でドル買い注文を出しておきましょうか。
乙は、8月ころ、手持ちの円をドルに替えようと思いました。当時、1ドルが95円くらいでした。
しかし、95円で両替するのももったいないような気がして、1ドル93円で申し込んでおきました。
その後、仕事が忙しくて、そのままにしていたら、先日、約定の通知が来ました。売買が成立したわけです。その後、さらにドル安円高傾向が続いていますから、乙に先見の明があったわけではないのですが、何となくうれしくなる話でした。
円高になったらドルを買うのは当たり前の話です。
さて、今後は1ドル90円でドル買い注文を出しておきましょうか。
2009年09月04日
セブン銀行の秘密
乙が日経ビジネス ONLINE で見かけた記事です。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090821/203138/
セブン・イレブンでは、どこにでも ATM がありますが、現金がなくなって引き出しができないという事態を避けるために、相当な努力がなされているようです。
ともかく、セブン銀行は、ATM 利用手数料だけで食っていくことを決めたユニークな会社です。そのために、ATM の現金の「欠品」を避ける工夫が凝らされています。その具体的な中身は上記記事を読んでいただきたいのですが、この記事で、乙が初めて知ったこともたくさんありました。
こうして、セブン・イレブンには ATM があるのが当たり前になると、これはインフラになります。
新しいビジネスが軌道に乗ったわけで、こういうことを考えていた人たち(経営陣)は、先見の明があったということなのでしょう。
同じ ATM でも、新生銀行の話
2009.9.3 http://otsu.seesaa.net/article/127099077.html
とセブン銀行ではまるで発想が違っています。興味深いものです。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090821/203138/
セブン・イレブンでは、どこにでも ATM がありますが、現金がなくなって引き出しができないという事態を避けるために、相当な努力がなされているようです。
ともかく、セブン銀行は、ATM 利用手数料だけで食っていくことを決めたユニークな会社です。そのために、ATM の現金の「欠品」を避ける工夫が凝らされています。その具体的な中身は上記記事を読んでいただきたいのですが、この記事で、乙が初めて知ったこともたくさんありました。
こうして、セブン・イレブンには ATM があるのが当たり前になると、これはインフラになります。
新しいビジネスが軌道に乗ったわけで、こういうことを考えていた人たち(経営陣)は、先見の明があったということなのでしょう。
同じ ATM でも、新生銀行の話
2009.9.3 http://otsu.seesaa.net/article/127099077.html
とセブン銀行ではまるで発想が違っています。興味深いものです。
ラベル:セブン銀行
2009年09月03日
新生銀行の ATM 引き出し回数
乙が DIAMOND ONLINE で見かけた記事です。
http://diamond.jp/series/inside_e/09_09_05_001/
この記事によれば、新生銀行は1ヵ月に10回以上 ATM から現金を引き出した顧客に手紙を送ったとのことです。今のところは利用自粛の呼びかけですが、今後は、ある一定回数を超えたら有料になりそうです。
乙は、ATM をあまり使いませんので、新生銀行から手紙が来ませんでした。それは当然で、最近、身辺が忙しくて、ATM に行く機会もなく、1回にある程度の金額を下ろして、それを取り崩しながら日々の生活をしている状態です。ATM の利用頻度は、数ヶ月に1回といったところでしょうか。
銀行側にしてみれば ATM 利用の有料化は当然の話です。
新生銀行の預金者としては、セブン・イレブンの ATM から無料で引き出せるというだけですが、裏では新生銀行からセブン銀行に手数料を払っているわけで、一部の人が多数回引き出しているということは、あまり引き出していない人もその利用料を負担していると考えることができます。
乙の感覚で ATM での引き出し回数を考えれば、週1回くらいで充分だろうと思っています。上記記事では1ヵ月に 200 回引き出すような猛者もいるということですから、そういう人には ATM 利用料を負担してもらうということでいいと思います。
利用客から考えても、何が公平なのか、問題を感じます。すべての引き出しを無料にして多数回引き出しを継続するより、一定回数までの無料化にするほうが現実的です。
新生銀行は、振込だって、毎月一定回数までに制限しているのですから(ATM 利用料よりも振込のほうが利用料がかかるでしょうが)、ATM からの引き出しだって同様に考えていいと思います。
http://diamond.jp/series/inside_e/09_09_05_001/
この記事によれば、新生銀行は1ヵ月に10回以上 ATM から現金を引き出した顧客に手紙を送ったとのことです。今のところは利用自粛の呼びかけですが、今後は、ある一定回数を超えたら有料になりそうです。
乙は、ATM をあまり使いませんので、新生銀行から手紙が来ませんでした。それは当然で、最近、身辺が忙しくて、ATM に行く機会もなく、1回にある程度の金額を下ろして、それを取り崩しながら日々の生活をしている状態です。ATM の利用頻度は、数ヶ月に1回といったところでしょうか。
銀行側にしてみれば ATM 利用の有料化は当然の話です。
新生銀行の預金者としては、セブン・イレブンの ATM から無料で引き出せるというだけですが、裏では新生銀行からセブン銀行に手数料を払っているわけで、一部の人が多数回引き出しているということは、あまり引き出していない人もその利用料を負担していると考えることができます。
乙の感覚で ATM での引き出し回数を考えれば、週1回くらいで充分だろうと思っています。上記記事では1ヵ月に 200 回引き出すような猛者もいるということですから、そういう人には ATM 利用料を負担してもらうということでいいと思います。
利用客から考えても、何が公平なのか、問題を感じます。すべての引き出しを無料にして多数回引き出しを継続するより、一定回数までの無料化にするほうが現実的です。
新生銀行は、振込だって、毎月一定回数までに制限しているのですから(ATM 利用料よりも振込のほうが利用料がかかるでしょうが)、ATM からの引き出しだって同様に考えていいと思います。
2009年09月02日
この不動産投資についてどう思うか質問がありました
乙のブログの読者から、「みんなで○○さん」をどう思うかという質問がありました。
http://otsu.seesaa.net/article/112971808.html
一つの記事としてまとめて乙の意見を書いておきましょう。
基にした資料は
http://www.minnadeooyasan.com
です。それ以外何も見ていません。
このサイトに書かれている内容を見て、乙だったら投資するべきかどうかを考えました。
この不動産ファンドに投資することによって「キングアンバサダーホテル熊谷」に間接的に投資することになります。想定利回りは 7% とのことです。
検討した結論は、「現在のところ投資しない」です。
まずは、第1号が3年経って、ちゃんと元本が償還されたかどうか、見てみるべきです。今は、3本とも運用中で、最終的にどうなるか、わかりません。償還されたあとで、元本がどうなったかを確認して、ちゃんと戻ってきたら、今後、投資を考えてもいいかもしれません。
乙は、サイトを見ながら、以前、自分で投資してみたレジャーホテルファンドのことを思い出しました。
過去に何本かの記事を書いています。
2007.6.28 レジャーホテルファンドについてWWWを検索すると
http://otsu.seesaa.net/article/46085453.html
2007.6.26 レジャーホテルファンド(HOPE α3)は償還されます。
http://otsu.seesaa.net/article/45923010.html
2006.12.14 レジャーホテルファンドへの出資は保留します
http://otsu.seesaa.net/article/29589329.html
2006.8.1 レジャーホテルファンド(HOPE α3)の会計報告書
http://otsu.seesaa.net/article/21743958.html
2006.6.22 山村剛人(2005.10)『ラブホテルは今日も満室!!』ゴマブックス
http://otsu.seesaa.net/article/19651675.html
2006.3.20 レジャーホテルファンド(HOPE α3)
http://otsu.seesaa.net/article/15111327.html
こちらのファンドは、8.4% の利回りをうたっていました。「大家さん」よりも高利回りです。それでも、乙は解約してしまったのですから、「7%」には心が動きません。
http://otsu.seesaa.net/article/112971808.html
一つの記事としてまとめて乙の意見を書いておきましょう。
基にした資料は
http://www.minnadeooyasan.com
です。それ以外何も見ていません。
このサイトに書かれている内容を見て、乙だったら投資するべきかどうかを考えました。
この不動産ファンドに投資することによって「キングアンバサダーホテル熊谷」に間接的に投資することになります。想定利回りは 7% とのことです。
検討した結論は、「現在のところ投資しない」です。
まずは、第1号が3年経って、ちゃんと元本が償還されたかどうか、見てみるべきです。今は、3本とも運用中で、最終的にどうなるか、わかりません。償還されたあとで、元本がどうなったかを確認して、ちゃんと戻ってきたら、今後、投資を考えてもいいかもしれません。
乙は、サイトを見ながら、以前、自分で投資してみたレジャーホテルファンドのことを思い出しました。
過去に何本かの記事を書いています。
2007.6.28 レジャーホテルファンドについてWWWを検索すると
http://otsu.seesaa.net/article/46085453.html
2007.6.26 レジャーホテルファンド(HOPE α3)は償還されます。
http://otsu.seesaa.net/article/45923010.html
2006.12.14 レジャーホテルファンドへの出資は保留します
http://otsu.seesaa.net/article/29589329.html
2006.8.1 レジャーホテルファンド(HOPE α3)の会計報告書
http://otsu.seesaa.net/article/21743958.html
2006.6.22 山村剛人(2005.10)『ラブホテルは今日も満室!!』ゴマブックス
http://otsu.seesaa.net/article/19651675.html
2006.3.20 レジャーホテルファンド(HOPE α3)
http://otsu.seesaa.net/article/15111327.html
こちらのファンドは、8.4% の利回りをうたっていました。「大家さん」よりも高利回りです。それでも、乙は解約してしまったのですから、「7%」には心が動きません。
2009年09月01日
マイレージはハードルが高いです。(3)
昨日の話
2009.8.31 http://otsu.seesaa.net/article/126869955.html
の続きです。
乙は、自分の JAL のマイレージも気になってきました。
調べてみると、今、9,593 マイルあります。
2009.10.31 までの有効期限のものが 670 マイルあるので、これまでに使うべきです。
10月2日(金)に JAL で東京から札幌まで往復しますので、片道 510 マイルが貯まり、これで晴れて1万マイルになります。
さて、1万マイルたまったとして、何に使えるでしょうか。
https://www.jal.co.jp/jmb/index03.html
によると、
(1) JAL グループ特典航空券
(2) JAL 利用クーポン特典
(3) 電子マネー特典「WAON」
(4) パートナー特典
などが利用できます。
しかし、乙の場合を考えると、どれも中途半端な感じになります。
(1) JAL グループ特典航空券 では、JAL 国内線に乗れますが、通常マイルは 12,000 以上ないと、使えません。2009.12.1 から 2010.2.10 までならばディスカウントマイル期間ですので、10,000 マイルで、東京から大阪・秋田・山形・小松に行けますが、さて、日程的に行くことができるでしょうか。
(2) JAL 利用クーポン特典 では、国内線航空券を買うのに、有楽町か浜松町まで出向かなければなりません。めんどうです。ジャルツアーズの主催する国内パッケージツアーに参加することも考えられますが、ツアー会社が固定され、自分の好みの旅行が見つかるか、不安です。いや、そもそも
https://www.jal.co.jp/jalmile/use/coupon/jalcoupon/
によれば、2万マイルなければこれは使えません。乙の場合はダメです。
(3) 電子マネー特典「WAON」では、わざわざクレジットカードを申し込まなければならないし、かつ、イオンやジャスコの店が自宅の近くにあればいいのですが、
http://www.waonsearch.com/area.php?area=4
を見ると、乙が住んでいる近くにはありません。
(4) パートナー特典 では、Suica 特典や、ローソンパスポイント特典などが使えるかもしれませんが、いずれも、JMB(JAL マイレージバンク)が提携するクレジットカードの保有者が対象です。乙は、なるべくクレジットカードの枚数を減らしたいので、これもできたら避けたいです。
たぶん、一番現実的なのは、2009.12.1 から 2010.2.10 までの大阪・秋田・山形・小松の旅行ということになりそうです。しかし、こうしても、乙の宿泊費と(妻が同行する場合は)妻の航空券代と宿泊費(それに現地での移動費)がかかるので、ちょっと安い旅行になるだけです。いや、パッケージツアーなどではかなり安いものがあるわけですから、かえって高くつくことになりかねません。
というわけで、JAL の場合でも、1万マイル貯めたとして、どう使うかというと困ってしまいます。
その後、ふと12月に神戸に行く用事があることを思い出しました。
JAL で1万マイルで行けるとのことでしたので、これで使うことを考えます。
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2009.8.31 http://otsu.seesaa.net/article/126869955.html
の続きです。
乙は、自分の JAL のマイレージも気になってきました。
調べてみると、今、9,593 マイルあります。
2009.10.31 までの有効期限のものが 670 マイルあるので、これまでに使うべきです。
10月2日(金)に JAL で東京から札幌まで往復しますので、片道 510 マイルが貯まり、これで晴れて1万マイルになります。
さて、1万マイルたまったとして、何に使えるでしょうか。
https://www.jal.co.jp/jmb/index03.html
によると、
(1) JAL グループ特典航空券
(2) JAL 利用クーポン特典
(3) 電子マネー特典「WAON」
(4) パートナー特典
などが利用できます。
しかし、乙の場合を考えると、どれも中途半端な感じになります。
(1) JAL グループ特典航空券 では、JAL 国内線に乗れますが、通常マイルは 12,000 以上ないと、使えません。2009.12.1 から 2010.2.10 までならばディスカウントマイル期間ですので、10,000 マイルで、東京から大阪・秋田・山形・小松に行けますが、さて、日程的に行くことができるでしょうか。
(2) JAL 利用クーポン特典 では、国内線航空券を買うのに、有楽町か浜松町まで出向かなければなりません。めんどうです。ジャルツアーズの主催する国内パッケージツアーに参加することも考えられますが、ツアー会社が固定され、自分の好みの旅行が見つかるか、不安です。いや、そもそも
https://www.jal.co.jp/jalmile/use/coupon/jalcoupon/
によれば、2万マイルなければこれは使えません。乙の場合はダメです。
(3) 電子マネー特典「WAON」では、わざわざクレジットカードを申し込まなければならないし、かつ、イオンやジャスコの店が自宅の近くにあればいいのですが、
http://www.waonsearch.com/area.php?area=4
を見ると、乙が住んでいる近くにはありません。
(4) パートナー特典 では、Suica 特典や、ローソンパスポイント特典などが使えるかもしれませんが、いずれも、JMB(JAL マイレージバンク)が提携するクレジットカードの保有者が対象です。乙は、なるべくクレジットカードの枚数を減らしたいので、これもできたら避けたいです。
たぶん、一番現実的なのは、2009.12.1 から 2010.2.10 までの大阪・秋田・山形・小松の旅行ということになりそうです。しかし、こうしても、乙の宿泊費と(妻が同行する場合は)妻の航空券代と宿泊費(それに現地での移動費)がかかるので、ちょっと安い旅行になるだけです。いや、パッケージツアーなどではかなり安いものがあるわけですから、かえって高くつくことになりかねません。
というわけで、JAL の場合でも、1万マイル貯めたとして、どう使うかというと困ってしまいます。
その後、ふと12月に神戸に行く用事があることを思い出しました。
JAL で1万マイルで行けるとのことでしたので、これで使うことを考えます。
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