調査結果によると、「しなかった」が 44% で一番多く、次に「千円未満」が 36%、「千円以上3千円未満」が 11% で、1万円以上の寄付をした人はたった 3% しかいません。だいたいはこれくらいしか寄付をしないということです。日本に寄付の文化が根付いていないことをうかがわせます。
乙は、年収の 1% を目標に寄付をしていますが、
2007.1.2 http://otsu.seesaa.net/article/30693018.html
乙のような考え方はかなり特殊なようです。
乙の場合、寄付とは別に、○○会の会費というのもいろいろ払っていますが、これなども、社会に役立てばいいという程度の考え方で、見返りはほとんど求めていない(会報などを送ってきても、あまり読まない)ので、まあ寄付金みたいなものかもしれません。これを含めたら、収入の 2% を越えてしまいます。
記事では、「本当に有効に使われているのか疑問」とか「寄付は名ばかりで、詐欺まがいのものも多いのではないか」などの声もありましたが、まずは1回寄付してみて、いろいろ送ってくるものをざっと見てみたらいいのではないでしょうか。まじめな団体ならば、たいてい、年1回は収支報告がきちんと載せてあるものです。
乙は、1万円未満の寄付は、収支報告を求めるほどではないと考えており、求めに応じて適宜プレゼントするような感覚です。あまりにうさんくさいところには1円たりとも寄付をしませんが、どこかの学生の団体などで、これこれの活動をしたいなどといってくれば、まずは 2000-3000 円くらい渡してみます。
寄付に躊躇する人は、まずは、1000 円くらい寄付してみて、ようすを見て、ちゃんとしているようなら、次回(1年後?)から1万円(以上)を寄付するというようなことでもいいのではないかと思います。1万円の寄付を10団体に行えば、合計10万円の寄付ということになります。分散投資ならぬ分散寄付です。1千万の年収のある人ならば、これくらいは特に家計に響くものではないと思いますが、どうなんでしょうか。
ラベル:寄付