http://wanderer.exblog.jp/9126613/
で知りました。
櫻川昌哉慶応大学教授の試算する財政破綻確率を見ると、
@世界経済急回復シナリオで94.58%
A世界経済順調回復シナリオで99.16%
だというわけです。
最初、乙がこの記事を見たとき、「変だ」と思いました。
だって、いつまでに破綻するか、その時期の限定がないからです。3000 年後に 99% の確率で破綻するとしても、「だから何?」で、乙にはほぼ関係ない話です。3ヵ月後に 99% の確率で破綻するなら「それ急げ」(それにしても、何を?)になるでしょう。肝心の日付の情報がないのでは、話になりません。
元の記事
http://web.econ.keio.ac.jp/staff/masaya/index.html
にも明記されていませんが、
http://web.econ.keio.ac.jp/staff/masaya/dl/financialnews/yosoku5.pdf
http://web.econ.keio.ac.jp/staff/masaya/dl/forthcomingpaper/sustainable.pdf
などを見ると、100 年後までのどこかの時点で破綻する確率のようです。
まあ、100 年もあれば、たいていの話は起こるように思います。それまでには東海沖大地震もきっとあるでしょう。100 年以内には、2008 年の世界株価大暴落以上の超大暴落もあるでしょう。「100 年以内のどこかの時点」では、大地震の予知よりも精度が低く、ほとんど意味がないように思います。
乙は、とりあえず、15年の投資を考えていますが、その先に投資を継続するとしても、せいぜい30年から50年くらいが最大で、そのころには乙は死んでいるものと思います。子供にも幸せな生活を送ってもらいたいから、自分が死んでも「それで終わり」ではありませんが、それにしても、そのときは死人にはどうしようもないわけで、子供たち(の世代)が何とか解決するでしょう。
というわけで、99% という数値を見ても、あまり切実感はありませんでした。