http://ichinuko.seesaa.net/
というページがあります。
ヘッダーのところに
15歳からバイト・バイト・バイトの生活を始め、
みんなが遊んでいるときもひたすら貯金!貯金!貯金!
18年間がんばりました。そして、33歳の時に
貯金が5000万円突破しました!
念願の無職生活開始です。
とあります。
5000万円を貯めたことは、すなおにエライと思います。なかなか常人ではできないことです。
そして、「ぬこ」さんは33歳で無職になりました。
略歴は
http://ichinuko.seesaa.net/article/123160741.html
に書いてあります。
乙とは考え方が違います。
以下、2点ほどコメントします。
(1)5000 万円では、無職生活を選択するには少額すぎると思います。
端的にいって、老後の生活が保てないと思います。
国民年金は今でも払っているのでしょう(たぶん)。それにしても、老後は不安だと思います。
何歳まで生きることになるか、わかりませんが、仮に83歳までだとしても、50年間です。5000万円を単純に取り崩すと1年間に 100 万円にしかなりません。
http://ichinuko.seesaa.net/article/123184847.html
では年間100万円で生活しているとのことです。
今は(若いうちは)それでも十分とお考えでしょうが、中高年になると事情は変わってくると思います。
(2)仕事をすることは単にお金のためだけではないと思います。
仕事を通じて、社会との関わりができ、周りの人とのつながりが生まれます。これは、お金とは別の「資産」だと思います。無職生活を続けることで、このような資産を持つことがしにくくなります。
乙は、自分の仕事を通じて、それなりの満足感を得ています。
人生の目的は、(こんな大上段にかぶった言い方は面はゆいですが)仕事が 1/3、家族(セックスを含む)が 1/3、趣味や娯楽が 1/3 ではないでしょうか。無職になることで、人生の 1/3 くらいを捨ててしまったように感じるのですが、どうでしょうか。
なお、
http://koutou-yumin.seesaa.net/article/125675479.html
のブログ記事も参考になるかと思います。ちなみに、遊民さんは
http://koutou-yumin.seesaa.net/article/99590384.html
の記述によれば、1億円ほどの資産をお持ちのようです。
そういえば、「素敵なセミリタイア」
http://blog.livedoor.jp/a08098859911/
というページがあります。
こちらは、「16歳年下のカノジョがいる独身のアラフォーです。 金融資産は1億5000万くらい。金融商品で生活しています。 だって、働くの嫌だもん。」だそうです。
乙とは考え方の違いを強く感じます。乙の場合、働くことが好きだし、やりがいを感じています。(ということは、それなりに幸せなんだろうと思います。)今は、金融資産が1億5000万円まで達していませんが、仮にそうなったとしても、それを理由に仕事を辞めることはないと思います。
世の中には、さまざまな考え方の人がいるものです。
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ラベル:無職