かっぱ寿司ではランチ90ということで、お昼は寿司が1皿90円で食べられるのですが、一部店舗では「平日終日90円」を行っているそうです。今は実験段階だそうですが、それにしても、積極的な経営方針です。お昼と夕方では寿司を食べる行動が違うような気もしますが、さてどうなんでしょうか。「実験」ということで、そのあたりを見極めるためにこういうことをしているのでしょうね。
こうして、半年間で 455 億円を売り上げるという、外食産業としてはかなり大規模な企業になっています。純利益 18 億円というのも納得できます。
なぜこのような順調な経営が継続しているのでしょうか。乙は、「会社の概要」に注目しました。従業員 1,118 名に対して、パート・アルバイトは 10,396 名(1日8時間換算)とのことです。アルバイトなどでは8時間も勤務しない例も多そうですから、実際の人数は、1万人をはるかに越えそうです。
なるほど、かっぱ寿司ではパート・アルバイトの比率を高めて人件費を抑えているということですね。
これからの企業としては、人件費の安いパート・アルバイトをいかに活用していくかが重要なのだろうと思いました。
乙の勤務先でも、そのような傾向があります。
まあ、その分、正社員に(外部からは見えにくい)さまざまな負担がかかってくるのも事実なのですが。