2009年12月12日

SGロシア東欧株ファンド

 乙は、ごく少額ですが、SGロシア東欧株ファンドにも投資しています。
2008.5.19 http://otsu.seesaa.net/article/97210446.html
 しかし、この投資はよくないと思います。
 最近、第5期の運用報告書が送られてきました。
 ネットでは
http://www.sgam.co.jp/fund_info/137002_russia/pdf/137002_5%E6%9C%9F_20091020.pdf
で読むことができます。
 p.5 で、このファンドの投資信託財産の構成を見てみましょう。投資証券 97.1% とコール・ローン等 2.9% ということです。この投資証券の中身を見てみると、同じく p.5 ですが、Ocean Fund Equities Eastern Europe に 97.7% それと SGAM Fund マネー マーケット(ユーロ)に 0.2% です。つまり、このファンドは、投資家から預かった資金を単に右から左に回しているだけです。
 一方、Ocean Fund Equities Eastern Europe については、p.7 から説明がありますが、0.75% 以内の報酬を取っています。
 ですから、このファンドの信託報酬 0.92925% は、この右から左への送金の手間賃のようなものです。いやはや高いものです。厳密に言えば、送金だけでなく、日本語での説明文書の作成とか、もろもろの仕事はありますが、それにしても 0.93% という手数料はおいしい商売です。運用はほぼ丸投げなんですからねえ。乙が自分で運用会社を作りたいところです。
 ところで、このファンド(あるいはマザーファンドとしての Ocean Fund Equities Eastern Europe)は、運用がうまく行っているのでしょうか。
 p.1 でわかるように、2007年10月の基準価額 16,434 円が、2009年の2月には 3,557 円まで下がってしまったのですから、いくら世界の金融危機のためだとはいえ、8割減というのはキツイですよね。
 今は 7,365 円まで回復してきたので、少しは痛みが和らぎます。
 運用報告書の p.2 には、こうあります。「当ファンドの基準価額は前期末比40.0%の上昇となりました。44.8%上昇した参考指数を下回りましたが、これは基本的に当ファンドの投資方針がもたらした結果といえます。当ファンドは、今回の反発局面では当初ディフェンシブなポジションを取っていました。すなわちフリー・キャッシュフローを生まないビジネスモデルや、ほとんど破綻しているように見える銘柄への投資を極力避けました。しかし、その後金融環境に関する懸念が緩和していく中で最も恩恵を受けたのは、こうした銘柄群となりました。」
 参考指数よりも下がっているということは、言い換えれば、運用は下手だということです。
 手数料が高く、運用が下手なのでは、見るべきところは何もありません。
 国内の投資信託では、ロシア東欧株に投資するもので乗り換えられるものがありますかね。乙はうまく見つけられなかったので、こんなのに投資したのですが、……。
posted by 乙 at 04:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 国内投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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