http://bobby.hkisl.net/mutteraway/?p=1868
という問いを発しています。
乙は、ネットカフェ難民に関する本を読んだとき、
2009.7.29 川崎昌平(2007.9)『ネットカフェ難民』(幻冬舎新書)幻冬舎
http://otsu.seesaa.net/article/124492008.html
2009.4.8 水島宏明(2007.12)『ネットカフェ難民と貧困ニッポン』日本テレビ放送網
http://otsu.seesaa.net/article/117043427.html
なるほど「ネットカフェ難民」ということばは言い得て妙だと思いましたが、ネットカフェの実態はまったく知りませんでした。
bobby さんは、実際に経験した上で、「実に快適な空間だった」とお書きです。逆にいえば、普通のアパートの家賃やビジネスホテルの料金が高いということなんでしょう。
とすると、遠方に出張するとき、ホテルに泊まるのを止めて、ネットカフェに泊まってみればいいわけです。あるいは、終電を逃した場合に、ネットカフェに1泊というのでもいいかもしれません。
bobby さんと同じく、「快適な空間」と感じられるのか、アパートやビジネスホテルと比べてどうなのか、自分で経験してみないとホントはわからないというべきでしょう。経験しないうちに決めつけるのはよくないという主張には首肯できます。
今度機会があれば乙も経験してみたいとも思います。
なお、厚生労働省の調査
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/08/28/16715.html
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/08/h0828-1.html
http://markezine.jp/article/detail/1679
http://www.pressnet.co.jp/osaka/kiji/hit001.shtml
によると、年齢分布では、20歳代(26.5%)と50歳代(23.1%)に二つの山が見られたとのことですから、ネットカフェは必ずしも若い人だけの利用だけではなく、50歳代の人間もネットカフェを使っているのですから、中高年層が泊まりに行っても違和感はないはずです。
また、この調査では、住居がなく寝泊まりするためにネットカフェを利用しているのは、7.8% しかおらず、「パソコンなどを利用するため」52.8%、「仕事や遊びで遅くなり帰宅がおっくう」27.8% ということですから、「ネットカフェ難民」ということばは、やっぱりおかしいのかもしれません。