2010年03月30日

岩瀬大輔(2009.10)『生命保険のカラクリ』(文春新書)文藝春秋(2)

 昨日の記事
2010.3.29 http://otsu.seesaa.net/article/144960639.html
の続きです。今回は、PDF ファイルの読み方について考えます。
 ダウンロードした PDF ファイルは、どう読むのでしょうか。
 パソコンの画面に表示させながら読むのでしょうか。そういう人もいるでしょう。しかし、235 ページもの内容をパソコン画面で読むのはしんどいとは思いませんか。
 乙は、こういうものを読むのは、電車の中やトイレの中が多いので、パソコン画面で読む気が起きません。
 というわけで、プリンタで全部プリントして読むことにしました。A4の紙1枚に4ページ印刷するようにしました。片面印刷でしたので、約60枚、6ミリほどの厚さになりました。これくらいならば、ふだん読んでいる程度のものですので、特に問題はありません。コストは計算しませんでしたが、紙代とトナー代で 100 円くらいでしょうかね。
 しかし、実際読んでみた感想では、いくつか問題点があり、あまりよくなかったように思いました。
 第1に、印字がぼやけるところがあったことです。これは PDF ファイルの特性だと思いますが、鮮明に印刷できません。少しだけぼけます。これが場合によっては読みにくいと感じさせました。本そのもののほうが読みやすいです。乙は目も弱り気味なので、特にそう感じたのかもしれません。
 第2に、ページめくりが大変でした。1枚に4ページ印刷したものをダブルクリップで留めて読んだのですが、次の紙に移動するとき、ページめくりがめんどうでした。普段A4の書類を読んでいるときはあまり感じないのですが、4ページ分が収まっていると、めんどうに感じます。縦書きが影響しているのかもしれません。途中で読みかけにするとき、しおりを挟むわけにいかないのも不便でした。4ページのどこまで読んだか、わからなくなりがちなので、線を引いておくほうがよかったです。(自由に書き込みができる点はメリットです。)
 第3に、ページレイアウトと図表の関係で、不都合がありました。
 1枚に4ページプリントすると、右上に 157 ページ、左上に 158 ページ、右下に 159 ページ、左下に 160 ページが配置されます。ところが、本書の場合、表Hが 158 ページと 159 ページにまたがって書かれているのです。新書で読んでいる場合は、これがちょうど見開きになって、読みやすいのですが、PDF ファイルを4ページずつプリントすると、1枚の表が離ればなれになって、読みにくくなります。
 pp.172-173 は、別の紙になってしまいますが、ここにも図7という1枚のグラフがあります。
 p.218 には「左頁の図を見てみよう」などという言い方が出てきますが、実際は、その図は右下に表示されます。
 このあたりは、レイアウトを1ページ分ずらせれば何の問題もなかったように思います。今後、類似の企画がある場合は配慮してもらいたいところです。

posted by 乙 at 05:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする