http://otsu.seesaa.net/article/148702213.html#comment
の中に「お金を時間で買う、あるいは、時間でお金を買う、この選択がありますね。」とありました。
確かに、世の中にはお金を払うことで時間が節約できる場合がありますし、時間を活かしてお金を得ることができる場合もあります。「働く」というのは、その典型的な例でしょう。
時間はどれくらい貴重かということを考えることがあります。この感覚は年齢によって大きく変わってきます。
若い(子供の)ときは、時間が豊富にある(というか時間が気にならない)ので、十分時間をそそいで思った通りのことができます。趣味の分野などでは、時間を集中的に使うことで、大きく力を伸ばせることなどもあるでしょう。
ところが、働くようになると、個人の時間がなくなってきます。会社に出て行って働いている間は、自分のために時間を使うことは許されません。(お昼休みなどは例外でしょうが。)
年を取ってくると、そろそろ人生の終わりが見えてきますから、「残された時間」が気になるものです。
時間がますます貴重なものになってきます。
乙がプラズマテレビを買ったのは、2003年2月のことでした。
2006.12.29 http://otsu.seesaa.net/article/30467014.html
当時、42型で50万円はちょっと高かったように思います。しかし、BSデジタルでハイビジョンを見たいと思いました。そこで、思い切ってプラズマテレビを買いました。実は、そのときに合わせて D-VHS 方式のビデオデッキを2台買ったのですが、それも「いつまで待っていてもしかたがない」と考えたからです。
その後、プラズマテレビの値段が安くなっていくことはわかっていました。しかし、今買ってハイビジョンを楽しまないと(十分安くなってから買ったのでは)死ぬまでに十分楽しめないのではないかと考えたのです。
5年後に買うよりも、今買うならば、毎月1万円ずつ払ってもいいだろうと思いました。(それ以外に、NHK と WOWOW で毎月5千円くらい払うことになります。)すると、5年間で60万円になります。60万円のテレビでも、他人よりも5年間先に見ることができれば、十分元が取れると考えたわけです。
乙の場合は、死ぬまでまだまだ数十年あると考えていますが、それにしても、残された時間は貴重です。自分の楽しみのために使える時間はわずかしかありません。時間がますます貴重になってきます。
時間を買うためには、もっとお金をかけてもいいのかもしれません。この感覚は、最近、だんだん強まってきました。
なお、退職してしまえば、一気に自由時間が増えますので、それはそれで楽しいようにも思いますが、乙の場合は、仕事に生きがいを感じていますので、当面は退職予定はありません。
2009.3.17 http://otsu.seesaa.net/article/115772289.html