2010年06月30日

楽天カードで「クリックしてポイント!」

 乙は、楽天カードの利用者ですが、楽天カードからメールで「クリックしてポイント!」の案内がありました。
 カードの利用者が特定のページ
https://e-navi.rakuten-kc.co.jp/pointclick
を見て、商品などのバナーをクリックするだけで楽天スーパーポイントがもらえるというサービスです。
 で、そこを見てみると、全ての商品の下に「進呈ポイント数 1ポイント。お1人様1回、 2010年08月20日頃までに2010年08月31日まで使える期間限定ポイントで進呈」と書いてありました。
 1ポイント(つまり1円)というのもずいぶんと少額ですが、それよりも有効期間が10日間程度しかないという点に引っかかりました。こんな短期間で、うまく使えるものでしょうか。
 乙は、普段からポイントなどを気にしたことはありません。いろいろな買い物をしていると、自然とたまっているので、楽天市場での買い物などで消費しています。ありがたいサービスだと思っています。しかし、有効期間が10日間ということになると、その間に何か買い物をすることになるわけで、そんなことは不可能に近いと思います。
 乙は、当然、このサービスには申し込まないことにしましたが、さて、こういう条件で申し込む人って何人くらいいるものでしょうか。
posted by 乙 at 04:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 消費生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月29日

偽装離婚で26万円?

 乙が大前研一氏の時評コラム「「産業突然死」時代の人生論――「最小不幸社会」は敗北主義のスローガンだ――」を読んでいたら、こんな記述がありました。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100621/232653/?P=4
 もちろん日々の生活に苦しい世帯があるだろうが、バラマキ制度が実現した中にあって、それを悪用する者もいる。どうすれば楽をして暮らせるだろうか? それは偽装離婚である。
 結婚して子どもを3人生んだ後に偽装離婚する。母1人、子ども3人の母子家庭になるが、国に隠れて父親も一緒に暮らす。そうすれば、国から26万円程度の手当てがもらえ、父親が月に20万円も稼いでくればアッパーミドルで十分に暮らせることになる。
 こういう歪んだ社会を皆さんはどう思うだろうか。夢がないどころではない。偽装離婚で楽をして暮らせるような制度が出来上がってしまったのが現在の日本なのである。

 一読して驚きました。何と、偽装離婚すれば1ヵ月で26万円ももらえるのですか。こんなにたくさんもらえるものとは思いませんでした。
 生活保護費の計算はかなりややこしいもののようです。
http://www.seiho110.org/seido/no1.htm
には、かなり詳しく書いてあります。
 母子加算も加えると、なるほど、26万円というのは、そんなもののようです。
 wikipedia の記述
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E4%BF%9D%E8%AD%B7
でも、東京都区部などでの計算例として、母子世帯(30歳、4歳、2歳)で 177,900 円とあります。子ども手当を含めると、子供が3人いれば26万円くらいにはなりそうです。
 なるほど、大前氏の議論は正しいようです。
 ということは、もしかして、日本ではこれから 偽装離婚→生活保護 が増えたりするのでしょうか。いやな世の中になったものです。
posted by 乙 at 06:12| Comment(3) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月28日

イラク通貨でトラブル急増

 乙が日経新聞6月25日朝刊で見かけた記事です。
 ネット内に記事があるのかもしれませんが、見つからないので、以下に、一部引用します。
 イラク通貨でトラブル急増
 「購入すれば必ずもうかる」
 3月以降、相談など59件、生活センターが注意呼び掛け
 「イラク通貨を購入すれば必ずもうかる」などともちかけ、高額の契約料を取るトラブルの相談や苦情が今年3月以降、計59件寄せられていることが24日、国民生活センターの調べで分かった。被害総額はすでに9千万円を超えており、同センターは「イラク通貨は日本でほとんど取り扱いがなく、換金は困難」と注意を呼び掛けた。
【中略】
 「イラクから米軍が撤退すれば政情が安定し、通貨価値が20〜30倍になる」「両替すればもうかる」などと勧誘し、2万5千ディナールを1口10万円で契約させるケースが多い。
【中略】
 関税定率法で定める外国為替相場(6月20〜26日)によると、イラク通貨の為替レートは100ディナール=7.85円で、2万5千ディナールは本来、日本円で2千円弱。」

 こんな事件が起こるなんて、まさに驚きです。
 イラク通貨への投資を一概に否定するものではありませんが、こんな事件に引っかかる人は一体何を考えているのでしょうか。
 ディナールなんて、マイナーな通貨ですが、一体どうやって両替するつもりなのでしょうか。「業者におまかせ」なのでしょうか。
 それに、為替レートを確認しないで10万円を出してしまうのでしょうか。
 ネットで検索すれば、たとえば
http://iqdrate.com/
のようなサイトで為替レートがわかります。
 2000円弱の価値しかないものを10万円で買うということは、それだけで50倍です。「通貨価値が20〜30倍になる」としても、まだ損失が出ます。
 10万円を投資した人は、一体何を考えていたのでしょうか。
 乙のところに話がきたわけではありませんが、話を聞いただけで「おかしい」と思わなければなりません。
 ネットでは、25,000 ディナールを 7,700 円で売っている店があったりします。
http://www.iqd.jp/
別に、この店を推薦するわけではありませんが、10万円よりは 7,700 円のほうが安いので、どうせ買うならこういうところがいいでしょう。
 それにしても、こういう店がつぶれたら、手持ちのディナールはどうすればいいのでしょうか。日本円への両替が保障されていても、店がつぶれたら当然のことながら無意味になります。
 乙だったら、手を出さないでしょう。
posted by 乙 at 05:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月27日

水木楊(2004.1)『人生後半戦のポートフォリオ』(文春新書)文藝春秋

 乙が読んだ本です。「「時間貧乏」からの脱出」という副題が付いています。
 大変変わった本でした。時間をお金に換算したり、お金を時間に換算したりして、時間とお金をトータルに考えようという趣旨の本です。
 特に、自分時間(自分の判断で自由に使える時間)を中心に記述します。自分時間が多い人は、幸せな人なのかもしれません。
 表題に「人生後半戦」が出てきます。若い人ではなく、中高年が読者対象というわけです。今まで、会社にしばられてきた人、自分の時間がなくて困っている人には大いに有益なサジェスチョンが得られるでしょう。
 自分はどんな人生を歩んでいくのか。どういう人生が実際望ましいのか。そんなことを考えさせる本でした。
 pp.143-144 では、著者の新聞記者時代のことを振り返って、40代半ば以降の「迷い」について書かれています。いっそのこと、これを「まえがき」に持って行くと、本書のねらいがずばり読者に伝わるように思いました。
 p.150 では、西所沢の 3,500 万円のマンションの話が出てきます。このレベルのマンションを賃貸で借りると、家賃は月10万だそうです。こんなのは比べるまでもなく、賃貸の方がお得に決まっています。10万の家賃では、年間120万円です。単純な利回りを計算すると 3.4% にあたります。この程度では利回りとして低いと感じます。家賃が安いか、買う場合のマンション価格が高いか、どちらかです。本書の中心的な流れとは別ですが、乙はこの部分にかなり引っかかりを感じました。

参考:
http://norafp.seesaa.net/article/151715826.html


ラベル:水木楊
posted by 乙 at 08:23| Comment(0) | TrackBack(1) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月26日

ワタミの株主通信

 ワタミの株主総会が終わったということで、株主宛に報告書が送られてきました。
 それに「親愛なる株主様へ」というA4で8ページほどのメッセージが添えられていました。一読して、非常に興味を持ちました。大半は、渡邉美樹氏の経営哲学というか理念を語ったものなのですが、読む側の心に響きます。
 もともと、乙がワタミの株を買おうと思ったのは、株主優待が目当てでした。
2006.12.8 http://otsu.seesaa.net/article/29173865.html
 しかし、一方では、渡邉美樹氏の発言にも引かれるところがありました。
2009.11.16 http://otsu.seesaa.net/article/133041702.html
 結果的に、ワタミの株主になって、ワタミの活動全般に関するいろいろな話を聞くことができ、よかったと思っています。介護事業や農業に対する考え方などは非常におもしろいものです。単なる外食産業ではありません。
 他の会社の株主通信とはひと味もふた味も違っています。
 ワタミは、今後、長期にわたって応援していきたい企業だと思いました。

 たとえていうと、投資信託におけるさわかみファンドみたいなものでしょうか。両者はまったく性格が違いますが、……。
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2010年06月25日

マイバッグ割引で3%もの値引き?

 近くのスーパーが、マイバッグ割引というのをはじめました。マイバッグを持参しているかどうかとは無関係に、レジ袋不要を申し出た客に2円割り引くというのです。
 乙は、たまたまアイスクリームを食べようとスーパーに入ったのですが、1個60円のアイス一つだけを手に持ってレジに向かいました。
 確かに、60円払うと、2円値引きしてくれて、1円玉2枚がおつりとして返ってきました。
 考え方によれば、これで2円儲けたわけですね。こういう買い物の場合、どうせ以前から「袋は不要です」と言っていたのだから、純粋に2円儲けです。60円を投資と考えると、一瞬で3%の利回りです。これは大きい。こんなに値引きしていいのでしょうか。
 レジ袋の値段は1円を若干下回る程度のようです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1114210426
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posted by 乙 at 05:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 消費生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月24日

消費税10%に?

 Yahoo! ニュースで毎日新聞から配信された記事「消費税 「10%」巡り論戦 9党首討論会」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100622-00000031-maip-pol
が掲載されていました。
 乙は、テレビ番組でその一部を見ましたが、何だか各党首の議論がずれているような気がしてなりませんでした。
 消費税は、最終的には 10% でも不足でしょう。20% くらいになるのではないでしょうか。しかし、当面は 10% くらいにしておこうということです。10% という数字に根拠なんてあるわけがありません。何%でもいいのです。乙は、このあたりはどんぶり勘定でかまわないと思います。
 政府の歳入は、初めは区分されているかもしれませんが、集めた後はお金に色が付いているわけでもないので、全部一緒になってしまいます。「消費税は社会保障のために使います」などといったって、ほとんど無意味です。まあ、「社会保障のために使う金額よりも消費税のほうが大きくならない」程度のしばりはあるわけですが、大したことではありません。
 それなのに、なぜ 10% なのか、なぜ消費税を増税するのか、根拠を示せ、シミュレーションの結果を見せよなどというのは鼻が白むだけです。
 お金の使い道だっておなじことです。収入にしても、年度ごとに大きく違ってしまい、途中での変更を余儀なくされているのですから、支出だって、それに見合った形に変えていくのは当然の話です。

 毎年、予算案を作って、国会で審議しています。大幅な赤字が出ていることは周知の事実です。これに対しては、収入を増やすか、支出を減らすか、国債を増やして将来世代から借金するか(外国から借りるか)くらいしか手はありません。
 増税が不要だと主張している党は、具体的に、ここでの課税額を増やし、ここの支出をカットし、国債をいくらくらい発行し……という形で歳入も歳出も明示するべきです。それではじめて政府案と突き合わせることが可能になります。
 まあ、しかし、政権を奪う前に民主党がいっていたことと、実際に政権交代してから民主党が行っていることはまったくずれているようなものですから、他の野党の方々がいろいろ御託を並べても、実際の予算とは別物で、単なる議論のための議論にしかなりません。
 消費税もさることながら、国会議員や地方議員の数を減らし、歳費などを下げ、公務員についても人数を減らし、給与を下げるようなことが必要でしょう。消費税の改訂時期と揃えるか、それよりも前にこういうことを実現してほしいものです。
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2010年06月23日

国際通貨研究所・竹中正治編(2009.9)『これから10年 外国為替はこう動く』PHP研究所

 乙が読んだ本です。
 タイトルを見て、最初は為替の高低を予測する本かなと思いました。あまり期待しないで読み始めたのですが、内容はまじめなものでした。
 以下の6章構成です。

第1章 外為相場の長期法則が予想していた円高への揺れ戻し
第2章 「米ドルが凋落する」というのは本当か?
第3章 ユーロはドルに代わる基軸通貨に台頭するのか?
第4章 高金利通貨相場は回復するか?
第5章 中国の台頭と人民元の将来
第6章 オイルマネーは「ドル離れ」をおこすのか?

 その中で、読むべきは、第1章と第4章でしょう。
 要するに、高金利通貨は長期的に下落するので、それに投資したからといって儲かるわけではない(外国通貨安=円高になる)という話です。豊富なデータを示しながら、丁寧に説明されます。納得できます。この点が第1章と第4章で詳述されるので、本書をざっと読むにはここだけ読めばいいということになります。
 もっとも、為替レートの行き過ぎはよくある話なので、うまくがんばれば、それを利用して大儲けも可能かもしれません。しかし、普通の個人投資家では、それは無理というものです。FXで儲ける人がいるのも事実ですが、損失を出す人もきっと多いことでしょう。乙もその一人でした。
 第2章、第3章、第5章は個別の通貨に関する話です。それぞれ興味深いですが、あまり新鮮味はありません。手堅い記述といったところでしょうか。

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2010年06月22日

藤巻健史(2010.3)『日本破綻』講談社

 乙が読んだ本です。「「株・債券・円」のトリプル安が襲う」という副題が付いています。
 メインタイトルとサブタイトルだけを見ると、日本破綻警告論を開陳する本のようで、伝説のトレーダー藤巻健史氏も、とうとうこういう本を書くようになったかなどと思ってしまいました。
 しかし、読んでみると、内容は全然違っていました。これからの日本経済のあり方を論じる書であり、安易な破綻本とはまるで違っています。最後に、日本破綻を避けるための提言まで書いてあり、乙は納得しながら読み進めることができました。
 1章は「「計画経済国家・日本」の終焉」というもので、ここが本書の中心です。
 今後、バブル崩壊を上回る「市場の反乱」が起こり、トリプル安が起こるだろうと予測しています。
 p.67 では、国債の金利が上昇すると金融機関は長期国債を売るという話です。一見すると、反対ではないか(これから金利が上昇するのだから、国債を買った方が儲かる)と思えるのですが、そうではなくて、金利上昇時に固定金利型の資産をたくさん保有していてはいけない(大きな損失をこうむる可能性が高い)ということで売りに回るのだそうです。この結果、国債が売られ、安くなり、つまりは国債の金利がさらに上がることになります。こうして金利の急な上昇(国債の大暴落)が起こることになるわけです。
 p.72 では、日本国債は外国人が売りに回るという話です。日本の国債は外国人の保有の割合が低いから外国人の売りは心配無用という人がいますが、それは間違いだというわけです。なぜならば、今は各種デリバティブが発達しており、現物なんて持っていなくても「売り」は十分可能だからです。ヘッジファンドなどは、日本の国債を虎視眈々とねらっているというわけです。
 pp.74-75 では、日本の国債の格付けが下がると、国債が売られるという話が出てきます。今は、世界中に債券のインデックス投資をしている機関投資家(年金基金など)があります。これらは、インデックス投資ですから、多く発行している国の債券を多く保有するように運用しています。しかし、ここで日本国債の格付けが下がると、世界の年金基金が今までのように買ってくるとは限らない、むしろ売りに回るのではないかというわけです。確かに、そういうシナリオも考えられます。
 というわけで、1章を読むと、日本が財政危機の瀬戸際に立たされていることがわかります。
 2章「グローバル化と、低迷する日本」は日本経済の低迷ぶりをグローバル化の遅れで解釈しています。もっともな議論です。
 3章「拡大なくして何の分配ありや?」では、平等に貧しい国でいいのかと疑問を投げかけ、経済成長を主張しています。郵政民営化見直し問題やJAL問題も、そのような観点から論じられています。
 4章「拡大のための「円安政策」」は、文字通り、日本は円安方向に誘導するべきだという話です。具体的にどうすればいいかまで書いてあり、まったく同感です。
 5章「拡大のための「長期戦略」」は、日本のあり方を論じる章です。資本主義の本質が語られます。
 6章「市場主義の徹底」は5章の延長で、日本をよくするための処方箋を詳しく語ります。
 p.214 では、サブプライムローン問題について、証券化商品の価格が高く評価されてしまったことが原因であるとしています。こういう見方は新鮮でした。

 本書は、大変おもしろい本であり、おすすめできます。日本の将来を憂えるかたは目を通しておくといいと思います。

posted by 乙 at 04:36| Comment(20) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月21日

株主総会の案内

 6月になって、各企業の決算がそろい、株主総会の開催が行われる時期になりました。
 乙の手元にも、株主総会の案内が届くようになりました。
 乙は個別株にも投資していますが、株主総会の案内は、けっこうわずらわしいように感じます。
 資料を読むのもめんどうだし、たいていの株主総会は平日の午前中に行われたりするので、どうせ仕事で参加できないし、そもそも「事前に投票を」などと言われても、郵便で送るのもめんどうだし、ネットで投票するのもめんどうだし、何よりも、封筒を開封するのがめんどうです。
 どうせ、個人株主の1票(単位株)の投票権が議案の可否を左右することはないわけで、株主総会の仕組み上、結論は大株主の意向でほぼ決まってしまいます。
 というようなことで、最近は、返事も出さないようなことが増えました。
 以前は、まじめにハガキを返していたのですが、ちょっとやりきれません。乙のようにたった13銘柄でもこんなふうに感じるのですから、あちこちの株を持っている人は、それはそれは大変でしょうねえ。
ラベル:株主総会
posted by 乙 at 04:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 株式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月20日

緊縮財政が頭脳流出を呼ぶ?

 乙が Newsweek 日本版のサイトで見かけた記事です。
http://newsweekjapan.jp/stories/world/2010/06/post-1350.php
 ギリシャは、今回の金融危機の影響で、緊縮財政路線を歩まざるを得ないわけですが、その結果、高学歴の若者が欧米諸国に職を求める傾向がいよいよ強まりそうだという記事です。
 外国留学者は帰国しない道を選ぶとのことですが、若者の失業率が 25% にも及ぶということでは、それもまたしかたがないのかもしれません。
 ひるがえって、日本も、ギリシャと同様の道をたどる可能性があります。
 日本企業が新卒者ばかりを採用するような求人を続けていると、いつかは若者に強烈なしっぺ返しをくらうでしょう。
 少子化の傾向は、人々の考え方の反映です。子供をもうける時期の親たちが日本(その将来像)をどう見ているかを物語っています。明るい未来がないわけです。
 少子化をさらに加速させるのが、頭脳流出の話です。ギリシャで現実に起こったことならば、日本でも同様のことが起こる可能性があります。
 その場合、日本人の若者は、欧米で働く道を選ぶよりはアジアで働くのでしょうね。
 どこで働こうとも、日本で働かない(したがって日本に税金を払うこともない)ことは同じです。
 放漫財政を続けていったとき、日本の破綻がどういう形で起こるのか、よくわかりませんが、大量の頭脳流出もその一形態と見ることができるのではないでしょうか。親世代が日本を見捨てるのではなく、若者世代が日本を見捨てるというわけです。その結果は、……さらなる少子化の進展です。子供を産む世代が日本から流出していったら、子供がますますいなくなるのは当然です。
posted by 乙 at 05:13| Comment(1) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月19日

日本の債務残高は IMF、OECD までもが懸念している

 乙は、大前研一氏のメルマガで読みました。
http://www.ohmae.ac.jp/ex/kabu/magmail/index150.html
 日本の財政赤字のひどさは言うまでもないでしょう。いろいろな人が警告を発しています。
 日本の債務残高は IMF、OECD までもが懸念しているレベルに達しているとのことです。
 日本はいよいよ危ない国になってきました。「債務を削る」のは、民主党によれば3年後の衆議院選挙の後だとのことですから、それまでは選挙対策の意味も込めてさらなるバラマキなど、民主党のやりたい放題になるというのが大前氏の意見です。
 「消費税の増税なども含め、3年後以降からというのですから話になりません。そんな脳天気なことを言っているうちに、金融市場から天罰を与えられることになるのは間違いないと私は思います。」ということから、大前氏はいよいよ日本の危機が迫ってきたと説きます。そうかもしれません。そうでないかもしれません。
 早く、財政再建を心がけないと、日本は大変な嵐に巻き込まれそうです。
 いつそうなるか、誰もわからないでしょう。「まだ大丈夫」と思いこんでいると、あるとき突然、国債の未達が起こり、国債の金利上昇が起こり、それによって銀行がつぶれ、一気に日本破綻に突き進む可能性もあります。
 日本は、もう引き返せないところまで行ってしまったのでしょうか。
posted by 乙 at 04:40| Comment(9) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月18日

NTT の年金問題

 NTT は退職者の企業年金の支給額を減らそうとしています。退職者の側でも9割弱が合意(賛成)しています。しかし、最高裁はそれを認めませんでした。
http://www.asahi.com/business/update/0610/TKY201006100514.html
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E2EBE2E1E08DE2EBE2E4E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2
 最高裁の上告棄却は重い判断だと思います。
 問題は NTT に限定されません。各企業とも、退職金や年金の負担にあえいでいるのが現状です。
 こういう最高裁の判断が示されると、各企業は倒産の危機に直面するほどの事態にならないと企業年金の減額ができないということになったわけです。
 この結果、いよいよ退職者が有利になり(というか、少なくとも不利にはならずに)今働いている人たちは退職者のために働くような形になります。ますます日本社会の窒息感が高まります。
 最近は、裁判所の判断が「おかしい」と感じる例が増えたように思います。
 裁判所は、その判断が(当面の訴訟の対象になっている問題に限定されずに)日本の未来を決めるほどの影響を持つのだと自覚してほしいものです。日本全体を基準にして、一般論としての判断を先にして、それを個別の案件にあてはめるようにするべきでしょう。
 9割弱の人が賛成している制度変更をつぶして、明るい未来があるならいいけれど、決してそんなことはないのです。
 今回の最高裁の例についても、乙は残念な気持ちで受けとめました。

参考記事:
http://newsweekjapan.jp/column/ikeda/2010/06/post-188.php
ラベル:NTT 年金 最高裁
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2010年06月17日

日本株とヨーロッパ株の買い増し

 最近の投資は、自分のポートフォリオを見直し、比率が下がっているものを買い増すことくらいしかやっていません。
 忙しくて、いろいろなことがおろそかになっています。そういう人間には、さまざまなことを調べつつ積極的に投資を行うなんてことは無理です。
 乙は、5月末のポートフォリオを確認した
2010.6.2 http://otsu.seesaa.net/article/151849981.html
ので、その後、日本株の ETF (1306) とヨーロッパ株の ETF (VGK) を買い増しました。
 それにしても、ユーロの下落が新聞で報じられている時期だったのに、VGK を少し安い金額で指値したら、なかなか買えず、意外な気がしました。

 また、ドル買いの注文もしてあります。88円ですが、半年以内にそこまでの円高になることもありそうに思います。
 為替はときおり大きくぶれるので、普段からやや円高のケースを想定して、指値でドル買いの注文をしておくのがいいと思っています。ドルが買えなければ買えないで、半年待ってみるだけですし、買えたら買えたで、ドルによる ETF 投資をすればいいということです。
posted by 乙 at 05:40| Comment(2) | TrackBack(0) | ETF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月16日

内々定の取消で損害賠償?

 乙が気になったニュースがありました。
 福岡地方裁判所が、内々定の決まっていた学生に内定取り消しをした企業に対し、損害賠償を認めたというニュースです。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/175815
http://www.asahi.com/national/update/0602/SEB201006020005.html
 一般には、内定取り消しには、損害賠償もあり得ると思いますが、その前段階としての内々定については初めての判決だろうと思います。
 乙は、就職活動(就活)についてはよく知らないのですが、内定は、一応就職する会社が決まったということで、学生側が断らない限り、入社は確実なものとして扱われると思います。10月ころに「内定式」などを行う企業が多いようで、この段階で、企業への入社は公に認められたものとなると思います。
 会社が内定を取り消すとすれば、学生側は大変な事態になります。学生側で他の内定先を断ってしまった例もあるでしょう。(むしろ、それが普通かもしれません。)したがって、内定取り消しに対して会社側がしかるべき損害賠償をするのも当然でしょう。
 一方、内々定は、内定の前段階という意味です。このままであれば、内定に進むものとして扱われますが、きちんと(公に)約束されたものではないということでしょう。
 今回のように、内々定の取消で損害賠償が認められるとなれば、内々定は限りなく内定に近いものとして扱われます。
 これがどういう影響を与えるでしょうか。
 まずいえることは、会社側が内々定を出すことに慎重になるでしょう。一度出したら、取り消せないとなれば、初めから出さないということになりがちです。つまり、就職戦線は今まで以上に厳しいものになります。
 内定を出しても、入社が確実ではない(学生が大学院に進学したり、いろいろなケースがある)ことから、内定を出すのは採用予定数よりも多めでしょうが、その数をしぼるのが企業側の当然の判断です。内々定についても同じです。

 結婚の約束にたとえてはいけないかもしれませんが、きちんとした約束としての結納を交わせば、その段階で両家の親族などに婚約の事実が知れ渡り、その後の約束の破棄は損害賠償の対象です。しかし、結納の前は、本人同士(あるいは双方の親を含めて)の口約束段階であり、社会的には、損害賠償の対象にはならないと思います。
 今回の話は、結納前でも婚約破棄が成立するというわけで、簡単に「結婚」を口にできなくなったことに相当します。

 乙は、福岡地裁の判決に大いに疑問を感じます。
posted by 乙 at 04:19| Comment(4) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月15日

フィリピンの住宅投資(5)

 だいぶ間隔が空きましたが、先日の話の続きです。
2010.5.27 http://otsu.seesaa.net/article/151213240.html
 今日は、[4] 老後はフィリピンに(当該物件に)住むことはどうかについてコメントします。

 当面、乙が
http://subic.web.fc2.com/
http://www.animo-jws.com/japanese.html
の二つのサイトを見た限りでの感想であり、勝手な判断にすぎません。
 結論からいうと、乙は、ここに住んでもいいかなと思いました。
 25年、あるいは50年の賃貸ということですが、まあ、それくらいあれば所有権とあまり変わりません。むしろ、所有権でないだけ、後腐れがなくてかえって便利でしょう。
 スービックは治安がよさそうで、住みやすそうです。
 人件費が安いというのもうれしい話です。
 英語が通じるので、日常の生活には不便を感じないでしょう。いざとなれば、日本語によるサポートも受けられそうです。
 退職後に、長期滞在するなら、こんなところもいいかなと思いました。
 とはいえ、この地区から外へ出ようとすると、大変でしょう。フィリピンは物騒なところも多いと聞きます。誘拐(身代金誘拐!)でもされたらイヤです。フィリピンの中をあちこち旅行してみたいものですが、それは危険と隣り合わせなのかもしれません。
 この物件は、投資物件というよりは、実際に住むための物件としておもしろそうです。
 実際、住むとしたら、会社 Animo JWS Corporation がつぶれた場合、どうなるのかが心配です。住む権利が保障されていても、実際管理が行き届かなくなれば住めないわけですし。
 他にも、現地に2週間程度滞在してみれば、さまざまな疑問が生じるでしょう。こういう「問いあわせ」をして、納得ができたら、「長期賃貸」を考えると思います。

 今は仕事が忙しくて、情報収集も十分できませんが、10年くらいしたら、海外に住むことも視野に入れつつ、あちこち探してみたいと思っています。旅行を兼ねての現地視察もよさそうです。その上で、乙は、たぶん、欧米よりはアジア(あるいはオセアニア)あたりで暮らすことを考えるでしょう。
ラベル:フィリピン
posted by 乙 at 05:29| Comment(16) | TrackBack(0) | 不動産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月14日

内藤忍(2009.11)『60歳までに1億円つくる術』(幻冬舎新書)幻冬舎

 乙が読んだ本です。
 今まで内藤氏の本は何冊か読んでみましたが、
2009.2.23 内藤忍(2008.6)『【新版】内藤忍の資産設計塾』自由国民社
http://otsu.seesaa.net/article/114669428.html
2007.8.2 内藤忍(2007.6)『内藤忍の資産設計塾 外貨投資編』自由国民社
http://otsu.seesaa.net/article/50008345.html
2006.9.22 内藤忍(2006.7)『内藤忍の人生を豊かにするお金のルール』アスペクト
http://otsu.seesaa.net/article/24191596.html
2006.4.19 内藤忍(2005.1)『内藤忍の資産設計塾』自由国民社
http://otsu.seesaa.net/article/16754281.html
いつも勉強になったので、今回も期待して読みました。
 しかし、今回は、残念ながら、期待に添うものではありませんでした。
 お金を増やす原則として、収入を増やす、支出を減らす、お金を増やす(投資する)の三つの側面から論じていきます。とはいえ、それぞれの議論は、どこかで読んだこと、聞いたことの繰り返しのように感じました。
 新書だからしかたがないのかもしれませんが、記述が通り一遍のように感じたということです。
 この手の本を読んだことのない人にはおもしろく思えるところもあるのでしょうが、他の本をいろいろ読んできた人間には物足りなく感じます。間違いは書いていないのですが、新しさに欠けるといえばいいでしょうか。

 巻末に、60歳までに1億円を貯めるシミュレーションが書いてあり、現在何歳で、資産がいくらある状態で、今後の利回りを何%と考えるかで、毎月の積立額が明示してあります。確かに、これによれば、60歳で1億円が貯まるということは言えます。しかし、こんなことでいいのでしょうか。
 たとえば、30歳で金融資産100万円の人の場合、1%の利回りで運用すると考えると、毎月積立額は24万円だそうです。そりゃ計算上はそうなるでしょう。しかし、そんな……(絶句)。毎月24万円が積み立てられるような人なら、30歳で金融資産100万円なんてことはないでしょう。毎月の積立額を基準にしたら、たった4ヵ月分で96万円で、四捨五入すれば100万円です。何だか、ずいぶんと非現実的な話のように思えてきました。


ラベル:内藤忍
posted by 乙 at 05:49| Comment(6) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月13日

Northern Trust からの電子メール

 乙は、以前から Northern Trust からの電子メールを受け取っていました。
 メッセージは以下のようなものでした。(一部伏せ字にします。)
You have received an important delivery from The Northern Trust Company
This Communication has been sent to you via the Northern Trust Transfer
Agency Department.
This Report contains important information pertaining to your current
Holdings.
Please pick up the report package at the following Web address:
https://www3383.ntrs.com/dsp/W/S.jsp?c=C06&x=**********
The report package will expire on Sunday February 12, 2012 at 11:02:27
CST6
Please ensure that you change your password on a regular basis (every 30
Days) to prevent your account being locked out.

 ウェブサイトに保存してあるというのは、ファンドの運用報告書のようなのですが、問題はパスワードです。このサイトにアクセスすると、パスワードを要求されるのですが、乙が思いつくような、(普段使っているような)パスワードをあれこれ試してみても、全然ダメなのです。
 そこで、Northern Trust にメールを送り、自分のパスワードを忘れたので教えてほしいと頼んでみたのですが、返事はありませんでした。メールで直接返事をするのは危険すぎるということはわかりますが、Air Mail で連絡してくれるかな、などと密かに期待していたのでした。年1回は乙の住所宛に分厚い運用報告書を送ってくるのですから、乙の住所はわかっているはずです。しかし、数回メールを送っても、なしのつぶてだったので、あきらめていました。

 最近、新しいタイプのメッセージが届きました。(一部伏せ字にします。)
You have received this e-mail as notification to access new
e-mail received in your Northern Trust Web Messenger inbox.
You have received the message from:
icm_team@ntrs.com
To read this message securely, please click this link or copy it to your browser address bar:
https://securemail2.ntrs.com/b/b.e?r=OTSU%40ESTYLE.NE.JP&n=**********
For additional information about Northern Trust's Secure E-Mail program, you may click on the following links:
http://www.northerntrust.com/secureemail

 そして、これをクリックしたところ、ウェブサイトから PDF ファイルがダウンロードできました。
 やれやれ、これで運用報告書(実は簡略版で、基準価額だけが書いてあります)が簡単に見られます。
 一安心です。
 乙の勝手な予想ですが、Northern Trust には、いろいろな顧客から問いあわせや苦情のメールが届いていたのではないでしょうか。それに対応するために、新しいしくみを導入したのでしょう。
posted by 乙 at 04:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 金融機関 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月12日

日本振興銀行の検査忌避の問題

 最近、ニュースになったものとして、日本振興銀行の検査忌避の問題があります。
 これが一体どういうことだったのか、新聞などを読んでいてもよくわからなかったのですが、ネット内の記事「現代ビジネス ニュースの深層」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/681
で、全貌が把握できました。伊藤博敏氏の執筆です。
 なるほど、日本振興銀行の態度は問題ですね。
 日本経済の現状を考えると、銀行経営もむずかしいだろうとは思いますが、日本振興銀行はやり過ぎだったと思います。
 それにしても、このレベルの話が新聞に出ていてもいいと思えるのに、ずっと簡単な話しか書かれていなかったように思います。

 乙は、日本振興銀行の場合、定期預金の利率が高いので、定期預金の預け先候補として考えていました。
2009.12.8 http://otsu.seesaa.net/article/135002513.html
こういう銀行に預けていいかというのは微妙なところですが、個人の立場からすれば、預金保険がある以上は、1000 万円までなら預けてもよさそうに思います。(今のところは営業停止だからダメですが。)
posted by 乙 at 04:41| Comment(3) | TrackBack(0) | 金融機関 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月11日

アルバイトを辞める理由は「店長や社員の人の雰囲気が悪いから」

 アルバイト情報誌「an」を発行するインテリジェンスによる質問調査がありました。
http://diamond.jp/articles/-/8354
 7071 人から回答を集めたとのことですから、それなりの信頼性があるでしょう。
 さて、その調査の中で、乙が一番おもしろく思ったのは、アルバイトを辞める理由でした。
 「店長や社員の人の雰囲気が悪いから」が最多で 23.8% を占めていたのです。掲載されていたグラフを見ると、2009 年からこういう傾向が強まったようです。
 第2位「楽でない」や第2位「給与が低い」はかなり低い比率です。
 乙は、アルバイトを使う側です。誰でもそれなりの年齢になればそういう立場になるでしょう。乙は、アルバイトの人に仕事を依頼し、やってもらうときに「職場の雰囲気」などはまったく気にしていませんでしたが、少しは気をつけなければならないようです。机の上に書類の山がある
2010.6.10 http://otsu.seesaa.net/article/152755152.html
ようなのは「仕事してない=雰囲気悪い」とみなされそうです。乙自身が反省しなければなりません。
 いや、職場の雰囲気を作るのはそういうことではないのかもしれません。「それは何か」までは、今回の質問調査には含まれていないようです。

 まあ、今のところ、働いてもらっているアルバイトの人はかなり長期に渡っていますし、これからも辞める気配はなさそうなので、全体としては、職場の雰囲気はまあまあなのかなと考えています。
posted by 乙 at 04:02| Comment(3) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月10日

証券会社からの報告書とメール

 乙は、各種投資信託や ETF に投資しているため、定期的に運用報告書が届きます。
 あまりに多くて、とてもではないけれど、全部はとうてい読み切れません。
 これは紙の無駄遣いだなあと思い、なるべくならば電子的に入手しようとして、そういう手続きをしました。
 最近は、銀行も statement を電子的に送ってくるようになってきました。銀行のサイト内に置いておいて、利用者はネットで接続してみるという方式です。
 新生銀行の場合も、
2009.5.21 http://otsu.seesaa.net/article/119912421.html
HSBC 香港も
2010.6.1 http://otsu.seesaa.net/article/151741977.html
電子的な書類になってきました。
 こういうのも、メールで連絡が来るので、似たようなものです。
 さて、ここで問題が生じました。乙の手元に届くメールが多すぎて、読み切れない事態になってきたのです。紙で読み切れないものは電子媒体でも読み切れないのです。まあ、運用報告書などは読まなくても大した影響はないのですが、それにしても、メールボックスに読み切れないメールが次々とたまっていくのは、心理的にイヤなものです。実際、乙のメールボックスの中には重要なメールとそうでないメールが混在しており、いつなんどきトラブルが起こるか、わかりません。毎日100通ほどのメールを読み、30通くらいメールを書いていますが、とてもではないけれど、整理しきれません。それとは別に迷惑メールなどは毎日 300 通近く来ますが、こちらは自動的に捨てるようにしています。
 メールがそういう状態になると、紙はもっと悲惨になります。自宅でも勤務先でも、届く郵便物が多すぎて、読み切れないどころか、封筒を開封するのさえおっくうになり、そういう郵便物が机の上にうずたかく溜まっていきます。もう何が何だかわかりません。ファイリングなどの各種整理法は一通り読める状態のときに役立つのであって、読み切れないものは整理しようがありません。
 当面は、仕事関連の書類の整理を優先し、時間の余裕ができたら机の上を整理することにしたいと思いますが、そうなると、運用報告書などのメールを読むのは、ますます遅れてしまいそうです。
 メールは便利ですが、紙と違って、タイトルだけを見ても何が何だかよくわかりません。同じ投資信託の1年後の運用報告書がきたら、1年前の報告書はもう読む必要がないのですが、それがどのメールなのか、タイトルだけでは判別できません。
 年齢とともに忙しさは増加していくものですが、これから先は一体どうなっていくのでしょうか。
posted by 乙 at 04:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月09日

ビックカメラSuicaカードのオートチャージの変更(2)

 乙が経験したビックカメラSuicaカードのトラブルについては、以前のブログ記事に書きました。
2010.6.5 http://otsu.seesaa.net/article/152207925.html
 その後、新しいビックカメラSuicaカードが郵送されてきたので、古いカードを返送して、カードの交換が済みました。
 で、JR東日本の駅のATMコーナー「VIEW ALTTE」を使ってオートチャージの設定の変更をしてみようと思ったのですが、またできません。
 前回の VIEW ALTTE とは別の駅に行ってやってみました。しかし、オートチャージの設定変更を指示すると、カードを入れるように案内が出るのですが、カードを入れても差し戻されてしまうのです。2回やって2回ともそうなったので、あきらめました。さらに別の駅に行って、同じことをやってみましたが、やっぱりダメです。
 その後、乙はビューカードの問いあわせ窓口に電話して聞いてみました。
 その結果、再度カードの交換ということになってしまいました。
 いったいどうしたことでしょうか。
 これから送られてくる(3枚目の)カードでもオートチャージの設定ができなかったら、また同じことをするのでしょうかね。期待半分、不安半分で待ってみましょう。
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posted by 乙 at 04:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 消費生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月08日

ウォルトン・ジャパンは、個人へのランドバンキングから撤退

 乙は、Walton 社のランド・バンキングに投資しています。
2006.8.7 http://otsu.seesaa.net/article/22025403.html
 これは、ずっとほったらかしにしているだけです。
 乙のところに、5月31日付で手紙が来て、「ウォルトン・ジャパン株式会社は2010年9月30日以降、お客さまに対する未開発地の販売を行わないものといたします。」とありました。
 端的にいうと、ランド・バンキングは、個人に対しては扱わないということのようです。
 手紙では、すでに投資した人に対してはこれからもきちんとケアしていくというようなことが書いてありましたが、それはそうでしょう。資金がどこかにいってしまっては問題です。
 ただし、乙は、今回の投資がうまくいったら、Walton 社への投資を増やしてもいいかなと思っていました。
 まず、1回は、償還までを経験し、こういうことかと納得した上で次のステップに進むつもりでした。
 今後、個人は一切投資できないのか、それとも Walton Japan は取り扱わなくなったけれども、たとえばカナダ本社とか、香港の支社を通して個人が投資することは可能なのか、そのあたりはわかりませんでした。ちょっと電話で聞いてみたところ、日本在住者は一切ランドバンキングの取り扱いができないとのことです。
 残念な話でした。
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posted by 乙 at 04:40| Comment(6) | TrackBack(0) | 不動産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月07日

高橋洋一、竹内薫(2009.12)『鳩山由紀夫の政治を科学する』インフォレスト

 乙が読んだ本です。「帰ってきたバカヤロー経済学」という副題が付いています。
 高橋氏が先生役で、竹内氏が生徒役で、話が進んでいきます。全体にとてもわかりやすい本です。
 ただし、タイトルに「科学する」とうたっているのは誇大広告で、どちらかというと、高橋氏が自分の見方・考え方を開陳する面が強く出ています。
 鳩山内閣の考え方を見事に描いています。基本的に、いくつかの原則でもって全部の政策が読み解けると主張しています。中にはやや強引と感じるところもありますが、そういう解釈でものを見ていくと民主党のやり方がきれいに見えてくるという点は否めません。
 p.73 擁護する省庁は、財務省と経産省だけだといいます。一方、叩く省庁は、国交省、農水省、厚労省、文科省とのことです。単純なようですが、けっこうこんな見方で民主党の行動が説明できてしまうあたりはおもしろいと思いました。
 p.91 では、子ども手当についての解釈です。一部引用します。
 教育関係の補助金が文科省にそのまま入っちゃうと天下り団体に使われちゃうし、族議員も喜んじゃう。だから、直接、家庭に振り込んじゃえ、と。そうすれば天下り団体にも使われないし、文科省の力も弱くなるでしょ。文科省と対立している日教組にしてみれば、これは願ったり叶ったりだよね。

 というわけで、複雑な議論の末に誕生した子ども手当ですが、民主党の支持母体の日教組を持ち上げ、文科省を叩くためだという解釈で、それなりに納得できてしまうあたりが驚きです。いや、実際のところ、こういう解釈でいいかどうか、乙はよくわかりません。しかし、国会などで行われる外向けの議論だけを聞いていても、今ひとつ、子ども手当の性格があいまいだし、何か、奥歯に物がはさまっているような感じでしたが、こういうふうにものの見方を示されると、不思議とモヤモヤが晴れる気分です。
 p.119 のムダの定義なども、あっと驚くような切り口でした。自民党支持者のトクになるような政策は「ムダ」だということです。
 ともあれ、本書は、正しいかどうかはさておき、スパッとした切り口を楽しむ本だと思います。
 鳩山さんが総理大臣を辞任してしまって、もうこの本の賞味期限が来てしまったようです。もっと長く読まれるはずだったのに、こうなるとは、……。

 なお、本文のところどころにコラムが出てくるのですが、これは成功しているとは思えません。本書の記述の流れ、つまりは読者の頭の中にできあがる流れがそこで断ち切られてしまいます。


posted by 乙 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月06日

若者が選挙に行くと日本が変わる?

 日本では、若者が選挙に行かないことがいろいろなところで言われています。とにかく投票率が低いということです。
2009.12.23 http://otsu.seesaa.net/article/136084374.html
 さて、さきごろ、韓国で統一地方選挙がありました。そこで若者が大挙して投票に参加し、結果的に与党が惨敗したというのです。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3653
 この記事は二つの点でたいへん興味深いことでした。

 第1に、若者が選挙に行って自分たちの意思を示すことで世の中が変わるという実例であることです。
 徴兵制があり、いつ何どき戦争が起こるかわからない韓国と、徴兵制がなく、何かといえば自衛隊と米軍におまかせの平和(ボケ)国家・ニッポンでは、状況は大いに異なると思います。韓国の兵役の義務はそれはそれは厳しいものでしょう。実戦に巻き込まれることは当たり前のことです。投票時には、そういうことを考慮して投票したのでしょう。
 それにしても、若者が大挙して投票することで、こんなにも結果が違ってくるというのは痛快です。
 日本でも、そうならないものでしょうか。
 まもなく参議院選挙があります。若者の投票率が10ポイントくらい違ってくれば、相当に変化がありそうに思うのですが、どうでしょうか。
 1票の格差をなくすことも、同様に、忘れてはならないことですが。

 第2に、このような若者の行動がツイッターで起こり、増幅されて広がったという点です。
 日本はネット選挙の後進国ですが、早く解禁してほしいものです。ツイッターでも何でも使いながら、候補者に関する情報がどんどん流れ、その中で有権者が判断していくというプロセスが大事です。街宣車にスピーカーを積んで騒音をまき散らし、候補者が白手袋をはめた手を振ることが選挙運動だというのでは、あきれてしまいます。一体いつの時代の選挙なんでしょう。
posted by 乙 at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月05日

ビックカメラSuicaカードのオートチャージの変更

 乙は、クレジットカードと Suica を兼ねたものとして、ビックカメラSuicaカードを利用しています。
2009.2.19 http://otsu.seesaa.net/article/114481451.html
 最近、オートチャージの設定を変えようと思いました。
 今のところ、オートチャージは、残高が 1,000 円以下になると 3,000 円をチャージするように設定してありますが、これだと最低残高が 1,000 円を下回ることがあります。鉄道に乗るときは、改札口でオートチャージできるので、これでもいいのですが、最近は Suica で買い物ができる店が増えつつあり、そういう場合、オートチャージができないことが多いのです。
 そこで、オートチャージするときの条件を 1,000 円未満でなく、3,000 円未満にしようと思いました。
 調べると、JR東日本の駅のATMコーナー「VIEW ALTTE」を使ってオートチャージの設定の変更ができるとのことです。
https://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/report/suica/index.jsp
 某駅を利用したとき、VIEW ALTTE を使ってみました。タッチスクリーンで指示できます。使い方は簡単です。ところが、オートチャージの設定変更を指示すると、カードを入れるように案内が出るのですが、カードを入れても差し戻されてしまうのです。2回やって2回ともそうなったので、あきらめました。
 その後、乙はビューカードの問いあわせ窓口に電話して聞いてみました。
http://www.jreast.co.jp/card/guide/inquiry.html
 すると、カードに貼り付けてある磁気テープが弱っているのではないかというのです。
 使い始めてから1年ちょっとですので、やや信じがたいですが、ふだんは Suica としてしか使っておらず、磁気テープのお世話になることがないので、もしかしたら最初から問題を抱え込んでいたのかもしれません。しかたがないので、新しいカードを送ってもらうことにしました。新カード到着まで、Suica カードが使えないことになります。乙は他にも PASMO カードを持っているので、当面はそちらを使うことにしました。
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posted by 乙 at 05:32| Comment(1) | TrackBack(0) | 消費生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月04日

国債の低金利を見て

 日本の個人向け国債の低金利は何とかならんものでしょうか。
 じゅん@さんが、2010夏の個人向け国債の利率についてブログ記事をお書きです。
http://www.lay-up.net/archives/blog-entry-809-1006022044.html
 相変わらずの低金利です。
 これだったら、定期預金の方がマシなんじゃないかと思います。
 乙は、過去に定期預金もしてきました。
2009.12.8 http://otsu.seesaa.net/article/135002513.html
2009.9.25 http://otsu.seesaa.net/article/128785028.html
2009.6.1 http://otsu.seesaa.net/article/120590919.html
 6月のボーナス時期を迎えて、各銀行が(いや、たくさんの銀行でなくていいので1行だけでいいのですが)キャンペーンなどをやってくれるとありがたいと思います。
 ま、乙の場合は、前回の定期預金の預入額が大きかったので、今回はスキップしますが。

 乙は、自分のポートフォリオを考える際に、債券と定期預金は一緒にして考えています。
 債券は価格が上下するのでリスクがあり、定期預金は固定金利ですからリスクがないという意味で別のカテゴリーなのでしょうが、債券だって償還期限まで保有すれば固定金利と同じことです。
 定期預金は、個人の場合、1000万円まで預金保険で保護されますから、債券と同様の性格を持つと思います。
 債券と定期預金を別物として扱うのは、大きな資金を扱う会社などの大手であって、金融資産をさほど持たない(1億円以下くらいの?)個人としては、同じに扱っていいのではないかと思っています。
posted by 乙 at 05:11| Comment(3) | TrackBack(0) | 債券 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月03日

国際分散投資の勧め

 日経新聞6月2日朝刊の17面、コラム「大機小機」欄に、「国際分散投資の勧め」と題する次のような記事がありました。内容のあらましです。乙が要約しました。
 日本の個人投資家の金融資産は円建て資産に集中投資している。ざっと見積もって、97% にもなる。外貨建て資産には為替リスクがあるが、円建て資産にもリスクがある。日本の累積財政赤字はギリシャを超えており、現在の日本は経済的、政治的に問題が多く、財政上もリスクがある。したがって、個人の金融資産は海外投資の比率を上げることが望ましい。

 趣旨はわかります。
 しかし、本当に、そんなに円建て資産に集中しているのでしょうか。
 どこかの統計資料を調べれば、それも確認できるでしょうが、まあそれは可能な人にやってもらいましょう。
 個人投資家としては、「海外分散投資」を心がければいいのです。
 乙の場合、最近も自分のポートフォリオを示しましたが、
2010.6.2 http://otsu.seesaa.net/article/151849981.html
それなりに海外の資産が組み込まれています。円だけでは不安ですし、将来、海外に住むこともあり得ると見ているので、外貨も持っていていいのではないかと考えています。
 そんなことよりも、世界中のあれこれに投資するとなれば、必然的に海外資産(外貨建て資産)の割合が高くなります。日本の円建て資産は、どうでもよくなります(ちょっと言い過ぎですが)。それが個人投資家の取るべき道ではないかと思います。
ラベル:国際分散投資
posted by 乙 at 04:18| Comment(12) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月02日

5月末のポートフォリオ

 久しぶりに、乙のポートフォリオを確認してみました。
 前回は、2009年10月にチェックしています。
2009.10.10 http://otsu.seesaa.net/article/129934742.html

2010.5 の現状
《2010.5》合計アメリカヨーロッパ日本新興国
株式
48.95%
15.02%
7.37%
8.80%
17.76%
債券定期
27.90%
6.53%
6.35%
8.32%
6.70%
不動産
5.07%
ヘッジ等
5.42%
預貯金
12.66%


 今回は、定期預金を債券とひとまとめにして「債券定期」として集計するようにしました。「預貯金」は普通預金や MRF のことです。
 7ヵ月経っても、ポートフォリオはあまり大きく変わっていません。
 この間、アメリカ株やヨーロッパ株を買い増したりしたはずなのですが、ヨーロッパ株の下落で、そういう努力もどこかにいってしまいました。
 このポートフォリオを見ると、ヨーロッパ株と日本株が比率が低いようですので、そのあたりを今後買い増していきたいと思います。
 しかし、時間がなくなってくると、こんなこともチェックできないのですね。
 ましてや、アクティブな投資などは、とうていできないものとあきらめざるを得ません。
続きを読む
posted by 乙 at 04:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 投資方針 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月01日

HSBC 香港から eStatement に関するメールがきて

 乙は、HSBC 香港で eStatement をもらうような設定にしています(たぶん)。
2010.1.11 http://otsu.seesaa.net/article/137955589.html
実際は、そんな手続きをしたかどうかについては、まったく記憶がないのですが、サイトにログインすると、毎月、eStatement がたまっていくのがわかります。今まで(今でも)HSBC 香港から毎月 statement を紙で送ってきていましたが、電子媒体でも配布しているということです。
 さて、最近、HSBC 香港からメールがきました。eStatement がメールで送られてきたのです。
 メール本文には、以下のように書いてありました。

>Dear Customer,
>
> Thank you for using HSBC's eStatement and eAdvice Service. Please find the attached eStatement/ eAdvice containing information on your recent transactions with us.
>
> For security reasons, the attached eStatement/ eAdvice is password-protected. Please use your eStatement and eAdvice password* to open it. Please save and retain a copy for your future reference.

 というわけで、パスワード付きなのですが、これが困りました。乙はパスワードを設定した記憶がないのです。記録もありません。その場合は、かくかくしかじかの方法でパスワードを入れればいいとメールに書いてあったのですが、その通りにやっても、添付ファイルは見られませんでした。
 ということは、やはり、自分で何かパスワードを設定したのでしょうか。普通は、そういうのを設定すれば、忘れることを防ぐために、パソコン内のファイルに書き出しておくのが乙の習慣なのですが、……。
2007.5.22 http://otsu.seesaa.net/article/42496043.html
 ともあれ、HSBC 香港にメールで聞いてみました。毎月、自分のアカウントに追加されていく eStatement と同じものがメールで送られてきているだけなら、読まなくても特に問題にはなりません。少なくとも数ヶ月にいっぺんはサイトにアクセスして、現状を確認していますので。

 あ、ふと思い出しました。乙がよく使うパスワードの一つを試してみたらファイルのオープンができました。
 やれやれ。
 最近は忘れっぽくなってきていけません。乙が記録をし忘れたようです。
 さっそくパソコン内のファイルに記録しておきました。
posted by 乙 at 05:10| Comment(3) | TrackBack(0) | 金融機関 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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