2009.12.23 http://otsu.seesaa.net/article/136084374.html
さて、さきごろ、韓国で統一地方選挙がありました。そこで若者が大挙して投票に参加し、結果的に与党が惨敗したというのです。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3653
この記事は二つの点でたいへん興味深いことでした。
第1に、若者が選挙に行って自分たちの意思を示すことで世の中が変わるという実例であることです。
徴兵制があり、いつ何どき戦争が起こるかわからない韓国と、徴兵制がなく、何かといえば自衛隊と米軍におまかせの平和(ボケ)国家・ニッポンでは、状況は大いに異なると思います。韓国の兵役の義務はそれはそれは厳しいものでしょう。実戦に巻き込まれることは当たり前のことです。投票時には、そういうことを考慮して投票したのでしょう。
それにしても、若者が大挙して投票することで、こんなにも結果が違ってくるというのは痛快です。
日本でも、そうならないものでしょうか。
まもなく参議院選挙があります。若者の投票率が10ポイントくらい違ってくれば、相当に変化がありそうに思うのですが、どうでしょうか。
1票の格差をなくすことも、同様に、忘れてはならないことですが。
第2に、このような若者の行動がツイッターで起こり、増幅されて広がったという点です。
日本はネット選挙の後進国ですが、早く解禁してほしいものです。ツイッターでも何でも使いながら、候補者に関する情報がどんどん流れ、その中で有権者が判断していくというプロセスが大事です。街宣車にスピーカーを積んで騒音をまき散らし、候補者が白手袋をはめた手を振ることが選挙運動だというのでは、あきれてしまいます。一体いつの時代の選挙なんでしょう。