2010年06月20日

緊縮財政が頭脳流出を呼ぶ?

 乙が Newsweek 日本版のサイトで見かけた記事です。
http://newsweekjapan.jp/stories/world/2010/06/post-1350.php
 ギリシャは、今回の金融危機の影響で、緊縮財政路線を歩まざるを得ないわけですが、その結果、高学歴の若者が欧米諸国に職を求める傾向がいよいよ強まりそうだという記事です。
 外国留学者は帰国しない道を選ぶとのことですが、若者の失業率が 25% にも及ぶということでは、それもまたしかたがないのかもしれません。
 ひるがえって、日本も、ギリシャと同様の道をたどる可能性があります。
 日本企業が新卒者ばかりを採用するような求人を続けていると、いつかは若者に強烈なしっぺ返しをくらうでしょう。
 少子化の傾向は、人々の考え方の反映です。子供をもうける時期の親たちが日本(その将来像)をどう見ているかを物語っています。明るい未来がないわけです。
 少子化をさらに加速させるのが、頭脳流出の話です。ギリシャで現実に起こったことならば、日本でも同様のことが起こる可能性があります。
 その場合、日本人の若者は、欧米で働く道を選ぶよりはアジアで働くのでしょうね。
 どこで働こうとも、日本で働かない(したがって日本に税金を払うこともない)ことは同じです。
 放漫財政を続けていったとき、日本の破綻がどういう形で起こるのか、よくわかりませんが、大量の頭脳流出もその一形態と見ることができるのではないでしょうか。親世代が日本を見捨てるのではなく、若者世代が日本を見捨てるというわけです。その結果は、……さらなる少子化の進展です。子供を産む世代が日本から流出していったら、子供がますますいなくなるのは当然です。


posted by 乙 at 05:13| Comment(1) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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