http://agora-web.jp/archives/1060919.html
というものです。
個人で香港・シンガポールに銀行口座を開設する日本人は、現地の銀行にとってはどちらかといえば「招かざるお客様」だとのことです。それはそうかもしれません。運用資金はさほど多くなく、現地の銀行にしてみれば、儲けが出にくいでしょう。
矢澤氏は「銀行側がすすめる金融商品や保険商品には見向きもせずに、インターネットを通じてせっせとご利用されます。」と述べていますが、これは個人投資家として当然の行動であるようにも思います。
「銀行側がすすめる金融商品や保険商品」が、本当に個人投資家のためになるかといわれれば、たいていはそんなことはないのではないでしょうか。なぜそういう商品を勧めるかと考えれば、やはり、それを売ることが銀行側の儲けにつながりやすいからではないでしょうか。
記事中では、マネーロンダリングの手段として、海外の銀行を利用している例があるという話が出てきますが、それらがマネーロンダリングの手段かどうかは銀行側と口座を保有している側との間の相談で解決してもらいましょう。
通常の個人投資家としては、ここに当てはまるような送金パターンに当てはまることは少ないと思われますので、あまり気にしないでもいいでしょう。
一方、口座開設者が死亡した場合の処置は、これまた口座開設者がきちんとしておくべき問題です。乙も、そこはまだきちんとしていませんが、そのうち、きちんとしておこうと考えています。(もっとも、そういう発想が危ないのであって、今すぐにでも死ぬ可能性があるといわれれば、それはその通りですということになります。)
なお、相続時に法制度上いろいろな問題があるというのは、乙が知らなかったことです。