中国の格安航空会社(LCC)である春秋航空が、上海と茨城空港を結ぶチャーター便を就航させたとのことです。今はチャーター便でも、10月以降は定期便に移行する計画だとのことで、中国人の日本観光旅行にはもってこいとなりそうです。
チャーター便ですから、団体旅行客向けが原則ということになりますが、日本の個人客にも利用の道が開かれるでしょう。
日経新聞の記事によれば、個人の片道で 200 元(約 2,600 円、税金は含まず)とのことです。さすがに LCC だけのことはあります。上海から日本まで飛んできてこの価格なのですね。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00181569.html
によれば、定期便化する際は、往復 4,000 円にしたいとのことです。
こういう価格を聞くと、日本航空にしても、全日空にしても、高いなあと思ってしまいます。上海便は5万円前後ですし、国内を飛ぶだけで万単位の運賃ですからねえ。
JAL も ANA もいらないから、世界の LCC に日本に乗り入れてもらって、国内線の運行もすべて任せてはいかがでしょう。観光客やビジネスマンたちの大きな味方になりそうに思います。
あ、JRのグリーン車のような感じで、JAL 便や ANA 便を残しておいてもいいです。国会議員をはじめ、お偉いさん方がきっと利用するでしょう。文字通りのプレミアムシートが実現し、それなりの需要もあることでしょう。
ベンツに乗ることが安全で楽でいい(それだけの金を払う価値がある)と考える人もいるでしょうが、一方では、クルマで移動できるならカローラで十分と考える人もいます。乙は、断然後者です。
現在の日本の航空会社および航空行政では、そういう選択肢がほとんどない(ごく一部あるようですが)という点が問題です。
関連記事:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100728-00000016-scn-cn
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0728&f=national_0728_034.shtml
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