2010年08月06日

上杉隆氏の発言の意味がわかりません

 乙は「週刊 上杉隆」の7月29日の記事
http://diamond.jp/articles/-/8903
を読みました。第1ページです。
 しかし、上杉氏のいっていることの意味がわかりませんでした。
 上杉氏が政治家3人の発言の共通点を取り上げて、3人がそれぞれ何回も取材を断っていることを「取材を受けていない」と表現することをとがめている点です。上杉氏は「その場合は「インタビューを受けていない」「取材を受けていない」と言うのではなく、「取材を断った」「取材を拒否した」というのだ。」と述べていますが、乙は上杉氏の議論の方が間違っているように聞こえます。
 「取材を受けていない」というと「取材申込を受けていない」と受け取られてしまうのでしょうか。そんなことはないと思います。取材を受ける側が取材を断れば、取材する側としても取材はできないわけで、つまりは「取材」はまったく行われていないわけです。それを「取材を受けていない」と表現しても、別に「強弁」とは思いません。取材されていなければ「取材を受けていない」と表現していいのではないでしょうか。同義表現はいろいろあります。「取材されていない」「取材されたことはない」「取材は成立していない」「取材はなかった」などなど、どれを使っても問題はないように思います。
 もちろん、「取材を断った」や「取材を拒否した」と表現してもいいですが、どちらを使うかは使う側の判断でいいのではないでしょうか。
 上杉氏が20回も30回も取材申込をしても、申込をされた側が応じなければならない理由はないわけで、いろいろと忙しかったりすれば(あるいは他の理由でも、理由なしでも)、断ってもいいと思います。
 取材を申し込んだ側が「取材を断った」「取材を拒否した」と書いても何ら問題はありません。
ラベル:上杉隆 取材
posted by 乙 at 05:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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