3年もすれば、ハイブリッド車(HV)か、いっそのこと電気自動車(EV)かも、などと夢を描いています。
そんな中、ダイヤモンドオンラインで気になる記事がありました。「走行条件によって大きく変わる電気自動車のタブー「航続距離」の正体」
http://diamond.jp/articles/-/9038
というもので、桃田健史氏の執筆によるものです。
一番気になったのは、電気自動車は航続距離が意外に短いのではないかということです。聞いた話ですが、フル充電で 100km ないし 200km くらい走れるものと思っていましたが、条件によっては、70km くらいになってしまうというのです。これでは実用性に乏しくなります。1日数百キロくらい走ることはありますし、そのたびに給油ならぬ給電をやっていては、めんどくさいことになります。
記事中の電気自動車のレースで「完走できないかも」などということばを見ると、いよいよ疑惑が高まりますが、それにしても、桃田氏は記事中に肝心要のレースの走行距離を載せていません。
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=4&no=28144
によれば、1周 2.4km のコースを21周するそうですから、50.4km の距離です。これが完走できないということは、つまり、フル充電でも 50km が走れないということです。いやはや、いやはや。
電気自動車の場合、ガス欠ならぬ電欠になったときでも、どこかで気軽に電気をもらってくるわけにいきません。ガソリンならば、近場のスタンドで2リットルか3リットルくらい買って、自分でクルマのタンクに流しこんでやれば、当面は動きます。あとはガソリンスタンドまで走って、そこで給油すればいいわけです。
そんなことを考えてみると、電気自動車は、まだまだ発展途上の技術で、当面はハイブリッド車を考えておいたほうがよさそうです。