乙は JBPress で見かけました。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4208
石紀美子氏の執筆によるもので、「「住宅ローンなんて放り出せ」、米国で「夜逃げ屋」が続々登場」というタイトルが付いています。
「投げ出し」はよくないことですが、しかし、住宅価格が大幅に下落した場合、「投げ出し」も大いにあり得る戦略の一つでしょう。
特に、アメリカの場合は、ノンリコースローンですから、「投げ出し」がやりやすいように思います。逆にいえば、日本では、「投げ出し」をしても、結果的に債務が残り、あまり意味がありません。日本でもバブルがはじけた後、住宅ローンの返済ができずに破産する人がたくさん出たりしましたが、日本式の住宅ローンは、全責任と全リスクを、金を借りる人に押しつけるもので、借りるには相当な覚悟が必要なのです。まあ、そこまで覚悟しないでひょいと住宅ローンを借りている人が多いのが現実ですが、……。
日本の場合でも、アメリカ式リセットをしたいと思っている人はたくさんいることでしょう。