2010年11月01日

総務省家計調査

 ダイヤモンドオンラインで野口悠紀雄氏の「人口減少の経済学」を読みました。
http://diamond.jp/articles/-/9908
そこに、総務省の家計調査の結果が引用されて図表1が載っていました。
 とってもわかりやすい表です。
 もとの調査(たとえば
http://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/h21_sokuhou.pdf
などが典型でしょうが)よりもずっといいです。端的な傾向が1枚の表にまとめられています。
 しかし、ちょっとわかりにくいところがあります。それは、貯蓄の欄ですが、2点あります。
 第1に、「株式・株式投資信託」は「有価証券」の内訳であり、少し右側にずれて書かれているものの、それがはっきりしないという点です。
 第2に、貯蓄の欄の「定期性預貯金、生命保険など、有価証券」を足し算しても、「貯蓄」の金額と全然合わないということです。もとの総務省のページと突き合わせると、わかります。実は、通貨性預貯金(普通預金、ゆうちょ銀行の通常貯金)と金融機関外(社内預金など)がばっさり落ちているのです。このため、下の方の「比率(%)」を足しても100よりずっと小さい数値になってしまいます。
 ちょっとミスリーディングな表かもしれません。

 それにしても、1枚の表ですが、今の日本の現状を年齢別によく描き出しているなあと思います。持ち家率、年間収入、貯金と負債などを通して、人間の一生が見えてくるような気がします。乙の今までの経験、息子の経験などを合わせてみると、この表に近い感じがします。

 また、乙の個人の例を当該年齢層にあてはめることによって、「平均からのずれ」も見えます。
 乙の場合は、年間収入が多く、貯蓄が多く、負債が少ないということです。
 貯蓄の内訳では、定期性預貯金が少なく、生命保険がなく、有価証券が圧倒的に多いという偏りがあるわけです。
 もとの総務省の資料で貯蓄現在高が 3000 万円以上の層を見ると、以下のようになっています。貯蓄現在高が 5428 万円、その内訳では、金融機関が 5320 万円、金融機関外が 109 万円。金融機関の内訳は、通貨性預貯金 805 万円、定期性預貯金 2428 万円、生命保険など 1083 万円、有価証券 1003 万円です。
 乙の場合をこれと比べると、定期性預貯金が少なく、生命保険がなく、有価証券が圧倒的に多いという偏りがあることは同じです。
 乙は、日本の平均から見ると、かなり好みが偏っていることがわかります。
posted by 乙 at 05:25| Comment(3) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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