2010年12月12日

日本の法人税と租税特別措置

 乙は、池田信夫氏の記事を読んで、驚きました。
http://www.newsweekjapan.jp/column/ikeda/2010/12/post-263.php
 日本の法人税率が高くて企業が海外に逃げていくと思っていましたが、実は、租税特別措置が多くて、実効税率はそんなに高くないというのです。
 租税特別措置が 648 種類もあると聞くと、いやはや、大変なことだと思います。
 もちろん、一つ一つは、業界団体の陳情から国会審議を経て決められたものでしょうが、それにしても、こういうしくみが全体として日本のあり方に歪みをもたらしているわけですね。
 いっそバッサリできればいいのでしょうが、今の民主党政権にはその力がないので、数年(もしかして数十年?)先を期待するしかないでしょう。
 日本をどうしたらいいか、あちこちでさまざまな処方箋が書かれているのに、何一つ解決されていないままです。こうやって日本が沈んでいくのを見ているのはつらいものです。
 国民のできることは選挙で投票することだけなんでしょうか。数年先に総選挙があるにしても、そのとき、自分の選挙区に信頼して投票できる政治家がいるのでしょうかねえ。ホント、悲観的になってきました。
posted by 乙 at 03:03| Comment(7) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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