2010年12月13日

資産運用の必要性

 乙は DIAMOND ONLINE で、野口悠紀雄氏の「これからの高齢化社会では、インフレに備えた資産運用が必要になる」
http://diamond.jp/articles/-/10417
を読みました。
 高齢化に伴って、資産の運用が重要な課題となる。労働して勤労所得を得ることよりも、それまで蓄積してきた資産を適切に運用して財産所得を得ることのほうが重要な課題になるのだ。これは、個々の家計にとっても、国全体にとっても言える。

 何となく、「働いて賃金を得て生活する」ことを基準にして考えてしまいますが、乙はもう50代で、これから先、そんなに長く働けるわけでもありません。個人レベルで考えても、「働くこと」よりも資産運用で生活していく方に考え方をスイッチしていく必要があるのかもしれません。これは、自分の人生を考える上で大きな発想の転換です。
 なぜ、インフレに備えるべきかというと、野口氏は、国の借金がもう返せないところまで来てしまったからだとしています。この見方は乙も賛成です。遅かれ早かれ、インフレでしか解決できないものと考えます。
2010.11.9 http://otsu.seesaa.net/article/168776374.html
2009.5.3 http://otsu.seesaa.net/article/118371423.html
 それが普通のインフレで済むのか、ハイパーインフレになるのかは、わかりません。
 いずれにせよ、大変動です。その大波をかいくぐって生き延びなければなりません。その意味でも、資産運用は重要だということになります。

 なお、資産運用の必要性を主張すると、日本企業が海外に逃げ出していくようなことがあっても、あまり心配せずに、そこに投資していればいいということにつながります。
 乙は、それで本当にいいのか、まだ自信がありません。
ラベル:資産運用
posted by 乙 at 05:11| Comment(6) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする