2010年12月29日

退職後の貯金の取り崩し

 Bloomberg Businessweek の Chris Farrell 氏の記事が日経ビジネスオンラインに出ていました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20101224/217708/
退職後の貯金の取り崩しの問題です。
 アメリカの伝統的な考え方では、毎年 4%(と物価上昇率)の引き出しならば30年の間貯蓄が持つということです。ただし、株式などを 60%、国債などを 40% というポートフォリオの場合だそうです。
 しかし、投資環境の悪化が続けば、3% あるいは 2% にするのが現実的だという計算をしています。ここは乙がよくわからなかったところです。リタイヤ後の生活をはじめる時点で資産の全額をキャッシュにしておいて、最初の資産総額の 3% ずつ使っていけば33年持つのは当たり前です。
 つまり、最初から投資をやめ、全額を定期預金とかにすればいいのではないでしょうか。
 しかし、インフレがあったり、為替の変動の影響があったりして、全額キャッシュで持っていても不安だという場合は、投資しておくしかありません。
 退職後、投資をどうするかという問題も考えておくべき問題かもしれません。
 乙の場合、老後は、日々の生活を節約すれば、年金だけでも何とかなりそうな気もしています。(甘いかな?)自分の老後がどうなるか、わかりませんが、年金に加えて資産の 1% ないし 2% を毎年取り崩せば、普通に生活していけそうです。3% 取り崩せば、かなりリッチな生活が楽しめそうです。あくまで現時点での想像に過ぎませんが……。
ラベル:退職 取り崩し
posted by 乙 at 04:20| Comment(4) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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