http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview110104.html
を見ました。
日本一のおもてなしを信条とする伝統の旅館「加賀屋」
http://www.kagaya.co.jp/index.php
が台湾に進出です。日本では、今や、大企業でなくても、どんどん海外に進出していく時代になっているのですね。ある意味で頼もしく感じました。
それにしても、台湾人女性の客室係の「教育」は大変なようです。番組では、日本人の教育係が日本語で指示して台湾人客室係から理解されていたようだったし、日本語が話せる客(台湾人でも!)には客室係が日本語で応対するという方針のようですから、はじめから日本語能力のある人を大量に集めたはずです。となると、給料は一般の台湾人よりも高くなります。
テレビで見た限りでは、それなりの容姿の若い女性を採用しているようでした。(メイクの影響もあるとは思いますが)平均的な台湾人女性よりはずっときれいです。となると、これまたコスト高です。給料を高くしないと容姿のすぐれた人は採用できません。
そして、彼女らを3ヵ月くらい客室係として仕込むわけです。着物の着方や座り方から始まって、畳の上での歩き方、食事の出し方など、日本流のもてなしのすべてです。この間も彼女らに給料が支払われるのでしょうか。たぶんそうなんでしょうね。さもないと彼女らが生活していけないですからね。
一番問題になるのは、研修期間が終わって、その段階で辞めてしまわれることです。加賀屋にとって大変な損失です。それを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。客室係と加賀屋とは、どういう契約形態になっているのか、乙は気になりました。研修期間中は給料を安くしておくのでしょうか。ま、外国への進出のノウハウの一種ですから、テレビ番組の中でそれを明示してしまうことはできなくてもしかたがありませんが。
番組を見たあと、乙は、台湾に行ったら加賀屋に泊まってみたいと思いました。あ、富裕層でないから背伸びのしすぎでしょうか。
参考記事:
http://www.kagaya.co.jp/information/detail.php?id=143
http://www.kagaya.com.tw/(中国語繁体字)
http://blog.goo.ne.jp/beijing-japanese/e/54788cc2250aec0914065a360cb2270c