これも、「投資」とはいえ、実際は寄付みたいなものです。みんながお金を出し合って、好きな本を出版してもらうという話です。
乙が投資したのは『セカンドクラスの添乗員』です。その昔、メルマガとして読んでいて、とてもおもしろい内容だと思ったのでした。
今回、ドリームブッククラブから配当があったのは 306 円です。この調子では、配当の合計金額は1万円には届きそうもありません。つまり、乙は損をするということです。でもいいのです。応援したい人を応援する。こんなことを通じて自分のお金が有効に使われるのですから、それでいいのです。
振込があったころに、配当の明細がメールで送られてきました。
書籍タイトル | 定価 | 出荷数 | 販売数 | 返本数 | 払済配当 |
【電子】セカンドクラスの添乗員 | 380円 | ― | 100冊 | ― | 38円 |
【文庫】セカンドクラスの添乗員 ラストツアー | 560円 | 7,820冊 | 3,574冊 | 4,171冊 | 2,001円 |
【文庫】セカンドクラスの添乗員 | 560円 | 8,715冊 | 4,889冊 | 3,746冊 | 2,737円 |
セカンドクラスの添乗員 ラストツアー | 1200円 | 4,938冊 | 2,206冊 | 2,712冊 | 2,647円 |
セカンドクラスの添乗員 | 1200円 | 4,867冊 | 3,199冊 | 1,660冊 | 3,838円 |
おや、配当の合計を計算してみると、11,261 円です。
そうそう、思い出しました。乙は2冊(2種類)分として2万円を出資したのでした。出資と思っていなかったので、金額をきちんと記録していませんでした。(過去のメールを調べて確認しました。)
自分のお金が世の中に回っていくというのはこういう感覚なのですね。何かうれしい感じです。
この話が、1万円でなく、数十万円から数百万円になると、「寄付」ではなく「投資」という感覚になってきます。
株式を買うときも、こんな感覚で買うことができたらいいのですが、金額が大きくなると感覚が違ってしまうのですね。自分の持っている資金を全額寄付するつもりなら、それでいいのですが、老後の資金として使うと考えると「全額寄付」というわけにはいきません。だからこそリターンを求めて投資することになるわけです。
考えてみると、寄付と投資はけっこう近いものがあるのかもしれません。
ラベル:ドリームブッククラブ