2011年04月08日

太陽光発電システムを導入するか(1)

 3月の話ですが、乙の自宅に電話があって、太陽光発電を導入しないかということでした。
 ちょっと興味があったので、営業マンに来てもらって、話を聞きました。
 3kW ほどの発電が可能で、工事費込みの設置費用が 280 万円ほどだそうです。東電に売る電気が1年で 30 万円弱になるので、10年ほどでもとが取れるというふれこみでした。
 10年であれば、大いにけっこうなことです。
 乙は食指が動きました。
 10年でもとが取れるなら、その後は? はい、設置者の丸儲けです。
 何年だったか、保証がついて、その間の故障や事故などには全部無料で対応してくれるとのことです。
 そんなうまい話があるでしょうか。
 ネットで検索してみると、
http://ecolifejp.fc2web.com/reform/
というサイトがありました。自分で太陽光発電を導入した例で、大変参考になりました。
http://ecolifejp.fc2web.com/reform/manual-1.html
の中で気になるところをメモしてみました。以下のようなことが書いてあります。
・1社だけで決めずに必ず相見積もりを取ること。
特に訪問販売の場合、絶対にその場で契約しないこと。
 →良くあるセールストーク:「今日決めてくれたら10万円値引きします」
  →それで50万円損することもあります。
  契約を急ぐのは買い手に十分考える余裕を与えたくないからです。
  しっかりした会社の営業は契約を急ぎません。しつこくもないです。
  即決を迫る業者はやめた方が無難です。

・メモを取ろう!
 最近、よく聞く話は、オール電化&太陽光発電の営業マンが説明の時に書いた資料を置いていかずに持って帰ってしまうことです。
 詳しい資料もないのに、どうやって検討しろっていうのでしょうか???
 どうも、「不実の告知による契約取消」が増えてきているためのようです。
 つまり、経済効果などをオーバートークすると、それを理由に取消ができるのですが、その証拠を残さないためではないかと推測します。
 「売電が1万円いくって言ったじゃないか!」 「そんな事は言っていない」
 言った言わないの水掛け論にならないように、自分でもメモを取ることをお勧めします。
 そもそも、見積書、経済効果の計算書等を置いていかない業者は怪しい!

・「補助金の枠が残り少ない」、「補助金分を値引きします」は要注意
 契約を急がせるために「補助金の枠が残り少ない」というセールストークをする業者がいます。正しい場合もありますが、ウソの場合も多々あります。募集期間も含めて、自分でちゃんと調べましょう。
 また、「補助金分を値引きします」というトークにも注意。補助金の募集が終了している場合は本当にラッキーかもしれませんが、まだ募集しているのにこのセリフが出てきたら、補助金分値引きする前はボッタクリ価格の可能性もあります。

第1点目と第3点目:営業マンによれば、3月末日までに決めてくれれば、22年度の国の補助金(21万円ほど)に相当する金額を値引きしますとのことでした。
第2点目:営業マンは、発電量の予測、東電への売電の価格など、メモ用紙にあれこれ数字を書きながら説明してくれたのですが、最終的には工事を含めた設置費用の明細入りの見積書をおいていっただけで、メモは持ち帰ってしまいました。

 営業マンの態度があまりにもこの記述にピッタリだったので、すぐに契約することは断念し、新たにネットを通じて
http://www.taiyoukou-mitsumori.com/
5社ほど見積を取ることにしました。
 じっくり考えて、最適な契約を目指します。
 もちろん、補助金もきちんと受けるつもりです。(あるかどうかは不透明ですが。)
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ラベル:太陽光発電
posted by 乙 at 05:39| Comment(4) | TrackBack(0) | 消費生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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