2011年10月16日

楽天銀行から携帯電話メールアドレスの登録のお願い

 先日、乙のところに楽天銀行からメールがありました。
最近、悪質なスパイウェアを使って、お客さまのパスワードや暗証番号を不正
に盗視・取得する事件が問題になっています。預金や個人情報を盗まれる被害
が発生しているとの報道もあります。

当行のお取引をより安心してご利用いただくため、当行とお取引の際にご利用
いただくメールアドレス(サービス用メールアドレス)に、お取引通知メール
を速やかにご確認いただける携帯電話のメールアドレスをご登録いただくこと
を強く推奨いたします。

※現在、パソコン用メールアドレスを登録されているお客さまは、
 携帯電話メールアドレスの追加登録をお願いいたします。

 乙の場合は、ケータイをあまり使っておらず、メールが着信しても気がつかないことが普通です。1〜2日して、ケータイを見て「あ、メールが来ていた」というような感じです。
 パソコンのアドレスのほうは、しょっちゅうチェックしており、パソコン画面が見られないときは、会議中だったりして、ケータイ画面も見られないときです。
 というわけで、楽天銀行からの「強い推奨」である「追加登録」は無視することにしました。

 だいたい、この通知では、ケータイメールならすぐ見るけれど、パソコンメールだと見るまで時間がかかるということが前提になっているように感じられます。
 人によって、この種の情報行動は異なるものです。
 ケータイメールのほうにすぐ反応する人もいるでしょうが、乙のように、そうでない人もいるのです。そういう個人ごとの事情を無視して、こういう連絡をしてくるということでは、若干不愉快になりました。
 そもそも、「強く推奨いたします」という表現が、押しつけがましいくせに謙譲語を使っていたりして、「慇懃無礼」の実例みたいなものに受け取れます。
 メールの文面では「お取引通知メールを速やかにご確認いただける携帯電話のメールアドレス」と言っているのであって、単なる「携帯電話のメールアドレス」とは書いていないので、まあ許せますかね。
 あ、もっとも、楽天銀行からこのメールが来たのが12日、乙がブログに書くのが16日ですから、メールを読むのに4日もかかっているようなものです。まあ、忙しくて、ブログを書く時間もないということの現れです。
タグ:楽天銀行
posted by 乙 at 16:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 金融機関 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月15日

マネー・ヘッタ・チャン(2011.4)『マッチポンプ売りの少女』あさ出版

 乙が読んだ本です。「童話が教える本当に怖いお金のこと」という副題が付いています。
 同じ著者の『ヘッテルとフエーテル』
2010.4.19 http://otsu.seesaa.net/article/146977431.html
を読んだことがあったので、ちょっと気になって読んでみました。
 童話仕立てで10個の話が出てきます。

 その1 検索エンジンの表示が社会に大きな影響を与えている話
 その2 文芸賞がどのように選ばれ、運用されているかという話
 その3 流行は、誰かが意識的に作っている場合があるという話
 その4 世界の貧困層への寄付の一部が別の用途に使われている話
 その5 マンションを買って損をする話
 その6 不動産の談合の話
 その7 保険(会社)の話
 その8 天下りの話
 その9 試験でゼーリシになった人がいじめられる話
 番外  国家破産の話

 童話仕立てとはいえ、子供が読んでも理解できないでしょう。いろいろな企業や政治家の名前が、正式なものでなくかなり形を変えて登場します。それが何を指しているかがわからないと、おもしろくも何ともありません。それがわかるということは、日本社会に関するある程度の知識がある人ということになります。
 それぞれの話は、業界の裏話的要素があり、おもしろく読めます。しかし、フィクションになっているので、迫力はありません。著者のせっかくの知識が活かされていないように思います。
 内容は、もっともだと思うところが多かったのですが、乙が、ちょっと違う考え方をしているのはその4の寄付の話です。
 某寄付集め団体の例が出てきますが、183.5 億円を集め、157 億円が海外にある本部に送金され、26.6 億円が活動費になっているということです。著者は、この活動費でりっぱなビルなどを持っていることを書いていますが、集めた資金の 15% ほどの経費率と考えれば、そんなものではないでしょうか。乙は、寄付をした全額が寄付先に行くとは考えていません。経費率が 50% くらいのこともあるのではないかと思っています。
 経費率を下げることは重要です。しかし、普通の個人が年収の1%程度を寄付するとして、経費をかけずにどこかに寄付をするというのはなかなかむずかしいことです。1億円を寄付する場合は、手段もあるでしょうが、1万円では、実質的に寄付集め団体を経由するしか手段はないのではないでしょうか。そこで一部を抜かれてもしかたがないと思います。
 もう一つ、番外編(special volume)も、「おや?」と思ったところです。預金封鎖と新円切替が起こるという話です。実際に 1946 年に日本であった話ですが、今後、こんなことが日本で起こるのでしょうか。政府が何をするのかはすべて国会で決められるようになっています。国会の議決なしに政府が個人のお金を巻き上げるようなことができるのでしょうか。国会で議論したら、議論の中身が公開されますから、預金封鎖も新円切替も意味をなさなくなります。まさか、1日で提案から可決まで行って、即日実施などということになるのでしょうか。そんなことをしたら、今まで政府が国民に説明してきたことは何だったのかということになります。こんな案に賛成した国会議員は次の選挙で全員が確実に落選します。そんな危険をおかして、国会議員がこんな決定をするものでしょうか。乙はありえないように思うのですが、……。


posted by 乙 at 03:35| Comment(6) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月13日

橘玲(2011.7)『大震災の後で人生について語るということ』講談社

 乙が読んだ本です。
 タイトルは、ちょっと中身を代表していないような感じです。本書の内容の一部の小見出しを本のタイトルにしたようなものです。
 本書に書いてあることは、日本の社会をどう見るかということです。多くの人によってずっと信じられてきた四つの「神話」を述べます。
・不動産神話 持ち家は賃貸より得だ
・会社神話 大きな会社に就職して定年まで勤める
・円神話 日本人なら円資産を保有するのが安心だ
・国家神話 定年後は年金で暮らせばいい
 その上で、そのような神話にしばられず、社会を眺め渡すと、違ったものが見えてくるわけです。その結果、本書はある意味での人生指南書の様相を呈しています。
 おもしろいといえばおもしろいと思います。神話は神話ですから、信じられているだけで、「正しい」ものではありません。この四つの神話が崩れると、多くの日本人はどうしたらいいか、わからなくなりそうです。
 しかし、橘氏の過去の著書を読んできた人間には、あまり新鮮味がなかったかもしれません。著者がそう簡単に主張を変えるはずもなく、どんどん著書を出していけば、いつかは似たような著書が複数存在することになるでしょう。しかし、重要なことは何回も聞くことが望ましいことです。過去の著書と同じような記述があったからとして、「だから悪い」とはなりません。新しい著書には新しい読者がつくこともあると思います。


タグ:橘玲
posted by 乙 at 04:52| Comment(3) | TrackBack(1) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月12日

チャールズ・エリス講演会に参加して

 10月9日(日)にチャールズ・エリス講演会があり、乙は抽選に当たったので、参加してきました。
 13:30〜16:10 という予定で、有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11階)で開催されました。
http://www.saison-am.co.jp/seminar/shusai20111009.html
https://www.vanguardjapan.co.jp/content/seminar/ellis-seminar2011.shtml
http://www.asahi-hall.jp/yurakucho/access/index.html
 会場は 750 人ほどの入りで、ほぼ満席でした。
 セミナーは二つの部分に分かれ、第1部はチャールズ・エリス氏による「基調講演」でした。第2部はパネルディスカッション「簡単で有効な投資法とは?」で、モーニングスター・ジャパン代表取締役COOの朝倉智也氏がコーディネーターになり、パネリストとして、竹川美奈子氏(ファイナンシャル・ジャーナリスト)、中野晴啓氏(セゾン投信 代表取締役社長)、加藤隆(バンガード・インベストメンツ・ジャパン 代表取締役)の3人が登壇しました。
 エリス氏の語った内容については、水瀬さんがくわしいレポートをお書きです。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1844.html
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1845.html
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1846.html
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1847.html
 カン・チュンド氏も参加されていたという話です。
http://tohshi.blog61.fc2.com/blog-entry-1493.html
 エリス氏の話し方は、いかにも知識人というもので、大変聞きやすい英語でした。生の声を聞いて、こういう人かということがわかりました。
 さて、乙は、こういう講演会に参加してどう思ったか。
 語られた内容はもっともでしたし、その意味で有意義だったと思いますが、会場にいながら、何かしらけた感じがしていました。以前だったら、内容を決して聞き漏らすまいとして、一生懸命聞いていたと思います。しかし、今回はどうにも集中力が不足していました。
 後から考えてみると、自分なりの投資の方針なりがだいたい固まってきたことが影響しているように思います。
 日曜日の午後の数時間を使って、投資関連の講演会に出席する。それはそれでいいのですが、乙は、もっと自分の仕事に注力したほうがいいのではないかと感じました。そんなわけで、今後は、この種の企画があったとしても、申し込まないだろうと思います。
 念のため、断っておきますが、企画の内容が悪いわけではありません。自分自身が変わってきたということだと思います。
 会場では、資料入れとして Vanguard の布製の手提げ袋ももらいましたが、こういうのを使っていると、わかる人からは「あ、投資に興味を持っている人だ」とわかってしまいます。したがって、自分自身で再利用することはなく、つまりは、残念ながら捨てるしかないということになります。
posted by 乙 at 06:10| Comment(5) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月03日

コメントを書く際のペンネーム

 乙のブログに最近コメントがいくつか書き込まれました。
 特に問題とは思いませんので、掲載を許諾しましたが、実は、これらのコメントは IP アドレスが同じでした。つまり、同じ人が書いている可能性が高いと思います。同じパソコンを複数の人が使うケースもありますから、必ずそうだと断定するものではありませんが、同じ記事に対するコメントで、内容的にも深く関連していますから、同一人物からのコメントでしょう。
 なぜ、そのたびに別のペンネームを使うのでしょうか。
 乙は、ペンネームを書き込む人の識別のための標識だと理解しています。その意味では、同じ人が書き込むときは同じペンネームにするのが当然ということになります。
 コメントを書いた方のお考えを知りたいと思いました。
posted by 乙 at 17:58| Comment(8) | TrackBack(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする